今日は「筆短情長」です。
「筆短情長」って言う四文字熟語を聞いた事がありますか。
「文は短く情は深く」という意味なのですが、この「筆短情長」の名手の一人が島崎藤村です。
島崎藤村は明治から昭和にかけて文壇の第一線で活躍した、ロマンあふれる処女詩集「若菜集」や自然主義文学の先駆けとなる小説「破戒」で人口に膾炙した作家であります。
藤村は随筆の中で手紙についてこう述べています。
「何も言い廻しの巧みさを求めるでもない
たくさんな言葉を求めるでもない
真心がありのままに書かれてあってその人がよくあらわれていればと思う」
以下は小説「破戒」を書き上げた時の信州の資産家神津猛へ宛てた時の葉書の文面です。
彼は藤村への資金援助を惜しまずまた生涯にわたってよき友人でありました
「草稿全部完了
十一月二十八日夜七時長き長き労作を終る
無量の感謝と長き月日の追懐とに胸躍りつつこの葉書を認む」
初の長編小説を書き上げた藤村のその充実感が短い葉書からひしひしと伝わってきます。
悲しい出来事もたくさんあったのですね。
その悲しみの中で書かれたのが 長女が亡くなる5日前藤村が病室で書いた葉書です。
「すべての望みは逝けり生等はただ幼きものの死を待つのみにこれあり候」
ほんとに心から絞り出すような文面ですよね。
ちなみに「生等」という言い方は、今は使われておりませんが「私たち」という意味です。
現代の私達からするとこの文面にはよく合っている言い方ですね。
『先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)心をつかむ手紙術「文豪編」』より転載
現在はまさに手紙文化、言いかえればメール文化であります。
日本の歴史の中でこれだけ多くの人々が手紙を送るとは空前絶後でしょう。
その影響か最近の新入社員は文章を書くのが上手くなっています。

個人的に「筆短情長」だなと思った手紙を紹介します。
「先日結婚式であなたの姿を見て知っていたのにお中元に知らぬ名がありよく見るとあなたの名前の上に新しい名字がありびっくりしました。
結婚おめでとう。
お中元ありがとう。
楽しい夏の日々を…
まだ・佐藤えり子」
これいいですね。
名前が変わったという意外性の中に塗り込んだ友人への祝福と見てとれますよね、ほのぼのとします。
そして差出人が「まだ・佐藤えり子」なのでこの文章の纏まりをよくしています。
サトエリさんはかなりの知識人みたいです、その為か文章が上手ですよね。
Wikipediaみたらタレントさんの様ですが自己韜晦の強い方なのかもしれませんね。
そうそうメールは夜書かない方が良いみたいです。
私もそうなのですが、夜間は頭に浮かんだことを叩きつけるように書くことが多いので、文章は長いのに情というか内容が無いような文章になります。
言い換えれば先ほどの逆で「情貧筆長」ということになります。
ネールとメールは早朝に限ります。
私はラインはやっていませんので今一つ理解できていないのですが、最近ラインでは 「KS」即ち「既読スルー」というのが問題になっているそうです。
私達の感覚からすれば、内容的に即座に返事が必要なものでなければ「忙しいのかな?」「返事をし忘れているのかな?」と相手の状況を考えたり「あの人は無精だから、そのうち電話で確認をとろう」と切り替えたりするところですよね。もしくは、単なる連絡事項であれば「既読=相手に伝わった」と判断し、それ以上は求めないことも多のですが子供たちは違うようです。
仲間とはLINEでつながっていて当たり前、LINEのIDしか知らない友人もいるという状態では、「KS」は強い否定の意味合いを持つこともあるのですって。
結果、イジメや重大事件につながった例もあるそうです。
これって一種の紐帯(二つのものをかたく結びつけるもの)syndromeなのでしょうね。
この間取引先と行った「メード喫茶」での会話もtechnical termが多く、半分くらいは日本語で話しているのにもかかわらずその内容が理解できませんでした。
要はtechnical termを駆使できる事で繋がっているのを確認しているのでしょう。
これもある意味で紐帯syndromeなのです。
最後に個人的には「FaceBook疲れ」が起きています。
当初面白がって発信していたいのですが、楽しみが習慣になり義務となった時点から苦痛になってきました。
私のFaceBookは、日頃の付き合いのある友人が0%なので、かえって気遣いが多く、かなりのstressを感じてしまったからです。
加えてFaceBookに就業時間中にもかかわらず何回も投稿している人は、一種の業務怠業と見下すようになってきており、軽蔑的な評価になってきた事も側面的要因としてあります。
ちなみに我が社では業務時間中のSNSは厳禁です。当り前ですよね・・・
こんな事を書く日もあります。
米・Twitter社の無料動画投稿サービス・Vine(ヴァイン)に動画を投稿している日本のJKが世界で話題に!
Vineは最長で6秒の動画をUP出来るサービスなのですが。
そのVineで動画を投稿しまくってる日本のJKがとても面白いと海外で話題になってます。
彼女の超絶ハイテンションなトークスキルと顔芸の凄さに外国人も衝撃!
YouTubeにUPされてる彼女の動画には外国人からのコメントが殺到して凄いことになってます。
中には結婚してくれと言うファンも(笑)



今日はザギンで打合せです。
時計を見ましたら20時を廻っていましたので帰社せずそのまま夕食を取る事にしました。
ついでにひさびさに「銀ブラ」をしました。
「銀ブラ」というと、銀座をブラブラすることだと思っていましたが、その語源は「銀座でブラジルコーヒーを飲む」ということなのです。
大正時代、慶應の学生が言い始めたそうですよ・・・
朝の連ドラ「花子とアン」でこの件(くだり)を紹介していました。
今日のお店は「KHANHのベトナムキッチン 銀座999」さんです。
住所: 東京都中央区銀座5-1 GINZA5 B1F
電話:03-6228-5465
定休日:不定休(銀座ファイブに準ずる)


お店の外観です。

店内の雰囲気です。


メニューです。
今日のオーダー「ピリ辛ベトナム炒飯+さつま芋とバナナのチェー」@980+@580=1,560円です。
実はザギンでタフな打合せをしたために歩く元気がなくなっていました。
このお店に着いたらすでに満席だったのですが、空席待ちの椅子が並べてあったのでそこに腰を掛けていましたら爆睡してしまいました。
店員さんに空席ができたので起こされました。
時計を見ましたら座ってから35分過ぎていました。
結構寝てましたね・・・
ベトナム料理では、ミント、バジル、パクチー、レモングラス、ドクダミ、などだけではなく、じつにいろいろな香草を使っています。
私はこの香草の匂いが大好きなのです。
多分ベトナム人の生まれ変わりだからでしょう・・・
待つこと4分で「ピリ辛ベトナム炒飯」と「さつま芋とバナナのチェー」が到着しました。

まずは「ピリ辛ベトナム炒飯」です。
思わず「学食かっ!」と独りツッコミを入れてしまいました。
気を取り直して実食です。
ご飯が熱々ではありません。
ご飯のパラパラ感もありません。
味付けは薄い塩味です。
辛さはほとんど感じません。
パクチーがアクセントになっていますが・・・

これはベトナムでも評価の高いカィンシェフ監修レストランの料理ではないでしょう(笑)
味は行間を読んでください。
次に「さつま芋とバナナのチェー」です。
私の認識では「チェー」とは「ベトナム版あんみつ」です。
しか〜しその奥深さは日本のあんみつの比ではありません。
一番のちがいは、中にいれる具のバリエーションの多さです。
あずきや金時豆などの豆類から、だんご、ゼリー、芋の甘く煮たものなど多い店ですと20種類近くになります。
店頭に並んだそれらを、客は指で指しながら注文するのです。
店主はそれを受けて指定された具を次々にガラスのコップにのっけていき、その上にドロ〜リとして濃厚なココナツミルクをたらし、最後にかち割り氷をのせてできあがるのです。

画像を見てください。
かなり貧弱な様相を呈しています。
芋は甘く煮ていません。
ココナツミルクの味わいはかすかにします・・・
これは日本仕様のチェーなのでしょう。
味は行間を読んでください。
ちなみにベトナムでは最高チェー「タッカー」でも2,000ドン(VND)ですから約10円(JNY)です。
従いまして日本仕様は現地の58倍であります、ハイ。
「筆短情長」って言う四文字熟語を聞いた事がありますか。
「文は短く情は深く」という意味なのですが、この「筆短情長」の名手の一人が島崎藤村です。
島崎藤村は明治から昭和にかけて文壇の第一線で活躍した、ロマンあふれる処女詩集「若菜集」や自然主義文学の先駆けとなる小説「破戒」で人口に膾炙した作家であります。
藤村は随筆の中で手紙についてこう述べています。
「何も言い廻しの巧みさを求めるでもない
たくさんな言葉を求めるでもない
真心がありのままに書かれてあってその人がよくあらわれていればと思う」
以下は小説「破戒」を書き上げた時の信州の資産家神津猛へ宛てた時の葉書の文面です。
彼は藤村への資金援助を惜しまずまた生涯にわたってよき友人でありました
「草稿全部完了
十一月二十八日夜七時長き長き労作を終る
無量の感謝と長き月日の追懐とに胸躍りつつこの葉書を認む」
初の長編小説を書き上げた藤村のその充実感が短い葉書からひしひしと伝わってきます。
悲しい出来事もたくさんあったのですね。
その悲しみの中で書かれたのが 長女が亡くなる5日前藤村が病室で書いた葉書です。
「すべての望みは逝けり生等はただ幼きものの死を待つのみにこれあり候」
ほんとに心から絞り出すような文面ですよね。
ちなみに「生等」という言い方は、今は使われておりませんが「私たち」という意味です。
現代の私達からするとこの文面にはよく合っている言い方ですね。
『先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)心をつかむ手紙術「文豪編」』より転載
現在はまさに手紙文化、言いかえればメール文化であります。
日本の歴史の中でこれだけ多くの人々が手紙を送るとは空前絶後でしょう。
その影響か最近の新入社員は文章を書くのが上手くなっています。

個人的に「筆短情長」だなと思った手紙を紹介します。
「先日結婚式であなたの姿を見て知っていたのにお中元に知らぬ名がありよく見るとあなたの名前の上に新しい名字がありびっくりしました。
結婚おめでとう。
お中元ありがとう。
楽しい夏の日々を…
まだ・佐藤えり子」
これいいですね。
名前が変わったという意外性の中に塗り込んだ友人への祝福と見てとれますよね、ほのぼのとします。
そして差出人が「まだ・佐藤えり子」なのでこの文章の纏まりをよくしています。
サトエリさんはかなりの知識人みたいです、その為か文章が上手ですよね。
Wikipediaみたらタレントさんの様ですが自己韜晦の強い方なのかもしれませんね。
そうそうメールは夜書かない方が良いみたいです。
私もそうなのですが、夜間は頭に浮かんだことを叩きつけるように書くことが多いので、文章は長いのに情というか内容が無いような文章になります。
言い換えれば先ほどの逆で「情貧筆長」ということになります。
ネールとメールは早朝に限ります。
私はラインはやっていませんので今一つ理解できていないのですが、最近ラインでは 「KS」即ち「既読スルー」というのが問題になっているそうです。
私達の感覚からすれば、内容的に即座に返事が必要なものでなければ「忙しいのかな?」「返事をし忘れているのかな?」と相手の状況を考えたり「あの人は無精だから、そのうち電話で確認をとろう」と切り替えたりするところですよね。もしくは、単なる連絡事項であれば「既読=相手に伝わった」と判断し、それ以上は求めないことも多のですが子供たちは違うようです。
仲間とはLINEでつながっていて当たり前、LINEのIDしか知らない友人もいるという状態では、「KS」は強い否定の意味合いを持つこともあるのですって。
結果、イジメや重大事件につながった例もあるそうです。
これって一種の紐帯(二つのものをかたく結びつけるもの)syndromeなのでしょうね。
この間取引先と行った「メード喫茶」での会話もtechnical termが多く、半分くらいは日本語で話しているのにもかかわらずその内容が理解できませんでした。
要はtechnical termを駆使できる事で繋がっているのを確認しているのでしょう。
これもある意味で紐帯syndromeなのです。
最後に個人的には「FaceBook疲れ」が起きています。
当初面白がって発信していたいのですが、楽しみが習慣になり義務となった時点から苦痛になってきました。
私のFaceBookは、日頃の付き合いのある友人が0%なので、かえって気遣いが多く、かなりのstressを感じてしまったからです。
加えてFaceBookに就業時間中にもかかわらず何回も投稿している人は、一種の業務怠業と見下すようになってきており、軽蔑的な評価になってきた事も側面的要因としてあります。
ちなみに我が社では業務時間中のSNSは厳禁です。当り前ですよね・・・
こんな事を書く日もあります。
米・Twitter社の無料動画投稿サービス・Vine(ヴァイン)に動画を投稿している日本のJKが世界で話題に!
Vineは最長で6秒の動画をUP出来るサービスなのですが。
そのVineで動画を投稿しまくってる日本のJKがとても面白いと海外で話題になってます。
彼女の超絶ハイテンションなトークスキルと顔芸の凄さに外国人も衝撃!
YouTubeにUPされてる彼女の動画には外国人からのコメントが殺到して凄いことになってます。
中には結婚してくれと言うファンも(笑)



今日はザギンで打合せです。
時計を見ましたら20時を廻っていましたので帰社せずそのまま夕食を取る事にしました。
ついでにひさびさに「銀ブラ」をしました。
「銀ブラ」というと、銀座をブラブラすることだと思っていましたが、その語源は「銀座でブラジルコーヒーを飲む」ということなのです。
大正時代、慶應の学生が言い始めたそうですよ・・・
朝の連ドラ「花子とアン」でこの件(くだり)を紹介していました。
今日のお店は「KHANHのベトナムキッチン 銀座999」さんです。
住所: 東京都中央区銀座5-1 GINZA5 B1F
電話:03-6228-5465
定休日:不定休(銀座ファイブに準ずる)


お店の外観です。

店内の雰囲気です。


メニューです。
今日のオーダー「ピリ辛ベトナム炒飯+さつま芋とバナナのチェー」@980+@580=1,560円です。
実はザギンでタフな打合せをしたために歩く元気がなくなっていました。
このお店に着いたらすでに満席だったのですが、空席待ちの椅子が並べてあったのでそこに腰を掛けていましたら爆睡してしまいました。
店員さんに空席ができたので起こされました。
時計を見ましたら座ってから35分過ぎていました。
結構寝てましたね・・・
ベトナム料理では、ミント、バジル、パクチー、レモングラス、ドクダミ、などだけではなく、じつにいろいろな香草を使っています。
私はこの香草の匂いが大好きなのです。
多分ベトナム人の生まれ変わりだからでしょう・・・
待つこと4分で「ピリ辛ベトナム炒飯」と「さつま芋とバナナのチェー」が到着しました。

まずは「ピリ辛ベトナム炒飯」です。
思わず「学食かっ!」と独りツッコミを入れてしまいました。
気を取り直して実食です。
ご飯が熱々ではありません。
ご飯のパラパラ感もありません。
味付けは薄い塩味です。
辛さはほとんど感じません。
パクチーがアクセントになっていますが・・・

これはベトナムでも評価の高いカィンシェフ監修レストランの料理ではないでしょう(笑)
味は行間を読んでください。
次に「さつま芋とバナナのチェー」です。
私の認識では「チェー」とは「ベトナム版あんみつ」です。
しか〜しその奥深さは日本のあんみつの比ではありません。
一番のちがいは、中にいれる具のバリエーションの多さです。
あずきや金時豆などの豆類から、だんご、ゼリー、芋の甘く煮たものなど多い店ですと20種類近くになります。
店頭に並んだそれらを、客は指で指しながら注文するのです。
店主はそれを受けて指定された具を次々にガラスのコップにのっけていき、その上にドロ〜リとして濃厚なココナツミルクをたらし、最後にかち割り氷をのせてできあがるのです。

画像を見てください。
かなり貧弱な様相を呈しています。
芋は甘く煮ていません。
ココナツミルクの味わいはかすかにします・・・
これは日本仕様のチェーなのでしょう。
味は行間を読んでください。
ちなみにベトナムでは最高チェー「タッカー」でも2,000ドン(VND)ですから約10円(JNY)です。
従いまして日本仕様は現地の58倍であります、ハイ。
お疲れMAXですね
35分間、ただ待っているより、
寝ていた方が、うまい時間の使い方です
しかし、ベトナム料理人気です。
どうも、香草が苦手で好んで食べないのです