今日は「I love butter!」です。
ちびくろサンボ
かわいそうなちびくろサンボ。お気に入りの上着もズボンも靴もカサも取られ、泣きながら歩き出しました。
すると、突然、恐ろしい声が聞こえてきました。
「グルルー」
声はだんだん大きくなってきます。
「大変だ、虎がぼくを食べに来る!」
ちびくろサンボはあわてて近くの椰子の木に隠れ、そっと様子をうかがいます。
「おれがいちばん偉いんだ」
「いや、おれだ」
どうやら、あの4匹の虎が、誰がいちばん偉いのか、ケンカしているようです。そのうち、みんな本気で怒りだし、いっせいに飛び上がって取っ組み合いの大ゲンカを始めました。上着もズボンも靴もカサも放り出し、爪を立てたり牙でかんだりと、たいへんな騒ぎです。
虎たちはぐるぐるともつれ合って、ちょうどちびくろサンボが隠れている椰子の木までやってきました。ちびくろサンボはさっと飛び出して、カサの陰に隠れます。
ケンカはいっそうひどくなっていき、それぞれの虎が互いのしっぽにかみつき始めました。4匹の虎が、それぞれ前にいた虎のしっぽをかんだわけですから、椰子の木を中心にして、虎の輪ができあがりました。
ちびくろサンボは遠くに逃げて
「虎さんたち、上着もズボンも靴もカサもいらないの?」
と大声で叫びました。けれども、虎はうなるだけです。
「いるのなら、いるといっておくれよ。でなきゃ、全部もっていっちゃうからね」
こう叫んでも、虎たちのケンカはいっこうに収まりません。そこで、ちびくろサンボは落ちている上着とズボンと靴とカサを取り戻して、逃げ帰ってきました。
虎たちのケンカはまったく収まりません。相手を食べてしまおうと、あいかわらずお互いのしっぽをかんだまま、木の回りをぐるぐると回るばかり。虎の輪はだんだんとスピードをあげていきました。輪の速さはぐんぐんと上がっていき、いまや、どれが足でどれが頭かさえ分からないほどです。それでも虎たちは早く早く走り続け、そのままとうとう溶けてしまいました。椰子の木の回りに、溶けた虎のバターができたのです!

ちびくろサンボのジャンボパパが仕事から帰ってくるとき、ぐうぜん、このバターを見つけました。
「これは上等のバターだ。おみやげに持ってかえって、おいしい料理を作ってもらおう」
ジャンボパパはこう言うと、持っていた大きな壺にバターをたっぷりと入れて、家に持ち帰りました。このバターにマンボママは大喜び。
「さぁ、晩御飯はホットケーキのごちそうよ」
マンボママは、粉と卵とミルクと砂糖とバターをこねて、ホットケーキのもとを大量に作りました。それを虎のバターで焼いてみると、ケーキは黄色と茶色に焼き上がりました。まるで虎そっくりです。
さぁ、晩御飯の時間です。3人はホットケーキをたっぷりと食べました。マンボママは27個、ジャンボパパは55個、そして、ちびくろサンボは、なんと169個も平らげてしまいました。
おなかがペコペコだったんですね。
頑張った自分へのご褒美温浴「不朽の名作「ちびくろサンボ」全文公開!」より転載

私はパンが好きです。
で〜も本当にそうなのかしらんと考えてみたら豈図らんや実はバターが好きだったことに気が付いたのです。
その端緒がこの「ちびくろサンボ」です。
多分この本を読んでからバターが好きになったのです。

入道雲がわき上がり、青空がまぶしい夏の日に母にお願いして初めてのホットケーキを作ってもらいました。
黄金色に焼き上がったホット―ケーキからはかぐわしい匂いが立ち込めています。
その立ち込める匂いを鼻腔にふくらませまて、私はホットケーキの脇に待機させていたバターをおもむろに取り出し、バターナイフに盛って、ホットケーキの全面に塗りたぐりました。
しばらくするとバターはホットケーキの余熱でマグマのように溶け始め落ち着き場所を求め広がっていきます。
そしてその浸食がとまった時に巧妙で鮮やかな模様がホットケーキの上に描かれました。
そして次に私は茶色のメープルシロップを同心円を描くようかけ回しました。
すべの儀式は完了したのです。
そしていただきました。
何という美味しさなのでしょうか、未経験の口福が私に訪れました。
牛乳と卵と薄力粉が醸しだす味の芸術、それを最大限に引き出すのはバターです。
この日以来私はバターのとりこになったのです。
その後バターピーナツを知り、長じてはウィスキーにはレーズンバターが合う事をしりました。
しか〜し熱々のホットケーキで溶けたバターの前では全て顔色を失ってしまうのです。
I love butter!

今日は吉祥寺に奥様と出没しました。
ただいま井の頭公園は100周年記念では池の「かいぼり」を行っていました。

今回の「かいぼり」は、池の水を入れ替えると同時に外来種の駆除等を行うそうですよ。
「かいぼり」とは「魚類を捕るために、池や堀などの水を汲み出すこと」をいうのですって、初めてこのような言葉があるのをしりました。

折角ですのですので画像で紹介します。
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番外編です。

何とも愛嬌あるワンコ(陶製)でした。IMG_9329


ちょっとクリビツの女性です(笑)
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奥様お気に入りのperformerです。
客イジリが上手いですね。
なな何と奥様は彼のご祝儀に英世さんを一枚渡していました。
以外とお金持なのです・・・
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ということで今日のフリネタからというか・・・
このお店に行くのでこのフリネタをつくったのです。
そうです私の奥様もホットケーキのたぐいは好きなのです。
今日のお店はアメリカで創業60年の伝統と歴史のあるパンケーキ専門店「オリジナルパンケーキハウス」さんです。

住所: 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-7-1 丸井吉祥寺店 1F
電話:042-226-6378
定休日:不定休(丸井吉祥寺店に準ずる)

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー
「ダッチベイビー」@1,280円です。
「ベーコン&ホワイトチェダーオムレツ」@1,400円です。
これを2人でshareしました。

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待つこと5分で「ダッチベイビー」の到着です。
オーブンでじっくり焼き上げたジャーマンケーキのパンケーキです。
お店の人が仕上げの作業をしてくれました。

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最初にバターをふんだんに塗りまわします。

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そして砂糖粉をふります。

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完成です。
見た感じ硬さがあるのかなと思いましたがフワフワの焼き上がりでした。
すごく美味しいですね。
ここのバターはそふとあんどまいるどなのです。
ですのでこのパンケーキの味わいを最大限に引き出しています。
後半奥様の提案でレモンを絞ってかけたのです。
これが想像を超えた味の引き締まりでこのパンケーキの味を極大化させたのです。
病み付きになりそうな味です。
これは美味しいですね。次回はホィップクリームを追加しましょう。

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待つこと16分でです。
これはふわふわオムレツに厚切りベーコンとホワイトチェダーチーズが入っています。
前回 頼んだ「チーズオムレツ」が初心者向けとしますとこの「ベーコン&ホワイトチェダーオムレツ」はベテラン向けという感じですか。
これは厚切りベーコン勝です。
これがこのオムレツの味を引き締めています。
とても美味しいです。

このお店はしばらく来そうです・・・

それでは(^_-)