オチがない話



贔屓の金原亭馬生さんの一門会に友人と行ってきました。

落語は皆楽しめたのですが、実は、奇術の花島世津子さんが好きなのです。
彼女は米国修行で鍛えた「サッカー・トリック(Sucker Trick)」の名人なのです
アメリカでは、観客に、「あ、失敗した」若しくは「マジシャン、間違えたぞ」と思わせて安心させるその油断した瞬間に、より大きな不思議を出すというマジックが非常に流行っていて、彼女はそれをマスターして凱旋帰国したのです。
さすが本場仕込みで、観客のほとんどは、マジシャンでありながら、奇術を本当に間違えたと思ってみていて、さらに彼女のとぼけた言い訳が爆笑を誘っているのです。


この日は17時半開場で21時終演なので食事がとれません。
仕方ないので近隣のデパートで寿司と酒を買って開演前に寿司を食べて、演目中に飲んでいました。幕がはねた後は、居酒屋にいき友人と取り留めない話をしていました。
時節柄、初詣の話になりました。
私は、新年に、去年の悪いことを忘れ、心機一転して新しい年を迎える初詣の習慣が大好きで、元旦には、長い初詣の行列の中で「お詣り」の順番を待って、新年の寿をお願いしたものでした。
しかし、冷静に考えると、神仏を信じていない私が、元旦だけ「似非神道信奉者」になるのも変だと考え直し、そのような自己欺瞞な習慣に全力投球するより、一日一日を「一生懸命」に行こうと考えを変えたのです。
このような話を友人にしました。
それに対して、彼は、幼少の時、重篤な状態だった父の快癒祈願をしに明治神宮に行って真剣にお願いしたのに、父は亡くなってしまい、明治神宮に「お詣り」に行くことはしなくなった、という思い出話をしました。
そして、それに話の穂を繋ぎ、爾来、川崎大師と鶴岡八幡宮に行くことになった、と言いました。
初詣の話をしているのに、なんで父親の思い出話になるのか不思議でした。
さらに、鶴岡八幡宮の話になり、鶴岡八幡宮の境内の風景描写の話をし、次に建長寺への行き方に飛びました。
ここで彼は、何の話をしていたっけ、と言ったの、初詣の話、だよと話しを戻しましたが、今度は成成田山境内にある「鰻屋」の話に入っていきました。
実は、このような会話が苦手です。
換言すると「オチ」がない会話は苦痛です。
ここでいう「オチ」とは「結論」ではなく「共有された着地点」のことを指しています。
会話はキャッチボールです。
「投げる → 受ける → 返す」の連鎖で相手の取りやすさを考えるのが礼儀だと思うのです。
彼の場合は、ボールは投げるが、受け取らせる設計がハナからないので、自らの思い出を受け手に放出しているだけになります。
そうなると私の役割は「相槌」に限定されます。
大学の時の「経済原論」の一方通行の講義に似ています。
それでも「相槌」があるのでまだマシかもしれませんが。
正直に申しますと、私の父がこの性格だったのでした。
父と話すと、終わった後に、強い疲労感を覚えたものでした。
そして、この「桎梏」状態を脱するために「論理的」に球を投げ返すようになったのですが、父には何の意味をなしませんでした。
このような人は年齢を重ねるにつれて多くなるみたいなので、高齢化が進む中、このような会話に耐えていけるような心の「耐久力」を強化しようと思っています。
そういう意味では、彼も加齢とともに「話し方」が変わったのかもしれませんね。
ということで今日のお店は「居酒屋破竹 」湯島店さんです。
住所: 東京都文京区湯島3-47-10 湯島桃林堂ビル 1F
電話:03-6284-3410
定休日:不定休

お店の外観です。

「極上白子ポン酢」@1,280円です。
白子好きですら食いつきました。
新鮮でおいしいです。

「盛り合わせ5本」@1,000円です。
これは肉がイマイチですが不味くはありません。
居酒屋さんにしては美味しいです。

「おでん盛り合わせ5種」@1,000円です。
出汁が美味しいです。
ダイコンが良く炊けていて白眉でしたね。
これは満足です。

締めは「ハムカツ」@380円です。
カラッと揚がって美味しいです。
コスパもいいです。
店主の接客もよく楽しめました。
ごちそうさまでした



贔屓の金原亭馬生さんの一門会に友人と行ってきました。

落語は皆楽しめたのですが、実は、奇術の花島世津子さんが好きなのです。
彼女は米国修行で鍛えた「サッカー・トリック(Sucker Trick)」の名人なのです
アメリカでは、観客に、「あ、失敗した」若しくは「マジシャン、間違えたぞ」と思わせて安心させるその油断した瞬間に、より大きな不思議を出すというマジックが非常に流行っていて、彼女はそれをマスターして凱旋帰国したのです。
さすが本場仕込みで、観客のほとんどは、マジシャンでありながら、奇術を本当に間違えたと思ってみていて、さらに彼女のとぼけた言い訳が爆笑を誘っているのです。


この日は17時半開場で21時終演なので食事がとれません。
仕方ないので近隣のデパートで寿司と酒を買って開演前に寿司を食べて、演目中に飲んでいました。幕がはねた後は、居酒屋にいき友人と取り留めない話をしていました。
時節柄、初詣の話になりました。
私は、新年に、去年の悪いことを忘れ、心機一転して新しい年を迎える初詣の習慣が大好きで、元旦には、長い初詣の行列の中で「お詣り」の順番を待って、新年の寿をお願いしたものでした。
しかし、冷静に考えると、神仏を信じていない私が、元旦だけ「似非神道信奉者」になるのも変だと考え直し、そのような自己欺瞞な習慣に全力投球するより、一日一日を「一生懸命」に行こうと考えを変えたのです。
このような話を友人にしました。
それに対して、彼は、幼少の時、重篤な状態だった父の快癒祈願をしに明治神宮に行って真剣にお願いしたのに、父は亡くなってしまい、明治神宮に「お詣り」に行くことはしなくなった、という思い出話をしました。
そして、それに話の穂を繋ぎ、爾来、川崎大師と鶴岡八幡宮に行くことになった、と言いました。
初詣の話をしているのに、なんで父親の思い出話になるのか不思議でした。
さらに、鶴岡八幡宮の話になり、鶴岡八幡宮の境内の風景描写の話をし、次に建長寺への行き方に飛びました。
ここで彼は、何の話をしていたっけ、と言ったの、初詣の話、だよと話しを戻しましたが、今度は成成田山境内にある「鰻屋」の話に入っていきました。
実は、このような会話が苦手です。
換言すると「オチ」がない会話は苦痛です。
ここでいう「オチ」とは「結論」ではなく「共有された着地点」のことを指しています。
会話はキャッチボールです。
「投げる → 受ける → 返す」の連鎖で相手の取りやすさを考えるのが礼儀だと思うのです。
彼の場合は、ボールは投げるが、受け取らせる設計がハナからないので、自らの思い出を受け手に放出しているだけになります。
そうなると私の役割は「相槌」に限定されます。
大学の時の「経済原論」の一方通行の講義に似ています。
それでも「相槌」があるのでまだマシかもしれませんが。
正直に申しますと、私の父がこの性格だったのでした。
父と話すと、終わった後に、強い疲労感を覚えたものでした。
そして、この「桎梏」状態を脱するために「論理的」に球を投げ返すようになったのですが、父には何の意味をなしませんでした。
このような人は年齢を重ねるにつれて多くなるみたいなので、高齢化が進む中、このような会話に耐えていけるような心の「耐久力」を強化しようと思っています。
そういう意味では、彼も加齢とともに「話し方」が変わったのかもしれませんね。
ということで今日のお店は「居酒屋破竹 」湯島店さんです。
住所: 東京都文京区湯島3-47-10 湯島桃林堂ビル 1F
電話:03-6284-3410
定休日:不定休

お店の外観です。

「極上白子ポン酢」@1,280円です。
白子好きですら食いつきました。
新鮮でおいしいです。

「盛り合わせ5本」@1,000円です。
これは肉がイマイチですが不味くはありません。
居酒屋さんにしては美味しいです。

「おでん盛り合わせ5種」@1,000円です。
出汁が美味しいです。
ダイコンが良く炊けていて白眉でしたね。
これは満足です。

締めは「ハムカツ」@380円です。
カラッと揚がって美味しいです。
コスパもいいです。
店主の接客もよく楽しめました。
ごちそうさまでした
お酒のんで3時間も聞いていたら、
贔屓じゃない人は寝ちゃいそうです
花島世津子さん、紅一点でマジックなら
笑いがおきますね
見てみたいものです
破竹 さん、店構えがしぶいです
接客が良い店は、料理もおいしくなります
おでんの大根がいい色してます