今日は「Bさんのこと(中篇)」です。
Xディの金曜日がきました。
私とAさんは、22時に駅前の居酒屋で待ち合わせをしました。
久々にあうAさんは、相も変わらす、ボリュームあるリーゼントが似合うハンサムガイでした。
二人は居酒屋で、お久しぶり乾杯、をした後、Bさんの写メの話を始めました。
Aさんは
「死んだはずのBさんはなんで事件現場に戻ってきたんだろう」
と私に聞きました。
「何かこの世に言い残したことがあるんだよ」
と言ったらAさんは
「実は自分を殺(や)った犯人を知っていたとか」
「充分ありえるね」
と私は言った後で
「でもそれなら犯人の家に行って祟(たた)ればいいんじゃない」
と付け足してから
「それもそうだけど、もしかしたらBさんは保険金詐欺をしようとして自分ではなくて身代わりを殺させたんだよ。
だから居酒屋で見かけることができたんだ」
と言うと
「今でも生きているって言うの」
とAさんが聞き返したので
「そうでなければ写メに残らないじゃない」
って言ったら、Aさんは考え込んでしまいました。「そもそも、今回の事件って犯人の動機すら分からないんだよね。
物取りでもなかったし、やはり怨恨なのかな?
でもBさんて、絶対に人に恨まれる人じゃないしね・・・」
ってAさんは言っ終わってから
「結論として写メに写っていたのは歴然とした事実だよ・・・もう止そう。
このザワザワする様な気持ちを静めるためにも、もう少し力水(ちからみず)をつけてから行こうよ」
ということになり更に杯を重ね、後は取りとめもない話をしていました。
熱気が肌にからみつく夜です。
二人の行く手に真っ赤な大きな満月が立ちはだかり、二人の影は黒ずんだアスファルトの路面に細長く延びきっていました。
幽霊がでるのにはまさにおあつらえの状況です。
時計の針は長針と短針がキスをしようとするロマンチックな時間になっていました。
どうやら居酒屋に近づいてきたようです。
To be continued!
俳優でミュージシャンの星野源が映画初主演を飾り、内気で恋愛経験のない35歳の独身男が、目の不自由な女性に恋をしたことから急激に変化していく姿と、彼らをとりまく家族の姿を描いたドラマ。
わずらわしい人付き合いを避け、職場と自宅を往復するだけの日々を送る市役所勤務の天雫健太郎は、彼女いない歴=年齢の35歳。
そんな息子を見かねた両親は、本人たちにかわり親同士が見合いをする「代理見合い」をセッティングする。健太郎はそこで出会った今井夫妻の娘で、目にハンデを抱えた女性・奈緒子に生まれて初めて恋に落ちる。
しかし、2人の行く末には思いがけない障害が立ちはだかり……。
ヒロインの奈緒子を演じるのは、「天然コケッコー」の夏帆。黒沢清監督作「トウキョウソナタ」脚本でも日本の家族を題材にしたオーストラリア人の映画作家マックス・マニックスが原案。
一食抜いても見る価値があります。まだの方は是非!


今日は東京駅に出没です。
午後からの打合せが一時間skipしたので、大念願の行列ラーメン店「六厘舎 TOKYO」さんに伺いました。
住所: 東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街 B1F 東京ラーメンストリート内
電話:03-3286-0166
定休日:年中無休

お店の外観です。

店内の雰囲気です。

メニューです。
今日のオーダー「つけめん(並)」@850円です。
席に着くまで27分ですか、想定外の早さです。
ホールスタッフさんは上から目線ですね。
でもこの上から目線はギリギリ我慢できるものです。


待つこと6分で「つけめん(並)」の着丼です。
見た目、普通のつけめんじゃん、です。
基本的につけめんはきらいです。
特に冷盛のつけめんは折角の付け熱いスープがさめてしまうので、熱盛(あつもり)が選べないお店は基本敬遠したいところです。ちなみにこの「六厘舎 TOKYO」さんは熱盛(あつもり)が選べません。
まずは付けスープを一口いただきました。
スープの甘辛酸ははっきりしていません。
強いて美辞で纏めますと優等生的な味わいです。
つけ汁の具は、チャーシュー、ネギ、メンマ、ナルト、海苔、魚粉です。
麺は浅草開化楼特注の麺です。
しか〜しどこが特注なのか良く分からず、モチモチ感が少ないのに驚いています。

後半魚節と特製ラー油をかけ回してみたものの大きな変化はみられません。
味ですか、最近ほとんどラーメンを食べていないので舌センサーがさびているようで、このお店の良い点が理解できません。
毎日、長蛇の行列が社会風景のように見られるのですから、万民が愛する美味しい味だということに異論はありません。
しか〜し個人的な結論としては“一度だけなら並んであげる♪”というお店で宜しいのではないでしょうか・・・
Xディの金曜日がきました。
私とAさんは、22時に駅前の居酒屋で待ち合わせをしました。
久々にあうAさんは、相も変わらす、ボリュームあるリーゼントが似合うハンサムガイでした。
二人は居酒屋で、お久しぶり乾杯、をした後、Bさんの写メの話を始めました。
Aさんは
「死んだはずのBさんはなんで事件現場に戻ってきたんだろう」
と私に聞きました。
「何かこの世に言い残したことがあるんだよ」
と言ったらAさんは
「実は自分を殺(や)った犯人を知っていたとか」
「充分ありえるね」
と私は言った後で
「でもそれなら犯人の家に行って祟(たた)ればいいんじゃない」
と付け足してから
「それもそうだけど、もしかしたらBさんは保険金詐欺をしようとして自分ではなくて身代わりを殺させたんだよ。
だから居酒屋で見かけることができたんだ」
と言うと
「今でも生きているって言うの」
とAさんが聞き返したので
「そうでなければ写メに残らないじゃない」
って言ったら、Aさんは考え込んでしまいました。「そもそも、今回の事件って犯人の動機すら分からないんだよね。
物取りでもなかったし、やはり怨恨なのかな?
でもBさんて、絶対に人に恨まれる人じゃないしね・・・」
ってAさんは言っ終わってから
「結論として写メに写っていたのは歴然とした事実だよ・・・もう止そう。
このザワザワする様な気持ちを静めるためにも、もう少し力水(ちからみず)をつけてから行こうよ」
ということになり更に杯を重ね、後は取りとめもない話をしていました。
熱気が肌にからみつく夜です。
二人の行く手に真っ赤な大きな満月が立ちはだかり、二人の影は黒ずんだアスファルトの路面に細長く延びきっていました。
幽霊がでるのにはまさにおあつらえの状況です。
時計の針は長針と短針がキスをしようとするロマンチックな時間になっていました。
どうやら居酒屋に近づいてきたようです。
To be continued!
俳優でミュージシャンの星野源が映画初主演を飾り、内気で恋愛経験のない35歳の独身男が、目の不自由な女性に恋をしたことから急激に変化していく姿と、彼らをとりまく家族の姿を描いたドラマ。
わずらわしい人付き合いを避け、職場と自宅を往復するだけの日々を送る市役所勤務の天雫健太郎は、彼女いない歴=年齢の35歳。
そんな息子を見かねた両親は、本人たちにかわり親同士が見合いをする「代理見合い」をセッティングする。健太郎はそこで出会った今井夫妻の娘で、目にハンデを抱えた女性・奈緒子に生まれて初めて恋に落ちる。
しかし、2人の行く末には思いがけない障害が立ちはだかり……。
ヒロインの奈緒子を演じるのは、「天然コケッコー」の夏帆。黒沢清監督作「トウキョウソナタ」脚本でも日本の家族を題材にしたオーストラリア人の映画作家マックス・マニックスが原案。
一食抜いても見る価値があります。まだの方は是非!


今日は東京駅に出没です。
午後からの打合せが一時間skipしたので、大念願の行列ラーメン店「六厘舎 TOKYO」さんに伺いました。
住所: 東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街 B1F 東京ラーメンストリート内
電話:03-3286-0166
定休日:年中無休

お店の外観です。

店内の雰囲気です。

メニューです。
今日のオーダー「つけめん(並)」@850円です。
席に着くまで27分ですか、想定外の早さです。
ホールスタッフさんは上から目線ですね。
でもこの上から目線はギリギリ我慢できるものです。


待つこと6分で「つけめん(並)」の着丼です。
見た目、普通のつけめんじゃん、です。
基本的につけめんはきらいです。
特に冷盛のつけめんは折角の付け熱いスープがさめてしまうので、熱盛(あつもり)が選べないお店は基本敬遠したいところです。ちなみにこの「六厘舎 TOKYO」さんは熱盛(あつもり)が選べません。
まずは付けスープを一口いただきました。
スープの甘辛酸ははっきりしていません。
強いて美辞で纏めますと優等生的な味わいです。
つけ汁の具は、チャーシュー、ネギ、メンマ、ナルト、海苔、魚粉です。
麺は浅草開化楼特注の麺です。
しか〜しどこが特注なのか良く分からず、モチモチ感が少ないのに驚いています。

後半魚節と特製ラー油をかけ回してみたものの大きな変化はみられません。
味ですか、最近ほとんどラーメンを食べていないので舌センサーがさびているようで、このお店の良い点が理解できません。
毎日、長蛇の行列が社会風景のように見られるのですから、万民が愛する美味しい味だということに異論はありません。
しか〜し個人的な結論としては“一度だけなら並んであげる♪”というお店で宜しいのではないでしょうか・・・