下町っ子の上の空

好奇心が人一倍強く、見栄っ張りで、お人好しの下町っ子のBlogです。 ウンチクネタがくどいのがたまに傷ですが、お気軽にお立ち寄り下さい。

金原亭馬生

浅草 末っ子 6th

金原亭馬生にドハマる
最近、落語にハマっています。
正しくいいますと金原亭馬生師匠にハマっています。
この人は噺がうまい。
噺がうまいので引き込まれます。
ついついfact and fictionの狭間に身を置いてしまいます。
令和の名人といっても過言はないと思います。
師匠は現在77歳です。
あと3年くらいは高座に立てると思います。
その間は、極力、師匠の話を聞いていきたいと考えています。
今回は、次男も師匠の話を聞きに行きたいのことから、ついてきました。

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昔は「鳩の町」と呼ばれていました。
この通りは売春を目的にした特殊飲食店街でした。
戦後すぐは、進駐軍の米兵が主なお客さんです。
理由はこの近くに米兵の居住地があったからです。
彼らの為に売春施設を作りました。
しか〜し、そのまんまの名前だと、問題があるので、幸せの象徴である「鳩」を街の名前にしたそうです。
私が知っている「鳩の町」は、まだなまめかしい匂いが残っていました。

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三浦医院です。
学校の健康診断を受けない時がありここで受診しました。
待合室の壁中に性病予防の張り紙があり驚いた記憶があります。

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墨亭の雰囲気です。

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今日の噺は「王子の狐」と「中村仲蔵」です。
簡単に粗筋を紹介します。

王子の狐
「王子の狐」です。
男が田んぼの陰で狐が若い女に化けるのを見かけ、女に「お玉ちゃん」と声をかけます。
女に化けた狐と一緒に料亭扇屋に行きますが、狐は飲んで酔って寝てしまいます。
男は玉子焼きをみやげにして去り、代金は狐が支払うことになります。
狐は神通力を失い正体を現し、店の若い者から袋叩きに遭います。
店の主人は王子稲荷に詫びに行きます。
一方、狐を騙した男も謝りに行き、手土産を渡します。子狐が母狐にその手土産を見せると、母狐は食べないように警告します。

中村仲蔵
「中村仲蔵」です。
役者の中村仲蔵は、忠臣蔵五段目の斧定九郎の役を新しく演じるために工夫を重ねます。
柳島の妙見様での願掛けや、浪人風の武士からインスピレーションを得て、斬新な演技を披露します。
初日は成功し、師匠からも称賛され、名優としての道を歩むことになります

両方ともまくら無しで約1時間の長講です。
まったく飽きもさせずお客を引き込む話術は刮目するものであります。
令和の時代にこんなに上手な落語家と巡り合える奇貨に感謝しています。

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向島にある席亭から観光ガイドの資料の再確認のために浅草寺に向かいました。
そこで説明箇所を充分みて夕飯の場所に行きました。

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途中、正直ビヤホールの前を通りました。
まだやっているのですね(笑)
ここは一杯700円の生ビールのみです。
つまみはスナック菓子やピーナッツ、酢昆布などが出されます。

とうとう目的地に着きました。
今日のお店は「末っ子」さんです。

住所: 東京都台東区浅草5-17-8
電話:03-3875-2274
定休日:月曜日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

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まずはお疲れ様乾杯です。

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まずは「ガツニンニク」@1,000円です。
これの「ガツニンニク」は数えきれないくらい食べています。
ガツが柔らかいです。
それにニンニクの香りが載っていてたまらない味わいです。
焦げた醤油が味わいを高めています。

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最高級豚肩ロースチューシュー@1,180円です。
柔らかいチャーシューです。
これに甘い醤油タレが絡みます。
とても美味しいです。

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餃子×2人前=@490×2=980円です。
私が大学の時に夕飯のオカズに良くなりました。
というかよく買いに行かされました。
カリカリした皮に柔らかい餡の取り合わせはベストマッチです。

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焼きそば@950円です。
まるで中華街で食べているようなクオリティーです。
ソースがくどくなくて箸が進みます。
美味しいです。

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締めのチャーハン@???です。
ふんわりと仕上がったチャーハンは美味しいです。
油がいいのでしょう。
くどくなく塩味もよいです。
口福の神様が来臨してきました。

途中、ご主人がいないので、奥様に聞きましたら、今年の6月に胃癌で天に昇られたそうです。
加山雄三先輩と同じ年ですので享年87歳です。
50年近くお世話になりました。
安らかにお眠りください。
合掌・・・

それでは(^_-)

曳舟 THE ALL DAY (ザ オール デイ)

金原亭馬生の長講の会
ここのところ、落語にハマっています。
理由は、上野鈴本演芸場にて落語協会百周年記念で質の良い落語を聞いたからです。
20人近くの芸人の演目を3,000円で見られるのはコスパがいいと思います。
それに加えて、子供の頃から、寄席で落語を聞いて育ったものですから、落語は好きなのです。
高校の時は、三代目三遊亭金馬にドハマリして、彼の演目は毎日寝るときには聞いていたほどです。
最近は、金原亭馬生にハマっています。
この落語家は語りがうまいのです。
このレベルの落語家はいません。
かかるなか、金原亭馬生の長講の会が開かられ奥様と向かいました。
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墨亭

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会場は東武曳舟駅から歩いて15分位のところで通りを隔てて隅田川が流れています。
会場は昔の一軒家をリノベーションしたものでした、

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早く着き過ぎたので、軒先の木製の腰掛に座って待っていますと、カンカン帽をかぶった小粋な初老の男性が会場に向かって歩を進みています。
私はすぐ金原亭馬生師匠だと分かったので挨拶をしました。
師匠からは、お暑いのにありがとうございます、と丁寧な挨拶が返ってきました。
13時半になりましたので開場となりました。

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開場は12人で満席となるくらいの和室の二間でした。
14時になりましたので開演となりました。
師匠と私たちの席までは1.5mくらいです。
こんな近場で落語が聞けるとは有り難いものです。
今日の師匠の演目は「そば清」と「文違い」です
以下に簡単なあらすじを説明します。
### そば清
「そば清」は、そばの大食いで有名な清兵衛が主人公です。彼はそばを大量に食べることで賭けをしてお金を稼いでいます。ある日、清兵衛は信州で大蛇が黄色い草を食べて腹をすっきりさせるのを見て、その草を持ち帰ります。江戸に戻った清兵衛は、そば50枚を食べる賭けに挑戦しますが、途中でその草を食べてしまいます。結果、清兵衛は溶けてしまい、そばが羽織を着て座っているというオチです1。
### 文違い
「文違い」は、新宿の女郎お稲が二人のなじみ客に金を無心する話です。お稲は町人の半七と田舎の御大尽の角蔵からそれぞれ10両と20両を騙し取ります。その金は、お稲が惚れている芳次郎のために使われますが、実は芳次郎も別の女性に騙されていました。最終的に、半七とお稲が大喧嘩をし、角蔵も騙されていたことが明らかになります。
両方ともうまく演じられましたが、なによりも演芸場の落語は時間の関係で端折る話し合が多い中、まくらを10分、本題を45分という、みっしりとした内容には落語って本当に面白いものだなという事を心から思った次第であります。


今日のランチは曳舟です。
ここは食べるところが少ないですね。
今日のお店は仕方なく入ったお店です。
今日のお店は「THE ALL DAY(ザ オール デイ)」さんです。

住所: 東京都墨田区東向島2-24-14
電話:050-5592-5724
定休日:不定休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「ホットドック(あらびき)」@1,200×2個=2,400円、ホットティー@550円、ホットコーヒー@550円です。

店内に入るやいなや席が空いているのにもかかわらずカウンター席に座らせられたのが嫌でした。
そして座るやいなや、お酒を勧められたのも嫌でした。
さらに、急いでいるのでとお願いしましたら、当店のウィンナーは15分かけてじっくり焼き上がるのが特徴なのでそれは出来かねます、と言われたのも嫌でした。

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そんなに込んでいないのに4分待たせてお水が出たのが嫌でした。

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料理と一緒にとお願いしたのに7分後にホットティーとホットコーヒーが出たのも嫌でした。

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待つこと20分で「ホットドック(あらびき)」を頼んだのにソーセージ×1本しか出てこないのには驚きました。
急いでいたので何も言わずに食べましたがソーセージはソーセージです。
不愉快な調味料を合わせて食べたので美味しくはありませんでした。
ストーブ前の調理担当も慇懃無礼で嫌でした。
このお店は全てが嫌でした。
こんなお店は二度と行きません。
こんな日もあります・・・

それでは(^_-)
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