今日は「噛みの月」です
私は週刊文春さんの「Cinema Chart」の映画評論は全幅の信頼をおいて読んでいます。
たまさか買った11月27日号で宮沢りえさん主演の「紙の月」を大絶賛していたのです。
それであれば、一食抜いてでも観に行かなくては、ということで奥様と連れだって観に行って参りました。
ザクッとした粗筋は以下の通りです。
「バブルがはじけて間もない1994年、銀行の契約社員として働く平凡な主婦・梅澤梨花(宮沢りえ)は綿密な仕事への取り組みや周囲への気配りが好意的に評価され、上司や顧客から信頼されるようになる。一方、自分に関心のない夫との関係にむなしさを抱く中、年下の大学生・光太と出会い不倫関係に陥っていく。彼と逢瀬を重ねていくうちに金銭感覚がまひしてしまった梨花は、顧客の預金を使い始めてしまい・・・」

何ですかこの映画・・・
まるで大河ドラマの総集編的な内容です。
要は話を強引に進めるために、起承転結がなくなり継ぎはぎのようなシーンの連続なのです。
正直それがかなり目立つのです。
もしかしたらこの映画の行間を埋めるために、本を求めて復習してもらおうという、本を販売する為の新たなsales promotionなのかもしれません。
窃盗癖のある少女が、大人になって、つまらない年下の男との色に溺れ、その生活のふくらみを増したいがために横領に走る話なのです。
従いまして彼女の心象風景を読みとることは不可能です。
換言すれば「刹那的」なのです。
観れば観るほど「どうしてこうなってしまったのか分からない」、「もしかすると、こういったことが原因だったのかもしれないが、そうじゃない感じもする」、「なぜあの時にああしたのか、今も理解できない」というモヤモヤとした感覚が最大化してくるのです。
この映画は「施しをしていないと生きている気がしない」がmain themeだと思いますが、父親の財布からお金をとったり、銀行の顧客の預貯金を横領したりする施しは単なる独善的な自己欺瞞です。
最後に、我慢をするのに疲れたと、この映画の監督は主人公に話させていましたが、この主人公は一体全体何を我慢してきたといえるのでしょうか。
個人的には幼少時の窃盗癖を我慢することもできず成人した人間です。
従いまして単なる累反障害者と言わざるを得ないのです。
フィクションだからこのような矛盾があってもよいのですが、キレ味の悪い顛末は噴飯ものです。
映画の中に流れる荘厳な讃美歌「グローリア」が唯一の癒しでした。
何故このレベルの映画が大絶賛されたのでしょうか、この大絶賛の裏側に蠢(うご)めいているものの方が映画より興味を持ちました、ハイ。
かなりアキレタ映画でございます。
ですので「紙の月」ではなく、私にとっては「噛みの月」なのでした。


今日は神田に出没です。
体重は標準の62kgに戻ったのでhigh calorieな食事に戻しました。
今日のお店は「美味卵家(うまたまや)」神田店さんです
住所: 東京都千代田区鍛冶町2-13-24
電話:03-5294-1410
定休日:不定休

お店の外観です。

店内の雰囲気です。


メニューです。
今日のオーダー「ポークソテー定食(にんにくバター醤油かけ)ライス・スープ付」@1,300円です。

待つこと1分で「溶かし玉子スープ」の到着です。
胡椒をきかしすぎたような気がしますが美味しいです。


待つこと6分で「ポークソテー」の到着です。
お皿の緑色のワインのイラストと豚肉がよくあっています。
それでは実食です。
にんにくバター醤油かけはそれなりの風味ですが濃すぎます。
できればにんにくバターはガーリックスライスを炒めてからバターをからませたほうが好きです。
風味が違いますよね。
加えて肉が硬すぎます。
私の中では「ポークソテー」の肉は良く熟成させ、アミノ酸がみっしりと含まれた柔らかい肉が好きなのです。
まぁこれで@980円位なら由としますが、@1,300円でこのパフォーマンスは考えてしまいます。
やはりこのお店は「玉子料理」なのでしょうね。
今日のオーダーは天邪鬼でした・・・
私は週刊文春さんの「Cinema Chart」の映画評論は全幅の信頼をおいて読んでいます。
たまさか買った11月27日号で宮沢りえさん主演の「紙の月」を大絶賛していたのです。
それであれば、一食抜いてでも観に行かなくては、ということで奥様と連れだって観に行って参りました。
ザクッとした粗筋は以下の通りです。
「バブルがはじけて間もない1994年、銀行の契約社員として働く平凡な主婦・梅澤梨花(宮沢りえ)は綿密な仕事への取り組みや周囲への気配りが好意的に評価され、上司や顧客から信頼されるようになる。一方、自分に関心のない夫との関係にむなしさを抱く中、年下の大学生・光太と出会い不倫関係に陥っていく。彼と逢瀬を重ねていくうちに金銭感覚がまひしてしまった梨花は、顧客の預金を使い始めてしまい・・・」

何ですかこの映画・・・
まるで大河ドラマの総集編的な内容です。
要は話を強引に進めるために、起承転結がなくなり継ぎはぎのようなシーンの連続なのです。
正直それがかなり目立つのです。
もしかしたらこの映画の行間を埋めるために、本を求めて復習してもらおうという、本を販売する為の新たなsales promotionなのかもしれません。
窃盗癖のある少女が、大人になって、つまらない年下の男との色に溺れ、その生活のふくらみを増したいがために横領に走る話なのです。
従いまして彼女の心象風景を読みとることは不可能です。
換言すれば「刹那的」なのです。
観れば観るほど「どうしてこうなってしまったのか分からない」、「もしかすると、こういったことが原因だったのかもしれないが、そうじゃない感じもする」、「なぜあの時にああしたのか、今も理解できない」というモヤモヤとした感覚が最大化してくるのです。
この映画は「施しをしていないと生きている気がしない」がmain themeだと思いますが、父親の財布からお金をとったり、銀行の顧客の預貯金を横領したりする施しは単なる独善的な自己欺瞞です。
最後に、我慢をするのに疲れたと、この映画の監督は主人公に話させていましたが、この主人公は一体全体何を我慢してきたといえるのでしょうか。
個人的には幼少時の窃盗癖を我慢することもできず成人した人間です。
従いまして単なる累反障害者と言わざるを得ないのです。
フィクションだからこのような矛盾があってもよいのですが、キレ味の悪い顛末は噴飯ものです。
映画の中に流れる荘厳な讃美歌「グローリア」が唯一の癒しでした。
何故このレベルの映画が大絶賛されたのでしょうか、この大絶賛の裏側に蠢(うご)めいているものの方が映画より興味を持ちました、ハイ。
かなりアキレタ映画でございます。
ですので「紙の月」ではなく、私にとっては「噛みの月」なのでした。


今日は神田に出没です。
体重は標準の62kgに戻ったのでhigh calorieな食事に戻しました。
今日のお店は「美味卵家(うまたまや)」神田店さんです
住所: 東京都千代田区鍛冶町2-13-24
電話:03-5294-1410
定休日:不定休

お店の外観です。

店内の雰囲気です。


メニューです。
今日のオーダー「ポークソテー定食(にんにくバター醤油かけ)ライス・スープ付」@1,300円です。

待つこと1分で「溶かし玉子スープ」の到着です。
胡椒をきかしすぎたような気がしますが美味しいです。


待つこと6分で「ポークソテー」の到着です。
お皿の緑色のワインのイラストと豚肉がよくあっています。
それでは実食です。
にんにくバター醤油かけはそれなりの風味ですが濃すぎます。
できればにんにくバターはガーリックスライスを炒めてからバターをからませたほうが好きです。
風味が違いますよね。
加えて肉が硬すぎます。
私の中では「ポークソテー」の肉は良く熟成させ、アミノ酸がみっしりと含まれた柔らかい肉が好きなのです。
まぁこれで@980円位なら由としますが、@1,300円でこのパフォーマンスは考えてしまいます。
やはりこのお店は「玉子料理」なのでしょうね。
今日のオーダーは天邪鬼でした・・・