誰が島を守るのか〜沖縄 若き自衛隊員の葛藤〜

沖縄が本土に復帰した年に配備された自衛隊。「戦争につながる」と激しい反対運動が起きた。
それが今、沖縄では自衛官を目指す若者が増えている。自衛隊の増強が進む中で、新入隊員の訓練に密着。
災害時の支援活動に憧れて入隊したものの「国防」を担う重みを知り葛藤する若者たちや、自衛隊をめぐり意見が分かれる家族など、国際情勢の変化と急速に進む防衛力強化に揺れる沖縄の人々を見つめる。
NHKオンデマンドより転載
NHKの「誰が島を守るのか」を観ていました。
国防を担う若者がライフルの射撃訓練を行うあたりから、敵軍と会った場合に、相手の兵士を殺せるかという命題にひるんでいました。
相手は何処の国かわかりませんが、戦争になればそのようなことはmust-doであります。
しなけれなば自分が殺されてしまうからです。
そこで自衛隊の訓練ではそのような弱い心が惹起しないように殺人マシンになるよう洗脳していくわけです。
しか〜し、これがなかなか難しいのであります。
第二次世界大戦中、日本軍・ドイツ軍と戦った米兵のライフル銃兵のうち、実際に敵に向かって発砲したのは全体の15〜20パーセントに過ぎなかったのでした。
残りの8割は引き金さえ引かなかったか、故意に目標をそらして発砲していました。
にわかには信じがたい事実ですが、この数字が示す「戦わない兵士の多さ」は、ナポレオン戦争や南北戦争ほか古今東西の戦いを通じて観察される事象だといわれています。
極端な例では兵士の練達度、銃の性能から推定される殺傷能力の100分の1程度しか軍隊としての能力が発揮されていませんでした。
射撃練習用の標的とは違い、生きて呼吸をしている敵に相対すると、ほとんどの兵士は相手に向けて発砲できないのであります。
ところがベトナム戦争では兵士の発砲率は90パーセントを超えました。
しか〜し、どのように訓練されても、どのような大義名分があったとしても、直接的な怨みも何もない人間、自分と同じように親子・兄弟・友人に囲まれて生き、休日には家族そろって出かけ、いつかは年老いてこの世を去るであろう一人の人間を、われわれは心情的に殺せないのです。
そして、もし殺した場合にはその経験は深いトラウマとなり、その克服に残りの人生の多くの部分、あるいは全てを費やす事になるわけです。
だから米国は白兵戦を極力避けて、飛行機からの攻撃に切り替えたのです。
飛行機からの攻撃は地上の惨劇は分かりませんし、ほとんどがテレビゲームの感覚で爆弾を落としていけばよいので深いトラウマにはならないわけです。
興味深かったのは若者が訓練を重ねるにつれて戦争で人を殺すのは、沖縄の家族や仲間を守るためだと言い聞かせて、仕方ないというすり替えを始めた事でした。
さら〜に、自らが白兵戦に参加する部署にいることを家族に隠すようになっていました。
高い確率で戦死するリスクがあるために家族に心配させないためです。
沖縄のベースキャンプで彼らの訓練を披露する日がありました。
その若者は祖母を含めた家族を呼び訓練を見せました。
彼は終わった後、祖母のところに近寄り、おばあちゃん、いいかい、万が一沖縄で戦争が起きても、今日のように僕らが守ってやるからね、と力強く祖母に語りかけると、祖母は、馬鹿をいうんじゃない。戦争になれば真っ先に犠牲になるのは民間人だ。
軍隊はそう言って、多くの民間人を犠牲にしてきた。
実際に前の戦争では多くの親戚や友達が殺される意味もわからず死んでいった。
だから戦争はしてはいけないのだと言い切っていました。
素晴らしい反戦番組だと思いました・・・

今日は池袋に奥様と出没です
タカセさんに行きましたら厨房のリニューアルで臨時休業していました。
今日のお店は「タカセ」コーヒーラウンジさんです。
住所: 東京都豊島区東池袋1-1-4 9F
電話:03-3971-0211
定休日:無休

お店の外観です。

店内の雰囲気です。

メニューです。
今日のオーダー、私は「サンドイッチセット」@1,000円、奥様は「レディースセット」@1,100円です。

待つこと1分でお水が到着しました。
待つこと10分で「サンドイッチセット」と「レディースセット」が到着しました。
両方とも昭和の相貌をしています。
とても懐かしくてしばらく見入っていました。

気を取り直して「サンドイッチセット」を実食です。
サンドイッチはトマトが新鮮で且つ甘いです。
パンはホームメイドで美味しいです。
シロップ漬けのフルーツはまさに昭和のレガシィです。
懐かしくて思い切り食べてしまいました。

続いて「レディースセット」を実食です。
サンドイッチは、あまり変わりはありません。
ここの白眉は昭和のモンブランでした。
みっしりとした筋肉質のモンブランですが甘さは過不足なくご機嫌でした。


食後のドリップ珈琲は美味しく馥郁たる香りを楽しんでおりました。
奥様も紅茶のアロマを楽しんでいました。
昭和の喫茶店は居心地よくてここでかなりの時間を費やしていました。
ごちそうさまでした

沖縄が本土に復帰した年に配備された自衛隊。「戦争につながる」と激しい反対運動が起きた。
それが今、沖縄では自衛官を目指す若者が増えている。自衛隊の増強が進む中で、新入隊員の訓練に密着。
災害時の支援活動に憧れて入隊したものの「国防」を担う重みを知り葛藤する若者たちや、自衛隊をめぐり意見が分かれる家族など、国際情勢の変化と急速に進む防衛力強化に揺れる沖縄の人々を見つめる。
NHKオンデマンドより転載
NHKの「誰が島を守るのか」を観ていました。
国防を担う若者がライフルの射撃訓練を行うあたりから、敵軍と会った場合に、相手の兵士を殺せるかという命題にひるんでいました。
相手は何処の国かわかりませんが、戦争になればそのようなことはmust-doであります。
しなけれなば自分が殺されてしまうからです。
そこで自衛隊の訓練ではそのような弱い心が惹起しないように殺人マシンになるよう洗脳していくわけです。
しか〜し、これがなかなか難しいのであります。
第二次世界大戦中、日本軍・ドイツ軍と戦った米兵のライフル銃兵のうち、実際に敵に向かって発砲したのは全体の15〜20パーセントに過ぎなかったのでした。
残りの8割は引き金さえ引かなかったか、故意に目標をそらして発砲していました。
にわかには信じがたい事実ですが、この数字が示す「戦わない兵士の多さ」は、ナポレオン戦争や南北戦争ほか古今東西の戦いを通じて観察される事象だといわれています。
極端な例では兵士の練達度、銃の性能から推定される殺傷能力の100分の1程度しか軍隊としての能力が発揮されていませんでした。
射撃練習用の標的とは違い、生きて呼吸をしている敵に相対すると、ほとんどの兵士は相手に向けて発砲できないのであります。
ところがベトナム戦争では兵士の発砲率は90パーセントを超えました。
しか〜し、どのように訓練されても、どのような大義名分があったとしても、直接的な怨みも何もない人間、自分と同じように親子・兄弟・友人に囲まれて生き、休日には家族そろって出かけ、いつかは年老いてこの世を去るであろう一人の人間を、われわれは心情的に殺せないのです。
そして、もし殺した場合にはその経験は深いトラウマとなり、その克服に残りの人生の多くの部分、あるいは全てを費やす事になるわけです。
だから米国は白兵戦を極力避けて、飛行機からの攻撃に切り替えたのです。
飛行機からの攻撃は地上の惨劇は分かりませんし、ほとんどがテレビゲームの感覚で爆弾を落としていけばよいので深いトラウマにはならないわけです。
興味深かったのは若者が訓練を重ねるにつれて戦争で人を殺すのは、沖縄の家族や仲間を守るためだと言い聞かせて、仕方ないというすり替えを始めた事でした。
さら〜に、自らが白兵戦に参加する部署にいることを家族に隠すようになっていました。
高い確率で戦死するリスクがあるために家族に心配させないためです。
沖縄のベースキャンプで彼らの訓練を披露する日がありました。
その若者は祖母を含めた家族を呼び訓練を見せました。
彼は終わった後、祖母のところに近寄り、おばあちゃん、いいかい、万が一沖縄で戦争が起きても、今日のように僕らが守ってやるからね、と力強く祖母に語りかけると、祖母は、馬鹿をいうんじゃない。戦争になれば真っ先に犠牲になるのは民間人だ。
軍隊はそう言って、多くの民間人を犠牲にしてきた。
実際に前の戦争では多くの親戚や友達が殺される意味もわからず死んでいった。
だから戦争はしてはいけないのだと言い切っていました。
素晴らしい反戦番組だと思いました・・・

今日は池袋に奥様と出没です
タカセさんに行きましたら厨房のリニューアルで臨時休業していました。
今日のお店は「タカセ」コーヒーラウンジさんです。
住所: 東京都豊島区東池袋1-1-4 9F
電話:03-3971-0211
定休日:無休

お店の外観です。

店内の雰囲気です。

メニューです。
今日のオーダー、私は「サンドイッチセット」@1,000円、奥様は「レディースセット」@1,100円です。

待つこと1分でお水が到着しました。
待つこと10分で「サンドイッチセット」と「レディースセット」が到着しました。
両方とも昭和の相貌をしています。
とても懐かしくてしばらく見入っていました。

気を取り直して「サンドイッチセット」を実食です。
サンドイッチはトマトが新鮮で且つ甘いです。
パンはホームメイドで美味しいです。
シロップ漬けのフルーツはまさに昭和のレガシィです。
懐かしくて思い切り食べてしまいました。

続いて「レディースセット」を実食です。
サンドイッチは、あまり変わりはありません。
ここの白眉は昭和のモンブランでした。
みっしりとした筋肉質のモンブランですが甘さは過不足なくご機嫌でした。


食後のドリップ珈琲は美味しく馥郁たる香りを楽しんでおりました。
奥様も紅茶のアロマを楽しんでいました。
昭和の喫茶店は居心地よくてここでかなりの時間を費やしていました。
ごちそうさまでした