変な人と話す
あるガイド試験を受けました。
その試験はコースが2か所、それぞれトライアルが2回、本選が2回ありますので、全部で6回参加しなければなりません。
試験でなければとても楽しいのですが、かなりの緊張感をもって臨んでいます。
ガイドポイントは会のガイドが懇切丁寧に教えてくれます。
ところがここに大きな陥穽(落とし穴)があるのです。
この試験は、基本マニュアルがなく、ガイド評価者の指摘、改善を次のテストに反映するのですが、それが笑ってしまうくらい相反するのです。
2回目のA地区ガイドでは全体説明を5分でおこないましたら、評価者からはそれでは長いと3分で纏めるように指示されました。
そこで前回の評価者から5分程度にしないと全体が掴めないといわれたのでそのようにしました、と説明しますと何もおっしゃりませんでした。

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またB地区のトライアルにおいて、B地区の地形の画像を見せて説明しましたら「私なら地形図を作って見せるだろうな」という発言にインスパイアされ、かなりの時間をかけてミニチュアの地形模型を作成しました。
しかし、本選の評価者二人からは、「このようなものは必要ありません」と言われました。
私は、前回のトライアルでそのようなサジェスチョンがあったため作成したのですが、と伝えたところ、評価者の1人は「4〜5年前には、そのような意見を持つ人もいましたが、現在は見せる時間が無駄なので、写真で十分ですよ」とのことでした。
他にも同じような相反する指摘は評価者の数に比例して増殖していきます。
例えば時間の問題ですが、この矛盾する評価方針のもとでは、受講者は何を基準に説明を準備すればよいのかが不明確となり、研修の指導そのものが混乱を招く結果になります。
さらに、評価の不一致を指摘し「前回の評価者が5分程度の説明が必要だと言っていたため、そのようにしました」と説明したにもかかわらず、それに対する明確な反応や説明がなされなかった点も問題です。
また、ミニチュアの地形模型を用意しろという婉曲的な発言は曖昧であり、具体的な指示ではなかったにしても、本当に有益な提案であったなら、評価者は、作成前に研修の方針と照らし合わせるべきだったのではないかと思いました。
そこでこれらの内容を纏めてこの会の責任者にメールを送りました。
すると返信にはメールだと誤解が生じるので、テレカンファレンスで行いたいとの事でした。
このガイド試験の責任者は女性です。
最初に、あなたは誤解しています。これは試験ではなく研修です。
貴方の言われていることは、試験の合否についての連関のものばかりです。
そうではなくて、色々な被評価者は、お客様です。
お客様ですから、色々な事を言われます、それの参考になればと考えてください。
というものですから、試験ではないのであれば、なんで合否があるのですか。
以前、誰かの質問で合格率の質問があり、それの回答は「合格率は50%、即ち2人に1人しか受からない」と言われていました。それと矛盾しませんか。
合格率という表現は誰が言ったのかしりませんが、色々なお客様からの要望に対応できた人ということでご理解ください、というので笑いながら、そういうのって「詭弁」というのではありませんか、と切り返しましたら他の話題にいきなり変えました。
さらに時間についても、5分なら5分と決めるべきではありませんか、というとガイドする人によって説明する時間は異なります。
したがいまして、決める必要はありません、というので、それならば、何故、評価者は3分にしろとか5分にしろと人によって指示が変わるのですか、と問えば、それは貴方が3分にしろ5分にしろ、確固たる説明内容をもっていないからです。
それさえあれば、指摘されても問題はないはずです。
と言われたので。先ほどらいから、評価者と被評価者がいるわけですから、それはおかしくありませんか、例えば、例えば、あるガイドが観光地の説明を3分で終えたとします。
評価者は「短すぎる」と指摘し、5分にするよう求めました。ところが、別のガイドが同じ説明を5分かけて行った場合、今度は「長すぎるので3分にしろ」と別の評価者が指摘します。
このように、評価者によって基準が変わるため、被評価者は「どの時間設定が正しいのか」分からず戸惑います。
さらに、もし評価者の判断が一貫性を欠いているとすれば、被評価者は指摘の内容ではなく評価者の主観によって評価されてしまうことになります。
評価者と被評価者でなければ自分の時間でやればいいのでしょうが、それができないのがこの試験ではないのですか、というと、大変参考になる意見をいただきありがとう、と言われたのでこれ以上の会話は意味をなさないので、丁寧な挨拶をして電話を切りました。

これは、現場の混乱は制度設計と評価基準の不統一によって生じている明白な問題です。
それに対して、「参考になります」で済ませてしまう責任者は、本質的な改革の意思がないか、自分が矛盾の中で調整役を演じることが仕事だと誤認しているのかもしれません。
その結果、努力を積み重ねている側(被評価者)は不安と混乱に晒され、納得も安心も得られない、換言しますとまさに「説明責任を果たさない大人」の典型のような人だと思います。


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今日は高校の友人が主催するガイドに参加しました。
このガイドツアーは12人のうち5人が同じ高校の同級生です。
うち1人が急に老け込んでいたので、どうしたの、と聞いたら、心筋梗塞で死にかけたそうです。
そのため、再発したときのために、ニトログリセリン薬の錠剤をもっていて、見せてくれました。
死に向き合っている友人をみたのははじめてでした。
かなりの衝撃をうけてしまいました。

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ということで今日は新宿三丁目で終わりました。
今日のお店は前から行きたかったお店です。
今日のお店は焼肉ホルモン「 龍の巣」新宿三丁目本店さんです。

住所: 東京都新宿区新宿3-9-3 1F
電話:050-5590-7865
定休日:無休

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お店の外観です。


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店内の雰囲気です。

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メニューです。

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水はセルフサービスです。

今日のオーダー「かすうどん+牛すじ」@880+@350=1,230円です。
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待つこと5分で「かすうどん+牛すじ」が到着しました
具材は油かす、とろろ昆布、ねぎ、かまぼこです。
かまぼこが愛くるしいです。
油かすは牛の大腸などから油を絞り出した残りのようです。

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うどんは「コシ」があって美味しです。
関西うどんなので甘いかと思いきやかなりしょっぱかったので驚きです。
でも出汁がよく効いていて美味しいです。
「かす」は江戸っ子の口にはあいません。
しか〜し、「牛すじ」は今まで食べた中でトップ3に入るくらいの美味しさです。
脂の付き方、トロミ、アマじょっぱい味がとてもバランスが取れていました。
店員が外国人なので、意味が通じなかったので、英語で話してなんとか意思疎通ができました。それでも念願の大阪名物「かすうどん」が食べることができて幸せでした。
ごちそうさまでした

それでは(^_-)