下町っ子の上の空

好奇心が人一倍強く、見栄っ張りで、お人好しの下町っ子のBlogです。 ウンチクネタがくどいのがたまに傷ですが、お気軽にお立ち寄り下さい。

舟和

浅草 舟和 リターンズ

今日は「浅草七福神巡り」です
地元三田会主催の「浅草七福神巡り」に参加しました。
実は土地っ子なのに「浅草七福神巡り」に行ったことがありません。
折角なので参加しました。しか〜しほとんどが訪れた寺社仏閣なので会員の方々にトリビアネタを紹介していましたら、途中から観光ガイドをさせられました。
諸先輩にちょっとでも疑問が沸きますとすぐに質問され続けた「浅草七福神巡り」です。
朝9時にスタートして昼の13時に終了するという約4時間、20,000歩≒7kmの旅でした。
「こいつぁは春から縁起がいいわい」であります。
ちなみに、ここで言う春は、新春、正月のことです。
正月から縁起がいい、ということですからね。
全部紹介しても詮無きことなので私が個人的に興味を持ったところを紹介します。
宜しかったらお付き合いください。

#浅草七福神巡り
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コースは図の通りです。

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端からこの色紙を買えば一件落着なのですが、それはそれで天の邪鬼ですので、きちんと自分の足で回ってお参りしましょう。
ちなみに各寺社の署名は@300円ですので掛ける9か所で@2,700円です。
それに色紙が@300円ですので計3,000円になります。
出来合いを買っても値段は同じです。
塾員から一番多かった質問は、お寺と神社の違いでした。
わかりやすく紹介しますと「お墓のある所がお寺で、鳥居のあるのが神社」で宜しいかと思います。
しか〜しもう少し難しくお寺と神社の区別方法を説明しますと「仏尊像を安置し、仏教の教えを説く僧侶の住むところがお寺で、 日本の神様の御魂を祀るところが神社」なのです。

#今の日本堤
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日本堤とは昔の山谷です。
ここは昔本当に危険でした。
路上には酔いつぶれた日雇い労働者が櫛比しており、油断してあるけば寝ているオジから、オアシ(お金)をくれ、と言われてガシッと足を掴まれました。その度にその手を踏みにじり、オジが痛さで手を離した瞬間に脱兎のごとくその場から逃げ去ったものです。
今はそのような人間はいませんでした。

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朝7時半からやっている寿司屋さんっていうのにもクリビツしました。

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酔っ払って頭を刈にくるな、って当たり前でしょう。
しか〜し床屋さんは刃物がたくさんあるので、泥酔者が暴れたら危険なことこの上ないのであります。
必然の防衛策であります。

#鷲神社
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しか〜しお酉様と非お酉様ではこれだけちがうのですね。
うすうす想像していましたがここまでとは思いませんでした。

#ごはん500人前お釜
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これいくらすると思いますか?

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なな何と22萬円ですと。
ちなみにみそ汁ですと1,000人前です。

#矢崎神社
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訪問したことがないのは、この神社だけです。
拝殿の格天井(ごうてんじょう)には、神武天皇の御代から今日にいたる「日本馬乗史」を描いた100枚の絵が奉納されています。
人物、馬の姿態、武具、服装などすべて精密な考証のもとに描き上げられていて、馬にまつわる歴史が一目瞭然に理解できる貴重なものであります、
揮毫は、海老根駿堂画伯です。
最近では「ラストサムライ」公式ガイドブックに天井画×10枚が使われたそうです。

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ちなみにこの神社の斜め前は七代目新門辰五郎・浅草神社宮頭杉林さんの会社です。
この方の三本締めの発声がありませんと三社の神輿はあがりません。

この後昼食を兼ねた新年会がありました。
私はお酒を飲まないので諸先輩の方々の他愛もない話を聞いていましたが、大先輩の話が面白かったのです。
こともあろうに、石原裕次郎は中卒だ、と言い放ったのです。
理由を聞きますと、裕次郎は塾高(慶応高校日吉)で成績が劣悪だったので、志木高に転校せられたのですが、その後は学校にいかなかったので除籍されました。
だから中卒なのだそうです。
するとそれを受けて塾高卒の先輩が、それは違うよ。裕次郎は塾高を目指すが受験に失敗し、慶應義塾農業高等学校(志木高)に籍を置いたんだけれど運よく塾高に編入学したんだよ。そんで卒業後は法学部政治学科に内部進学したんだけれど放蕩生活に明け暮れて大学にいかず中退したので高卒が正しいんだよ、との事でした。
面白かったのは裕次郎の中卒話ではなく、塾高での落第者は志木高に編入されていたという話でした。
さら〜に昔の塾高には20歳の高校三年生が当たり前にいて、休み時間には普通に煙草をくゆらしていたそうです。
今では考えられません。ヘェ〜×5個でありました。

今日のお店は浅草元祖みつまめ王「舟和」さんです。
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居酒屋の昼食というかおつまみは味が濃いものばかりでしたので甘味が食べたかったのです。
という事で今日のお店は浅草元祖みつまめ王「舟和」さんです。

住所: 東京都台東区浅草1-22-10
電話:03-3842-2781
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「小倉白玉」800円です。
店内は女性比率が高く単身での男性は私だけでした。
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待つこと9分で「小倉白玉」の到着です。
見た目甘そうです。

それでは実食です。
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小豆が良く炊けていて美味しいです。
甘さも控えめで小豆の風味が良く味わえます。
白眉は白玉です。
私は白玉ののっぺりした味わいが口に合わず普段は残します。
しか〜しこのお店の白玉でだけはしっとりしていて食べられるのです。
白玉粉が良いのでしょうか。
いやいやこれは老舗の技でしょう。
満足な浅草の甘味でした。

それでは(^_-)

浅草 舟和 本店

今日は「My prediction(私の予言)」の話です。
20歳の頃、30年後はこうなると予言したものが三点あります。
全て外れましたが、それを責めるのは、大理石を見て、これはミケランジェロにそこなわれた結果だと言い張り、画布を見て、これはラファエルに汚されたのだと叫び、紙を見て、これはシェークスピアに穢(けが)されたのだと憐れみ、沈黙を見て、これはバッハに破られたのだということと同じです。
ということで結界線を張っておきましたので、私への反駁無しでお付き合いください。

#今から30年後には神輿が担ぎやすくなる
20歳の頃、私の身長は178cm(現在は177cm=1cm縮まる)でした。
当時ではかなり大柄の方でしたので、神輿を担ぐ時にはその身長の為にかなり圧力がかかり、長時間神輿を担ぎ続けるのには無理がありました。
腹筋、背筋を鍛えれば何とかなるのかなと思い、その両筋を鍛えたものの結果的には長時間神輿を担ぐことはかないませんでした。
そして、まぁいいさ、30年後には日本人の体格が向上して、平均身長が175cm位になるよ、と嘯(うそぶ)いていたのでした。
確かに青年男子の体格は向上したものの、その一方で神輿渡行に女性の担ぎ手が多くなり、彼女達は神輿に背が届かない場合はぶら下がるので、結果として神輿の担ぐ高さはあまり変わらなかったのです。
確かに神輿の棒が低くて肩が合わないのは調整できますが、棒に背が届かない場合はやりようがないのでぶら下がるしかなく、これはこれで致し方ないのでせう・・・
という事でこの予言は外れたのです。

#今から30年後には少子化により大学が入りやすくなる
私の大学受験の頃は同級生が180万人位いまいしたので、難関校の倍率は20倍前後とまさに“二階から目薬=入らない” みたいなものでした。
でも30年後には少子化となり大学なんて、難関私大(難関国立大は元々倍率が低い)以外は誰でも入れると、信じていました。
しかし30年後の我が豚児達の受験の際には、そんな予言はかすりもしなく、MARCHクラス以上になると簡単に入ることは難しく、これまたキレイに外れたのです。
但し確かに不人気大学はすごく入りやすくなりましたが、そのような大学にいってもね、大学で勉強することは、通過儀礼ではありませんから・・・

#今から30年後には翻訳機の技術が格段に上がるため英語を覚える必要はない
これが一番当たると思っていたのですがこれまたキレイに外れたのです。
アニメの世界では2003年4月7日に鉄腕アトムが生まれていて、アトムの世界での英会話はすべて翻訳機でされていたのですが、これは世界の技術がついてこられませんでしたね。
AI(人工知能)の急激な進歩で、かなりのlevelまできていたものの、今一つです。
後4〜5年は待ちませんと、実用化は難しいのでしょうね。
まさか英語を使う仕事につくとは思いませんでしたので・・・
いまさら不勉強をなじってもしょうがありません、今でも英語には苦労しています。
正直きちんとした文書を書くのは苦手です、ハイ。


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今日は浅草に奥様と出没です。

早世した友人が死ぬ一週間前に、私に渡したメモが心に重く圧(の)し掛かっていて、捨てるに捨てられず9年間も持っていました。
彼は末期の肝臓癌でこのメモをもらった時は、ほとんど会話も厳しい状況だったので、筆談を多用していたのです。メモの内容は他愛のないものなのですが、彼との最後の会話がこのメモを受け取ったときだったものですから、心にその時の情景が深く刻まれていました。
当初は友人の奥様に返却したのですが、その奥様は私に持っていて欲しいと言われていたので持ち続けていたのです。
見返す度に悲しくなります。
もう自分としては、頃合いだなと思って熟慮した結果は、彼の菩提寺である東本願寺の住職にお願いしてこのメモを焚き上げてもらうことにいたしました。少し胸のつかえがおりました。

ということで焚き上げお願いの後は、友人の墓参をしてから、奥様と一緒に浅草にsweetsを食べに行きました。ここから後はパチリでご案内します。

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浅草名物、人力車さんです。
車夫さんって従量給ではなく時間給なのですね、知りませんでした。
時給1,000〜3,200円でプラス各種イセンティブがあるようです。
年齢制限があり、20歳から28歳までだそうです。
外国人専用ガイドやろうと思ったのに年齢制限で引っ掛かってしまいます(笑)

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大人のオモチャ店です。
このお店は、私が物心ついた頃からあります。
なんとvintageなお店でしょうか(笑)
300回以上はこのお店の前を通っていますが、一度も中に入ったことがありません、ハイ。
一体何を売っているのでしょう?
大人のオモチャです、キッパリ

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浅草「染太郎」さんです。
二三回食べに来たと事があります。
たしか値段は高かったような、それと夏はクーラーが無かったよう記憶があります。
扇風機でお好み焼きは勘弁してほしいものです。
それにどうしても食べたかったら北千住駅で売っていますので・・・

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浅草漫才協会です。
名誉会長は内海桂子さん、 会長は青空球児さん、 副会長は昭和のいるさん、おぼんさんです。
結構こぢんまりとしていて、ちょっとクリビツです。


今日のお店は浅草元祖みつまめ王「舟和」さんです。

住所: 東京都台東区浅草1-22-10
電話:03-3842-2781
定休日:無休

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お店の外観です。

舟和
舟和さんのHP「みつ豆 明治36年」をご紹介します。 
モダンな洋銀の器を使用して、角寒天、甘煮杏、ぎゅうひ、赤えんどう豆を盛り、特製の白蜜、黒蜜のどちらでもお好みにかけて銀製のスプーンで召し上がるみつ豆を、舟和が初めて考案いたしました。当時しん粉を用い、赤えんどう豆、糖みつをかけただけのみつ豆を、現在のみつ豆のように、内容を充実し、衛生的に高級感を増して売り出したのです。
今では、全国の喫茶店で召し上れるようになりましたが、舟和が世に先駆け「みつ豆ホール」を開設し、初めて喫茶店でみつ豆をご提供したのが、「舟和がみつ豆の元祖」たる所以です


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今日の私のオーダー「冷製和フォガート エスプレッソ珈琲ゼリー添え」@650円です。
これって見た目以上においしい、エスプレッソとアイスクリームと餡子(あんこ)って合うんですネ。
このような和洋折衷を考えた人に座布団一枚です。
美味しゅうございました。

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奥様のオーダー「冷たい抹茶しるこ」@740円です。
見た目美しるこです。
これはすごい、抹茶としるこのmariageですが、奥深い味わいに拍手です

今日二人でいただいたものは、舟和さんの旧来の伝統甘味とちがって貪婪な甘味に対する意気込みを感じさせます。老舗なのに不易流行を忘れない舟和さんにも座布団一枚です。

それでは(^_-)

舟和 お汁粉

新年明けましておめでとうございます


元旦の今日は初詣です。
当初は柴又帝釈天に行こうと思ったのですが、ひどい混雑が予想されるので取りやめました(以前エライ目にあったのです)
熟考の末準地元の下谷、浅草地区にしました。
最初は私の育った竹町近くにある下谷神社でガラガラ(鈴を鳴らす音)パンパン(拍手)しました。

そしてその次は浅草伝宝院敷地内にある「おたぬきさま」で親しまれている鎮護堂でガラパンをしました。この神様は商売繁盛の神様です。

この神社普段は開いていること見たこと無いのですが、新年だからですかね?

明治5年浅草寺境内に生息している狸が暴れた為それを鎮めるためこの地に祀ったことがこの神社の縁起だそうです。

怖そうなタヌキ君です。それでももう一匹君よりは愛嬌が有ったのでパチリしました。
ここ結構マニアックでな場所ですが、かなり外人さんが来ており皆神妙にガラポンしていたのが奇異に思えました。

そして最後に私の信心している?浅草神社裏手の被官(出世)稲荷に行きました。
私はこの稲荷には40数年以上お参りに来ているのですが、その縁起は良く知りません。
新門辰五郎所縁の神社で出世に御利益がある程度の認識でした。
案内板を読んでみますと、新門辰五郎の妻女が重病で床についた時、京都府南部にある伏見稲荷神社でその快癒を祈願したところ全快した為その守護神を当地に勧請してできた神社だそうです。

伏見稲荷は去年の秋に訪れたばかりなのであらためて親近感が湧きました。
そのため今日は特別にローソクを献納しさらにお賽銭も相当奮発したのです

一番突端のローソクが私が献納したものです(笑)

今日の獲物は甘味三連発です。
一つは「舟和」のお汁粉@200です。これ舟和本店にてお正月の七日間だけの限定店頭販売サービスです。
ここのお汁粉結構甘いので、私としては小茶碗一杯程度の分量で大満足です。
餅も良く焼けていて大満足でした。もう一杯食べたいな位が一番の口福です。
二つは「舟和」定番芋ようかんです。
この芋ようかんは明治30年前半、浅草寿町で芋問屋を営んでいた創業者小林和助が、練りようかんと一味異なったようかんを造ろうと発想し完成したようかんだそうです。
味はさつまいも独特の素朴な風味と控えめな甘さはとても美味しく、私以外にも多くのご贔屓を擁す名品です。
今日も美味しく頂きました
最後は甘味のカテゴリーキラーの「きらら(浅草店)」の黒豆大福(10個=210円)です。
甘味では一流処の名店で使用されている十勝小豆を使用しており、安さ+美味しさを追及した一品です。
味ですか、美味しかったです。特に黒豆が甘さの絶妙のアクセントをつけており、これで一個@20円はハイパフォーマンスの名品といえるでしょう。

ほとんどの人このお汁粉の店頭販売サービス知らないと思うのですが
このお店かなり裏に入った所にあるので、良くぞ見つけたという気持ちです
以外に混んでなかったのは舟和は何処でも買えるからかな

それでは(^_-)
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