今日は「神谷バー異聞(rewrite edition)」の話です。
前回の続きです。

浅草1丁目1番1号って何処なのか即答できる人はかなりの浅草(エンコ)通です。
答えは「神谷バー」です。
さらに、「神谷バー」は当て字で「鍛バー」が正しい字だよ、と言いきれる人にいたっては、ほとんど土地っ子と言い換えても良いでしょう。
実は神谷バーの歩道の前にはあたかも鏡面仕上げをした様なピカピカに光った電信柱がありました。
この柱はもともとコンクリートの電信柱だったのです。
何でコンクリートの電信柱が鏡面仕上げをした様な電信柱になったのかをご説明いたします。
そもそも神谷バーの名物電気ブランはアルコール度数45度(現在は電気ブランオールドで40度)と、かなりキツイ飲み物であります。そのアルコール度数の強い電気ブランをついつい調子にのり飲みすぎた酔客は、店を出てから夜風にふかれると、急にその酔いが足にくるみたいで腰をとられてしまうのですね。そしてその腰をとられて酔客がふらふらっとヨロメクと、うまい具合にそこに電信柱があるのです。腰がとられているものですから、勿怪の幸い(もっけのさいわい)とばかり、その電信柱にしがみつくのです。ところがそんな状態ですから、ズルズルってずり落ちてしまうのです。そうすると酔っていますのでまた体勢を立て直そうとして、尺取り虫のようにして柱の上部にしがみつくのです。しがみつくとすぐにまたズルズルってずり落ちてしまうのです。そしてまた体勢を立て直そうとして柱の上部にしがみつくという循環行為が連綿と続くのです。
明治15年から平成13年までの120年という永きに亘ってまるで駅伝のようにこの行為が引き継がれたわけですから、必然ピカピカになりますよね。
ですから私達が中学校の時は、髪が乱れた時はおもむろに胸ポケットから櫛を出してその電信柱の前で髪型をととのえていたものです。
残念なことに現在は老朽化の為にその電信柱は、上述の通り平成13年に撤去されてありません。
この話は下町に伝統的に残っている都市伝説の一つです。
実際に現地にいってみるとその電信柱がないわけですので、あらためて信じてしまうというわけですね。
浅草観光の際のブラフ(bluff)にご使用ください。

折角ですから私の神谷バーでの最強伝説をご披露します。
新入社員のときに直属の上司が明治大学の体育会の主将だった人で、かなりの酒豪でした。
三社祭の宵宮にチームの全員で訪れた時に、私がその上司を無謀にも挑発してサシで飲み比べをしました。
その上司は私の10歳年上だったので、完璧に安く見ていたのですね。
勿論勝負酒は電気ブランオールド(40度)です。
15杯位まではsame paceだったのですが、最後は若さで逃げ切り私が23杯、上司が21杯と、流石にその上司は日夜接待酒で鍛えていたので、僅差の2杯aheadでかろうじて私は勝利したのです。
勿論勝利したからといってもご褒美があるわけもありません。
これってビール換算してみますと、電気ブランオールドが60ml/グラスでアルコール度数が40度ですから、アルコール量は60ml×0.4=24mlです。それが24杯ですから総アルコール量は24ml×24杯=576mlになります。ビールのアルコール度数が5%ですからビールで換算しますと576ml÷5%=11,520mlになります。
缶ビール350mlで換算しますと、11,520ml÷350ml≒33缶分になります。ちなみにビールの大ジョッキを700mlで換算しますと17杯分ですか、こりゃ酔うわ(笑)
でも上司との飲み比べということと新入社員でもあったので、実は緊張していて酔わなかったのです、ちがうか酔えなかったのです。
This was an old story!
今日は浜松町に出没です。
以前ANAに乗った時に機内screenで海鮮丼の穴場で、築地の仲卸人が経営しているという、ランチ営業のみの海鮮丼専門店というのが紹介されていました
食い入るようにその内容をみていると、オテル・ドゥ・ミクニ(自然派創作フランス料理)の三國シェフはこの仲卸人に鮮魚の仕入れをまかせているとかで、その仲卸人は多忙なのでたしか甥っ子に切り盛りを任せているようなことでした。
三國シェフ御用達の仲卸人がmanageしているお店なのかと色めきだって訪れました。
ということで今日のお店は、イタリア街の三井ガーデンホテルそばにある高級鮮魚卸「三和」さんです。
住所: 東京都港区浜松町1-5-10
電話:090-7637-7579
定休日:土曜・日曜・祝日 (11:00〜14:00 ランチ営業)


お店の外観です。
結構浜松町から歩きますネ。
私は良くいく三井ガーデンホテルをひたすら目指していきましたら、そこからはこのお店を簡単にみつけることができました。


メニューです。
今日のオーダー「特上ちらし丼」@1,200円です。
厨房の中では、店主の甥っ子?夫婦のお嬢さんが静かに遊んでいて微笑ましいかぎりでした。

待つこと2分で付出しの登場です。
これは野菜のあんかけとガリの煮付けです。
どちらも冷えていてコメントする様なものではありません。



付出しから遅れること7分後に「特上ちらし丼」の着丼です。
Toppingは、イカ、いくら、タコ、海老、帆立、ハマチ、トロ、かんぴょう、穴子、玉子です。
シャリが冷たくてボソボソ感があります。
酢の利き具合は宜しかったのですが、素人のお店ではないと聞いていましたが、何でこのようなシャリだすのですかね・・・
刺身はイカが硬くて如何なものですかねと与太を飛ばしてもしょうがないのですが、いくらも美味しいくないし、他のネタも同様に特筆するものはありません。
唯一の白眉はトロです。これは流石に美味しいとうなりました。
ちみに特上ちらしと上ちらしの刺身のちがいは、いくら、穴子、トロ×1切れの差でした。
ご主人夫婦は仕事にひた向きだし、接客もすごくよかったのに、ちょっと辛口の食評になってしまい申し訳ないのですが、多分食べた私の体調に問題があったのかもしれません・・・


浅草1丁目1番1号って何処なのか即答できる人はかなりの浅草(エンコ)通です。
答えは「神谷バー」です。
さらに、「神谷バー」は当て字で「鍛バー」が正しい字だよ、と言いきれる人にいたっては、ほとんど土地っ子と言い換えても良いでしょう。
実は神谷バーの歩道の前にはあたかも鏡面仕上げをした様なピカピカに光った電信柱がありました。
この柱はもともとコンクリートの電信柱だったのです。
何でコンクリートの電信柱が鏡面仕上げをした様な電信柱になったのかをご説明いたします。
そもそも神谷バーの名物電気ブランはアルコール度数45度(現在は電気ブランオールドで40度)と、かなりキツイ飲み物であります。そのアルコール度数の強い電気ブランをついつい調子にのり飲みすぎた酔客は、店を出てから夜風にふかれると、急にその酔いが足にくるみたいで腰をとられてしまうのですね。そしてその腰をとられて酔客がふらふらっとヨロメクと、うまい具合にそこに電信柱があるのです。腰がとられているものですから、勿怪の幸い(もっけのさいわい)とばかり、その電信柱にしがみつくのです。ところがそんな状態ですから、ズルズルってずり落ちてしまうのです。そうすると酔っていますのでまた体勢を立て直そうとして、尺取り虫のようにして柱の上部にしがみつくのです。しがみつくとすぐにまたズルズルってずり落ちてしまうのです。そしてまた体勢を立て直そうとして柱の上部にしがみつくという循環行為が連綿と続くのです。
明治15年から平成13年までの120年という永きに亘ってまるで駅伝のようにこの行為が引き継がれたわけですから、必然ピカピカになりますよね。
ですから私達が中学校の時は、髪が乱れた時はおもむろに胸ポケットから櫛を出してその電信柱の前で髪型をととのえていたものです。
残念なことに現在は老朽化の為にその電信柱は、上述の通り平成13年に撤去されてありません。
この話は下町に伝統的に残っている都市伝説の一つです。
実際に現地にいってみるとその電信柱がないわけですので、あらためて信じてしまうというわけですね。
浅草観光の際のブラフ(bluff)にご使用ください。
折角ですから私の神谷バーでの最強伝説をご披露します。
新入社員のときに直属の上司が明治大学の体育会の主将だった人で、かなりの酒豪でした。
三社祭の宵宮にチームの全員で訪れた時に、私がその上司を無謀にも挑発してサシで飲み比べをしました。
その上司は私の10歳年上だったので、完璧に安く見ていたのですね。
勿論勝負酒は電気ブランオールド(40度)です。
15杯位まではsame paceだったのですが、最後は若さで逃げ切り私が23杯、上司が21杯と、流石にその上司は日夜接待酒で鍛えていたので、僅差の2杯aheadでかろうじて私は勝利したのです。
勿論勝利したからといってもご褒美があるわけもありません。
これってビール換算してみますと、電気ブランオールドが60ml/グラスでアルコール度数が40度ですから、アルコール量は60ml×0.4=24mlです。それが24杯ですから総アルコール量は24ml×24杯=576mlになります。ビールのアルコール度数が5%ですからビールで換算しますと576ml÷5%=11,520mlになります。
缶ビール350mlで換算しますと、11,520ml÷350ml≒33缶分になります。ちなみにビールの大ジョッキを700mlで換算しますと17杯分ですか、こりゃ酔うわ(笑)
でも上司との飲み比べということと新入社員でもあったので、実は緊張していて酔わなかったのです、ちがうか酔えなかったのです。
This was an old story!
今日は浜松町に出没です。
以前ANAに乗った時に機内screenで海鮮丼の穴場で、築地の仲卸人が経営しているという、ランチ営業のみの海鮮丼専門店というのが紹介されていました
食い入るようにその内容をみていると、オテル・ドゥ・ミクニ(自然派創作フランス料理)の三國シェフはこの仲卸人に鮮魚の仕入れをまかせているとかで、その仲卸人は多忙なのでたしか甥っ子に切り盛りを任せているようなことでした。
三國シェフ御用達の仲卸人がmanageしているお店なのかと色めきだって訪れました。
ということで今日のお店は、イタリア街の三井ガーデンホテルそばにある高級鮮魚卸「三和」さんです。
住所: 東京都港区浜松町1-5-10
電話:090-7637-7579
定休日:土曜・日曜・祝日 (11:00〜14:00 ランチ営業)


お店の外観です。
結構浜松町から歩きますネ。
私は良くいく三井ガーデンホテルをひたすら目指していきましたら、そこからはこのお店を簡単にみつけることができました。


メニューです。
今日のオーダー「特上ちらし丼」@1,200円です。
厨房の中では、店主の甥っ子?夫婦のお嬢さんが静かに遊んでいて微笑ましいかぎりでした。

待つこと2分で付出しの登場です。
これは野菜のあんかけとガリの煮付けです。
どちらも冷えていてコメントする様なものではありません。



付出しから遅れること7分後に「特上ちらし丼」の着丼です。
Toppingは、イカ、いくら、タコ、海老、帆立、ハマチ、トロ、かんぴょう、穴子、玉子です。
シャリが冷たくてボソボソ感があります。
酢の利き具合は宜しかったのですが、素人のお店ではないと聞いていましたが、何でこのようなシャリだすのですかね・・・
刺身はイカが硬くて如何なものですかねと与太を飛ばしてもしょうがないのですが、いくらも美味しいくないし、他のネタも同様に特筆するものはありません。
唯一の白眉はトロです。これは流石に美味しいとうなりました。
ちみに特上ちらしと上ちらしの刺身のちがいは、いくら、穴子、トロ×1切れの差でした。
ご主人夫婦は仕事にひた向きだし、接客もすごくよかったのに、ちょっと辛口の食評になってしまい申し訳ないのですが、多分食べた私の体調に問題があったのかもしれません・・・