坂本龍馬は何をした人?

司馬史観で拡散していた龍馬の存在が希釈しています。
かく言う私も司馬遼太郎先生の「竜馬がゆく」で坂本竜馬を知りました。
あんなに劇的な事が絶えず起きるものオカシイとは思います。
これは司馬先生のストーリーテーラー(筋立ての巧みな作家)としての力量のもので、ついつい皆がその世界に入りこんでしまったのです。
個人的には龍馬が大政奉還を目指したのは、国内の経済的な疲弊を鑑みると、武力討幕は極力避けるべきである考えていたからです。
龍馬は、戦争をすれば、それだけ国力を浪費するし、幕府側、反幕府側、双方で人材や生活インフラが大量になくなりますので、新しい国家建設を行う上では回避すべきと考えていたのでしょう。
また内戦が長引けば、1840年のアヘン戦争以来国が混乱し、1851年には国家規模的の内乱である太平天国の乱がおきた清国のようになります。
情報収集に長けていた龍馬は当然ことながらこのような悪しき前例は知っており、内戦を起こさずに、幕府に変わる新政権の樹立を考えていたのでしょう
実際の明治維新は、すでに幕藩体制が終焉し、挙国一致で近代化を進めようとしていたにもかかわらず、主導権を握りたい薩摩藩や長州藩、一部の公卿が強引に起こしたものであり、その権威を誇示したいがために東北戦争では多くの血がながされたのであります。
戦争はカネがかかるものと商家育ちの龍馬は皮膚感覚でわかっていて、そこには佐幕とか勤王というような濃厚な政治思想は無かったのでしょう。
実際、鳥羽・伏見の戦いで勝利した官軍は、勝利したのだからすぐに幕府軍のいる江戸に向かうべきだったのですが、遠征費用が捻出できず、その費用を調達するために1カ月も京都で足踏みをしていたわけです。
要は官軍には龍馬のように軍事費迄は頭が廻らなかったのであります。
那辺は西郷・大久保の限界でしょう。
このような経済問題は、生前の龍馬が新政府に招聘した由利公正が活躍するのです。
「竜馬がゆく」での由利は、一陣の風で懐にあった竜馬からもらった写真が吹き飛ばされて、竜馬の前途に暗い暗雲が立ち込めたと感じたと言っていた人物です。
実際、彼の予感は当たりそれからしばらくして龍馬は殺されたのであります。
その由利は、資金集めに公債を発行し、三井、小野、島田の商人たちに金を出させて、300万両(6,000億円)を集めようとしました。満額を集めることはできなかったものの、取り敢えず当座の費用を徴収できたので、官軍は進撃を開始したのです。
さら〜に、由利は「太政官札」を発行して、新政府の財政危機の急場をしのぎ、最終的には4,800万両(10兆円)の太政官札を発行するまでに至ったのであります。
このような由利との交友があった龍馬は、精神論や主義主張な面ばかりに偏重していた当時の志士たちの中で稀有な存在でありました。
倒幕運動をするにあたっても、龍馬はつねに軍資金の事を考えていました。
その結果、龍馬は明治維新直前に殺されていたにも関わらず、官軍の軍費を彼が賄っていた部分が散見されていました。
それどころか、明治後の財政、金融においても、龍馬は布石を打っていたのでした、
明治政府が維新の大混乱の中で、財政破綻に陥ることなく、速やかに安定をもたらす事ができたのも、龍馬の功績があったからなのでしょう。






今日は野暮用で郡山に出没しました。
折角ですので、明治のはじめ、灌漑用の池として造成された五十鈴湖を中心に都市公園として整備された郡山一広い開成山公園のバラ園に立ち寄りました。

その後ランチです。
今日のお店は「イタリアンダイニング」郡山店さんです。
住所: 福島県郡山市開成2-30-10
電話: 024-927-8088
定休日:無休

お店の外観です。

店内の雰囲気です。
今日のオーダー「ランチセット+蜂蜜」@1,000+@100=1,100円です。
店内はジモティーで混んでいます。
ピッツアを焼く石窯があります。

座るやいなやサラダが到着しました。
野菜がシャキシャキしています。
ドレッシングも爽やかです。
これは美味しいです。

待つこと9分で私がオーダーした「クワトロフォルマッジ」と「蜂蜜」が到着しました。
焼き加減が美味しそうです。
蜂蜜を掛けまわしていただきます。
これは生地の塩加減にゴルゴンゾーラチーズと蜂蜜がよく合います。
焼き加減も過不足なくふっくらしています。
美味しいですね。
これはあっという間に胃袋に吸収されました。
期待以上の美味しさで大満足です。

食後の珈琲は私の好きなテイストではありませんがこれは好き好きです。

食後のデザートも私の好きなテイストではありませんがこれも好き好きです。
郡山でこのクオリティが味わえて大満足なランチです。
ごちそうさまでした

司馬史観で拡散していた龍馬の存在が希釈しています。
かく言う私も司馬遼太郎先生の「竜馬がゆく」で坂本竜馬を知りました。
あんなに劇的な事が絶えず起きるものオカシイとは思います。
これは司馬先生のストーリーテーラー(筋立ての巧みな作家)としての力量のもので、ついつい皆がその世界に入りこんでしまったのです。
個人的には龍馬が大政奉還を目指したのは、国内の経済的な疲弊を鑑みると、武力討幕は極力避けるべきである考えていたからです。
龍馬は、戦争をすれば、それだけ国力を浪費するし、幕府側、反幕府側、双方で人材や生活インフラが大量になくなりますので、新しい国家建設を行う上では回避すべきと考えていたのでしょう。
また内戦が長引けば、1840年のアヘン戦争以来国が混乱し、1851年には国家規模的の内乱である太平天国の乱がおきた清国のようになります。
情報収集に長けていた龍馬は当然ことながらこのような悪しき前例は知っており、内戦を起こさずに、幕府に変わる新政権の樹立を考えていたのでしょう
実際の明治維新は、すでに幕藩体制が終焉し、挙国一致で近代化を進めようとしていたにもかかわらず、主導権を握りたい薩摩藩や長州藩、一部の公卿が強引に起こしたものであり、その権威を誇示したいがために東北戦争では多くの血がながされたのであります。
戦争はカネがかかるものと商家育ちの龍馬は皮膚感覚でわかっていて、そこには佐幕とか勤王というような濃厚な政治思想は無かったのでしょう。
実際、鳥羽・伏見の戦いで勝利した官軍は、勝利したのだからすぐに幕府軍のいる江戸に向かうべきだったのですが、遠征費用が捻出できず、その費用を調達するために1カ月も京都で足踏みをしていたわけです。
要は官軍には龍馬のように軍事費迄は頭が廻らなかったのであります。
那辺は西郷・大久保の限界でしょう。
このような経済問題は、生前の龍馬が新政府に招聘した由利公正が活躍するのです。
「竜馬がゆく」での由利は、一陣の風で懐にあった竜馬からもらった写真が吹き飛ばされて、竜馬の前途に暗い暗雲が立ち込めたと感じたと言っていた人物です。
実際、彼の予感は当たりそれからしばらくして龍馬は殺されたのであります。
その由利は、資金集めに公債を発行し、三井、小野、島田の商人たちに金を出させて、300万両(6,000億円)を集めようとしました。満額を集めることはできなかったものの、取り敢えず当座の費用を徴収できたので、官軍は進撃を開始したのです。
さら〜に、由利は「太政官札」を発行して、新政府の財政危機の急場をしのぎ、最終的には4,800万両(10兆円)の太政官札を発行するまでに至ったのであります。
このような由利との交友があった龍馬は、精神論や主義主張な面ばかりに偏重していた当時の志士たちの中で稀有な存在でありました。
倒幕運動をするにあたっても、龍馬はつねに軍資金の事を考えていました。
その結果、龍馬は明治維新直前に殺されていたにも関わらず、官軍の軍費を彼が賄っていた部分が散見されていました。
それどころか、明治後の財政、金融においても、龍馬は布石を打っていたのでした、
明治政府が維新の大混乱の中で、財政破綻に陥ることなく、速やかに安定をもたらす事ができたのも、龍馬の功績があったからなのでしょう。






今日は野暮用で郡山に出没しました。
折角ですので、明治のはじめ、灌漑用の池として造成された五十鈴湖を中心に都市公園として整備された郡山一広い開成山公園のバラ園に立ち寄りました。

その後ランチです。
今日のお店は「イタリアンダイニング」郡山店さんです。
住所: 福島県郡山市開成2-30-10
電話: 024-927-8088
定休日:無休

お店の外観です。

店内の雰囲気です。
今日のオーダー「ランチセット+蜂蜜」@1,000+@100=1,100円です。
店内はジモティーで混んでいます。
ピッツアを焼く石窯があります。

座るやいなやサラダが到着しました。
野菜がシャキシャキしています。
ドレッシングも爽やかです。
これは美味しいです。

待つこと9分で私がオーダーした「クワトロフォルマッジ」と「蜂蜜」が到着しました。
焼き加減が美味しそうです。
蜂蜜を掛けまわしていただきます。
これは生地の塩加減にゴルゴンゾーラチーズと蜂蜜がよく合います。
焼き加減も過不足なくふっくらしています。
美味しいですね。
これはあっという間に胃袋に吸収されました。
期待以上の美味しさで大満足です。

食後の珈琲は私の好きなテイストではありませんがこれは好き好きです。

食後のデザートも私の好きなテイストではありませんがこれも好き好きです。
郡山でこのクオリティが味わえて大満足なランチです。
ごちそうさまでした
