お愛想パフォーマンス
昔は乱暴な居酒屋さんの店主がいました。
客と喧嘩して、勘定はいらないから 帰ってくれぇ、客が帰ると、店員に塩を撒いとけって怒鳴りちらすのは上等な方で、からむ客を表に引きずりだしてからその尻に回し蹴りをいれて、二度とくるなぁ、と見栄をきるという店主もいました。
北千住にあった焼鳥屋さんは、お愛想というと、店主が五つ玉の算盤を持ってきてガチャガチャ算盤を弾くのですが、いつも勘定は決まって3,000円でした。
いま思うとうちの店は安いんだよと言いたかったのでしょう。
大勢のお客は3,000円以上飲んでいるわけですから損にはならないからいいのでしょうが、冷静に考えるとそれでも損にならないのであれば、お品書きとかお酒の値段が高いとしか思わざる得ません。


今日は大学の友人と雪降る浅草で韓国料理です。
本当は上のような景色になるはずでしたが・・・
こんな感じになりました。

千束通りを通って向かいました。
このお店はアニマル浜口親子が良く来るので有名でもあります。
ということで今日のお店は「なると」さんです。
住所: 東京都台東区浅草4-39-2Yコーポ1F
電話:03-3872-7560
定休日:水曜日


お店の外観です。


店内の雰囲気です。


メニューです。


まずはお疲れ様乾杯です。
私はビール、友人はオリジナルマッコリ「沸谷山」を湯吞みでいただきます。

お約束のバンチャ(突き出しのようなアテ)5品です。
昔に比べてパフォーマンスが落ちたような気がします。

海鮮チヂミです。
イカ、タコ、貝、ニラがたくさん入った一品です。
家でもチヂミを焼きますがこんなにふっくらと焼けません。
プロの技ですね。
美味しいです。
ちなみに玉子は2個以上入っているとみました。
でなければこんなに黄色にはならないでしょう・・・

今日の目玉「石焼きハラミ」@1,430円です。
熱々に熱した土鍋にハラミ、レンリギ、ニンニク、ネギ、シイタケ、薬味味噌が入っています。
後は無心にかき回します。
ハラミに火が通ればいただきます。
これは美味しいです。
ホクホクのにんにくも甘くて美味しいです。
野趣あふれるお勧めです。

ホルモン炒め@990円です。
これは「石焼きハラミ」にきたので不運な皿です。
美味しいには美味しいですがパンチがありませんでした。
それでも私はホルモン好きなのでワシワシと頂きました。

最後に口直しで頼んだチンジャ@660円です。
二人ともこれを口にいれたら目が吊り上がりました。
これは辛い、マジに辛いです。
私は辛いのは得意なのですがこれには降参しました。
頼まなきゃよかった・・・
それでも楽しいひと時を過ごせました。
ごちそうさまでした

その後、友人が飲み足りそうなのでもう一軒に行きました。
お店を覗くと大女将が手招きをしていました。
どうしようかと考えました。
というのもこの店は浅草のジモティーが集まるお店でアウエイには厳しいお店です。
私の友人はかつて浅草の寿司屋で出禁になったくらい下町人情の機微にうといのであります。


雪の日なので店内は混んでいませんでした。
寒いので入る事にしました。
店内はいつものとおり、大女将と娘さんとお嫁さんの3人体勢で繰りまわしています。
絵にかいたような下町のお店です。


とりあえずスジ煮込みとタコぶつをたのみました。
スジ煮込みはトロっとしていて美味しいです。
タコぶつも新鮮で美味しいです。
40分くらいしましたら料理のラストオーダーでした。
私たちはキリがいいのでお愛想をしました。
すると大女将が大きな算盤をもって私たちの席にやって参りました。
そして、うちのお店は会計には厳しいからね、一円たりともまけないから、と言って、願いましてはといってから、算盤玉を一心不乱で弾きました。
それを二回ほど繰り返したら、今日は調子が悪い計算が合わない、と言って、今日は3000円でいいわ、といいました。
これはどうやらお愛想のパフォーマンスのようでした・・・
昔は乱暴な居酒屋さんの店主がいました。
客と喧嘩して、勘定はいらないから 帰ってくれぇ、客が帰ると、店員に塩を撒いとけって怒鳴りちらすのは上等な方で、からむ客を表に引きずりだしてからその尻に回し蹴りをいれて、二度とくるなぁ、と見栄をきるという店主もいました。
北千住にあった焼鳥屋さんは、お愛想というと、店主が五つ玉の算盤を持ってきてガチャガチャ算盤を弾くのですが、いつも勘定は決まって3,000円でした。
いま思うとうちの店は安いんだよと言いたかったのでしょう。
大勢のお客は3,000円以上飲んでいるわけですから損にはならないからいいのでしょうが、冷静に考えるとそれでも損にならないのであれば、お品書きとかお酒の値段が高いとしか思わざる得ません。


今日は大学の友人と雪降る浅草で韓国料理です。
本当は上のような景色になるはずでしたが・・・
こんな感じになりました。

千束通りを通って向かいました。
このお店はアニマル浜口親子が良く来るので有名でもあります。
ということで今日のお店は「なると」さんです。
住所: 東京都台東区浅草4-39-2Yコーポ1F
電話:03-3872-7560
定休日:水曜日


お店の外観です。


店内の雰囲気です。


メニューです。


まずはお疲れ様乾杯です。
私はビール、友人はオリジナルマッコリ「沸谷山」を湯吞みでいただきます。

お約束のバンチャ(突き出しのようなアテ)5品です。
昔に比べてパフォーマンスが落ちたような気がします。

海鮮チヂミです。
イカ、タコ、貝、ニラがたくさん入った一品です。
家でもチヂミを焼きますがこんなにふっくらと焼けません。
プロの技ですね。
美味しいです。
ちなみに玉子は2個以上入っているとみました。
でなければこんなに黄色にはならないでしょう・・・

今日の目玉「石焼きハラミ」@1,430円です。
熱々に熱した土鍋にハラミ、レンリギ、ニンニク、ネギ、シイタケ、薬味味噌が入っています。
後は無心にかき回します。
ハラミに火が通ればいただきます。
これは美味しいです。
ホクホクのにんにくも甘くて美味しいです。
野趣あふれるお勧めです。

ホルモン炒め@990円です。
これは「石焼きハラミ」にきたので不運な皿です。
美味しいには美味しいですがパンチがありませんでした。
それでも私はホルモン好きなのでワシワシと頂きました。

最後に口直しで頼んだチンジャ@660円です。
二人ともこれを口にいれたら目が吊り上がりました。
これは辛い、マジに辛いです。
私は辛いのは得意なのですがこれには降参しました。
頼まなきゃよかった・・・
それでも楽しいひと時を過ごせました。
ごちそうさまでした


その後、友人が飲み足りそうなのでもう一軒に行きました。
お店を覗くと大女将が手招きをしていました。
どうしようかと考えました。
というのもこの店は浅草のジモティーが集まるお店でアウエイには厳しいお店です。
私の友人はかつて浅草の寿司屋で出禁になったくらい下町人情の機微にうといのであります。


雪の日なので店内は混んでいませんでした。
寒いので入る事にしました。
店内はいつものとおり、大女将と娘さんとお嫁さんの3人体勢で繰りまわしています。
絵にかいたような下町のお店です。


とりあえずスジ煮込みとタコぶつをたのみました。
スジ煮込みはトロっとしていて美味しいです。
タコぶつも新鮮で美味しいです。
40分くらいしましたら料理のラストオーダーでした。
私たちはキリがいいのでお愛想をしました。
すると大女将が大きな算盤をもって私たちの席にやって参りました。
そして、うちのお店は会計には厳しいからね、一円たりともまけないから、と言って、願いましてはといってから、算盤玉を一心不乱で弾きました。
それを二回ほど繰り返したら、今日は調子が悪い計算が合わない、と言って、今日は3000円でいいわ、といいました。
これはどうやらお愛想のパフォーマンスのようでした・・・