下町っ子の上の空

好奇心が人一倍強く、見栄っ張りで、お人好しの下町っ子のBlogです。 ウンチクネタがくどいのがたまに傷ですが、お気軽にお立ち寄り下さい。

天きち

続 吉祥寺 天きち

彼の勇気は何処から出ているのでしょうか
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駐輪場で働いているとあまりお金を使いません。
それでもたまには銀行にお金を下しにいきます。
ある日、私が銀行の入り口に近づきますと、身体の大きな若い人がこの銀行の前に自転車を止めようとしていました。そこに環境まちづくり公社の老人がやってきて、大きな声で、ここは駐輪禁止区域じゃないか。
停めたらだめだろうと、オイコラ調で注意していました。
すると、若い人は、その人の胸につけているバッジを見て、ここはSMBCの敷地だろ。
あんたらは、区の自転車放置禁止区域の管理人だから関係ないじゃないか、と大きな声で怒鳴り返しました。
するとその老人は負けずに、ここに駐輪してはいけないという掲示があるじゃないか、見えないのか。
停めていけない場所は停めてはいけないんじゃないの、と言いますと若い人は、お節介焼ジジイが、余計な事を言うな、と怒鳴りました。
それを見ていた私は、皆さんが怖がっていますよ。このオジサンも区の管理者なので、業務のひとつなのですよ、というとここらが潮時かと思ったのでしょうか、またお節介焼きが増えた、と捨て台詞を残して、自転車に乗って立ち去っていきました。
私はこの一部始終を見ていて、なんて勇気のある老人なのだろうと感心しました。
最近の若い人は、すぐにキレるので、殴られる可能性はあるはずです。
そんなことも知らないわけではないでしょうが、よくぞ注意しました。
私は、これは彼が区の自転車管理のユニフォームを着ている事から、心理学でいう「役割効果」ではないかと思って見ていました
「役割効果」とは、人はコスチュームによって役割や行動を無意識に強く意識させてしまうということです。
つまり、本来の持っている性格とは違ったべつの力が働き、自分では制御することができなくなってしまう事を意味しています。
これは警察官が普段着で外にでると緊張感がない顔になることでも理解できると思います。
以前外科手術で1週間くらい入院していたときに、おしゃべりなオジサンとよく話をしていました。
その中での話です。
以前このオジサンが、区の放置自転車の集積場に勤めていた時に、撤去された持ち主が、このオジサンの高圧的な態度に腹を立てて、顔面を殴ったそうです。
区の施設ですから沢山の職員がいたのですぐに取り押さられました。そして、今回だけは刑事事件にしないからと所長から脅かされて、自転車の反則金を払って大人しく帰ったそうです。
ここで驚いたのはこのオジサンの高圧的な態度は意図的なものだったのです。
彼は殴られた後、すぐに医者に行き、むち打ち症で全治3か月の診断書をもらい、即入院しました。
さらに彼は区に事態報告して労災にしてもらい且つかなりの保険金と区からの見舞金を入手してにわ成金になったようです。
彼曰く、た、殴られると思っていたので少しよける事ができて、それほどの痛みはなかったそうです。
確かにリスクはありますが、その後のご褒美はとても楽しめたと笑っていました。
もしかしましたらこの自転車管理のオジサンもこの二番煎じかもしれませんね。


スーパーでお買い物中、プラプラ歩いているさなかに、何かがカゴに飛び込んできてごらんなさい。
それは度肝を抜かれます。
この人もうろたえています。
この人は、飛び込んできたものを売り場に戻しましたが、私ならば、これも何かのご縁と買って帰ります。



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今日は吉祥寺に奥様と出没しました。
今日のお店は天婦羅で決め打ちです。
今日のお店は「天きち」さんです。

住所: 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-7-13 レディバードビル 1F
電話:0422-21-8611
休日:水曜日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「上天丼」@1900×2=3,800円です。
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座るやいなやお茶と香の物がでてきました。

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待つこと1分でサラダと香の物が到着しました。
まずはサラダを頂きました。
シャキッとしています。
天婦羅屋さんでこのレベルのサラダが出せるのですね。
ドレッシングもイケています。
私の好みであります。

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待つこと7分で「上天丼」が到着しました。
今日の上天丼は、海老×2本、茄子、クロムツ、しし唐、かき揚げ(小海老、貝柱)です。
見た目、濃い目のタレのこげ茶色のコントラスが美味しさを醸しだしています。
それでは実食です。
まず海老です。
からっと揚がっていて甘さも感じる味わいです。
海老の天婦羅はこのくらいシャキッとしていませんと。
ブレンドした油(胡麻油とサラダ油)を使っているみたいで衣がサックリしています。
クロムツは想像以上に脂がのっていて美味しかったです。
これは海の香りを楽しめました。
特筆するのはかき揚げです。
小海老と貝柱がしっかりと入っています。
油っこさが感じられません。
最後まで熱々でふうふう言いながらいただきました。
これは絶品ですね。
固めのご飯と量は私の好みでしたので大満足です。

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しじみの味噌汁は味が深いですね。
表面の北斗七星みたいな点々は粉山椒です。
ダシがよくでていますが、これはごシジミのエキスを沢山に取り出す主人の匠の技だそうです。
これまた美味であります。

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食後、駐車場に行きすがらセブンイレブンでお茶を求めました。
なんとハジケたポップなお店でしょう。
思わず笑ってしましいました。

それでは(^_-)

吉祥寺 天きち

ヒトラー映画を観た・・・
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1945年4月20日、ベルリン。迫りくるソ連軍から身を守るため、アドルフ・ヒトラー(ブルーノ・ガンツ)は、ごく限られた身内や側近たちとともに、首相官邸の地下要塞へ避難する。
そこには、ヒトラーの個人秘書トラウドゥル・ユンゲ(アレクサンドラ・マリア・ララ)の姿もあった。
すでに敗戦を覚悟した側近たちとは対照的に、客観的な判断能力を失ったヒトラーだけが、大逆転の作戦について熱く語り続ける。
その一方で、地獄絵図と化すベルリン市内。側近たちの逃亡、裏切りが相次ぐ中、ヒトラーは最終決戦を決意するが・・・
「ヒトラーの最後の12日間」予告より転載

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映画「ヒトラーの最後の12日間」を観ました。
これはヒトラーの個人秘書官を務めたトラウドゥル・ユンゲの証言と回想録「私はヒトラーの秘書だった(英語版)」が本作の土台となっています。
これは主人公格のトラウドゥルの視点で描かれていて、総統地下壕の同僚と共に、ヒトラーの誕生日の準備を進めていた敗戦直前の1945年4月20日よりヒトラー夫妻が自裁した次の日の1945年5月1日にトラウドゥルがソ連軍包囲網脱出する12日間をドキュメンタリータッチで描かれております。
従いまして映画での内容はノンフィクションの様相を呈しています。
監督はヒトラーを「誰でも知っているのだが、誰もその実像を知らない」人物だとして、この映画をみることで、若い人が過去の歴史的事実として考えてくれたらとしています。
ヒトラーを演じるブルーノ・ガンツ(Bruno Ganz)は、まさしくヒトラーとはこのような人物ではないかと誰をも納得さる鬼気迫る演技でした。
この映画ではヒトラーは総統の時の狂気の姿と、肩書を外した時のヒトラーの優しい姿という二つの性格を対比させることでヒトラーの異常性を際立たせています。
実際、ヒトラーの奥様であるエバブラウン(Eva Braun)は、彼と一緒になって13年になるけれど、いまだによく分からない。最近は菜食(ヒトラーはベジタリアン)と犬(愛犬ブロディ)の事しか話さないの。
だから頭にきて犬を蹴ると、犬の態度が脅えるので、ヒトラーはそれを見て大慌てをするの。
面白いでしょう、と言っています。
ヒトラー個人の性格描写としてはよくできていると思います。
ヒトラーが自裁する前の日に、彼が自裁で用いる青酸カリの効き目を試すために愛犬ブロンディを毒殺させるのですが、ブロンディは最後までヒトラーを見続けていました。
それに対してヒトラーはその眼を直視できずうろたえておりこれもヒトラーの優しい性格を表していました。

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この画像はヒトラーが自裁する前に皆にお別れを言うシーンです。
この時も慈愛に満ちた眼差しで最後のお別れをするのですが、あまりにせつなくて涙を誘うものでした。
ヒトラーは同盟国イタリア社会共和国の指導者ベニート・ムッソリーニが処刑され、死体が逆さ吊りにされたことを知っていました。
ヒトラーは自身とエヴァがロシア軍に捕らえられ、ムッソリーニとその妻のような最期を回避するために自殺を決意します。
しか〜し、彼は手が震える病(バセドー病)を患っておりピストル自殺に失敗するリスクを恐れて医師に毒薬の処方を依頼して、苦しまないで死ぬ方法を何度も聞いているシーンはヒトラーの小心さが伺えます。

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※真ん中に写っている長男は合成写真です。彼はこの時、イギリス軍捕虜になっていた為この場所にはいませんでした。
この映画は見ていて暗くなりますが、最悪なものはゲッペルス家族の心中です。
この映画では、自分の子どもたちには、父親が今世紀最大の犯罪のひとつを推し進めた人物だと聞きながら育ってほしくはない、それよりは転生の方が子どもたちにとってよっぽどいい未来だろうと、いうゲッペルス夫妻の考えで心中となったのです。
そのような両親の独善的な考えで6人の子供は毒殺されました。
特に長女ヘルガは殺害された時12歳でした。
彼女の遺体には顔を中心に痣が認められ、殺害に使用されたシアン化合物カプセルを口に押し込まれた際に抵抗したことが示唆されています。
この抵抗によりあごの骨が破壊されていたそうです。

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両親が自裁するのは致し方ないでしょう。
子供たちを逃げさせる方法はありましたのに親の自分勝手な考えで殺されたのです。
戦後生き延び両親の行いで苦しむかどうかは誰もわかりません。
それを乗り越えていく強さも育つかもしれません。
この映画の最大の悲しみであります。
ヒトラーや少数の狂信者だけでこの戦争計画全部を実行に移すことはできません。
当然、政権全体がヒトラーの手足となってその方向に動き、ヒトラーの政策を推進したから実行が可能だったのです。つまり、ヒトラーを「独裁者」にしたのは、ヒトラー自身の力だけではありません。
そこには、ヒトラーを「独裁者」の地位に押し上げる強い推進力が働いていたのです。
人間たちが権力や物質的利益に目がくらみ、当座の欲求を追求した結果、ヒトラーという「独裁者」を生みだしました。秘書トラウドゥルはヒトラーのことを「怪物」だといいます。
しか〜し、一介の人間に過ぎなかったヒトラーを「怪物」に仕立て上げたのはヒトラーに反対できなかった幹部、ヒトラーを妄信して政権を支えた人々、トラウドゥルもその一人だったのではないでしょうか・・・


Michael Jackson - Smooth Criminal (Japanese Version)



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今日は次男と吉祥寺に出没です。
コロナ禍ですので美味しいものを食べようと考いていました。
今日のお店は決め打ちです。
今日のお店は「天きち」さんです。

住所: 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-7-13 レディバードビル 1F
電話:0422-21-8611
休日:水曜日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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ご主人の出自の案内です。

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メニューです。

今日のオーダー「上天丼」@1900×2=3,800円です。

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座るやいなやサラダと香の物が到着しました。
まずはサラダを頂きました。
シャキッとしています。
天婦羅屋さんでこのレベルのサラダが出せるのですね。
考えてみれば野菜の天婦羅がありますので那辺は野菜の目利きがいいのでしょう。
出足快調です。
美味しいです。

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待つこと9分で「上天丼」が到着しました。
今日の上天丼は、海老×2本、茄子、キス、かき揚げ(小海老、貝柱)です。
見た目、濃い目のタレの茶色のコントラスが美味しさを演出しています。

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それでは実食です。
まず海老です。
からっと揚がっていて甘さも感じる味わいです。
海老の天婦羅はこのくらいシャキッとしていませんと。
ブレンドした油(胡麻油とサラダ油)を使っているみたいで衣がサックリしています。
キスも美味しかったです。
まさに海の天婦羅です。
これは磯の香りを楽しめました。
特筆するのはかき揚げです。
小海老と貝柱がしっかりと入っています。
油っこさが感じられません。
中も熱々でふうふう言いながらいただきました。
これは絶品ですね。
固めのご飯と量は私の好みでしたので大満足です。

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しじみの味噌汁は味が深くいですね。
表面の北斗七星みたいな点々は粉山椒です。
ダシがよくでていますが、これはシジミのエキスを沢山に取り出すご主人の匠の技だそうです。
ちょっと類をみない美味しさです。
これで@1,900円はお得感ありですね。
銀座で食べたら@4,500円位するのではないでしょうか。

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食後は喉が渇いたので吉祥寺NO.1の京右近さんでどら焼きを求めました。
天丼の後は和菓子がたべたくなりますね・・・

それでは(^_-)
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