今日は「札幌ラーメン」の話です。 
札幌には戦前から在日華人の調理人達によるあっさりしたスープのラーメンが存在しており、これが発祥とされる。この中でも中華料理店「竹家食堂」が1923年にはじめた醤油ラーメンが元祖といわれる。 その後、札幌市内の中華料理店・喫茶店などに広がっていったが、太平洋戦争の物資統制による原料不足で全て姿を消した。

現在のスタイルは、終戦直後の1946年頃に満州などからの引揚者達が屋台で作った豚骨から煮出した濃いスープによるラーメンが源流である。元祖・発祥は各説あり定かではなく「龍鳳」「だるま軒」などの説がある。

当初は醤油味だったが、やがて「味の三平」の大宮守人が味噌ラーメンを考案した。これが雑誌やデパートの物産展などで全国的に広がったことから「札幌ラーメンは味噌ラーメン」と捉えられがちだが、多くの札幌ラーメン店では醤油味・味噌味・塩味の3種類を提供しており、特段味噌ラーメンのみに傾注した用語ではない。

さらに1951年には初代札幌ラーメン横丁の誕生、「暮しの手帖」元編集長花森安治が札幌ラーメンの記事を1953年に「週刊朝日」へ、1955年に「暮しの手帖」へ執筆、1966年にはサンヨー食品がインスタントラーメンの『サッポロ一番しょうゆ味』を発売開始したことにより、日本全国に広く知られることとなった。
Wikipedia「札幌ラーメン」より転載

私の札幌ラーメンとの邂逅かいこうはやはり「サッポロ一番しょうゆ味」でした。
それまでのインスタントラーメンは日清食品の「チキンラーメン」が至高の味でしたので、これはかなりの衝撃でした。
そうそう日清食品の「チキンラーメン」といえば、日清食品のfounder安藤百福さんはアメリカからの小麦流入・パン食文化に東洋的な麺文化で対抗するという意図を持って開発した中華思想的商品が「インスタントラーメン」だったそうですョ・・・崇高な考えにあらためて驚かされました。
閑話休題
それから幾星霜、札幌に転勤となり憧れの札幌ラーメンを食べることができました。
初めて訪れたのは元祖「味の三平」さんです。
場所は大丸藤井ビルの3階?だったと思います。
味の三平
味噌汁から考案されたという味噌ラーメンは味が薄く、チャーシューの代わりに挽肉が使われており、これまた味が薄くあまり美味しくなかったのです。
さらにお客がみなシューマイを食べていたので真似をして頼みました。なにやらソースにつけて食べるのがお約束らしくこれまた下町っ子の舌に合わずこれが本場の札幌ラーメン店かとまとめて驚いた記憶があります。
しかしその後市内の有名ラーメン店を訪れますと、噂に違わず「札幌に味噌ラーメンあり」と大納得したのです。
ところで私が道産子から聞いた話では、札幌のラーメン店の70%はスープを小樽にあるスープ工場から購入しており、麺は西山製麺、菊水、さがみ屋製麺の何れかを購入しており、良くいえばどこで食べても味が安定している、悪くいえばoriginalityがないといえるらしいですよ。

公私に亘る有りとあらゆる支払いをヨドバシカード(使用金額×1%がdeposit)で行ったため、かなりのpointがたまりました。
そして今日は大分使い古したホットプレートをそのpointで買い替えに吉祥寺ヨドバシカメラに奥様と参りました。
ということで久々にフリネタと一緒のお店は、「究極の味噌らーめん Misoism (みそいずむ)ラーメン」さんです。

住所: 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-5-13
電話:0422-46-6337
定休日:無休

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お店の外観です。

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お店のコダワリです。

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メニューです。

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私のオーダー「みそラーメン」@580円です。
ここの接客のティダさん感じいいですね。
特に子供にやさしく好感持てました。
みそラーメンは待つこと15分で着丼です。
それではスープをレンゲで一口すすります。
これは札幌系の味です。
麺は中太縮れ麺です。葱が白ネギで美味しい。
挽肉もイケます。値段も@580と@600割れは大歓迎です。
美味しいじゃないですか〜

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奥様のオーダー「極上みそラーメン」@800円です。
これは味噌のblendが全然違います。コクがあるというか味わいが深いというかイケますネ。
特にこのスープは野菜とくにモヤシの味が良く溶け込んでいて甘くて美味しいです。
ちょっと上品な感じですがとても結構ですまた訪れましょうhappy01


それでは(^_-)