コロッケの思い出
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母は腎臓が悪く、私が物心ついたころには、よく布団に伏せっていた。
けれども一晩眠ると、何事もなかったかのように起き上がり、家のことをこなした。
そんな日は、父が私たち兄弟を外食に連れて行ってくれた。
母には申し訳なく思いながらも、好きなものをお腹いっぱい食べられる外食は子ども心に嬉しかった。
三年ほど経ったころ、母は新しい命を宿した。
父は女の子を望んでいたらしい。
母は命の危険があると知りつつも、出産を決意した。
やがて母は妊娠から腎臓病が悪化し入院した。
父は家政婦さんを雇った。
ある日、その家政婦さんが「コロッケはお好き?」と聞いてきた。
母は洋食が作ることがなかったので、コロッケを食べるのは初めてだった。
二つ返事でお願いすると、その日の夕食の食卓には、揚げたてのコロッケが並んだ。
ウースターソースをかけてかじった瞬間、サクッという音とともに、熱々のじゃがいもと肉汁がたっぷりの牛ひき肉のうま味が口いっぱいに広がった。
これほど美味しいものを食べたのは、生まれて初めてだった。
三週間後、母が退院した。
久しぶりに台所に立った母は「何が食べたい?」と聞いてくれた。「コ、コ、コロッケ!」と答えると、母は少し眉を寄せて「作ったことないけど、やってみるね」と微笑んだ。
私は友達に「うちの夕飯はコロッケだよ」と嬉しそうに話していた。
そして迎えた夕食。
「お膳かけ」を取ると、そこにあらわれたのは肉じゃがだった。
父はすぐに言った。 「じゃがいもと肉があるから、コロッケの親戚みたいなもんだ。病気明けのお母さんが作ったんだ。コロッケだと思って食べなさい。」 母の顔をのぞくと、どこか寂しげな表情をしていた。
その時、私はすべてがわかり胸の奥がきゅんと締めつけられた。
以来、私は母に「コロッケを作って」とは二度と言わなかった。


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今日は武蔵村山に家具を買いにやってきました。奥さまがこのお店しか気に入った家具がないそうです。

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買い物が終わって食事です。
今日のお店は「㐂久好」イオンモールむさし村山店さんです。

住所: 東京都武蔵村山市榎1-1-3 イオンモールむさし村山 1F
電話: 042-843-6310
定休日:不定休

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お店の外観です。

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メニューです。

私のオーダー、㐂久好ザンギセット@1,199円、奥様は、豚丼(梅)@1,199円です。

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とても混んでいて入店するのに17分もかかりました。
配膳ロボットが笑顔で迎えてくれました。

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すわるやいなやお水が用意されました。

待つこと9分で両膳が用意されました。

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まずは㐂久好ザンギセットです。
見た目、食欲をそそります。
豚丼美味しいですね。
この甘じょっぱいタレは本場の味わいです。
ザンギはそれほど感動しませんでしたが美味しくいただきました。

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奥様の豚丼(梅)は同じ味なのでコメントも同じです。
肉が柔らかくて美味しいです。
来るのに1時間もかかりましたが、懐かしい「帯広の味」に巡り合あってうれしく思いました。
ごちそうさまでした

それでは(^_-)