下町っ子の上の空

好奇心が人一倍強く、見栄っ張りで、お人好しの下町っ子のBlogです。 ウンチクネタがくどいのがたまに傷ですが、お気軽にお立ち寄り下さい。

奥の院

築地 すしざんまい 奥の院

今日は「下町逍遥」の話です。 
今日はお彼岸なので下町にある両親の菩提寺に奥様とお参りに出向きました。
その後、菩提寺に車を止めさせて頂いて地元下町を逍遥しました。
ここから先は画像でご覧下さい。

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まずは大正10年創業の甘納豆専門店「平野屋」さんに出向きました。
このお店で主に使用するのは、厳選した7種類の国産豆です。
初代から受け継いだ丁寧な仕事を、2代目ご主人・高柴久嘉さんが50年以上守ってきました。
こだわりの甘納豆は一粒一粒が大きく、さっぱりとした甘さとほっくりとした柔らかさが特徴です。
食べるとホッとする銘菓は、素朴な下町の味です。
ここの甘納豆の美味しさは筆舌に尽くせません。
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白い泡雪の様な砂糖の結晶が豆本来の味を際だたせています。
ここの甘納豆は絶対裏切らないと思います。
機会がありましたら是非お試し下しください。
そうそうここの奥さんは下町気質丸出しでよく喋ります。
色々と奥さんと話こんでいたら、ここの娘さんと私の妹が中学校の同級生だったのがわかりクリビツしました。

※平野屋さん住所
住所: 東京都墨田区本所3-22-7
電話:03-3622-5244
定休日:水曜日

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そして本所から踵を返して浅草に向かいます。
まずは吾妻橋のたもとで「あづちゃん」が出迎えてくれました。
あづちゃんとは吾妻橋地区活性化協議会のイメージキャラクターです。
出身は隅田川沿いのとある職人の家に生まれた年齢不詳のお嬢さんです。
特技は、地元のお店や職人さんについて人一倍詳しく、墨田区の歴史も詳しいとのこと。
踊りも得意だそうです。
参考までにあづちゃんの家の場所を以下に記しておきます。

住所: 東京都墨田区吾妻橋3-1-7-101A
電話:03-3623-6767

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天候に恵まれたためか、スカイツリー効果のためか、浅草は人で溢(あふ)れかえっていました。

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スカイツリー開業のcountdownも残り63日です。

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アサヒさんの東京スカイツリー中ビンの縦看板広告です。

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東京スカイツリー手拭です。

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ご存じ私の信心する浅草神社脇にある被官稲荷です。

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久々に浅草寺にもお邪魔しました。

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伝法院通りのアヤシイ面々です。

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松屋地下食品売り場にあったやはりこれもアヤシイDoleマンのポスターです。

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かなりアヤシイ浅草地下商店街入口です。

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味がアヤシイ浅草焼きそば「福ちゃん」です。

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地下街で売っていた私の大好きなビリー・ワイルダー監督作の「失われた週末(The Lost Weekend)」のアヤシイDVDです。ここ以外で売っていたのなら絶対に買ったのに・・・正直画質が心配でした

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なんという偶然ですか、ヒミコに会いました。個人的な確率かもしれませんが、私はヒミコをあまり見かけないのです。
「ヒミコ」は、松本零士氏が「ティアドロップ(涙滴)」をイメージ・コンセプトに、「子供たちが乗ってみたいと思ってくれる船」として、デザインを手がけられた船です。


今日は奥様の元上司の謝恩会の会場さがしで浅草逍遥のあと築地にまいりました。
今日のお店は、私が奥様に謝恩会の会場として推薦した「すしざんまい」奥の院です。
このお店は私が海外から取引先がくると連れて行くお店の一です。
かつて料亭であった佇まいをそのまま活かした隠れ屋的な雰囲気のお店です。
世界中から厳選した極上の本まぐろをはじめ、築地や産地から毎日直送される新鮮な魚介類が味わえます。
にぎりは全て1貫(103円〜)から注文できます。
一階には小奇麗な庭があるので彼我なく否応(いやおう)なしに日本の雰囲気が味わえます。

住所: 東京都中央区築地4-5-12
電話:03-3524-7252
定休日:無休

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お店の外観です。

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本まぐろ祭りのポスターです。

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メニューです。

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店内の雰囲気です。

今日のオーダー「笑(ほほえみ)特選にぎり14カン+サラダ+小鉢+お碗」@2,079円です。
待つこと10分で着皿です。
ここのお店は板場のことを「寿司屋」さんといいます。したがってオーダーを板場に通す時には「寿司屋さん△△をお願いします」と頼みます。

閑話休題おはなしはもどりまして
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まずは、おろしなめこ、サラダです。
おろしなめこ、サラダともどもとがった味でイケます。

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特選にぎり14カンは鰹を除けばすごく美味しかったです。
時にトロを筆頭に赤身系はさすがの味という感じですね。
量がすこし多すぎることを除けば大満足の味です。

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この部屋は、今回奥様が謝恩会で使用しようとした宴席部屋です。
雰囲気は良さげですが、掘り炬燵形式でないので足が伸ばせないのと、宴会メニューが寿司系一辺倒なので断念されました。
しかしそれは仮の理由で、最大の断念理由は“女子トイレが汚い”ということのようです。
女性はcheckpointが違いますネ

それでは(^_-)

下町っ子関西特攻中篇(番外編)

今日は「下町っ子関西特攻中篇」の話です。 
今回の宿泊先はなんばにある「ホテルモントレグラスミア大阪」です。
かなりオサレでゴージャスです。
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まずはホテルの雰囲気をパチリでご紹介します。

そして朝食buffet(all-you-can-eat)です。こここでは何故か外国人に間違えられホテルスタッフから英語で話しかけられました。条件反射で英語でかえしたので完璧にアヤシイ外国人となってしまいました、何でやネン!
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朝食はさすが高級ホテルですね、とても美味しくいただきました。

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南海なんば駅の行く途中、奥様が「なんばグランド花月」がみたいといったのでちょっと立ち寄りました。

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さあLet’s go「高野山」です。
実は私司馬遼太郎先生の本はほとんど読破しており、そのなかでも「空海の風景」は好きな本です。何度も読み返しましたのでかなり自分なりに「高野山」像はできていたのですネ。
高野山は、いうまでもなく平安初期に空海がひらいた。
山上は、ふしぎなほどに平坦である。
そこに一個の都市でも展開しているかのように、堂塔、伽藍、子院などが棟をそびえさせ、ひさしを深くし、練塀をつらねている。枝道に入ると、中世、別所とよばれて、非僧非俗のひとたちが集団で住んでいた幽邃な場所があり、寺よりもはるかに俗臭がすくない。さらには林間に苔むした中世以来の墓地があり、もっとも奥まった場所である奥ノ院に、僧空海がいまも生けるひととして四時、勤仕されている。
その大道の出発点には、唐代の都城の門もこうであったかと思えるような大門がそびえているのである。
大門のむこうは、天である。山なみがひくくたたなづき、四季四時の虚空がひどく大きい。大門からそのような虚空を眺めていると、この宗教都市がじつは現実のものではなく、空に架けた幻影ではないかとさえ思えてくる。
まことに、高野山は日本国のさまざまな都鄙のなかで、唯一ともいえる異域ではないか。

この一文をなんども読んでいた私は、高野山というのは空海が切り開いた天空道場だと思ったのでした。正しく言えば高野山は標高867mにある奇跡の様な山上盆地なのです。
空海は切り開かなくてもこのような奇跡を探しだしたという点でも偉大なのです。
ところで行ってみてわかったのですが高野山というのは山の名前ではなく、117の寺があって町全体を高野山と呼ぶのでした。

ここから先はパチリでご覧ください。

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奥の院前です。鬱蒼とした千年杉が櫛比して立っています。

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水向け地蔵です。この水向け地蔵に手向け水をそそぎ、亡き人の冥福を祈ります。

御廟橋
御廟橋です。この橋を渡ると弘法大師入定留身の地ですので聖域です。
ここでは「写真撮るな!帽子取れ」がお約束です。

奥の院です。
20万基を超える墓や供養塔が並んで言います。
弘法大師の足下に眠れば極楽往生できるという信仰によるものです。
ここには有名な武将の墓が多数ありますが、これは「両墓制(りょうぼせい)」というものだそうです。ひとりの死者に対し、じっさいに遺体を埋葬した「埋め墓」と、参詣用の「参り墓」のふたつを用意する風習で、とくに近畿地方でよくみられるそうですよ。

それでは自称墓マイラ―を任じている私から著名人の墓をご紹介します。
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まずは奥の院一番の墓碑である「お江の方」の墓です。
高さ6.6m、石台の大きさは8畳敷きです。

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織田信長の墓です。
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明智光秀の墓です。
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石田三成の墓です。


それでは昼食です。
今日のお店は「チャンポン」が美味しいという評判が高い「和風ラーメンみやま」さんです。

住所: 和歌山県伊都郡高野町大字高野山529
: 0736-56-4433
定休日:不明

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お店の外観です。

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私のオーダー「チャンポン」@800円です。
具沢山ではありませんが、味とトロミが秀逸です。
チャンポンで細麺は気になりますが、とても美味しいですね。
かなりクリビツしました。

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奥様のオーダー「柿の葉寿司定食」@1,000円です。
これはお出汁(だし)が深いですね、これも美味しいです。
山葵で食べる胡麻豆腐も美味しくいただきました。
オペレーションの悪さを除けばかなりのレベルのお店ですネ。

それでは(^_-)
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