下町っ子の上の空

好奇心が人一倍強く、見栄っ張りで、お人好しの下町っ子のBlogです。 ウンチクネタがくどいのがたまに傷ですが、お気軽にお立ち寄り下さい。

やよい軒

東大病院 やよい軒

東大病院へ行きました 後半
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物が二重に見えるので東大病院に行きました。
さすが、日本の眼科治療の最先端を走っている病院なので、患者さんは多いです。
従いまして、私のような軽度?な病気の方は少なくて、多くは失明のリスクをしょっている患者さんが多いですね。
待合室の長椅子に座っていますと、誰かはわかりませんが、ドクターとのやり取りがカーテン超しから漏れ聞こえてきます。
ほとんどの内容は、角膜が・・・、目の色素沈着が・・・とかあまり芳しくない内容しか聞こえてきません。
診察が終わって出てくる多くの患者さんの顔が暗いのが印象的でした。
東大病院に来る方は、藁にも縋る思いで来院しているので、最後の砦が崩れた場合の悲しさは理解できます。
検査で、血液検査室に行きました。
すると、人が殺されるような絶叫が聞こえてきました。
何があったのかと声の方に視線を送りますと、4才くらいの女の子が、採血の注射が嫌で抵抗しているのです。
しないでよ〜、しないでよ〜、お願いだから、しないでよ〜、という嘆願の言葉を泣きながら何度も言っています。
それに対して東大病院側は、女性看護師×3人、男性看護師×1人プラス母親で対応しています。
病院側は、頑張ろう、頑張ろうと、言っていますが、激励を受ければ受けるほど鳴き声が高くなります。
たしか子供は針の痛みが大人に比べて強いので恐怖は倍加するということを聞いたことがあります。
東大病院側も、痛みを感じにくくさせる局所麻酔薬のクリームパッチ剤を使って痛みを軽減したり、注射の前後に縫いぐるみや片手でつかめる玩具などを使って子どもの不安や恐怖心を和らげたりしているようですが、このお嬢さんには効き目がないみたいです。
最初は可哀そうだなと思っていたのですが、20分くらい泣き声を聞いていますと、これは児童虐待ではないかと思い始めました。
それでも25分くらいたちましたら、できたじゃない、という女性看護師の喜びの声が聞こえてきましたので、泣き疲れたのか、女児の必死の抵抗も終わったみたいです。
それにしても、30分近くかけて、4人がかかりで注射を終わらせる看護師さん達の、ご苦労、ご苦心に頭が下がりました。
この行間を読んでもらうと、私の血液検査の待ち時間も30分以上かかったのがお分かりかと思います。
事程左様に東大病院は混んでいるのであります。


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今日のランチは東大病院です。
ここには以前「精養軒」があったのでそこに行こうと思ったのですが閉店されていました。
その代わりなのか「やよい軒」さんができていました。
ということで今日のお店は「やよい軒」 東大病院店さんです。

住所: 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学医学部附属病院 入院棟A 1F
電話:03-3830-6788
休日: 日曜日、祝日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「大豆ミートのしょうが焼き定食&ドリンクバー」@710+@210=910円です。
店内は満席です。
隣のお客様は男性の眼科の患者さんで、これでもう目が見えなくなるのか、と泣き出して、テーブルに突っ伏していました。
悲しいのはわかりますが、食べるところでは泣かないでください、とも言えるわけもなく、ただ彼の嗚咽を聞いていました。
なんか今日は鳴き声に縁がありますね。
こんな日もあります。

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まずはドリンクバーでお水と珈琲を取ってきました。
ジョージア珈琲です、まずまずの味わいです。

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待つこと19分で配膳ロボットが料理を持ってきました。

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今日のランチの大豆ミートのしょうが焼き定食です。
見た目、学食のランチみたいです。

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それでは実食です。
大豆ミートって弾力があります。
美味しくはありませんが不味くもありません。
ジャンクっぽい味わいは高評価です。
お腹が空いていたのでワシワシといただきました。
大豆ミートはマヨネーズによく合います。

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ご飯を残してお出汁でお茶漬けです。
想像以上に美味しいのでご機嫌になりました。 
隣の自らの失明を悲しんでいる方も離席しましたのでもう一度ドリンクバーで珈琲を取ってきてまったりと飲んでいました。

それでは(^_-)

池袋 やよい軒

今日は「浅草ビューホテル旧聞」の話です。
浅草ビューホテル
前話 の続きで三社祭を見終わった後、こ洒落たところでコーヒーでも飲むかと訪れたのがこちら浅草ビューホテルさんです。

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入っておもむろにホテル内を見回すとこの張り紙が目に飛び込んできました。
なな何ですと、神輿の担ぎ手はホテル内を自由に往来できるのですと、ちょっと待ってください。

ここで時計の針を少し巻き戻させてください。
大学生の時のとある暑い夏の夕方、地元の先輩たちと、たまには気取ったところでビールでも飲むかということで訪れたのが開業して間もない浅草ビューホテルでした。
下町っ子なのでホテルだからといって特別ドレスアップしていくわけでもなく、普段着で参ったのです。そして先輩の中の一人がバミューダパンツに開襟シャツで雪駄という、いかにも絵に描いた下町のstereotypeのfashionで来ていたのです。

ガヤガヤいいながら目指すレストランに入ろうとした時に、ホテルの支配人もどきの方から、当ホテルは雪駄での入館はお断りしています、とやんわりと申し渡されたのです。
当り前ですが、そんな横車が下町っ子に通る訳もなく、その先輩は口を尖(とん)がらして、馬鹿野郎、雪駄のどこがいけねんだよ。日本和装大全(そんな本は存在しない)にも日本人の履物は草履、雪駄、下駄と書いてあるじゃねえか。だいたいおめえっちのホテル、最近浅草に越して来たつぅのに挨拶すらねぇじゃねぇか。義理欠きものの与太はきけねぇよ。とまさに怒鳴る唾がその支配人もどきの方にかからんばかりに詰め寄ります。
そうすると支配人もどきの方は、雪駄は踵の底に打ってある後金がうるさいので他のお客様に迷惑になりますものですから。外国のお客様はとくにその様な音に敏感でいらっしゃいまして、場合によっては下品に思われるようです。と答えたのです。するとその先輩は瞬間湯沸かし器状態となり、馬鹿野郎、な何が下品だ、ふざけるな!だいたい下品と言われたら、これは日本の伝統の音ですと説明するのが、おめぇっちの仕事だろう。上等だよ、俺は、大和男子だ、紅毛碧眼の毛漢(けとう)になめられてたまるか、よしわかった、今から和服に着替えて下駄履いて戻ってくらぁ。毛漢(けとう)の前で下駄でタップダンスを踊って大和の雅(みやび)を堪能させてやるぜ、と言い切ったのでした。
するとその支配人もどきの方は、洋靴でも下駄でもホテル内でのタップダンスはお断りしておりますので、と平々の態で一生懸命に説得していましたが。
結局あげた拳は振り下ろさなければならず、全員和服に着替えて下駄を履いて再集合させられたのです。さすがにその先輩は下駄でタップダンスこそ踊らなかったものの、かなり下駄の音を高らかにしてホテル内を闊歩していたのです。
そしてホテル内でしこたま飲んだ後、こんなけったクソ悪いホテル、俺の気合でつぶしてやるぜ、酔ってもつれた口で何度も何度も言い続けていたのです。
しかし、この気合のせいかどうかは知りませんが、このホテルは2001年9月26日に、民事再生手続開始の申立て申請を行い、実質倒産したのでした。

しかしこんなにホテル内の雰囲気に気を使っていたホテルがですよ、担いだ後ドロドロになった担ぎ手を受けいれているなんて・・・
正直信じられませんでした。

歌留多
このホテルには妹の結婚式の時に宿泊しました。
とても良い雰囲気でけっこうでした。
特に6階にある日本料理の「歌留多」さんの料理は美味しかったですネ。
池には鯉や亀が泳ぎ、鷺が舞い降りることもあるという風情ある日本庭園が「歌留多」さんに面しており、ここがホテルの中層階と思わず疑いたくなるような安らげる雰囲気です。
まさに高級旅館のようなつくりで背筋も少し凛とします。
特に池の中にいるツガイの亀夫婦の愛情の濃(こま)やかさは有名ですよ。


夏場の天気予報では、衛星写真に台風の目がくっきり映っていることがありますが、
実際に台風の目を体験することは、そうないかと思います。
風が穏やかで青空が見えることもあるという、
その台風の目に、飛行機で突入したと言う映像がありましたので、ご紹介します。

They have serious guts if they didn’t do this, though we would have no idea what the hurricane was doing:O



今日は池袋に出没です。
今日のお店は前から気になっていた「やよい軒」池袋劇場通り店さんです。

住所: 東京都豊島区池袋2-42-6 倉田ビル1F
電話:03-5960-3851
定休日:無休

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お店の外観です。

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メニューです。

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今日のオーダー「おまぜ定食」@790円です。
おまぜ定食とは、山芋、納豆、めかぶ、まぐろ、おくら、卵黄の六つの素材にたくあん、きざみ海苔を加えて混ぜてご飯にかけていただく料理です。
待つこと7分着膳です。
これは調理なしですから早いですよ。
しかしメニュー写真とずいぶんちがいますよね。
大昔のお見合い写真の様な・・・

それでは実食です。
実食の前に、個人的な掻き混ぜ時のお約束、50掻き混ぜをしなければ。
かなりネバネバに変身しました。
それでは実食です。
最初は醤油をかけて食べてみました。なにかしっくりきませんネ。
ということでお店ご用意のタレをかけて食べなおしました。
Yummy!になったかな・・・
まあ、これはYummy!というよりもネバネバの食感勝ちです。
素材そのものは可変しようにも可変しようもないですからね。
This is good for health
そんな料理だとお思います、ハイ。

PS そうそうホッケがとてもおいしかったです。
ホッケ定食にすればよかったなぁと後悔しきりでした。

それでは(^_-)

池袋 やよい軒 南池袋店

今日は「美智子(仮名)さん」の話です。
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今日は完璧に身内ネタですので読み飛ばしてください。
私がASP(application service provider)という新規ビジネスの責任者だったころの話ですから10年位前に時計の針が戻ります。そしてこのパチリのオバサンですがなぜフリネタになるかを説明しましょう。

その当時会社の同僚と飲んでいて、一次会で飲み足りなく浅草千束の煮込み家さんに行きました。そこで飲んでいると脇の中年カップルが何やら痴話喧嘩をしています。カップルのかたわらの中年オジサンはイケメンの九州男児で、口ひげをはやしていました。そして中年オバサン(以下美智子さん)はこの画像から10年位若くした感じですか。
結局オジサンは美智子さんを見捨ててお店をでました。そして美智子さんのみが残りました。これからの話のために座り位置を確認します。
まず左から、美智子さん、部下、私、下町ビキナーさんです。私が下町ビキナーさんと話しこんでいたら、隣に坐っていた部下は“袖摺りあうも他生の縁” で美智子さんに話しかけられ雑談しています。十四〜五分位たった頃に隣の部下の方から、チュッ、チュッという艶(なまめ)かしい音がします。私が音の方に視線を向けると、なな何と部下が美智子さんからホッペにキス攻撃を受けています。私が見ず知らずの他人に何するの、と聞きますと、だって可愛いんだもの、とのことです、エッ、どこが、誰が、と返してもキス攻撃は執拗を極め間断なく続いています、それにしてもシツッコイのです。多分泥酔していたようです。
キス攻撃が途切れた時、彼女の氏素性を聞くと美智子さんは下町育ちで、現在昼は曳舟の菓子メーカーに勤め、夜は私の母校の高校の側の小料理家さんで働いているとのことです。
少し酔いが醒めたらしく美智子さんから、今日のお騒がせのお詫びでサービスするから、今度来てね、とお店の電話番号を教えてくれました。

次の日会社で、昨日のオバサンすごかったな、という話で盛り上がりました。そしてこのチュチュのオバサンは私の記憶の澱(おり)となっていきました。
それから数ヵ月後ASPの仕事で接待することになり、下町ビギナーさんにどこのお店にしようかと相談をしましたが、彼は道産子なので東京の飲食店の知見はありません。
相手は関西の方なので、何か変わった店がよいなということで考えをめぐらしていましたら、このチュチュのオバサン、美智子さんのことを思い出したのです。
早速電話したら私の事をお覚えていてくれて、約束通り格別のサービスをするからということでそのお店を予約しました。
数日後出向いたお店は格調高く、料理もよく、おまけにカラオケ設備も併設されており、値段もやすくとても満足したものなのです。普通ならここで話が終わります。

それから半年位たった頃、私の携帯に美智子さんから電話が入り、小料理屋さん辞めて、スナックに勤めたから、接待の機会があったらよってね、とのことです。下町ビギナーさんにも話をしたら一度行ってみようかということになり、とある時二人で訪れました。
お店は私の実家のすぐ側で完璧に地元です。前のお店は、ママと喧嘩して辞めたとか、まだまだこの当時は血の気も多かったみたいです。美智子さんと話をしているなかで、奇妙な偶然がありとても気になりました。何の偶然かといえば、二人で別々の女性の話をしているのですが、なぜか色々な点で一致するのです。
異なる女性の話なのですが、豪快な酔い方等メインキャラクターは同じなのです。どうして何だろうと、灰色の脳細胞を総動員して考えましたら解明しました。
二人で話題にしていた女性とは、“私の妹”なのです。妹は結婚しているので当然のことながら苗字が変わっており、そこの部分が引っかかって混乱していたのです。苗字ではなく名前で話をしたら一致したのです。これってすごい偶然ですね、要はこの話は我が妹を軸に皆が微妙に絡み合っていたのです、こんな話ってあるのですね(笑)
ちなみに妹が美智子さんと知りえたのは、美智子さんがイケメンのオジサンと同伴する為に待ち合わせするお店が、妹の定番店だったのでした。そして美智子さんは“チュチュの件(くだり)”は完璧に記憶から欠落しており覚えていません。よって今でもこの話をするたびにとてもいやがります、それにしてもあれから10年ですか月日の移ろいは早いものですね…

今日は所用があり奥様と池袋で待合せです。
サクサクご飯を食べようということで、今日のお店は「やよい軒 南池袋店」です

住所: 豊島区南池袋2−24−2
:03-5956-6385
定休日:無休

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お店の外観です。やよい軒は株式会社プレナスがフランチャイズ展開する、定食、丼ものを中心とする外食チェーンストアです。ほぼ全てのお店で、券売機が導入されており、券売機にてチケットを購入するとリアルタイムで調理場に、オーダー内容が画面に出ます。

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店内の雰囲気です。

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奥様のオーダー「なす味噌としまほっけの定食」@780です。これは美食のプロが選んだ同店メニュー第一位の料理です。これはなすがカラット揚がっていて美味しいですね、それにしてもこのお店はご飯と漬物が美味しいです。

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私のオーダー「彩(いろどり)定食+納豆」@690+@100=790です。
これは、メンチ、さば、ハンバーグ、豆腐、牛肉煮付け、ポテトサラダという構成です。
味は平板ですね、不味からず、美味からず、です。しいていえば納豆が不味い?変な味です。

定食屋さんの料理としましてはレベルが高いと思います、それと料理が出てくるのが早いのがうれしいですね、ご馳走様でした

それでは(^_-)
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