下町っ子の上の空

好奇心が人一倍強く、見栄っ張りで、お人好しの下町っ子のBlogです。 ウンチクネタがくどいのがたまに傷ですが、お気軽にお立ち寄り下さい。

中本

御徒町 蒙古タンメン「中本」 リターンズ

今日は「甘い物は脳に悪い」の話です。 
笠井奈津子
お酒が飲めなくなってから一段と食べ物に傾斜しています。
その中で久々に目から鱗というか、マグロコールで腸内清掃というか、食との向き合い方がハッキリ、クッキリする本、笠井奈津子著、幻冬舎新書刊「甘い物は脳に悪い」を読みました。
かなり良い本でしたので、以下に紹介します。

「甘い物は脳に悪い」というタイトルをみて、この本を手にとった読者の方は、
「疲れたなあ。甘い物でも食べて、リフレッシュしようかな」と思って、お菓子などに手を伸ばすことが多いのではないでしょうか。 
ですが、ここで一度じっくり思い出してみてください。 
そのあと、仕事ははかどりましたか? 
サクサクと順調に終わらせることができましたか? 

おそらく、甘い物を食べている最中はテンションが上がって、元気が出た気がしたけれど、食べ終かってしばらくすると急に眠くなったりして、食べる前よりも集中力が続かなくなった方が大多数なのではないかと思います。
これには理由があります。 
甘い物を食べることにより、体内では急激に血糖値がにがります。それで一時的に疲れがとれたような気分になり、頭もすっきりしたと勘違いしてしまうのです。
問題は、そのあとです。
急に血糖値が上がると身体にとって負拒になるので、血糖値を抑えるために膵臓が大量のインスリンを分泌します。朧臓としては、急に血糖値が上がったので、「早く下げなくて!」というプレッシャーのもと、通常よりも多くのインスリンを分泌します。したがって、血糖値は急激に下がることになります。
その結果、甘い物を食べる前よりも、血糖値が下がってしまい、集中力が続かなくなるばかしりか、よけいに疲れを感じ、けだるくなってしまうのです。 
これでは本末転倒だと思いませんか? 
しかしながら、“刷り込み″とは怖いもので、「甘い物でリフレッシュできるはず」と思い込んでいるからか、何十年も働いてきた部長クラスのビジネスマンですら、「疲れたから甘い物でも・・・」と、部下にお菓子を差し出したりすることがあるから驚きです。

では、仕事で疲れて、気分転換したいときには何を食べればいいのか。 
その答えはズバリ、たんぱく質を多く含んだ食品です。 
たとえば会社で仕事をしていて、「疲れた・・・」「小腹がすいた。何か軽く食べたい」と思ってコンビニに足を運ぼうと思うのであれば、「ゆで卵」「温泉卵」「冷ややっこセット」「サラダ十たんばく質(鶏肉、卵、シーチキンなど)」「干した魚介類のおつまみ」「枝豆」(ビールが飲みたくなるかもしれませんが、そこは我慢して・・・)などの購入をおすすめします。そうすれば、気分転換のあとの仕事がはかどるだけでなく、身体にとっても非常にいい。しかも甘い物に比べて太る心配もありませんから、一石三鳥になるのです。
【中略】
もうひとつ、女性で勘違いしている人が多い、食事の例をお話ししておきます。よくセミナーで、 
「どんな食事が健康的だと思いますか?」 
と聞くと、 
「野菜をたくさんとること!」 
と答える女性が大多数です。実際、身体によいからと、お肉やお魚を減らして、野菜中心の食事をとっている人は少なくありません。 
しかしながら野菜の主な働きは、身体をつくる“素”に働きかけることです。その“素″となるたんぱく質が不足していては、せっかく取り入れた野菜もサポートする対象がないため” もったいない“結果となるのです。
食事は身体をつくるだけではありません。 
悩も食べ物がエンジンとなって働いているわけですから、食べる物で、脳のパフォーマンスは大きく変わります。欠けている栄養を補い、過剰なものを削るだけで、脳の力をフルに発揮することができるのです。


というように鋭いツッコミで始まります。
特に感動したのは本著の中にある「私は食べることは闘うことだと思います。その意味で、朝食を十分にとらなくなった現代人は闘うことを忘れた人だといわなくてはならないでしょう」という一文です。よくここまで言い切りましたね。
個人的にgood pointと思った点をあげると以下の10点です。

1.ゼロカロリー飲料だからといって太らないわけでない
2.食べ物は味わって食べること
3.仕事ができる人は食べること、特に食べるものを意識している
4.市販の野菜ジュースを飲むのであれば同じ値段の生野菜や果物を食べた方数段よい
5.朝食に菓子パンを食べるくらいなら柑橘類をとるべし
6.ガツガツ食べられる男は魅力的
7.うつ症状(鬱病ではない)は食事で治る
8.前向きな人間になるのには良質なたんぱく質をとること
9.イライラ感は生のビタミンCで解消しよう
10.疲れが長いこととれなかったら食生活をみなおそう


まだまだこの本の良い点は書き足りないのですが、あまり書くとこの本を買う人がいなくなってしまっては困るのでこの辺りで手仕舞いにします。
一冊@777円ですので、一食抜いても、そうか抜いてはいけないので自らの投資としてお求めください。

この笠井先生のお奨めでは、どうしても食べたいものは体が欲するものなので食べましょう(少し曲解)ということで、今日の私のwantは“HOT”でした。
という事で今日のお店は蒙古タンメン「中本ラーメン」さんです。

住所: 東京都台東区上野5-20-3ラーメン横丁
電話:03-5688-1233
休日:不明

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

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今日のオーダー「五目蒙古タンメン(辛さ度6)」@850円です。
待つこと12分で着丼です。
辛さ度6ですか、その割にはかなり赤いですね。
野菜がこんもりとしかも珍しく湯気がたっています。
それでは紙エプロンをもらって実食です。
まずは野菜と麺の天地返しです。野菜に隠れていたモチモチ麺があらわれます。
モチモチ麺は相変わらず美味しいですね。
野菜はどうでしょうか、アレッ美味しいです。
そうか今日は野菜が熱々ですからね、特に豚肉が美味しいです。
これが普通の味なのでしょう、いつもは作り置きですから。
ここのラーメンの真の美味しさがよくよくわかりました。
辛さも丁度よく満足できた昼食でした

それでは(^_-)

有楽町 中本

今日は「伊勢崎町カレー屋奇譚」の話です。
私が日吉に通っていた頃の話です。土曜の二限が休講になったので、たまにはハマで飯食べようぜ、との友達の誘い言葉にのって伊勢崎町まで足を伸ばしました。伊勢崎町はイセザキモールあたりで食べ物屋を捜したのです。学生ですから可処分所得も限られており、安い店をさがしていました。
当時のイセザキモールもやはりセレブな方が集うところで、学生の価格帯のお店にはなかなかめぐりあうことはできません。しばらく歩くとカレーライス@400という看板があり、これは安いということでそのお店に入りました。
お店に入りますと、誰もいません。二人とも歩きつかれたので暫くその店の薄暗いカウンターのストールで寛(くつろ)いでいました。しばらくしてというか、時間的には15分位たってから、お店のご主人がでてきました。
私達は、カレーライスが食べたいんだけど、といいますと、このご主人は、ゴメンナサイネ、そのカレーは売り切れです、とのことです。私は、まだ十二時前なのに売り切れなんですか、今日はそんなにお客が入ったんですか、と聞けば、ないものはないんだよ、と突っ慳貪(つっけんどん)に返します。なんだか嫌な予感がして腰が引けてきたのですが、それでも、何ができるのですか、と聞きかえしますと、ご主人は、カツカレーならできますよ、と応えます。しかしそれは@1,500もするので、私が逡巡していると、友達は、それではそれをお願いします、と間髪いれずに頼みました。私といえば値段でヘジリ、それなら“カツカレー”の“カツ”抜きのやつを下さい、といいます。するとご主人は、このルーは“カツカレー”専用のルーなので、それだけだと味わいが違ってしまうのでお出しできません、というのです。私は、おかしくないですか、“カツカレー”専用のルーが常備されていて、通常のカレーがこの時間で品切れなんて意図的としか思えないですよ、といいますと、お兄さん、ナンダイうちの店にイチャモン付けにきたの、それともカレーを食べに来たの、どっちなのハッキリしてよ、と凄みます。
空腹だったことも相俟って私もキレてきました、学生相手にこんな絵図書いて、何が面白いの、と言い返しますと、友達が私の脇腹を小突いて、馬鹿だな、そんなことしていたらこのオッサンの手の内に入るだけだぞ、この手のオッサンには、ハイハイと聞いてすぐに立ち去るのが人生の達人だぜ、と小声で諭します。そういわれれば、そうだなと思いなおし、致し方なく、私も@1,500のカツカレーを頼んだのです。
後日学校でこの話をすると、このお店は伊勢崎町で有名な“ぼったくりカレー屋さん”らしいのです、よって地元の人は誰も入らず、私達みたいな一見さんが引っかかるとのことです。付け加えますと、すぐに店内に出てこないのは、お腹を空かせて仕方なく“カツカレー”を頼まさせる作戦とか…ここまで徹底すればお見事です。

今日のお店は有楽町「中本ラーメン」さんです。私このお店学生の頃から「直久」さんと勘違いしていたことが今日分かりました。このお店は実は「中本」さんだったのですね(笑)

住所: 東京都千代田区有楽町1-10-1 有楽町ビル B1F
電話:非公開
定休:土曜日・日曜日・休日

中本1
お店の外観です。

中本2
店内の雰囲気です。このお店は昭和の爆笑王「林家三平」が常連だったお店で、長男の「正蔵」も親子二代に亘って通っています。しかしとてもキタナイお店です、こういうのはレトロと呼んではいけないと思うのですが…

中本3
今日のオーダーは「盛合せラーメン」@780です。「盛合せラーメン」とはラーメンに茹で野菜と生卵がのっているものです。ちなみに生卵はゆで卵にも代えられます。
麺はうどんのように太い麺です、見たかんじ濃い目の醤油スープです。スープはお約束の熱々ではありません。脂身の少ないチャーシューですがなかなかイケます、大量にのっているメンマはコリポリして美味しいです。そしてこの店のトレードマークの三つ葉がのっています。味ですか、私の寝不足の体調のせいもあるのですが、とても不味いです。まずスープの味がしません、極めてのっぺりとした味です。そして太い麺ですが、モソモソして弾力がありません、これはいただけませんね。
数多くのOld fanの常連さんに支えられて流行っているお店ですが、やはりラーメンは好き好きだと思わされました…

それでは(^_-)
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