今日は「言葉の融通無碍」です。
幼いころによく歌った唱歌や童謡の歌詞を勘違いしていませんか?
例えば、唱歌「どんぐりころころ」どんぐりころころ♪は、“どんぶりこ”〜が正しい歌詞なのです。
『どんぶりこ』は水に勢いよく落ちたときの擬音語です。
これが、最近はあまり使われなくなったため“どんぐりこ”と歌われるのでしょう。
「アルプス一万尺」も、アルプス一万尺♪ “子ヤギ”の上で〜♪ではなく、 “小槍(こやり)”の上で〜が正解です。『小槍』とは、槍ヶ岳の頂上付近の岩峰を指しているといわれます。
つま〜り「アルプス一万尺」のアルプスは日本のアルプスのことなのです。
一万尺は約3,030mなので、まさに3,180mの槍ヶ岳のことなのですね。
そして、おなじみの童謡「桃太郎」です。
あげましょう あげましょう〜♪と歌っていませんか?
実は、やりましょう やりましょう〜♪が正しい歌詞なのです。
これは、よくいわれる敬語の問題です。
「あげる」は「やる」の謙譲語なので、「花に水をあげましょう」「犬にエサをあげましょう」はおかしな表現とされてきました。
しか〜し、最近では「やる」ではぞんざいすぎると考える人が増え、「あげる」も許容されつつあります。
そんな時代の流れが「桃太郎」の歌詞にも表れているのですね。
また、時代の流れをくんで歌詞が変わった歌もあります。唱歌「春の小川」は、昭和17年に歌詞が変更されました。それまでは、春の小川はさらさら流る 岸のすみれやれんげの花に 匂ひめでたく 色うつくしく 咲けよ咲けよと ささやく如く♪ と、文語体や古語などが使われていて難しかったのですね。
こうして歌の歌詞に注目してみると面白いですね。
「トクする日本語」より転載

「桃太郎」のこの件(くだり)の歌詞は謙譲語なので、あげましょう あげましょう〜♪って歌ってはいけないのです。
要は動物に「餌あげる」って言ってはいけないのです。
動物には「餌をやる」が正しいのです。
「桃太郎」においては、犬、猿、雉(きじ)は一緒に戦う仲間なので、その共闘に尊敬の念を表し擬人化して「あげましょう」という解釈なのでしょうが、駄目なものは駄目なのです。
ちなみにこれを喧(かまび)しく申しているのはNHK放送用語委員会です。
で〜も「桃太郎」そのもの出自が「桃から生まれた生物≠人間ではない」なので、そもそも「桃太郎」が「動物」に物をやる行為が、謙譲に当たるのかという疑念も生じます。
いずれにしても言葉は可変性があり融通無碍がその真骨頂であります。
その為に、最近では「やる」ではぞんざいすぎると考える人が増え、「あげる」も許容されつつある、ということはご同慶の至りであります。
「NHK放送禁止用語」においては、チャリンコ=掏り です。
現在「チャリンコ」から「掏り」を連想される方は、東京の下町に生息している古老のみでしょう。
Generally speaking,「チャリンコ」と申せば「チャリンコ」は「子供」でしょう。
違いますか、それは「ジャリンコ」ですか・・・
「チャリンコ」と申せば今では「自転車」ですよね。
ここにも「言葉の融通無碍」を見てとることができます。
超豪華メンツが登場する、NIKEの新CMが話題となっています。
C・ロナウド、ネイマール、ルーニーなど、豪華なメンツが集結!
「惚れ惚れする」や「カッコいい」など、ネットユーザーから称賛の声が集まっているそうですよ・・・
今日は吉祥寺に奥様と出没です。
今日は以前から訪問したかった魚料理の美味しい「里ノ宿」さんに訪れました。
住所: 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-28-5 107MAC吉祥寺コート 1F
電話:0422-42-2335
定休日:日曜日

お店の外観です。


メニューです。
今日のオーダー
私は「あまだいみそ焼き」@1,200円
奥様は「黒ムツ煮付け」@1,300円です。

吉祥寺では有名なお魚料理屋さん。
11時半開店ですが、お店が開かずこのような行列です。
デジカメの時刻で申しますと、11時45分時点の目の子で15名程度の人が並んでいました。
このお店は、魚屋さん多分「魚初」さんの直営店みたいです。
入店してすぐに、お店に来る前にすごく嫌な事があったみたいオーラを全面に出しているお姉様が、無愛想に注文を取りにこられたのです。
本来ならいろいろお聞きしてから注文を取りたかったのですが、そのような事はしてはいけないのだろうなと自分を戒め、周りの方々の注文内容を参考にしました。
根っからの下町っ子のものですから、このような接客は唾棄するものであり、若いころならこの不機嫌お姉さまに苦言を呈していたのでしょうが、最近円熟?の境地に入ってきたものですからあらがうことなく黙殺しました。
いずれにしてもお店のキャッチの「人里離れた一角に、ほっとできるものがある・・・」
は、実態とそぐわないので訂正してもらいたいものです。
基本的な考え方は焼魚と煮付けと決め打ちしており上述の通りのオーダーと相成りました。


待つこと22分で「あまだいみそ焼き」の到着です。
瞬間焼魚を一目見た瞬間に、この注文が間違いだった事に気がつきました。
といいますのも、見た目で味がわかるからです。
気を取りなして実食です。
美味しいのは美味しいのですが、身にジューシーさがなく、さらにこのような焼魚の欠点ですが、焼魚からの放熱が進むにつれて急速に味が落ちてきます。
最後の方は飽きてきました。で〜もこんなものでしょう。
これについては、コスパは悪いと言わせて頂きます。


待つこと25分で「黒ムツ煮付け」の到着です。
これは焼魚とは真逆で見た目では味が想像できませんが、立ち昇る匂いで美味しさがわかります。
これは美味しいと憶断できます。
それでは実食です。
ウ〜ンこれは美味しいです。
煮魚はまとめて炊くと美味しいといわれていますが、その証左がこの「黒ムツ煮付け」であります。
煮汁はふくよかな甘辛い味付けです。
身はふわふわ、とろとろです。
特に脂身はこの甘辛い味付けとの相乗効果でそのうま味を極大化しています。
これは絶品です。
大満足です。
再訪は・・・
接客の事を思い出しますと、考えてしまいますが、もう一度絶品の煮付けを味わってみたいですね。
そうそうこのお店はお店の案内の通り日曜日は営業していませんのでご注意ください。
幼いころによく歌った唱歌や童謡の歌詞を勘違いしていませんか?
例えば、唱歌「どんぐりころころ」どんぐりころころ♪は、“どんぶりこ”〜が正しい歌詞なのです。
『どんぶりこ』は水に勢いよく落ちたときの擬音語です。
これが、最近はあまり使われなくなったため“どんぐりこ”と歌われるのでしょう。
「アルプス一万尺」も、アルプス一万尺♪ “子ヤギ”の上で〜♪ではなく、 “小槍(こやり)”の上で〜が正解です。『小槍』とは、槍ヶ岳の頂上付近の岩峰を指しているといわれます。
つま〜り「アルプス一万尺」のアルプスは日本のアルプスのことなのです。
一万尺は約3,030mなので、まさに3,180mの槍ヶ岳のことなのですね。
そして、おなじみの童謡「桃太郎」です。
あげましょう あげましょう〜♪と歌っていませんか?
実は、やりましょう やりましょう〜♪が正しい歌詞なのです。
これは、よくいわれる敬語の問題です。
「あげる」は「やる」の謙譲語なので、「花に水をあげましょう」「犬にエサをあげましょう」はおかしな表現とされてきました。
しか〜し、最近では「やる」ではぞんざいすぎると考える人が増え、「あげる」も許容されつつあります。
そんな時代の流れが「桃太郎」の歌詞にも表れているのですね。
また、時代の流れをくんで歌詞が変わった歌もあります。唱歌「春の小川」は、昭和17年に歌詞が変更されました。それまでは、春の小川はさらさら流る 岸のすみれやれんげの花に 匂ひめでたく 色うつくしく 咲けよ咲けよと ささやく如く♪ と、文語体や古語などが使われていて難しかったのですね。
こうして歌の歌詞に注目してみると面白いですね。
「トクする日本語」より転載

「桃太郎」のこの件(くだり)の歌詞は謙譲語なので、あげましょう あげましょう〜♪って歌ってはいけないのです。
要は動物に「餌あげる」って言ってはいけないのです。
動物には「餌をやる」が正しいのです。
「桃太郎」においては、犬、猿、雉(きじ)は一緒に戦う仲間なので、その共闘に尊敬の念を表し擬人化して「あげましょう」という解釈なのでしょうが、駄目なものは駄目なのです。
ちなみにこれを喧(かまび)しく申しているのはNHK放送用語委員会です。
で〜も「桃太郎」そのもの出自が「桃から生まれた生物≠人間ではない」なので、そもそも「桃太郎」が「動物」に物をやる行為が、謙譲に当たるのかという疑念も生じます。
いずれにしても言葉は可変性があり融通無碍がその真骨頂であります。
その為に、最近では「やる」ではぞんざいすぎると考える人が増え、「あげる」も許容されつつある、ということはご同慶の至りであります。
「NHK放送禁止用語」においては、チャリンコ=掏り です。
現在「チャリンコ」から「掏り」を連想される方は、東京の下町に生息している古老のみでしょう。
Generally speaking,「チャリンコ」と申せば「チャリンコ」は「子供」でしょう。
違いますか、それは「ジャリンコ」ですか・・・
「チャリンコ」と申せば今では「自転車」ですよね。
ここにも「言葉の融通無碍」を見てとることができます。
超豪華メンツが登場する、NIKEの新CMが話題となっています。
C・ロナウド、ネイマール、ルーニーなど、豪華なメンツが集結!
「惚れ惚れする」や「カッコいい」など、ネットユーザーから称賛の声が集まっているそうですよ・・・
今日は吉祥寺に奥様と出没です。
今日は以前から訪問したかった魚料理の美味しい「里ノ宿」さんに訪れました。
住所: 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-28-5 107MAC吉祥寺コート 1F
電話:0422-42-2335
定休日:日曜日

お店の外観です。


メニューです。
今日のオーダー
私は「あまだいみそ焼き」@1,200円
奥様は「黒ムツ煮付け」@1,300円です。

吉祥寺では有名なお魚料理屋さん。
11時半開店ですが、お店が開かずこのような行列です。
デジカメの時刻で申しますと、11時45分時点の目の子で15名程度の人が並んでいました。
このお店は、魚屋さん多分「魚初」さんの直営店みたいです。
入店してすぐに、お店に来る前にすごく嫌な事があったみたいオーラを全面に出しているお姉様が、無愛想に注文を取りにこられたのです。
本来ならいろいろお聞きしてから注文を取りたかったのですが、そのような事はしてはいけないのだろうなと自分を戒め、周りの方々の注文内容を参考にしました。
根っからの下町っ子のものですから、このような接客は唾棄するものであり、若いころならこの不機嫌お姉さまに苦言を呈していたのでしょうが、最近円熟?の境地に入ってきたものですからあらがうことなく黙殺しました。
いずれにしてもお店のキャッチの「人里離れた一角に、ほっとできるものがある・・・」
は、実態とそぐわないので訂正してもらいたいものです。
基本的な考え方は焼魚と煮付けと決め打ちしており上述の通りのオーダーと相成りました。


待つこと22分で「あまだいみそ焼き」の到着です。
瞬間焼魚を一目見た瞬間に、この注文が間違いだった事に気がつきました。
といいますのも、見た目で味がわかるからです。
気を取りなして実食です。
美味しいのは美味しいのですが、身にジューシーさがなく、さらにこのような焼魚の欠点ですが、焼魚からの放熱が進むにつれて急速に味が落ちてきます。
最後の方は飽きてきました。で〜もこんなものでしょう。
これについては、コスパは悪いと言わせて頂きます。


待つこと25分で「黒ムツ煮付け」の到着です。
これは焼魚とは真逆で見た目では味が想像できませんが、立ち昇る匂いで美味しさがわかります。
これは美味しいと憶断できます。
それでは実食です。
ウ〜ンこれは美味しいです。
煮魚はまとめて炊くと美味しいといわれていますが、その証左がこの「黒ムツ煮付け」であります。
煮汁はふくよかな甘辛い味付けです。
身はふわふわ、とろとろです。
特に脂身はこの甘辛い味付けとの相乗効果でそのうま味を極大化しています。
これは絶品です。
大満足です。
再訪は・・・
接客の事を思い出しますと、考えてしまいますが、もう一度絶品の煮付けを味わってみたいですね。
そうそうこのお店はお店の案内の通り日曜日は営業していませんのでご注意ください。
しかし 入店したできれば
ホット感と期待感で いっぱいです
そんなときに、店員さんが
「お待たせしてすいません、うちはこれが評判いいんですよ」」と
ニッコリ挨拶してくれたら、
食べる前に点数は加算されるのに
残念です
煮つけは、ほんと美味しそうです