最近の中国若者事情
最近、中国人の若者と話す機会が増えています。
彼らはかなり大変な人生を送っています。

ひとつは大学受験です。
中国の大学は、一本、二本、三本と分れており、その中で優秀な大学は一本です。
一本とは、1990年代に始まった211工程と985工程の総称で、国家が重点的に支援する100程度の大学と39の世界一流を目指す大学を指しています。
この一本には、全国の優秀な高校生約1,095万人が受験して6.3%しか合格していません。
入学する際の倍率は各大学や専攻によって異なりますが、一般的には一本の985工程や211工程の大学では10倍以上、特に人気のある大学や専攻では100倍以上になることもあります 。
例えば、2020年高考(中国の全国統一大学入試)では北京大学(文科系の東大)では平均倍率が63倍、清華大学(理科系の東大)では平均倍率が68倍でした。
また、2021年高考では上海交通大学では平均倍率が25倍、復旦大学では平均倍率が27倍でした。
これらの数字からもわかるように、211工程や985工程の大学に入学するには非常に優秀な成績や能力が必要です。私の知っている若者は、この一本に入る為に高校時代は、毎日深夜の3時迄勉強をして朝の6時に起きるというような猛勉強をしていました。
そのくらいしないと一流大学には入れないそうです。
そして卒業しますと就職ですが、彼らは民間企業を嫌っています。
さりとて国営企業に入るのは簡単ではありません。
一般的には、高い学歴や専門知識、政治的素養などが求められます。
また、国営企業によっては、公募や推薦などの方法で採用を行っています。
以下が中国の国営企業トップ3です。
中国石油天然気集団公司(ペトロチャイナ):中国最大の石油・ガス企業で、世界でも有数の規模を誇ります。
資格としては、石油・ガス関連の専門知識や技能、英語やコンピューターなどの基本的な能力が必要です。
倍率は約100倍と非常に高く、競争も激しいです。
中国電信集団公司(チャイナテレコム):中国最大の通信事業者で、固定電話や携帯電話、資格としては、通信・情報技術や経営管理などの専門知識や技能、英語やコンピューターなどの基本的な能力が必要です。
倍率は約50倍と高く、採用試験も難しいです。
中国建設銀行:中国四大国有商業銀行の一つで、金融サービスや投資事業を行っています。
資格としては、金融・経済・法律などの専門知識や技能、英語やコンピューターなどの基本的な能力が必要です。
倍率は約40倍と高く、採用試験も厳しいです。
一流国営企業に入れなかった若者は民間企業でお茶を濁して結婚でもしようかと考えます。
ところが中国では、長年にわたって一人っ子政策が実施されてきました。
この政策は、人口爆発を防ぐために1979年から2015年まで続けられたもので、一夫婦に一人の子どもしか産ませないというものでした。
この政策の影響で、男女比が大きく歪みました。なぜなら、多くの家庭が男の子を望んだために、女の子を産んだ場合には堕胎したり、捨てたり、養子に出したりすることが多かったからです。
また、出生時に性別を判定する技術が普及したことも、性別選択的な中絶を助長しました。
現在、中国では若年層(0〜19歳)の男女比は約1.13です。
つまり、100人の女の子に対して113人の男の子がいるということです。
これは世界平均の約1.05よりもかなり高い数字です。
この数字でおわかりのように結婚したくても女性がいないのです。
女性側は結婚市場で有利な立場にあるために、自分のキャリアや教育を優先している風潮が強いと言えます。
加えて、中国は結婚する条件として男性は家を保有していることが必要条件です。
中国の不動産物件の価格は、都市や地域によって大きく異なりますが、一般的には日本よりも高いと言えます。
特に、北京や上海、香港などの大都市では、不動産バブルや投資需要によって価格が高騰しており、一般の若者にとっては手が届かないレベルになっています。
という事で家が持てないので結婚もできないのが実態です。
このような 競争に疲れたり、社会の不公平さに不満を持ったりする若者が増えており、自分の人生に対する主体性や希望を失っていると感じる若者も少なくありません。
一方で、自分の好きなことや興味のあることに没頭したり、自分らしさを表現したりする若者も多くいます。
彼らは自分の価値観やライフスタイルを大切にし、社会の期待や圧力に流されないように努めています。
そんな中でも何とかしなければ考える若者が日本に来ているように感じます。

今日は池袋に出没です。
今日はベトナム料理です。
今日のお店は、池袋サンシャイン60通り近くにあるベトナムフォー専門店「フォーティントーキョー」さんです。
ベトナム・ハノイで45年以上続く名店です。
その2号店がなんと池袋だったのですね。
住所: 東京都豊島区東池袋1-12-14 ハヤカワビル B1F
電話:03-5927-1115
定休日:無し


お店の外観です。

店内の雰囲気です。

メニューです。

調味料の面々です。
秘伝チリソース、ニンニク酢、ニョクマム、胡椒です。

今日のオーダー「牛肉のフォー&たまご」@950+@80=1,030円です。

お水はセルフサービスです。

待つこと3分で「牛肉のフォー+たまご」が到着しました。
見た目、グリーン一色ですが上に卵がありますので月見みたいです。

それでは実食です。
具はネギ、ニラ、パクチー、牛肉です。
スープは韓国料理のコムタンに似ています。
以外にあっさりしています。

麺はツルンとした米麺です。
口に入れるとツルツルと吸い込まれます。

卵入りスープに麺をいれて食べますと味がまろやかになってご機嫌な味わいになります。
これは美味しいです。

中盤で秘伝チリソースとニョクマム(ベトナムの魚醤)を入れたら味が締まりました。
これですね、私の求めていた味は。
美味しいです。
瑕瑾を申せば、牛肉が固まりで茹でであって且つ硬いです。
関西の「肉吸い」みたいに、牛肉は柔らかく煮込んでおり、はんなりとした味わいかと思っていたので極めて残念です。フォーはベトナムでは庶民の食べ物なのでここまで望むのはtoo Muchのような気がしますが日本人がmanageしているのでもう少し改善してほしいと願うところであります。
最近、中国人の若者と話す機会が増えています。
彼らはかなり大変な人生を送っています。

ひとつは大学受験です。
中国の大学は、一本、二本、三本と分れており、その中で優秀な大学は一本です。
一本とは、1990年代に始まった211工程と985工程の総称で、国家が重点的に支援する100程度の大学と39の世界一流を目指す大学を指しています。
この一本には、全国の優秀な高校生約1,095万人が受験して6.3%しか合格していません。
入学する際の倍率は各大学や専攻によって異なりますが、一般的には一本の985工程や211工程の大学では10倍以上、特に人気のある大学や専攻では100倍以上になることもあります 。
例えば、2020年高考(中国の全国統一大学入試)では北京大学(文科系の東大)では平均倍率が63倍、清華大学(理科系の東大)では平均倍率が68倍でした。
また、2021年高考では上海交通大学では平均倍率が25倍、復旦大学では平均倍率が27倍でした。
これらの数字からもわかるように、211工程や985工程の大学に入学するには非常に優秀な成績や能力が必要です。私の知っている若者は、この一本に入る為に高校時代は、毎日深夜の3時迄勉強をして朝の6時に起きるというような猛勉強をしていました。
そのくらいしないと一流大学には入れないそうです。
そして卒業しますと就職ですが、彼らは民間企業を嫌っています。
さりとて国営企業に入るのは簡単ではありません。
一般的には、高い学歴や専門知識、政治的素養などが求められます。
また、国営企業によっては、公募や推薦などの方法で採用を行っています。
以下が中国の国営企業トップ3です。
中国石油天然気集団公司(ペトロチャイナ):中国最大の石油・ガス企業で、世界でも有数の規模を誇ります。
資格としては、石油・ガス関連の専門知識や技能、英語やコンピューターなどの基本的な能力が必要です。
倍率は約100倍と非常に高く、競争も激しいです。
中国電信集団公司(チャイナテレコム):中国最大の通信事業者で、固定電話や携帯電話、資格としては、通信・情報技術や経営管理などの専門知識や技能、英語やコンピューターなどの基本的な能力が必要です。
倍率は約50倍と高く、採用試験も難しいです。
中国建設銀行:中国四大国有商業銀行の一つで、金融サービスや投資事業を行っています。
資格としては、金融・経済・法律などの専門知識や技能、英語やコンピューターなどの基本的な能力が必要です。
倍率は約40倍と高く、採用試験も厳しいです。
一流国営企業に入れなかった若者は民間企業でお茶を濁して結婚でもしようかと考えます。
ところが中国では、長年にわたって一人っ子政策が実施されてきました。
この政策は、人口爆発を防ぐために1979年から2015年まで続けられたもので、一夫婦に一人の子どもしか産ませないというものでした。
この政策の影響で、男女比が大きく歪みました。なぜなら、多くの家庭が男の子を望んだために、女の子を産んだ場合には堕胎したり、捨てたり、養子に出したりすることが多かったからです。
また、出生時に性別を判定する技術が普及したことも、性別選択的な中絶を助長しました。
現在、中国では若年層(0〜19歳)の男女比は約1.13です。
つまり、100人の女の子に対して113人の男の子がいるということです。
これは世界平均の約1.05よりもかなり高い数字です。
この数字でおわかりのように結婚したくても女性がいないのです。
女性側は結婚市場で有利な立場にあるために、自分のキャリアや教育を優先している風潮が強いと言えます。
加えて、中国は結婚する条件として男性は家を保有していることが必要条件です。
中国の不動産物件の価格は、都市や地域によって大きく異なりますが、一般的には日本よりも高いと言えます。
特に、北京や上海、香港などの大都市では、不動産バブルや投資需要によって価格が高騰しており、一般の若者にとっては手が届かないレベルになっています。
という事で家が持てないので結婚もできないのが実態です。
このような 競争に疲れたり、社会の不公平さに不満を持ったりする若者が増えており、自分の人生に対する主体性や希望を失っていると感じる若者も少なくありません。
一方で、自分の好きなことや興味のあることに没頭したり、自分らしさを表現したりする若者も多くいます。
彼らは自分の価値観やライフスタイルを大切にし、社会の期待や圧力に流されないように努めています。
そんな中でも何とかしなければ考える若者が日本に来ているように感じます。

今日は池袋に出没です。
今日はベトナム料理です。
今日のお店は、池袋サンシャイン60通り近くにあるベトナムフォー専門店「フォーティントーキョー」さんです。
ベトナム・ハノイで45年以上続く名店です。
その2号店がなんと池袋だったのですね。
住所: 東京都豊島区東池袋1-12-14 ハヤカワビル B1F
電話:03-5927-1115
定休日:無し


お店の外観です。

店内の雰囲気です。

メニューです。

調味料の面々です。
秘伝チリソース、ニンニク酢、ニョクマム、胡椒です。

今日のオーダー「牛肉のフォー&たまご」@950+@80=1,030円です。

お水はセルフサービスです。

待つこと3分で「牛肉のフォー+たまご」が到着しました。
見た目、グリーン一色ですが上に卵がありますので月見みたいです。

それでは実食です。
具はネギ、ニラ、パクチー、牛肉です。
スープは韓国料理のコムタンに似ています。
以外にあっさりしています。

麺はツルンとした米麺です。
口に入れるとツルツルと吸い込まれます。

卵入りスープに麺をいれて食べますと味がまろやかになってご機嫌な味わいになります。
これは美味しいです。

中盤で秘伝チリソースとニョクマム(ベトナムの魚醤)を入れたら味が締まりました。
これですね、私の求めていた味は。
美味しいです。
瑕瑾を申せば、牛肉が固まりで茹でであって且つ硬いです。
関西の「肉吸い」みたいに、牛肉は柔らかく煮込んでおり、はんなりとした味わいかと思っていたので極めて残念です。フォーはベトナムでは庶民の食べ物なのでここまで望むのはtoo Muchのような気がしますが日本人がmanageしているのでもう少し改善してほしいと願うところであります。
大学受験 就職活動 結婚
とハードル高いです。
出産に男女産み分けには、疑問が残ります。
命ですから。
フォーティントーキョーさん、
フォーの上にパクチーが、たんまり。
好み人は、これで良しですが、
嫌いな人(自身です)悪の仕業としか、笑