寅さん異聞
「男はつらいよ」で大ブレイクした柴又ですが、昔はさびれた門前町でした。
「男はつらいよ」の最初の候補地である西新井大師が山田洋次監督の申し入れにYESと言っていたならば、柴又はさら〜にさびれていたことでしょう。
渥美清さんが寅さんになったのは、フジテレビが制作・放送したテレビドラマが最初で、柴又の帝釈天が舞台ではありませんでした。
このテレビ版はヒットしましたが、最終話でハブ酒を作ってひと儲けしようとした寅さんが、奄美大島にハブを取りに行って逆にハブに噛まれて死んでしまったのでした。
ゲンちゃんが、寅さんがハブの毒が廻って苦しんでいる時に、エライコッチャ、寅さんが死んでまう、と言ったシーンが今でも脳裏に焼き付いています。
私の高校の友人が柴又に住んでいて、諏訪博・さくら夫妻住んでいたアパートをロケ場所として松竹に貸していたので、寅さん情報はいち早く入手していました。
そんな彼は、昔の柴又にヤクザの暴れん坊がいて蛇に噛まれて、その毒で死んでしまった人がいたという事で、地元ではその暴れん坊が寅さんのモデルであろうとされていました。
ところが柴又には兵隊寅さんという渡世人が実在したそうです。
この人は、「志ん生一代」（結城昌治著 朝日文庫）に山田洋次監督自身の巻末の解説にそのあたりの様子が記されています。
兵隊寅とゆう気っぷのいい男が柴又に住んでいた為か、モデルですか、と何度か柴又の住人にもたずねられた。ちなみに兵隊寅と寅次郎の名前は偶然である。
兵隊寅は古今亭志ん生の無二の親友でスポンサーでもありました。
「寅さん」の登場人物は「落語」を参考にしているし、「落語」を敷衍した話でありますが、主人公の名前を柴又の地でその晩年を過した「寅」にしたことの偶然も、ひょつとすると志ん生の生涯の友、兵隊寅なる人の導きであったかもしれない、と山田監督は書いてます。
この兵隊寅の人となりがわかりました。
柴又在住の退役軍人で生涯独身でした。
地元の人の評判は喧嘩上手で、特にゴロタンカ（喧嘩の前の口上）は洒脱で秀逸の様でした。
曲がった事が大嫌いでちょっとでも不正の事を見つけたら許さない性格のようでした。
特筆すべきはお洒落だったようでいつもコザッパリした着流しで暮らしていたようです。
従いましてこの寅さんは、女性にもてたそうですが、浮いた噂もなかったみたいです。
しか〜し、山田監督が関係ないと断言しているので、渥美寅さんとは無関係のようですが、なんとも気になる偶然ですね。
それにしても柴又はこのままでは寅さんの遺産を食いつぶして元のさびれた門前町に戻ってしまうかもしれませんね・・・
今日は奥様と早起きして築地に参りました。
なんで早起きしたかと申しますと朝ご飯を食べに来たのです。
今日のお店は「築地本願寺カフェ Tsumugi」さんです。
住所： 東京都中央区築地3-15-1 築地本願寺インフォメーション棟
電話：03-5565-5581
休日: 無休
店内の雰囲気です。
メニューです。
18品の朝ご飯の由来です。
今日のオーダー「18品の朝ご飯」＠2,200円×2＝4,400円です。
予約して行ったのですぐに席に座れました。
予約なしですと50分待ちであります。
利用者の80％は外国人です。
ここは日本か？であります。
そういわれると日本人スタッフさん全員が、必要以上に抑揚をつけたアクセントの英語で話していたのでとても鼻につきました。
座るやいなやテーブルセットが用意されました。
待つこと2分で「かぶせ茶」が参りました。
意外に美味しいので驚きました。
待つこと12分で「18品の朝ご飯」が到着しました。
見た目「迷い箸誘発御膳」であります。
それでは実食です。
右端から時計回りで、揚げ茄子大豆そぼろ、里芋田楽、豆腐の柚子あん、築地紀文のお魚豆腐おぼろ揚げ、合鴨の山椒焼き、タコの塩麴和えです。
これは、揚げ茄子大豆そぼろ、築地紀文のお魚豆腐おぼろ揚げ、合鴨の山椒焼きが美味しかったです。
続いて右端から時計回りで、南高梅梅干、築地江戸一の黒豆、湯葉いくら、里芋田楽、揚げ茄子大豆そぼろ、築地松露の玉子焼きです。
これは南高梅梅干が香りが高く楽しめました。
築地松露の玉子焼きも美味しかったです。
続いて右端から時計回りで、築地江戸一の甘口昆布の佃煮、季節のフルーツ、抹茶のゼリー、海苔明太、季節の副菜、豆腐の柚子あんです。
これは抹茶のゼリーがおいしかったでし。
海苔明太もいい味わいです。
ということでおかゆには海苔明太、築地江戸一の甘口昆布の佃煮と南高梅梅干を添えていただきました。
とてもヘルシーで結構でした。
料理はとても美味しくてまた宗教法人の接客は満足するものでした。
しか〜し、朝ご飯を食べずに築地迄来るのは大変です。
ここは一度で良いです。南無〜・・・
「男はつらいよ」で大ブレイクした柴又ですが、昔はさびれた門前町でした。
「男はつらいよ」の最初の候補地である西新井大師が山田洋次監督の申し入れにYESと言っていたならば、柴又はさら〜にさびれていたことでしょう。
渥美清さんが寅さんになったのは、フジテレビが制作・放送したテレビドラマが最初で、柴又の帝釈天が舞台ではありませんでした。
このテレビ版はヒットしましたが、最終話でハブ酒を作ってひと儲けしようとした寅さんが、奄美大島にハブを取りに行って逆にハブに噛まれて死んでしまったのでした。
ゲンちゃんが、寅さんがハブの毒が廻って苦しんでいる時に、エライコッチャ、寅さんが死んでまう、と言ったシーンが今でも脳裏に焼き付いています。
私の高校の友人が柴又に住んでいて、諏訪博・さくら夫妻住んでいたアパートをロケ場所として松竹に貸していたので、寅さん情報はいち早く入手していました。
そんな彼は、昔の柴又にヤクザの暴れん坊がいて蛇に噛まれて、その毒で死んでしまった人がいたという事で、地元ではその暴れん坊が寅さんのモデルであろうとされていました。
ところが柴又には兵隊寅さんという渡世人が実在したそうです。
この人は、「志ん生一代」（結城昌治著 朝日文庫）に山田洋次監督自身の巻末の解説にそのあたりの様子が記されています。
兵隊寅とゆう気っぷのいい男が柴又に住んでいた為か、モデルですか、と何度か柴又の住人にもたずねられた。ちなみに兵隊寅と寅次郎の名前は偶然である。
兵隊寅は古今亭志ん生の無二の親友でスポンサーでもありました。
「寅さん」の登場人物は「落語」を参考にしているし、「落語」を敷衍した話でありますが、主人公の名前を柴又の地でその晩年を過した「寅」にしたことの偶然も、ひょつとすると志ん生の生涯の友、兵隊寅なる人の導きであったかもしれない、と山田監督は書いてます。
この兵隊寅の人となりがわかりました。
柴又在住の退役軍人で生涯独身でした。
地元の人の評判は喧嘩上手で、特にゴロタンカ（喧嘩の前の口上）は洒脱で秀逸の様でした。
曲がった事が大嫌いでちょっとでも不正の事を見つけたら許さない性格のようでした。
特筆すべきはお洒落だったようでいつもコザッパリした着流しで暮らしていたようです。
従いましてこの寅さんは、女性にもてたそうですが、浮いた噂もなかったみたいです。
しか〜し、山田監督が関係ないと断言しているので、渥美寅さんとは無関係のようですが、なんとも気になる偶然ですね。
それにしても柴又はこのままでは寅さんの遺産を食いつぶして元のさびれた門前町に戻ってしまうかもしれませんね・・・
今日は奥様と早起きして築地に参りました。
なんで早起きしたかと申しますと朝ご飯を食べに来たのです。
今日のお店は「築地本願寺カフェ Tsumugi」さんです。
住所： 東京都中央区築地3-15-1 築地本願寺インフォメーション棟
電話：03-5565-5581
休日: 無休
店内の雰囲気です。
メニューです。
18品の朝ご飯の由来です。
今日のオーダー「18品の朝ご飯」＠2,200円×2＝4,400円です。
予約して行ったのですぐに席に座れました。
予約なしですと50分待ちであります。
利用者の80％は外国人です。
ここは日本か？であります。
そういわれると日本人スタッフさん全員が、必要以上に抑揚をつけたアクセントの英語で話していたのでとても鼻につきました。
座るやいなやテーブルセットが用意されました。
待つこと2分で「かぶせ茶」が参りました。
意外に美味しいので驚きました。
待つこと12分で「18品の朝ご飯」が到着しました。
見た目「迷い箸誘発御膳」であります。
それでは実食です。
右端から時計回りで、揚げ茄子大豆そぼろ、里芋田楽、豆腐の柚子あん、築地紀文のお魚豆腐おぼろ揚げ、合鴨の山椒焼き、タコの塩麴和えです。
これは、揚げ茄子大豆そぼろ、築地紀文のお魚豆腐おぼろ揚げ、合鴨の山椒焼きが美味しかったです。
続いて右端から時計回りで、南高梅梅干、築地江戸一の黒豆、湯葉いくら、里芋田楽、揚げ茄子大豆そぼろ、築地松露の玉子焼きです。
これは南高梅梅干が香りが高く楽しめました。
築地松露の玉子焼きも美味しかったです。
続いて右端から時計回りで、築地江戸一の甘口昆布の佃煮、季節のフルーツ、抹茶のゼリー、海苔明太、季節の副菜、豆腐の柚子あんです。
これは抹茶のゼリーがおいしかったでし。
海苔明太もいい味わいです。
ということでおかゆには海苔明太、築地江戸一の甘口昆布の佃煮と南高梅梅干を添えていただきました。
とてもヘルシーで結構でした。
料理はとても美味しくてまた宗教法人の接客は満足するものでした。
しか〜し、朝ご飯を食べずに築地迄来るのは大変です。
ここは一度で良いです。南無〜・・・
」さんです。
ラーメン」でした
から約3.5年のご無沙汰です。
話ではなく私の単なる勘違いの話です。
