クロスカルチャー
以前、中国のレストランで数度目の当たりにしたことです。
テーブルに置いてあった、レンゲが汚れていたので、交換をお願いしました。
すると、隣のテーブルにあったレンゲを持ってきて、それで済ませました。
勿論、中国人スタッフからは、对不起（すみません）もありません。
これについてはあまり感じのよいものではありませんでした。
なんでこのような振る舞いをするのか、日本語学校の中国人生徒に聞いてみました。
生徒たちは、それは「中国アルアル」ですと言っていました。
なんでそのような事をするのかというと、中国では「お客様を待たせない」ことが何より重要なのだそうです。
日本人のように厨房に戻って、新しいレンゲを持って来るのは、お時間がかかるので客様に失礼だと考えているからなのです
レンゲが未使用で清潔であれば、どのテーブルに置いてあったかは大きな問題になりません。
つまり店員の行動は、「衛生的には問題ないから、すぐに提供したほうが親切だ」という善意の行動でもあるのです。
さらに、彼らが強調していたのは、中国のレストランの厨房では、とても清潔に気をつけていて、それこそ真剣に、食器等は洗っています。
汚れたレンゲを出したのは店員の不注意としか考えられません
逆に、日本では、なんでこのような「合理的」な対応をしないのですか、と聞かれました。そういわれると考えてしまいました。
正しいかどうかはわかりませんが、日本人は、「他の席に置いてあったもの」には触れない・使わないという強い衛生意識があります。
「清潔・新品・自分専用」ということが安心や礼儀の基本になっています。
特に飲食店では、「お客様の前に出すものは一度も他人の前に出していないもの」というのが当然の前提です。
したがって、「他のテーブルに置かれていたレンゲを持ってきた」という行為は、「他人のために用意されたものを回された」「自分が軽んじられた」と感じやすいのです。
これは衛生上の不安ともてなしの心の欠如の両方を意味します。
と説明しますと、そういわれると納得しますが、「すぐ使えるならどのレンゲでもいい」という中国人の合理主義に対し、「客の前に出すものは新品でなければならない」という日本人の形式主義的感覚が違和感の差ではありませんか。要は「文化の差」です。
どっちが良くてどっちが悪いというステレオタイプ（固定観念）の結論はよくないと思います、と言っていましたが、私もそう思いました。
中国人の欠伸（あくび）も同様です。
中国人はひと前でよく欠伸をします。
それは疲れているからであり自然現象でもあります。
しか〜し、日本人は、人前で欠伸をするのは、それは「人の話が退屈だ」とか「つまらない」からだという認識をして、それは失礼に当たると考えます。
このように、同じ行動でも、その背後にある価値観や文化が違えば受け止め方も変わります。
レンゲの扱いも、あくびの所作も、そこに「礼儀を重んじる日本」と「自然体を尊ぶ中国」という文化の違いが表れているにすぎません。
どちらが正しい、どちらが間違っているということではなく、互いの背景を理解し合うことこそ大切なのだと思います。
ある旅行会社の依頼で石神井公園ガイドをすることになりました。
今日はその下見です。
石神井公園に来ればこのお店しかありません。
今日のお店は「辰巳軒」さんです。
住所： 東京都練馬区石神井町3-17-20
電話：03-3996-0425
定休日： 木曜日・水曜日も隔週であり
お店の外観です。
なんと開店前にいきました。
このような行列ができていました。
このお店は11年間もかかさず通いつづめてきました。
ご主人もハヤ89歳です。
閉店もカウントダウンされているみたいです。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「ハムエッグ定食＆餃子」＠950+＠500＝1,450円です。
待つこと9分ですべてが揃いました。
見た目、だいぶ、小ぶりになりました。
個人的には「値段を上げてもクオリティは変えないで欲しい」派です。
ここはハムが美味しいのです。
これにトロケタ卵を混ぜて食べるのが大好きです。
清湯もいつもの味です。
餃子はカラット焼けていていつも通りです。
中の餡はジューシーで美味しいですね。
今日も美味しく頂きました。
ごちそうさまでした
以前、中国のレストランで数度目の当たりにしたことです。
テーブルに置いてあった、レンゲが汚れていたので、交換をお願いしました。
すると、隣のテーブルにあったレンゲを持ってきて、それで済ませました。
勿論、中国人スタッフからは、对不起（すみません）もありません。
これについてはあまり感じのよいものではありませんでした。
なんでこのような振る舞いをするのか、日本語学校の中国人生徒に聞いてみました。
生徒たちは、それは「中国アルアル」ですと言っていました。
なんでそのような事をするのかというと、中国では「お客様を待たせない」ことが何より重要なのだそうです。
日本人のように厨房に戻って、新しいレンゲを持って来るのは、お時間がかかるので客様に失礼だと考えているからなのです
レンゲが未使用で清潔であれば、どのテーブルに置いてあったかは大きな問題になりません。
つまり店員の行動は、「衛生的には問題ないから、すぐに提供したほうが親切だ」という善意の行動でもあるのです。
さらに、彼らが強調していたのは、中国のレストランの厨房では、とても清潔に気をつけていて、それこそ真剣に、食器等は洗っています。
汚れたレンゲを出したのは店員の不注意としか考えられません
逆に、日本では、なんでこのような「合理的」な対応をしないのですか、と聞かれました。そういわれると考えてしまいました。
正しいかどうかはわかりませんが、日本人は、「他の席に置いてあったもの」には触れない・使わないという強い衛生意識があります。
「清潔・新品・自分専用」ということが安心や礼儀の基本になっています。
特に飲食店では、「お客様の前に出すものは一度も他人の前に出していないもの」というのが当然の前提です。
したがって、「他のテーブルに置かれていたレンゲを持ってきた」という行為は、「他人のために用意されたものを回された」「自分が軽んじられた」と感じやすいのです。
これは衛生上の不安ともてなしの心の欠如の両方を意味します。
と説明しますと、そういわれると納得しますが、「すぐ使えるならどのレンゲでもいい」という中国人の合理主義に対し、「客の前に出すものは新品でなければならない」という日本人の形式主義的感覚が違和感の差ではありませんか。要は「文化の差」です。
どっちが良くてどっちが悪いというステレオタイプ（固定観念）の結論はよくないと思います、と言っていましたが、私もそう思いました。
中国人の欠伸（あくび）も同様です。
中国人はひと前でよく欠伸をします。
それは疲れているからであり自然現象でもあります。
しか〜し、日本人は、人前で欠伸をするのは、それは「人の話が退屈だ」とか「つまらない」からだという認識をして、それは失礼に当たると考えます。
このように、同じ行動でも、その背後にある価値観や文化が違えば受け止め方も変わります。
レンゲの扱いも、あくびの所作も、そこに「礼儀を重んじる日本」と「自然体を尊ぶ中国」という文化の違いが表れているにすぎません。
どちらが正しい、どちらが間違っているということではなく、互いの背景を理解し合うことこそ大切なのだと思います。
ある旅行会社の依頼で石神井公園ガイドをすることになりました。
今日はその下見です。
石神井公園に来ればこのお店しかありません。
今日のお店は「辰巳軒」さんです。
住所： 東京都練馬区石神井町3-17-20
電話：03-3996-0425
定休日： 木曜日・水曜日も隔週であり
お店の外観です。
なんと開店前にいきました。
このような行列ができていました。
このお店は11年間もかかさず通いつづめてきました。
ご主人もハヤ89歳です。
閉店もカウントダウンされているみたいです。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「ハムエッグ定食＆餃子」＠950+＠500＝1,450円です。
待つこと9分ですべてが揃いました。
見た目、だいぶ、小ぶりになりました。
個人的には「値段を上げてもクオリティは変えないで欲しい」派です。
ここはハムが美味しいのです。
これにトロケタ卵を混ぜて食べるのが大好きです。
清湯もいつもの味です。
餃子はカラット焼けていていつも通りです。
中の餡はジューシーで美味しいですね。
今日も美味しく頂きました。
ごちそうさまでした
」さんです。
