下町っ子の上の空

好奇心が人一倍強く、見栄っ張りで、お人好しの下町っ子のBlogです。 ウンチクネタがくどいのがたまに傷ですが、お気軽にお立ち寄り下さい。

フレンチ

神田 ビストロ 石川亭

今日は「ところかわれば三回生」の話です。
関東では大学の学年は「△年生」、一方の関西では「△回生」と呼ぶのが定着していますが、この違いはどこから生まれたのでしょうか。 
これには、東京大学と京都大学の制度の違いが関係しているようです。日本の最高学府の最高ランクに位置するこの二つの大学は、実は進級制度が異なります。
東大は、各学年ごとに決められた所定の単位を取得しないと学年が進級できません。つまり、「上の学年に上がれなかった。これで2回目の3年生だよ・・」といった事態も起こり得るわけですね。 
対して京大はというと、学年ごとに履修しなければならない単位というのが定められていません。各学年で決められた単位を取得して進級していくのではなく、各科目の単位を4年間かけて取得し、晴れて卒業となります。この制度はドイツの大学をモデルにしており、「大学生にもなったら、自分できちんと計画して単位を履修していくべき」との考えによるもの、といわれています。 
そのため、学年で表現するとかえってわかりづらいことからも、在籍年数を示す「△回生」と称するようになったのですね。 
このように東大、京大の制度が異なることから、いつしかそれぞれの地域で「△年生」「△回生」との言い方が定着していったというわけだったのです。 
この事実を踏まえると、関西圏の大学では、少なくとも4回生までは「勉強熱心な真面目学生」を装うことができるのですね。 
ただし、それも4回生までの話。それ以降は「5回生」「6回生」と数が増える=留年が丸わかり、となってしまうわけです。 
その点では、関東の大学は留年を重ねても、自分からカミングアウトをしない限りは、その事実に気付かれる心配はない。見た目の老け具合さえ何とかごまかせる自信があれば、の話ではありますが。
「関東のしきたり関西のしきたり」話題の達人倶楽部[編]著より引用

実は学年の呼び方の関東と関西の違いを今日の今日まで知りませんでした。
というのも関東では私学の雄「早稲田大学」が8年生システム(但し当時ですので現存しているかは不明)だったので、何となく、そうなのかな、って考えたこともありますが、やはり「早稲田大学」の8年生システムを目の当たりにするとスケートリンクの氷上の滑走跡のように、すぐに掻き消えてしまうのでした。
とすれば「試験に出る単語」を関東では「デル単」、関西では「シケ単」と呼ぶ程度の違いなのかなと、この呼び名の不一致を落としこんでいました。
しかし現存している8年生若しくは8回生は少ないのでしょうが、親の学費負担が大変ですよね。
もしそんな子が、実の子としていたならば、わが心は穏やかではなかったでしょう、多分。


He would have been an INCREDIBLE action movie star・・・



今日は神田に出没です。
今日のお店は以前から気になっていました、行列のフレンチレストラン「ビストロ 石川亭」さんです。

住所: 東京都千代田区内神田1-5-6 小山第二ビル1F
電話:03-3291-3158
定休日:日曜・祝日(ランチ予約不可)

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。
店内は赤と白を基調とした飾らないカジュアルな雰囲気です。

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メニューです。

神田の神田駅南口の路地裏の先に5年5ヶ月前の2006年10月に埼玉県越谷市から移転オープンしたビストロです。
このお店は待つこと必須で、今日は12時10分に来店した為待つこと20分で入店しました。

今日のオーダーはLUNCH@1,100です。LUNCHの内容はパン、前菜+主菜+コーヒーor紅茶(パンはお代り自由)です。12時前の入店か、13時以降の入店でプチデザートが付きます。

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食べ放題のパンです。

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前菜の「ベーコンとチーズのキッシュ」です。
キッシュはまず付け合わせのサラダの多さが目を引きます。
サラダは良く冷えておりかつよくedgeがたっておりイケます。
サウザンドアイランド系のドレッシングが味を際立てています。
ちなみサウザンアイランドとはソースの中の粒々が、海に浮かぶ千の島(サウザンド アイランド)に見えることから、この名があります。
サラダだけでも充分美味しいですね。
キッシュも大ぶりでサラダを十二分に凌駕しております。
キッシュは外がサクッとし中はふんわりとしています。ベーコンとチーズがたっぷりとcompoundされおり、塩気、香りとも申し分ない美味しさです。
特にbaseのカリカリした美味しさは天国にでも昇る様な味わいです。
これは絶品です。

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主菜の「牛・豚・春キャベツのハンバーグ デミグラスソース」です。
ハンバーグの外はカリッと香ばしく焼けていますが、中はフワッとしていて程よい食感です。
お約束の肉のjuicyさは守られています。
肉の中に混ぜ込まれている春キャベツは、大きめのざく切りなので食感も楽しめるし甘みも感じられます。
マッシュポテトとインゲンがハンバーグの下に敷かれています。
マッシュポテトは濃厚なドミグラソースに絡めて食べると違う美味しさが出現します。
なんでこのハンバーグに春キャベツが入れられているのか考えたのですが、多分ですよ,ハンバーグとドミグラソースが濃厚なための箸休め的意味合いで入れられたのだ思うのです。
要はそのくらいこのハンバーグはhigher rich qualityなのですね。

久々に心から堪能できるフレンチに出会いました。
これですから食べ歩きはやめられないのです・・・heart02



それでは(^_-)

築地 蜂の子

今日は「RIKKIOって誤植?」の話です。 
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今日仕事で東池袋を歩いていますと立教の野球部の学生が目の前を歩いています。
そしてそのカバンを注視しますとローマ字で「RIKKIO」って書いてあります。
これってヘボン式ローマ字で「立教」は「RIKKYO」なのに「RIKKIO」は誤植じゃないかとマジに考えたのです。
ところがこの標記はあっていたのですね、立教大学体育会のHPをのぞいてみますと以下の様に記されていました。
【QOT】
『戦前表記説』
戦前のローマ字表記では、「きょう」は「KIO」と書きました。「立教」は「RIKKIO」。ちなみに、「東京」は「TOKIO」です。戦前に登録(設立)した法人はローマ字表記で、「KIO」と書くのです。立教学院の広報は現在の表記に合わせて「RIKKYO」と書きますが、そこは伝統を重んじる体育会。相変わらず、「RIKKIO」と書くのでありました。

『左右バランス説』
「RIKKYO」と書いてみると、真中に”KK”と並んでいるのに、その両脇の”I”と"Y"の文字の幅が違う為に、左右のバランスが悪い!いっその事、「RIKKIO」って書いてみる。おおっと、これはバランスが良い。これで行きましょう。という様な軽い感じかどうかは分かりませんが、左右のバランスが良いので、「RIKKIO」にしているという説もあります。
という事で、立教は「愛=I」なんです。
【UNQOT】
なるほどね・・・
でも最近の立教の体育会って弱いので奮起していただきたいと思う今日この頃です。

今日は前からの狙い店、ちょっと隠れ家的雰囲気のフレンチレストラン「蜂の子」さんにお邪魔しました。

住所: 東京都中央区築地1-5-11
電話:03-3541-9805
営業時間:11:3014:00、18:0022:00(LO 20:50)
定休日: 土曜・日曜・祝日

まずは転職サイト フード(食品 飲食 外食 流通) 専門の総合人材紹介 株式会社フードビジネスサービスのHPよりのお店の紹介と平澤料理長に対するinterviewです。

蜂の子
― 蜂の子は、とても家庭的な雰囲気がしますね!!

平澤:ありがとうございます。戦後まもなく両親がこの店を建ててから、もう50年近くになります。そのときから変わらないことは、このホッとするあたたかい雰囲気なんです。おやじは、僕が5歳の時に他界しました。それから、おやじの友人である川俣シェフを招き、おふくろひとりでこの店を切り盛りしてきました。おふくろは今でも現役です。だから、僕も店に対する熱意が人一倍とても強いと思います。
― それでは、小さい頃からシェフになろうと決められていたのですか?

平澤:そうですね。おやじは、どうやらフランスに行きたかったらしく、フランス語を勉強していたみたいです。そういうおやじの背中を見て僕は育ちました。だから、物心ついた小学生の卒業文集にはオムライスの作り方を書いたほどです(笑)。高校卒業後フランス料理店で修行をしようと決めたのにも、なんの抵抗もありませんでしたね。
― フランス料理の世界から蜂の子へ戻られ十数年が経たれるとのことですが、実際お父様と同じ厨房で腕を振るわれていかがですか?

平澤:今までは“料理を作ることに妥協したくない”という料理人としての気持ちが強かったですね。蜂の子では僕が料理長ですから、経営面も考えなくてはなりません。そして誰かに甘えることもできません。料理長になって“一流のレストランにするにはどうしたらよいか”という意識とこれからの方向性を強く考えるようになりましたね。
僕は、洋食にはよいものがあると思います。今でも小さい頃に食べたオムライスやナポリタンを時々食べたくなります。ナポリタンは、イタリアパスタのアルデンテと違い、麺は太くやわらかいもの。でも食べると懐かしく心が温まります。僕には、そういう昔ながらの洋食が必要なんです。そして、同時に、時代の変化にあわせた新しいものを取り入れていく姿勢も必要だと感じています。僕が学んできたフランス料理にも素晴らしい料理がたくさんあります。ここ蜂の子で、伝統の味を守った洋食とフランス料理のよいところをミックスさせた料理をひとつひとつ丁寧にお客様におだしできればと考えています。


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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

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本日のオーダー「Bランチ=豚ヒレカツと若鶏のトマト風味、菜の花と玉子のサラダパスタぞえ、コーンポタージュ、ライス付」@850です。
ここのお店とてもいいお店です。
私が入店してすぐに初老のおばさんが“このお店さがしていたら、カラスが連れてきてくれたの”といって入ってきました。なにやらこのお店を後日訪れたいので、お店のパンフが欲しくて入店したようです。
私はすごく変わった人というか、少し頭のネジがゆるんでいるかのように思えたのですが、この初老のおばさんが目的をはたして帰った後、お店の料理長のお母さんともう一人のスタッフの女性が“へぇ、とても愉快なかただったわね”といったのでした。
私の住んでいた下町のお店なら、もっと辛辣で直接的ないい方をするのに、このお店の方々はすごいものです、芯から優しい方々なのでしょうね、感動しました・・・
閑話休題
味ですか、ここlevel高いですね、とても美味しい。
豚ヒレカツはカラッとあがっていて衣はサクサクで上手に豚ヒレの美味さを閉じこめています。
若鶏のトマト風味は鶏が柔らかでジュシ―トマトの酸味によくあっています。
菜の花と玉子のサラダは面白い組み合わせだなと思いつつ、菜の花のedgeのきいたエグミに刮目しました。
食後隣のテーブルのお客が食べていた「牡蠣フライ」ふっくらしていてとても美味しいそうでした、こんどはこれを食べにきましょう・・・
築地にフレンチの名店ありですね!

それでは(^_-)
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