乱舞DE松平
若い時は踊ることが好きで、よくディスコに通っていました。
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大学の時は、六本木が多かったですね。
新宿は暴走族っぽい若者が多く好きではありませでした。
後で知ったのですが、新宿の「カンタベリーハウス」にいくと、私と同じ背丈の独協高校のちょっとイケメンの学生がいつも来ていました。
踊りがとてもウマかったので目立っていました。
その高校生は後のTRFのSAMでした。
ディスコの面白さは踊りです。
踊りの上手い下手は即ちリズム感の有り無しです。
それでも練習すれば踊りはうまくなります。
練習に明け暮れてうまいダンスを踊れるようになりますとそれをディスコで披露します。
私たちが踊っていてそれが周りに伝染するサマはまさに快感でした。
実力主義のディスコダンスは優勝劣敗が分りやすく且つ努力は決して裏切らないというのが好きな理由であります。
加えて激しいエイトビートのサウンドに身を放擲すると、頭がトロケてしまうような快感は恍惚と言っても過言ではありません。

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江戸時代にもセレブでありながら踊りに狂った若者がいました。
それは29歳で幕府の権力のトップである「老中」になった「松平定信」です。
大河ドラマ「べらぼう」では寺田心さんがその役を演じています。
ここでいう「乱舞」とは、現代でいえばテクノやユーロビートに合わせて、ひたすらパラパラを踊り狂うことを指します。
江戸時代、こうした踊りが熱狂的に拡がりすぎたため、ついには「禁止令」が出されるほどでした。
定信はこの江戸版「パラパラ」にハマっていまいました、
止めるに止められず、とうとう、老中に就任する前夜には、幕閣や大奥から「お止めなはれ」と諫められたという逸話(続徳川実記)も残っています。
後年、定信は「なんであんな馬鹿なことをしていたんだろう」と述懐していました。

私はその気持ちはよくわかります。
大音響に包まれてリズムに合わせて踊ることは楽しいのです。
爆音のような音に包まれると、音だけでなく身体全体で音を「感じる」ことができます。
鼓膜だけでなく皮膚や内臓まで震える感覚は、ある種の「陶酔」や「恍惚感」を生みます。
これにより、思考が止まり、純粋な快感に没入できるのです。
音に身を委ねて踊ると、周囲の人とリズムを共有することになります。
「自分」という境界があいまいになり、「みんなと一緒に踊っている」という強烈な一体感が生まれます。
宗教的儀式や祭りの踊りでも見られる現象です。
「大音響 × リズム × 身体の動き × 共有体験」というこの相乗効果は人間にとって、最も原始的で純粋な快楽のかたちのひとつなのです。
江戸時代の「乱舞」や、現代のクラブ文化・盆踊り・フェスなどがみな共通して人を熱狂させるのも、この人間の本質的な性質ゆえだと思います。

余談ですが、この間、徳川宗家顕彰会の方から、「松平」という姓は、アクセントの山を後項の「だいら」に置いて『まつだいら↑』と発音すべですと厳しく諭されました。
その理由は、「松平」が徳川家に連なる特別な由緒ある姓であり、そのアクセントにも格式と敬意が込められているからです、とのことでした。
「まつだいら→」とNHK的に平板に読んでしまうのは、由緒に対する理解と敬意が欠ける印象を与えるので、ぜひ正しい発音をご理解くださいと念を押されました。
まことに恥ずかしい限りであります


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今日は外国人を連れて武蔵増戸で「蛍鑑賞会」です。
先に夕飯を食べなければなりません。

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いつも行く「YOSHIZO」は満席で入れませんでした。
仕方ないので喫茶店で食事をしました。
今日のお店は「喫茶mascocha」さんです。

住所: 東京都あきる野市伊奈844
TEL:080-3403-7682
定休日:不定休

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店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「小豆と黒蜜&クリームワッフル+珈琲」@900+@500=1,400円です。
店内はオサレで落ち着いています。

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待つこと12分で「小豆と黒蜜&クリームワッフル+珈琲」が到着しました。
見た目、上品です。

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それでは実食です。
米粉のワッフルはヘルシーです。
美味しいです。
小豆と黒蜜とクリームのマリアージュは私の口に合っていました。
美味しいです。
ドリップコーヒーも美味しくいただきました。
素敵な空間ありがとう、そしてごちそうさまでした。

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19時から「蛍鑑賞会」を行いました。
去年より沢山の「蛍」を見ることができて外国人の方もとても喜んでくれました。

それでは(^_-)