下町っ子の上の空

好奇心が人一倍強く、見栄っ張りで、お人好しの下町っ子のBlogです。 ウンチクネタがくどいのがたまに傷ですが、お気軽にお立ち寄り下さい。

高田馬場

高田馬場 みつぼ

今日は「▲▲と博打は知らない人としてはイケない」の話です。 
 
私の取引先の部長で上村さんていう方がいます。
外観は小柄、身長は165CMもなく、髪の毛はかなりアメリカン、眼鏡をかけています。
しいていえば眼光が鋭いくらいで、どこにでもいるしょぼいオジサンです。

いつも仕事の後、立石の立飲み屋で飲み終電車で帰宅するのが日課です。
とある日、いつものように立石駅で終電車をベンチに座って待っていたところ、みるからにヤンキーっぽいお兄チャンが、弱そうなサラリーマンを見つけては因縁をつけています。

上村さんは絡まれるのを恐れて、ベンチの端のほうに体を動かし横向きに座り直しました。
すると蛇(じゃ)の道は蛇(へび)のとおり、このヤンキー君この上村さんの小賢(こざか)しい動きを目ざとく見つけ、上村さんにしつっこく因縁をつけ始めてきました。
上村さんは自分の腕時計に目をおとすと、終電車到着まで10分でした。
このまま我慢しようときめたのですが、ヤンキー君に足をつつかれたので翻心しました。

数秒後上村さんの目の前にこのヤンキー君が鼻から血を流しながら倒れていました。
なにがあったのでしょうか・・・
上村さんはヤンキー君に足をつつかれた後おもむろに立ち上がりハイキックをヤンキー君の右のこめかみにいれ、体が崩れてきた時に左の回し蹴りを左顎にきれいにきめていたのでした。
ヤンキー君は事態がわからず、血にむせびながらも“テメェ、なにしやがんで、タダじゃすまねえぞ”と叫びました。
上村さんは“お兄ちゃん、まだおかれている状況が分かってないようだね。あんまり訳の分らないこというと豆腐しか食べられない歯にしてあげようか、それともクサヤの匂いが分らないような鼻にしてあげようか”と畳み掛けました。
ヤンキー君はやっと事態が飲みこめた様で否定の意をこめて首を左右に振ったそうです。
上村さんは“お兄ちゃん、日本語はわかるんだな。それじゃ後で一悶着起こしたくないから自分を証明できるもの何かだせよ”といったところ、ヤンキー君がトンガッタ口をしたので、脇腹に蹴りが一発追加されました。

しばらく胸ポケットをまさぐった後ヤンキー君は学生証を上村さんに手渡しました。
上村さんはそれを手に取り、素早く写メで撮り返しました。
そして“仲間とつるんで仕返しをするようなことするなよ、お兄ちゃんの身元われているんだかなら!それとしないと思うけど警察に泣きこむなよ、こちらは正当防衛だからな”と言い終えたところに最終電車のライトが駅に滑り込んできました。
上村さんはそれに素早くとび乗り帰宅の途に着いたのです。
ホームには血だらけのヤンキー君が体をおこしてその電車を茫然と見つめていたそうです。

とうことで今日の話の伏字は分りましたよね、▲▲は喧嘩が正しいのです。
ちなみに上村さんは大学まで空手をやっており、大学三年の時は全日本三位なったほどの強者(ツワモノ)だったのです。


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今日は眼科で診察。
眼底出血はある程度まで治ったらそこから先は改善しないみたいです。
結構ショックですネ。
眼科に行くと診察のため瞳孔を散瞳させますので字が読めなくなります。
仕方ないので今日はその後取引先で打合せの後直帰です。
ということで珍しく居酒屋編です。

今日のお店は高田馬場にある「みつぼ」さんです。

住所: 東京都新宿区高田馬場4-4-34 OK第1ビル 1F
電話:03-3363-9094
定休日: 日曜日、祝日

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お店の外観です。

お店の惹句です。
平成元年、学習院下、神田川の畔3坪(みつぼ)5席でツブシタテ焼きトン炭火焼専門店として創業。

以来、当日絞めの焼きトン15種と刺盛、ミミガー等あらゆる部分の豚ホ〜ルモン料理にどっぷりはまるファンが続出!

魚刺、手づくり料理も充実。しかも焼きとん90円、バラエティに富んだ料理もお手頃価格。

一人で来ても良し。
グループで来ても良し。
軽く食べても良し。

それぞれのスタイルで愉しめる。


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メニューです。

それでは実食です。

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まずは「タン刺し」@350円です。
新鮮なのかedgeが立ってコリコリしています。
ポン酢風の酸味が効いたタレにニンニクとしょうがをおろした薬味がついています。
ポン酢で食べるのは始めてですが、意外にイケますね。

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「てっちゃん焼き」@380円です。
ホルモンの王道です。玉ねぎがイケますね。

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焼物、レバ、ハツ、カシラそれぞれ@90円/本です。
つぶし立てなので肉に癖がありません、さわやかな味です。

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締めのハラミ串@300です。これは肉汁が秀逸です。

今日の料金は上記食べ物に大生×1杯、ホッピー×1杯、中×2杯飲んで締めて¥2,340です。確かに安いですね!
つぶし立て焼きトンは始めてですが全て新鮮なせいか味がさわやかです。
個人的には熟成した肉の方が肉に味わいがあって私には合います。

それでは(^_-)

高田馬場 べんてん

今日は久々に持病の調子がよくないので会社を16:00頃早退して主治医のところへ診察に出向いたのです。ドクターに「なかなかすっきりとは治りませんね」といいますと、ドクターは「近視みたいな一種の体の癖だから、人生の悪友と割りきって長い付き合いしなくちゃ」と宣(のたま)っていました。成るほど成るほどと妙に納得してしまいました。

今日は家には誰もいなく一人飯の日なので、診察後は夕飯のことばかり思い巡らせていました。
私的には池袋の「蒙古タンメン中本」か高田馬場のつけ麺東京一?の「べんてん」にしようかと決めていたのですが「べんてん」は盛が多いらしく、先日千駄木の「つけめん哲」でメニューの内容が良く分からず400gのつけ麺を食べることとなったばかりなので、少し大盛についてはトラウマになっていたのでした。千千に心が乱れる中、最終的には初見参の「べんてん」にしました。
お腹ごなしに池袋から高田馬場までブラリしました。
べんてん1
途中見かけぬホテルがあったので、いつできたんだろうと考えていたら、な何と黒田清子様の マンションのエントランスでした。しばらく呆然とその威容を眺めていましたら出入りする人達が皆若く、小さな子連れ夫婦等もいたりしてあらためて昨今の富の偏在を強く感じたのであります。

今日のお店はつけ麺の雄「べんてん」です。
べんてん2
お店の外観です。風格がるといえば格好いいのですが・・・ちょっと歴史を感じさせる建物です(笑)

住所: 東京都豊島区高田3-10-21
電話:03-3208-3790
定休日:日曜日

べんてん3
今日の獲物は「辛つけ」@850です。
作るところをジーット見ていました。先ず初めにつけドンブリにかなり大量の砂糖を入れます。そして酢、胡椒、ニンニクを事務的にサクサクと入れ、妙に茶色っぽいスープを注ぎ込み、ネギ、メンマ、桜海老?(よく見えず)、辛ダレをさらにサクサクと入れ完了です。甘・辛・酸の割合はどうなっているのだろう、まさか掴(つか)みでやってないだろうなと不安に思いましたが、それは後で杞憂となったのでした。

べんてん4

べんてん5
350gの麺様です。最初お店の店員さんが隣の方の「中盛」を間違えて私のところに置いたのです。わたしはそれを見たとたんに食に対する闘争心が突然に消え失せ、腰を持ち上げこのお店を退散しようと考えたほどです…量が多すぎ(笑)
それと私はつけ麺は温盛が好きで温盛にしたかったのですが、お品書を見ても記載がなく誰か頼むのではと右顧左眄(うこさべん)していたのですが、結果誰も頼まなかったため冷盛となったのでした…これには残念(悲)
味は大行列ができるお店だけあってイケました。特にホロホロのチャーシュー、シャキシャキのシナチクは絶品でしたね。スープもトガッタ味で満足です。辛ダレが私の好きな頭を痺れさせる辛さではなく、喉にくる辛さなので今一でしたが、よくスープをひきしめておりナイスアシストでした。
しかしこのお店量が多いのは結構なのですが、常連の方が多いせいなのか皆がこの大塊(かたま)りの麺ををツルツルと長スピードで手繰るものですから、ついつい私も連られて長高速モードで食べてしまい、あまり味わって食べられなかったのは残念でした(笑)

それでは(^_-)

高田馬場 とんかつ とん太

今日は午前中人間ドックで午後は所用が有ったため会社はお休みです。
午後から奥様と池袋で待ち合わせして池袋界隈をブラリしながら所用を片付けたのです。

まず池袋から高田馬場まで移動します。
今日の獲物は東京で二番目に美味しいといわれている、旨いとんかつ「とん太」です。
とんかつ「とん太」


住所: 東京都豊島区高田3-17-8
電話:03-3989-0296
定休日:不明

店内に入ると可愛い豚君の歓迎です。
ぶた君


まずメニューです。
豚カツ一流店にしては結構値段がリーズナブルです。
とんた太メニュー


そして今日の獲物です。
お昼定食にしようか悩んだのですが、あまりしょっちゅう来れる場所ではないので上ロースかつ定食@1,500+ミニカキフライ@450(奥様と半分っこなので実質は@225です)にしました。

店主ご推薦の食べ方です。
とん太食べ方


味ですか、バカウマです。衣はサクサク軽く上品なパイ菓子です。ほのかな衣の甘さがタマリマセン。
とん太豚カツ


肉です。レアなのがわかりますよね。肉は豚肉ですが口の中でトロケます。こんな豚カツは食べたことがありません。本当に美味しい
とん太豚カツ肉


色々な食べ方がありますが、個人的には完全天然塩「鳳凰」が一番あいました。この塩で食べますと肉の甘さがすごく引き立ちます。
とん太塩


そしてカキフライです。
このカキフライは豚カツよりさらに美味しいのです。
とん太カキフライ


なんていっていいのでしょう、本当に海のミルクとはこのことなのでしょうね。
口の中にカキ肉、カキのエキス等の口福味がミッチリとツマッタったという感じです。これは奥様も絶賛でした。
ただものではありません、ここの料理・・・(拍手)
とん太カキフライ肉
ここの美味しさを聞き付け、先週は西武ライオンズのデーブ大久保が来店し舌鼓をうって帰ったそうです。

この後は清子様のマンションの前を通り鬼子母神までブラリです。
清子様のマンションの裏に学習院の高層学究棟ビル(地上12F)が建つようで、折角深い緑に囲まれたところにお住まいでございましたのに残念ですね。
そして鬼子母神は三遊亭好楽さんの娘さんである家入つぎ子さんが経営する甘味処「ひなの郷」に立ち寄りです。

住所: 東京都豊島区雑司ヶ谷3-3-14
電話:03-5952-1565
定休日:木曜日
ひなの郷店構え


鯛焼が名物です。
味ですか、笑点で日本一と紹介されたそうですが・・・以外にもとても美味しいのです。
イケますね。
ひなの郷鯛焼


特にアンコがツブツブ、ほの甘でいけました。
ひなの郷鯛焼アンコ


三遊亭好楽さんが飲む為に作られたバーカウンターですが、見渡す限りでは酒のアテがないような(笑)
まさか鯛焼でチョット一杯というわけではないと思うのですが不思議ですね
ひなの郷鯛焼バーカウンター
この後ろ姿の女性はつぎ子さんです。なにやら鯛焼の仕込が忙しくて振り向いてもらえませんでした(残念)

父親の関係で落語関係者の立ち寄りが多いようです。
最初の落語関係者の立ち寄りは林家一平さんのようです。
ひなの郷来客者
ちなみにこの写真の左側がつぎ子さんでお隣がご存知「桂三枝大師匠」です。

鬼子母神境内にある駄菓子屋「上川口屋」さんです。
な何と江戸時代からあるようで・・・(笑)
いつもはチョット肥えた猫君が店番をしているのですが今日は外出かな
上川口屋


そしてご存知「鬼子母神」です。
うちの奥様も勘違いしていましたが「鬼子母神」は神社ではなくお寺ですので、礼拝者の皆様お願いですから柏手は打たないで下さい(笑)
ちなみに「鬼子母神」の鬼の字はツノがありません。
それは鬼子母神様はお釈迦様とお会いになる前、まさに鬼のような事をしてきたのです。しかし、お釈迦様の教えを受け、改心し鬼ではなくなりました。そのことをあらわすため、“鬼”の字の一画めの点すなわち「ツノ」を取った字を使うのです。
鬼子母神


そしてこの後池袋まで歩き所用をすませ家路についたのです。今日のブログ少し長かったですね(反省)

それでは(^_-)
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