下町っ子の上の空

好奇心が人一倍強く、見栄っ張りで、お人好しの下町っ子のBlogです。 ウンチクネタがくどいのがたまに傷ですが、お気軽にお立ち寄り下さい。

小金井市

小平 高倉町珈琲

今日は「知らなかった」です。
今日のフリネタは「知らなかった」です。
宜しかったらお付き合いください。

#大竹しのぶ
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大竹しのぶさんは確か小岩高校卒であり同じ6学区の高校であったことからよく彼女の噂は聞き及んでいました。
その噂とは、大竹しのぶた(デビュー当時は太っていたのでこの様に呼んでいた)の家は貧乏なんだぜ、というものでした。まさに子供じみた驕慢な誹謗中傷なのですが、個人的にも、家が貧乏なのによく芸能人みたいなチャラい事をしているなと思っていたのは事実です。
ところがつい最近知ったのですが、大竹さんの家は代々キリスト教の家系でして、お母さんの名前の「江すてる」は小さなキリスト教国の王女エステラから命名され、さら〜に 「しのぶ」さんの名前はマタイ伝24章にでてくる「終わりまで耐えしのぶ人は救われる」から名付けられたという筋金入りのキリスト教の一家なのです。
さらにさら〜に5人兄妹という大家族なのに、お父さんが結核を患っていて入退院を繰り返していて事から安定した収入基盤がなく、お母さんの細腕で生計(たつき)を支えていたので家にはテレビも冷蔵庫もなかったそうです。
すみません、知らない事とはいえ大竹さんの事を誤解していました。
加えて、今日の今日まで運動神経が鈍い思っていたのですが、実は運動が得意なのですね。
全く知りませんでした。
纏めてお詫び申し上げます。

#献血
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ブログで献血しましょう、と書いた手前献血に行って参りました。
献血に至るまでの手続きは結構面倒くさいですね。
まぁ人の体に入る血液ですので致し方ないです。
新入社員の頃、取引先の社長から体の血は全部入れ変えた方が良い、と言われたのです。
為念、その理由を聞きましたら、女性って生理があるだろう。あれは新陳代謝の一つなんだよ。
それと同じで献血によって失われた血液を再生する事は新陳代謝を活発にするんだ。
その証拠に女性と男性で平均寿命が違うっていうのは、女性には生理があって男性よりも新陳代謝がいいからなんだ、という事でした。
そのお薦めもあり加えて当時は酒の飲み過ぎで尿酸値が高かったので、まめに献血はしていたのです。
という事でかつては献血のヘビーユーザーだったのです。
いろいろな手続きを終えてやっと医師の問診になったのです。
簡単な質問が続きました。
最後に、あなたは今まで輸血をされたことがありますか、と聞かれたので、子供の時に悪性の麻疹になり、父の血をもらった事があります、と言いましたら、残念ですが輸血歴のある方の献血はご遠慮いただいています、と言われたので、かつて何回も献血はしていますよ、と申しました。
ところが、輸血歴ある方が、現在何らかのウイルスに感染しているとか、あるいは病気であるからというわけではありません。あくまでも輸血の安全性を可能な限り高めることを考えてのことです。
ぜひともご理解ください、と一刀両断で切り捨てられました。
最初に言えよとは思ったのですが、この変更は知りませんでした。

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なぜか献血カードは発行していただきました?

#肉球パン
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次男がどこやらで肉球パンを買ってきました。
今、わが家では「黒猫」を飼いましょう、というムーブメントが勃興しています。
私は、ペットはペットロスがあるので嫌だ、と申して唯一反対しているのですが、そんなのすぐに慣れるわよ、と聞く耳もたずで無視されています。
果たして、わが家には幸せを招き入れる黒猫が家族の一員になるのでしょうか?
ただし、我が家のスペックは全身黒で爪まで黒が条件です。
そんな猫なんていないと思うのですが。
実はいたのですね、知らなかった・・・


気楽に笑ってください。


無題
今日は奥様お薦めの日本一のパンケーキのお店に出向くことになりました。
奥様に、How far is it ?(どれくらい遠いの?) と聞きましたら、It’s 10 miles away.(10マイル離れた所にある)との事です。そんな遠くまでいかなきゃならないみたいです・・・
今日のお店は「高倉珈琲」小平店さんです。

住所: 東京都小平市小川町2-1901
電話:042-313-4053
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。
社長がビートルズフリークみたいで至るところにビートルズがいます。
確かBGMもビートルズでした・・・

本日のオーダー
特性クリームのリコッタパンケーキ@1,004円
スフレオムライス@896円
モンブランケーキ@453円
珈琲@370円
お代わり珈琲@250円
です。

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待つこと14分で「特性クリームのリコッタパンケーキ」の到着です。
これが日本一のパンケーキです。
見た目、マッターホルンです。
このパンケーキは、リコッタチーズのパンケーキでして、ふわふわして柔らかくしっとりしているのが特徴です。
それでは実食です。
口の中で甘さがとろけます。
脂肪分の少ないリコッタチーズの軽い感じと卵白のメレンゲのコンビネーションはフワフワ感を極大化します。
これ美味しすぎますね。
日本一とは申せませんが、トップクラスの味わいです。

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待つこと14分で「スフレオムライス」の到着です
見た目、アメフトのボールですね。
この「スフレオムライス」は、チキンケチャップライスにホワイトソース、海老、シメジをのせて、フワフワの卵のクリーミーでボリュームのある一品に仕上げています。

それでは実食です。
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スフレのふわふわ感とオムライスが良く合います。
後半飽きがくるかなと思いきや最後まで美味しくいただきました。
美味しいです。

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食後のモンブランケーキです。
これはセントラキッチンで作られたようですがその評価は高いです。

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珈琲が美味しいです。
ブラジルベースのブレンドコーヒーにモカを加えて更に香り高く仕上げたものです。
懐かしい味わいです。

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二杯目が安くなるサービスもうれしいですね。

近くにあったら毎週行きますのに、小平は遠い・・・

それでは(^_-)

武蔵小金井 オーブン・ミトンカフェ

今日は「劣等感」です。
私には幼馴染みがいます。
と申しても男性ですが・・・
4歳からの友達であります。
いけば、よう、▲▲元気か、と子供の時と同様に私の事を下の名前でよびます。
今となっては、私を名字ではなく名前で呼ぶのは、奥様と限られた親戚のみですので稀有な人間の一人なのです。

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その彼は飯田橋でイタ飯屋をやっています。
夏休みに飯田橋に行く用事があったので訪(おとな)いを入れました。
彼は開口一番、お盆はヒマ。昨日のお客はヒ・ト・ク・ミのみ、と笑っていました。
そんなにヒマなら休めばいいじゃん、と言えば、行くところもないし、彼女は帰省していないから他にやる事もないし店を開けているんだ、と言い訳をしていました。
その後他愛ない話をしていたのですが、あることがふと私の頭によぎったのです。
それはこの幼馴染のために私がはじめて味わった「劣等感」です。

小学校は下町の小学校です。
家で勉強する奴は馬鹿だ、なんて周りの大人たちが異口同音に行っていたくらいですので、どこの家庭も教育熱心ではありません。
そんな小学校の中で私はクラスで1〜2番くらいの位置におりましたが、上述のような環境下の小学校の優等生ですからたいしたことはありません。
幼馴染も同級でして彼は理科と美術だけは最高成績を取っておりそれ以外は興味がないために惨憺たる成績でした。その彼が、6年生の7月に麹町中学校へ越境入学するんだ、と唐突に私に言ったのです。
彼の構想によると、麹町中学校から日比谷高校に行って東京大学に行くん、だと将来の進路について私に熱く語っていたのです。多分彼の父親が書いた絵図です。
そしてこの構想は彼の母親から私の母を経由して私の父の耳に入ったのです。
私の父は、彼の父親が大嫌いなのでした。
嫌いな理由ははっきりしていて、子供の私はそうは思わなかったのですが、すごくいい加減な女みたいな奴、と彼の父親を決めつけていたのでした。

飛び火しました。
父は家が貧しいため大学にはいけず、そのため大学そのものを唾棄していたのです。
日頃は、大学は才能がないやつが行くものだ、と大学を馬鹿にしていた父なのですが変節しました。
父から、△△(幼馴染の名前)が麹町にいくなら、お前は開成だ。すべり止めは慶應だ、と晴天の霹靂みたない話にあいなったのです。
昔の事ですから父親にさからうことなどでできず、母も妙に舞い上がって夏休み頑張れば開成くらいいけるわよ。頑張んなさい、と言い始めたのです。
確かに時代は高度経済成長の真っただ中で学歴のないものは社会から落ちこぼれるという風潮が蔓延していましたので理解できる話ではあります。

劣等感
渋谷は道玄坂にある難関中学夏季集中ゼミなるものに通いました。
このゼミに通ってくる生徒はほとんど山の手から来ており、下町の小学校からきていたのは私だけです。
山の手から通ってくる生徒の小学校は、麻布、開成、武蔵には毎年10人くらいは受かっており、慶應は本当にすべり止めの学校だったのです。さらに授業は補講がくまれており一日8時間授業になっていたのでした。
その様な生徒たちとの中で授業が始まりました。
先生の言っていることはわかるのですが、問題がまったく解けません。
特に開成の算数は問題の意味すら分からなかったのです。
三日目あたりから完全に落ちこぼれになりました。
先生は私を当てると授業が遅れるので、意図的に無視し始めました。
5日目に行われた模試の結果はひどいものでした。
レベルが違いすぎるのです。
土日は休校でしたので次の日の月曜日にはそのゼミに行くのが嫌で食事も喉を通らなくなりました。
クラスの中には知り合いもなく、彼らの私を見る目が、難関ゼミは馬鹿につける薬じゃないぜ、と思えるようになってきたのです。
鬱状態に陥りました。
さすがにこの日が限界だと思い、帰宅してから捨てようと思ったシワクチャになった模試結果を母にみせて、退校を懇願しました。
母は模試の結果を見て納得して父にとりなしてくれたのです。
今でもこのゼミのあった渋谷の道玄坂を通ると当時のトラウマがよみがえります。
これが私のはじめて味わった「劣等感」の顛末です。

ちなみに麹町中学校にいった幼馴染の高校は日比谷ではなく明大付属高校で大学はなぜか明治大学ではなく立教大学に進学しました。
立教大学を二年生で中退して、唐突に世界放浪の旅にでて30歳のころ帰国しました。
その残滓で彼は外国語が堪能です。
中国語、英語、独逸語はネイティブ並みです。
その後ピッツェリアでイタリアンの修行をし現在に至るです。
そんなことを思い出していたら思わず顔から笑みがこぼれました。
彼が、何思いだし笑いしてるんだよ、と聞いたものですから、お前を見ていたら「人間万事塞翁が馬」だなって思ったんだよ、とゆっくりと言葉を噛みしめるように答えていたのでした。
暑い夏が私に遠い昔の蜃気楼を見せてくれたのでしょうか・・・


夏休み中盤です。
今日は夏休みの最大目的であるカフェに帰省中の長男と出向きました。
このお店のシュークリームは日本一の味との評判です。
このシュークリームが食べたかったのです。
一回目は休みで、今回は二回目のお訪(とな)いです。
果たして私の願望は叶えられたのでしょうか。
今日のお店は「オーブン・ミトンカフェ はけの森」さんです。

武蔵野の面影を残す小金井市は、東京都内でも有数の緑と水に恵まれた街です。
市内の南部を東西にのびる崖は武蔵野台地を古多摩川が削ったなごりで、「はけ」と呼ばれています。
崖のところどころから湧き水が流れ、散策に訪れる人の目を楽しませています。
中村研一記念小金井市立はけの森美術館前の「はけの小路」や併設の「美術の森」にある水源など、周辺では恵まれた自然を充分に満喫できます。
そして今回訪問の「オーブン・ミトンカフェ はけの森」さんはこの森の中にあります。
さらに付け加えればこのカフェは中村研一氏の旧・自宅兼アトリエ、築70年の日本家屋をカフェに改装したものだそうです。その緑深い森の周辺をはけの森美術館を含めて紹介しますのでご覧ください。
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美術館

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住所: 東京都小金井市中町1-11-3 はけの森美術館
電話:042-385-7410
定休日:月曜・火曜・水曜・第3日曜

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お店の外観です。

おいしいお菓子とおいしいお茶。そしておいしいお料理。
ゆっくりと流れる時間の中で目に映るのは深い木々の緑。
おいしいものを食べる時、そこに漂う空気までもがご馳走となりえる。
そんな環境の中でゆっくりと私たちの料理やお菓子を召し上がって、くつろいでいただきたい。
このようなキャッチが紛うことなき似合うお店であります。

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メニューです。

今日のオーダー
私は「キッシュセット」@1,300円
長男は「サンドイッチセット」@1,300円
二人でシェアしたケーキ
チーズケーキ@360円
フォンダンベカン@380円
です。

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シュークリーム
まずは涕涙なお知らせです。
日本一の名前が冠されているシュークリームは11時という開店1時間という短時間で売り切れていました。
なんてこったいであります。
やはり私みたいな好奇心溢れる人間が多い証左であります。
しか〜しこれが目玉でしたので本当に残念無念であります。

ウナコール
「蚊に注意」という注意看板を初回訪問時に見ていたのにもかかわらず、無謀にもTシャツ・半パンでこの蚊のメッカの森の中でパチリしていた私は蚊の猛襲を受けたのです。
店内に入りあまりの痒さに眉を曇らせていた私は、スタッフ(入交恵さん=写真家)さんから頂いたウナコーワで惨憺たる状態から愁眉を開いたのでした。入交さんありがとうございました。

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待つこと15分で「キッシュセット」と「サンドイッチセット」の到着です。
まずは「キッシュセット」です。
このキッシュはレンズ豆のキッシュです。

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キッシュの接写とリフティング画像です。
このキッシュは香しい生クリームの風味にホクホクとしたレーズン豆の風味がたまらない一品です。美味しいです。

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そして「サンドイッチセット」です。
これはオーセンティックの味わいの中に豚肉のまろやかさが際立つ一品です。
パンが馥郁たる香りが立ち込めていて味をふくよかにしています。
美味しいです。

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食後のデザートのチーズケーキとフォンダンベカンです。
チーズケーキは濃厚でどちらかと言えばとんがった感じさえする味わいです。
フォンダンベカンはビターチョコをたっぷり使い半生状態で焼き上げた生地は滑らかな食感です。
チョコレート好きにはたまらない一品です。
いずれもレベルは高いものです。

場所的にはかなり辺鄙なところにあるので何かのついでの時のお店かと思います。
ゆっくりと流れる時間に身をおいて食事を楽しむ人にお奨めです。
私のようながさつな下町っ子にとっては少し敷居が高かったですね・・・

それでは(^_-)
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