ガイドは面白い・・・
ここのところ日本語ガイドにハマっています。
英語ガイドとは違った意味で日本語ガイドは楽しいです。
英語ガイドは、このようなコースに参加する外国人は日本をよく知らない人が多いので質問は想定内です。
勿論、外国人なので、突拍子もない質問がありますが、それは数が少ないし、分からなかったら分からないので、後でメールします、で済みます。
問題なのは日本人観光客です。
特に歴史的なコースは妙に詳しい人がいて、マニアックな質問をして、こちらが答えられないと、そんなことも知らんのか、それはこういう事だよと、自らの知識をひけらかすという、自らの「承認欲求」を満たす振る舞いをする方はかなりの人数がいます。
個人的には、私たちガイドはかなりの人が「「承認欲求」が強いので、こういう質問をする人は「同じ穴の狢(むじな)」ではないかと思います。
このような陥穽(落とし穴)に落ちないのは、彼らの知らないガイドをすることです。
今回の「丸の内」ガイドでは、それをかなり見つけました。
全部を説明すると冗長になるので、ヒトツだけ紹介します。

東京駅
それは「東京駅の駅名秘話」です。
東京駅の正面にある「東京駅」という文字は、初代鉄道院総裁である後藤新平氏による書です。
後藤新平は明治から大正期にかけて鉄道行政を主導した人物で、1914年に東京駅が開業した際に掲げられたもので、力強い楷書体が特徴となり、駅の威厳を象徴しています。

タイトルなし
東京駅は、建設工事の段階では中央停車場とよばれていました。
その改称にあたっては、日本の中心東京に完成したことで東京駅と命名し、地方の人にもわかりやすくすべきと考える派と、東京には、上野、新宿をはじめたくさんの東京の駅があり、中央停車場だけに東京駅の名を冠するのはおかしい、外国の例にならい、首都を代表する駅には中央駅の名を冠するべきとする派とに分かれ、議論が紛糾、開業2週間前にやっと東京駅の名称が決定しました。

流石にこの秘話を知っている人は少ないでしょう。
世が世だったら、東京駅は「中央駅」になっていたのです。
このような鉱脈にあたるとてもうれしく感じます。
ガイドは面白いですね・・・

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今日は丸の内でガイドの下見がありました。

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丸の内と言えばこの店です。
今日のお店は「きじ」さんです。

住所:  東京都千代田区丸の内2-7-3東京ビルB1
電話:03-3216-3123
定休日:不定休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

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調味料の面々です

今日のオーダー「ランチモダン焼き」@1,265円です。
コロナもあり「きじ」さんに訪れたのは3年ぶりです。
焼き場でも知っている人はいませんでした。

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待つこと5分で「ランチモダン焼き」が焼き上がりました。
ランチなのかサイズが小さくなりました。

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それではマヨネーズと青海苔を掛け廻して実食です。
それではヒトクチいただきます。
アレっ、美味しくありません。
なんか全体に水っぽいです。
私の体調の問題もあるので軽々にはいえませんが、味が変わったようです。
それでも完食しました。
いつもは食後は時間差で膨満感に苛まれるのですが、今日は、小ぶりだったので、それもなく助かりました。
ごちそうさまでした

それでは(^_-)