下町っ子の上の空

好奇心が人一倍強く、見栄っ張りで、お人好しの下町っ子のBlogです。 ウンチクネタがくどいのがたまに傷ですが、お気軽にお立ち寄り下さい。

交通会館

神谷町 番番

今日は「千葉スペシャル異聞」の話です。
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東京・有楽町駅前の靴磨き職人として、企業経営者らの顧客を多数抱える「千葉スペシャル」さんが9月20日東京交通会館でgrand renewal openしました。

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私の記憶によれば今年の4月上旬頃、「千葉スペシャル」さんは千代田区の行政指導によりこの場所より立退きさせられました。もともと路上での靴磨き業は許可事業であり、戦災で職を失った人のために一代限りで特別に許可をしていた特例措置のため都では現在新規の許可を出しておりません。「千葉スペシャル」さんは、この場所で1997年より忽然と営業されたため上記経緯から無免許でした。したがって今回の千代田区の強制指導によりkick outされたのです。

以後一時期、有楽町駅前エストネーション並びの道路(駐車スペース)で営業を再開していたそうですが、長続きせず、「千葉スペシャル」さん宅に送られてきた靴の靴磨きやら出張靴磨き等で糊口(ここう)を凌いでいました。今般企業経営者ら熱心な顧客が営業再開を呼びかけ、上述の通り東京交通会館のイトシア側の1Fで営業スペースを設けることができたのです。

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この場所では服装も刷新し、蝶ネクタイとハンチング帽子の英国風のモダンなユニフォームで統一されました。ユニフォームはユナイテッドアローズが、顧客用の椅子は乃村工芸社が企画したそうです。実際は8月20日より再開していましたが、上記スタイルでの営業が9月20日からだそうです。
千葉さんの話では、今回のrenewal は常連の乃村工芸社の社長が、靴磨きの最中に雰囲気を変えてみたら、うちの会社でも協力してやるから、との提案からトントン拍子で行きついたようで、この顛末には驚いているようです。

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ちなみに利用料は1,000円で値上げしての再開です。個人的には従来通り900円で頑張って欲しかったのですが、交通会館のテナント料として@100円がONされたのでしょうね。
従前の一日の利用者が80人程度ですから、80人×@1,000円×22日=1,760,000円/月ですか、「千葉スペシャル」さんは3人でやっているので、一人約@600,000円/月になりますよね。必要経費等差し引いても結構よいビジネスではないでしょうか・・・
すみません、人の財布の中身を覗くような下卑たことを計算してしまいました。大変失礼しました。

私は服装にはかなり気を使います。その中でも特に気を使うのは靴が光っているかどうかです。本来は自らの手で靴を磨かかなければいけないのでしょうが、忙しさにかまけて奥様にお願いしています。市販の靴磨き光沢剤はワセリンが入っているため、長期間使用していると靴の表面が硬化して徐々に光沢落ちてくるので、我が家では靴クリームを使用しています。その奥様も靴を光らせるのには限界があり、定期的に「千葉スペシャル」さんでメンテしているのです。要は主婦が顔の保湿を保つためにおこなうパック的なものです。

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千葉さんは、今回日経新聞やNHK取材等でかなりの新規顧客とくに東京への出張族等のビジネスマンが増えてほくそ笑んでいます。心なしか千葉さんは“時の人”オーラが噴き上がっておりちょっと鼻につきます。個人的には「靴磨き」というのは、わびしい風情が似合うと思っていますので、一日も早く平常化を願う今日この頃であります。

そうそう言い忘れましたが、「千葉スペシャル」さんで靴を磨くと本当にピカピカになりますよ。特に新しい靴の状態から定期的に磨いてもらっていると、靴に顔が映ります。
最初の頃これには、マジにくりびつてんぎょのいたおどろ!だったのでした。



ヨーロッパを中心に大流行している、
古き良きスウィング・ジャズと現代のエレクトロ・サウンドが融合した
新感覚の踊れるジャズ = 「エレクトロ・スウィング」!

原曲知らなくても問題なし!
ただ音楽に身をゆだねれば、それでOK♪



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今日は神谷町に出没です。
なにやら美味しい鶏料理屋さんがあるというのでお訪(とな)いを入れました。
今日のお店は焼鶏「番番」さんです。

住所: 東京都港区虎ノ門3-17-9 ミドリ屋ビル‎1階
電話:03-6450-1994
定休日:日曜日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

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今日のオーダー「鶏の鉄板ねぎ塩焼き御膳(黒米)」@880円です。
待つこと4分ででき上がりました。
見た目、すこし貧弱な感じですか。

それでは実食です。
ご飯は健康によさげな黒米を頼みました。
それでは実食です。
シャキシャキネギをかきわけて鶏肉さんにご対面です。
鶏肉はニンニク風味の塩ダレで味付けられています。
ちょっと平板な味ですか、すぐにニンニク風味の塩ダレということが分かってしまい、特段のsurpriseはありませんでした。
決して不味くはないのですがね、やはり食べ手が鶏、ニンニク風味の塩ダレと味が読めちゃうのはいかがなものでしょうかね。それとも素材に自信ありと読み替えますか、それであればもう少し鶏肉にjuicy感とvolume感があれば更に良いかなと思った次第です。
店員さんの応対は丁寧かつ親切で好感が持てました。

それでは(^_-)


交通会館 大正軒

今日は「鶏」の話です。
先進国では人間の数と鶏の数はだいたい同じ程度らしい。人間が一人生きてゆく為に、鶏一羽の助力を必要とするということだろう。
すると日本には一億羽以上いることになる。みな養鶏場に囲われてしまってとんと顔を見ない。昔はどの家でも飼っていた。産み立ての卵を鶏小屋からいただくのはうれしいものだった。
今わが国の鶏卵生産量年間年間250万トン。一個60グラムとすると年間4000億個。ものすごい数だ。サイズ5cmとして一列に並べるとなんと地球を500週する、本当だろうか、何度か計算してみたが本当である。
よくもそんなに鶏の卵を食うものだ。それ以上によくもそんな産む。
そもそもキジ科の野鳥だった。品種改良という技術はおそろしいものである。
弥生時代にはもう飼われていた痕跡がある。でも肉や卵の為ではなくもっぱら泣き声のためだったようである。朗らかな声で景気よく朝を告げる。
【うたの動物記 ニワトリ心ひかれる泣き声 小池光】より転載

そうなのですか、ニワトリ君は目覚まし時計替わりだったのですね…しりませんでした。
私は鳥が嫌いで特にニワトリ君は大大嫌いです。万が一私を葬りたかったら、朝方私の枕元にニワトリ君一羽を放り込めば用が足りるでしょう(笑)
昼間なくニワトリ君の声は罪深い感じがし玄妙だといわれていますが、私はその声そのものを忌避するものです。

今日は洋食が食べたく大人のお子様ランチを供する有楽町キッチン「大正軒」さんです。
このお店大正三年巣鴨に創業した精肉店が、昭和38年東京交通会館落成時に同地下街に精肉・大正軒を出店し精肉店ならではの新鮮な肉の旨味を供するお店です。


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お店の外観です。

住所:: 東京都千代田区有楽町2-10-1東京交通会館地下1階
TEL:03-3201-0147
定休:日曜日

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ランチメニューです。

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今日のオーダーは「生姜焼き+ポテトコロッケ+あじフライ」@950です。

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このお店昔の下町の洋食屋さんですね。面白かったのは女性客は全くいず、見事に0%です。そのせいか店内の女性の方がお客さんを呼ぶのは皆「お兄さん」です、少し照れますね・・・フフフフ。ところで万が一女性客が来たらその呼称はやはり「お姉さん」になるのでしょうか(笑)
今日のオーダーはグルメ誌(めしとも) かなんかのランキングで一位か二位に選ばれたものです。
大人のお子様ランチを標榜しているので、やはりMIXメニューでしょう。しかし本当は生姜焼き単品決めうちにしたかったのですが、味がクドソウナ気がしてこの予感は正しいのでしょうか。
味ですか、まず生姜焼きですがさすが精肉店直営だけあって肉がジューシーでふくよかです。しかし味が濃いです、単品にしなくて良かったです(笑)コロッケは昭和の味わいがホッコリホッコリしています。アジフライは少し揚げすぎですが、これはアジが良いのでしょう美味しかったです。
全般を通してみると美味しかったhappy01ですね、しいていえばオカズに対してご飯が少ないような、それと味噌汁はセンスがありませんね。
こんどは隣のオジが美味しそうに食していた「勝とじ煮定食」にしましょう、昭和の味わいがお好きな方にはお勧めのお店です。

それでは(^_-)

有楽町 桃園

今日会社の講習会での雑談です。

ABC株式会社御中 イロハ部長殿
良く使われていますが、この使い方はは間違いです。理由は御中という言葉はその会社のどなたかにお渡しくださいということですのでその後に特定するのはおかしいからです。

ABC株式会社 イロハ部長様
この使い方も間違いのようです。様を使うときは
ABC株式会社 部長 イロハ ニホヘト様
とするのが正解です。

しいて使うとしたら
ABC株式会社 イロハ部長殿
とのことです。
しかし殿は目上の人が目下の人に使う言葉なので取引様に使うのはおかしいのではと切り返すとビジネスレター教書にはそのように書かれているとのことでした。
たしか役所が発信するレターにはかつて殿が使われていて、それは不遜だということで様に変えられたのを新聞で読んだ記憶があります。

さて様の水の部分ですが、一番丁寧な様は永、その次は次、続いて水、そしてぞんざいなのは草です。明治の頃は相手によってこの部分を使い分けて使用されていました。
たまに永でくる手紙がありますね、間違いではありませんよ。

今日のお店は有楽町交通会館B1にある長崎チャンポン: 「桃園」です。

珍しい暖簾が逆ですね(笑)

住所: 東京都千代田区有楽町2-10-1東京交通会館B1F
電話: 03-3214−9048
定休日: 日曜日・祝祭日

獲物は「皿ウドン」@900です。
このお店本場チャンポンのお店ということで有名です。

具はキャベツ、モヤシ、鶏肉、肉団子、キノコ、ニンジン、ニラ、錦糸卵、チャーシュー、蒲鉾、イカと盛りだくさんです。

皿ウドン
さらに胡麻油で揚げた太麺はヘルシーです。
味ですか、個人的にはあまりおいしいとは思えません。
まず私の一番嫌いな麺が熱くないこと。そしてここのご主人はヘルシーに気を使い鶏肉を多用しているのですがそれがかえって味を全体的に淡白にしています。
麺もモサモサして口の中で絡み合いません。
そして致命的なのは値段です。皿ウドンで@900は高すぎますネ。
ということで今日はスベッタのでした。



それでは(^_-)

有楽町 桃園

受験シーズンたけなわですね。
この季節になると浪人になった日のことが思い出されます。
都立高校だったので浪人は当たり前の風潮があったもののやはりあまり気分のいいものではありません。
一応目白の大学は受かっていましたがあまり行きたくもなく、最後に国立二期校の埼玉大学が残っていました。
今考えても不思議なのですが、受験番号が7番だったので絶対に合格するものと信じていました。さらに埼大はダサいなと受かってもないのに嘯いていました。
受験の前日浪人確定の高校の友人四人が陣中見舞いということで我家に訪れてきました。
部屋に入ると勝手に麻雀を始めました。
露骨に嫌な顔をすると、「気にしないで勝手にやってるから、受験生は勉強、勉強、浪人生は麻雀、麻雀」と四人でこのフレーズを唱和しています。
そのうち一人が夜食の牛丼を買出しに行ったため、私が代打ちです。
皆浪人か一年頑張ってやはり志望校行こうかという考えが次第に頭の中で膨らんできたのです。
流石に朝の三時頃皆が寝不足は受験の大敵とかいって静かにやっているから寝なヨとかいわれましたがにもう行く気にはならず結果埼大は受けず浪人生となりました。
そして一年後何とか志望大学に入りましが、この四人も同じ大学です。
この四人今でも仲良いのですが、しかし何という腐れ縁なのでしょう。

今日のお店は有楽町交通会館B1にある長崎チャンポン「桃園」です。
住所: 東京都千代田区有楽町2-10-1東京交通会館B1F
電話: 03-3214−9048
定休日: 日曜日・祝祭日




一般的にラーメンはツナギにかん水が使われていますが、チャンポン麺には唐あくが使われる為ちょっとしつっこい味になります。そしてこの麺に負けないように豚骨に鶏ガラを混ぜてその割合を幾度と変え完成したのがこのスープです。
さらにここの工夫は、このスープに昆布、煮干、カツオの削り節、干し椎茸の絞り汁を加え隠し味で野菜のクズ、ニンジンの皮、キャベツの芯をいれています。
腹もたれしないように肉団子、チャーシューも鶏、野菜はラードではなくゴマ油で炒めます。
なにやら当初こってりした味で不評だったので腹もたれしないよう努めた結果ここまでこだわったそうです(感動)。

味ですかチャンポンというより例えていえばラーメン幕の内弁当バージョンですね。


脱こってり味にこだわりすぎて少しインパクトがありません。
確かにスープは最後まで飲めたましたが、毎日食べるわけでもないのでもう少し力強さがほしかったですね。

それでは(^_-)

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