下町っ子の上の空

好奇心が人一倍強く、見栄っ張りで、お人好しの下町っ子のBlogです。 ウンチクネタがくどいのがたまに傷ですが、お気軽にお立ち寄り下さい。

2024年07月

曳舟 THE ALL DAY (ザ オール デイ)

金原亭馬生の長講の会
ここのところ、落語にハマっています。
理由は、上野鈴本演芸場にて落語協会百周年記念で質の良い落語を聞いたからです。
20人近くの芸人の演目を3,000円で見られるのはコスパがいいと思います。
それに加えて、子供の頃から、寄席で落語を聞いて育ったものですから、落語は好きなのです。
高校の時は、三代目三遊亭金馬にドハマリして、彼の演目は毎日寝るときには聞いていたほどです。
最近は、金原亭馬生にハマっています。
この落語家は語りがうまいのです。
このレベルの落語家はいません。
かかるなか、金原亭馬生の長講の会が開かられ奥様と向かいました。
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墨亭

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会場は東武曳舟駅から歩いて15分位のところで通りを隔てて隅田川が流れています。
会場は昔の一軒家をリノベーションしたものでした、

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早く着き過ぎたので、軒先の木製の腰掛に座って待っていますと、カンカン帽をかぶった小粋な初老の男性が会場に向かって歩を進みています。
私はすぐ金原亭馬生師匠だと分かったので挨拶をしました。
師匠からは、お暑いのにありがとうございます、と丁寧な挨拶が返ってきました。
13時半になりましたので開場となりました。

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開場は12人で満席となるくらいの和室の二間でした。
14時になりましたので開演となりました。
師匠と私たちの席までは1.5mくらいです。
こんな近場で落語が聞けるとは有り難いものです。
今日の師匠の演目は「そば清」と「文違い」です
以下に簡単なあらすじを説明します。
### そば清
「そば清」は、そばの大食いで有名な清兵衛が主人公です。彼はそばを大量に食べることで賭けをしてお金を稼いでいます。ある日、清兵衛は信州で大蛇が黄色い草を食べて腹をすっきりさせるのを見て、その草を持ち帰ります。江戸に戻った清兵衛は、そば50枚を食べる賭けに挑戦しますが、途中でその草を食べてしまいます。結果、清兵衛は溶けてしまい、そばが羽織を着て座っているというオチです1。
### 文違い
「文違い」は、新宿の女郎お稲が二人のなじみ客に金を無心する話です。お稲は町人の半七と田舎の御大尽の角蔵からそれぞれ10両と20両を騙し取ります。その金は、お稲が惚れている芳次郎のために使われますが、実は芳次郎も別の女性に騙されていました。最終的に、半七とお稲が大喧嘩をし、角蔵も騙されていたことが明らかになります。
両方ともうまく演じられましたが、なによりも演芸場の落語は時間の関係で端折る話し合が多い中、まくらを10分、本題を45分という、みっしりとした内容には落語って本当に面白いものだなという事を心から思った次第であります。


今日のランチは曳舟です。
ここは食べるところが少ないですね。
今日のお店は仕方なく入ったお店です。
今日のお店は「THE ALL DAY(ザ オール デイ)」さんです。

住所: 東京都墨田区東向島2-24-14
電話:050-5592-5724
定休日:不定休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「ホットドック(あらびき)」@1,200×2個=2,400円、ホットティー@550円、ホットコーヒー@550円です。

店内に入るやいなや席が空いているのにもかかわらずカウンター席に座らせられたのが嫌でした。
そして座るやいなや、お酒を勧められたのも嫌でした。
さらに、急いでいるのでとお願いしましたら、当店のウィンナーは15分かけてじっくり焼き上がるのが特徴なのでそれは出来かねます、と言われたのも嫌でした。

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そんなに込んでいないのに4分待たせてお水が出たのが嫌でした。

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料理と一緒にとお願いしたのに7分後にホットティーとホットコーヒーが出たのも嫌でした。

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待つこと20分で「ホットドック(あらびき)」を頼んだのにソーセージ×1本しか出てこないのには驚きました。
急いでいたので何も言わずに食べましたがソーセージはソーセージです。
不愉快な調味料を合わせて食べたので美味しくはありませんでした。
ストーブ前の調理担当も慇懃無礼で嫌でした。
このお店は全てが嫌でした。
こんなお店は二度と行きません。
こんな日もあります・・・

それでは(^_-)

浅草 大門

浅草で一之輔
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今日は、春風亭一之輔の落語を聞きに、浅草にきました。
13時に待ち合わせしていた友人と浅草演芸場の前で落ちあいました。
窓口で、3,000円の切符を買って中に入りました。
友人はお酒が持ち込めないことをとても心配しいていました。
そこでスッタフさんに確認すると、持ち込みはNGですが、売店で買う分には問題ないととの事でした。
これは上野鈴本演芸場とは真逆なので驚きました。
彼はいそいそと缶ビールを二本買い求めました。
ホール内はほぼほぼ満席でしたが運よく前から4列目の真ん中の席が空いていたのでそこに座りました。
前半の演目はある程度楽しめましたが、浅草と上野の落語ホールを比較すると、基本的に出演者のランクが違うため、私たちは鈴本演芸場の方が好きでした。
具体的には、上野の多くの出演者はTVでもよく見慣れた落語家が多く、それに反して、浅草の落語家は、ほどんど知らない落語しりません。
このギャップは大きいと感じました。
休憩の後、後半が始まりました。一般的に、落語協会の暗黙のルールによれば、後半の出演者の方は人気がある者とされています。
私たちは前半よりも後半の演目を楽しみました。
3つの演目の後、私たちが楽しみにしていた、春風亭一之輔が登場しました。
待ちに待ったその時が来ました。
彼は大きな拍手で迎えられました。
彼の落語を見た後の感想は、限られた時間のために話を省略したので面白くなかったというものでした。
それでも、彼の話術は楽しめました。
春風亭一之輔の次に登場したのは、最後の演者である金原亭馬生でした。
一般的に、席亭はその日の最高の演者を「トリ」に割り当てます。
多くの落語家や話を見てきた中で、馬生の話術はたくみで面白いものでした。
今まで、彼の事はよく知りませんでしたが、さすが落語協会理事だけのことはあります。
とても好感のもてる落語家であります。
今日は上席の楽日だったので、「塩原多助 青の別れ」を茶番でやりました。
これは短い寸劇ではありますが、構成がよくできており、さすが噺家の芝居である「鹿芝居」の継承者として名を残した、金馬ならではの演出でありました。
最後は落語が総出の「カッポレ」が演じられました。
この粋でいなせな踊りを全員で合わせての踊りは心から楽しめました。
最後が締まったのでとても良い気持ちで宴席をでました。

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午前の部がい終わったのが16時ですので、まだ飲みに行くのには時間がありましたのでほおずき市をひやかしました。ほおずき市は「四万六千日」ともいわれ仏教のバーゲンセールです。
この日お参りすると、46,000日はおよそ126年に相当し、人の寿命の限界ともいえるため、「一生分の功徳が得られる縁日」でなのです。
ホンマかいなとおもいながら風に揺れる風鈴の音を楽しんでいました。
時間になったのでいつもいく「末っ子」さんに出向きましたら臨時休業でした。
ご主人は加山雄三さんと同じ俊の87歳ですので、どこか病んだのかかもしれません。
そこで前から行きたかったこのお店にしました。
今日のお店は「大門」さんです。


住所: 東京都台東区浅草5-17-10
電話:03-3872-9848
定休日:不明

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お店の外観です。

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メニューです。

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まずはお疲れ様乾杯です。
ジョッキがキンキンに冷えています。

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まずはおとうし「玉子サラダ」@0円です。
これだけでも充分に美味しいです。

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続いて「鰹の刺身」@750円です。
私は高知で食べた鰹の味が壊れるのが嫌で以来鰹は食べたことがありませんが、今日は禁を破っていただきました。
この鰹はまったく臭みがありません。
肉はほのかに甘みを感じます。
これは美味しいです。

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にこみ@650円です。
もつが柔らかく炊けています。
浅草の煮込みですね。
美味しいです。

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イカバタ@940円です。
イカが新鮮なのでしょう、コリコリしています。
大ぶりのネギが良いアクセントになっています。
これは美味しいです。

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オムレツ@730円です。
オムレツの中はお約束のトロトロです。
マヨネーズをしっかりと絡ませていただきます。
美味しいです。

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レバニラ@800円です。
レバ美味しです。
炒めも良しです。
締めの一品にふさわしいものでした。
今日食べたものはみな美味しいものでした。
ここはまた来ましょう。

それでは(^_-)

浅草 福ちゃん

No more Covid, No more Flu!
コロナ
木曜日から奥様が変な咳をしているので休日の昨日診療に連れて行きました。
診察の結果、コロナでした。
それとは関係なく私は私で喉が腫れていました。
為念、医者に行きましたら軽い扁桃腺炎でした。
この背景は、マラソンの記録会でここのところよいタイムが出ていたので今月も前月を上回る記録を狙うために、かなり走り込んでいました。
その為に、体力がサランラップのように薄っぺらになっていたのです。
走った後は、風呂に入り、その汗をクーラーで冷やすという喉に良くないことをほぼほぼ毎日していました。
加えて翌週の火曜日には、大学の先輩たちとカラオケに行くので新歌をかなり練習したので、それも相俟って、扁桃腺が腫れたのでしょう。
とても元気だったし熱もなかったので気にもしていなかったのですが、家について仮眠を取ったら体がだるかったので熱を測りましたら38度5分でした。
もしかしたら私もコロナかと思い地元の休日診療に行きました。
熱が上がった辺りから喉が一段と腫れて声が出なくなりました。
急患診療所の待合で、痰が喉にからみ、息ができなくなりました。
痰を切ろうとしましたが、その際の喉の痛みを考えると、ヘジっていましたら、意識が遠のいてきたので、痛みとの引き換えで、痰を切りました。
しばらくして呼吸ができるようになりました。
80歳スギの方がコロナで亡くなる理由が分かったような気がしました。
皆さん、窒息死なのでしょうね。
私も診察の結果、コロナでした。
家に帰ってからが地獄でした。
モノを飲み込むという動作がこんなにも激痛を伴うものなのかと思いました。
唾をのむ見込むのも勇気がいります。
従いまして、食事もできなくなり、水も飲めなくなりました。
それですと、体に悪いので、ここは気合で対応していました。
約24時間、喉の痛みに苦しみましたが、次の日の昼頃にはその痛みが引いてきました。
今このように振り返りますとコロナは想像以上に厳しい病気です。
今、全世界的にコロナがはやっています。
アメリカからも感染が拡がっているとの連絡がきています。
最大の理由は、コロナになっても外出が自主判断になっているからです。
皆さん、2023年の5月8日からコロナの自宅待機が自主判断になったのを知っていますか?
企業に勤めている方は、コロナとインフルは会社命令で5日待機になっているので知らないかと思います。
この改定がコロナを跳梁跋扈させているのであります。
No more Covid, No more Flu!


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今日は浅草にガイドの打合せで出没です。
打合せの前にチャチャと食事をしなければならず、いつもは素通している浅草地下街で
食事をすることにしました。

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浅草地下街2

浅草地下街1
この浅草地下街はいまでも汚くて、私が子供の頃は、この画像のように沢山の浮浪者が寝ていて、彼らの近くを歩くと、お足を頂戴と、いうとガシっと足を掴んで離さなかったので、その手を踏みにじって、痛さで手を離した瞬間に逃げたものです。
またこの商店街の奥には二つの穴がありました。
一つ目の穴は右側にありました。
この穴は松屋デパートに繋がる穴でしたが、浮浪者がデパートに入り込んだために封鎖されました。
二つ目の穴は奥の穴です。
これは地下鉄浅草駅と浅草寺を地下街と通路でつなげる構想でしたが、実現しないまま中途で頓挫したそうです。できていましたら雨に濡れずに浅草寺迄行けたのでさぞかし便利になっていた事でしょう。
実は、この穴は浅草駅=>箕輪駅のためのものだという説もあります。
1962年(昭和37年)6月の都市交通審議会答申第6号において、第3号線二子玉川園駅 - 三ノ輪間(26.0 km)の都市計画が決定され、浅草 - 三ノ輪間(3.2 km)の延伸は、決定しました。
しか〜し、1985年(昭和60年)の運輸政策審議会答申第7号にて延伸計画は削除されています。
時系列的にみてもこの穴は地下商店街=>箕輪より地下商店街=>浅草寺の方が正しいと思います。
という事で、今日のお店は「福ちゃん」さんです。

住所: 東京都台東区浅草1-1-12 浅草地下街
電話:03-3844-5224
定休日:月・土

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー、「やきそば」@400円です。
この日は平日ですが満席でした。

子供の頃、食べたことがありましたが、やきそば麺がパサパサしていて、肉もなく、なんでこんなにもまずい焼きそばは、ないなぁと思いました。
あれから幾星霜、人生2回目の挑戦です。

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待つこと4分お水が到着しました。

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待つこと6分で「やきそば」が到着しました。
見た目はギトギト感が横溢しています。

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青海苔で味変をして実食です。
炒め直しなので熱量がイマイチです。
麺はパサパサしていて美味しくありません。
味が今ヒトツなのでソースを掛けまわしました。
これで少しは食べれるようになりました。
しか〜し、子供の頃の思い出が再現されるとは驚きました。
でも美人のママさんも見れたし、値段も400円でしたので由としましょう・・・

それでは(^_-)

続 上野 みはし

仏壇をどうするか?
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私は仏壇を買うかどうか悩んでいます。
現在、仏壇は両親の家にありますが、私自身は持っていません。
現在は妻と私とでの暮らしでは、仏壇がなくても問題ありませんが、もし私が先に亡くなった場合、家族は仏壇を購入しなければならないでしょう。
私はもともと仏教を信じておらず、位牌の前でお経を読まれるのが好きではありません。
仏教でいうと人が亡くなるとその魂は、位牌の中に宿るといいますが、そんなことはあるわけがありません。
人は亡くなると無になるだけです。
生前の姿は残された家族の記憶の中に刻まれて、年月を経てその思い出は希釈していくだけです。
そのような考えを持つ私には位牌や仏壇は不要です。

仏教のお経はインドで発祥し、その教えは人々を苦しみから解放し、平和に生きるためとされています。
お経には魂の救済については書かれていません。
さらに、お経はサンスクリット語で書かれており日本語ではありません。
日本に住んでいるほとんどの人はサンスクリット語を理解していません。
従いましてありがたいお経ですと言われて読まれても、葬儀に参列している人は理解できないと思います。
また死後、仏壇で線香の煙に燻されるのが好きではありませんが、死んだあとが無とするのであれば、それは遺族の好き好きですが、線香はノーサンキューであります。
このような考えから仏壇に変わるものを探していました。

ある日、所用があり隣の家を訪れました。
用事が済んで出口に向かう時に、隣家の亡くなったお母さんの肖像画と位牌が収納用の家具の上に置かれているのを見かけました。
これはいい考えだと思い、家に帰ってから妻に相談しました。
妻も仏壇は好きではなかったのでこの考えに賛成してくれました。
これにて私たちは遺影がおける収納棚を探すことにしたのです

最近、直葬が流行りはじめて、葬儀における脱宗教化が静かに始まっています。
20年もしましたら、宗教による葬式は無くなって、お別れ会のようなものが主流となっていくのではと思っています。長いこと葬式仏教に傾斜していたツケを今、宗教界は払わなければならないでしょう。
冷静に考えてみれば、普段はまったくお付き合いがないのに、葬式の時だけ現れて仏教で葬式をあげれば故人の魂は成仏しますよと言われても、なんの説得性もないと思います。
但し、残された遺族は、悲しみが癒えるまで、何らかのものが必要でありますが、私はそれは遺影と位牌で充分ではないかと思っています。


今日は奥様と上野に出没です。
上野公園を散策したら歩き疲れました。
こういう時には甘味です。
上野で甘味と申せば「みはし」さんです。

住所: 東京都台東区上野4-9-7
電話:03-3831-0384
定休日:不定休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー、私は「あんみつ」@620円、奥様は「白玉金時」@620円、口直しの「ところてん」@600円です。

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座るやいなやお茶がでてきました。
汗をかいた後のお茶は美味しいです。
ここのお茶は香りが良いので好きです。

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待つこと2分ですべて揃いました。
まずは「あんみつ」です。
あんこが光っているではありませんか。
程よい甘さは私の好みです。
寒天が口内で弾みます。
みかんの酸味も得も言われません。
あんみつはやはり甘味キングですね。
美味しいです。

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「白玉金時」です。
甘く煮た小豆のことを「金時」と呼ぶそうです。このお店の「金時」は、北海道産の大納言小豆をふっくらじっくりと炊きあげました。お豆の風味が豊かです。
甘さ控えめでこれも美味しいです。

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口直しの「ところてん」です。
酢醬油の味わいがくどくなくて私は好きです。
甘味の後は辛味です。
美味しくて酢醬油をだいぶ飲んでしましまいました。
後で喉が渇きますがしょうがないですね。
ここの甘辛は私のお気に入りです。
ちそうさまでした

それでは(^_-)

半蔵門 お㐂樂

中国人とは
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日本語学校の先生を初めて1年半になります。
色々な外国人に会いましたが、その中で、過半を中国人でした。
中国人と話すたびに、なにをもって中国人と定義するのだろと思いました。
民族でいいますと中華人民共和国は92%以上を漢族が占めます。
他にモンゴル族、チベット族、ウイグル族、朝鮮族、満洲族、回族、チワン族、ミャオ族、ヤオ族など55の少数民族が存在しています。
従いまして、言語も多数あります。
今でも、北京語が通じない地域も存在しています。
余談ですが、中国人は台湾人の中国語の90%しか理解できません。
また、中国人と台湾人はお互いの中国語の発音はできません。
食事にしても内モンゴル自治区の人達は、羊の肉しか食べませんし、四川、重慶の人は幼児の時から、激辛料理を食べて大人になっています。
貧富の差も激しいです。
北京、上海に住んでいる人の多くは裕福ですが、自治区に住んでいる人は貧乏です。北京語を話して中華人民共和国に住んでいる人が中国人というのは陳腐ですが、これしか大きなくくりはないでしょう。
中国のテレビでは、歴史的な日本の侵略行為に関する番組が頻繁に放送されています。
これらの番組は、主に以下のような内容を取り上げています。
1. 満州事変(1931年): 日本が中国東北部を占領し、傀儡政権を樹立した出来事。
2. 南京大虐殺(1937年): 日本軍が南京で多くの中国人市民を虐殺した事件。
3. 731部隊: 日本軍が中国人捕虜を使って生体実験を行った部隊。
4. 重慶爆撃: 日本軍が重慶を無差別に爆撃したこと。
これらの歴史的事実は、中国人にとって非常に感情的な問題であり、多くの人々が日本に対して複雑な感情を抱いています。特に高齢者や愛国主義教育を受けた世代は、反日感情を持つことが多いです。
日本に来ている若者は、毎日放送されていますが、つまらないので見ません、とのことでしたが、子供の頃から毎日見ているので、日本に来るまでは良いイメージはありません、とも言っていました。
中国では歪んだ愛国主義が強化されていて、中国最大手の飲料水メーカーである農夫山泉が販売していた「茶π」の文字が、日本に媚びているという事になり、全量を廃棄しました。
中国人に理由を聞きましたら、「茶」の文字が靖国神社の拝殿に、「π」がその神社の鳥居になっているとのことですが、中国人で日本の鳥居を知っている人間は皆無なので
農夫山泉の担当者は、CCPから指摘されても、指摘そのものの意味が分からなかったのではないかと笑っていました。
程左様に中国と日本の差は埋まっていないのです。
中国人の66%はいまでも日本に対して良いイメージはもっていません。
なぜ多くの中国人が日本に旅行に来るのかといえば、観光地(東京、大阪、京都)としての魅力、ショッピング(円安)、食文化(寿司、ラーメン)、日本人のサービスを魅力に感じているだけで日本にくるまでは日本人の事は好きではありまでした。
しかしながら、滞在中に触れた日本人の外国人へ親切さとおもてなしをとても評価しています。その結果、彼らは日本を離れるときに日本が良いと感じて帰国しています。


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今日は、半蔵門に出没です。
なにやら夏祭りのようですが、こんな高級住宅街で担ぎ手いるのかなと思いきやいますね。
外国のかたが神輿を担いでいるのを楽しく見ていました。
今日は、焼鳥です。
今日のお店は「やきとり お㐂樂 半蔵門(オキラク)」さんです。

住所: 東京都千代田区隼町2-16 ブルンネン半蔵門 1F
電話:03-5212-9494
定休日:日曜・祝日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「焼鳥丼」@1,700円です。
半蔵門ですから、お客様も高級な方が多いですね。
着ている服でわかります。

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座るやいなやお茶がでました。
美味しいお茶でした。

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炭火で丁寧に焼かれる焼き鳥の面々を見ていました。
美味しそうです。

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待つこと13分で「焼鳥丼」が出来上がりました。
もも肉、せせり、つくね、血肝、鶏もも幽庵漬、うずら卵です。

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それでは一味唐辛子で味変していただきます。
みな美味しいですが、つくねが首ヒトツ抜けています。
このコリコリ感は久々に味わったような気がします。
食べる楽しみを十二分に感じました。
血肝もジューシーで期待を裏切りませんでした
しいて言えば、鶏もも幽庵漬が今ヒトツでした。
でも焼鳥丼は総合的に味わうものなのでハーモニー感は最高です。

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鶏スープは生姜が効いていて美味しくいただきました。
ちょっとお高い感じはしましたが、十分、値段に見合っていました。
ごちそうさまでした

それでは(^_-)

渋谷 婁熊東京 リターンズ

川柳を止めました!
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109日続けた川柳の投稿を止めました。
止めた最大の理由は「いいね!」が取れなくなったからです。
普段の日は10個くらい「いいね!」取れていたのですが、それが徐々に落ちてきて、止める前々日は1個、前日は2個と惨憺たるものでした。
プライドの高い私にとっては、この状況は耐えられないものでした。
これは3か月間も毎日に川柳を作り続けたので、私の創作意欲が切れて、川柳らしい川柳が作れなくなったからです。また毎日毎日のネタ探しにも疲れてきました。
620名くらいのメンバーがいたので入会したのですが、実際の活動メンバーは20名前後で、その活動率は3%です。
メンバーの年齢層は75歳から80歳辺りがおおく後期高齢者のグループと言い換えてよいでしょう。
男女比の内訳は、7対3で女性が多くなっています。
投句される多くは自虐的なものか若しくは自らの生活に悲鳴をあげたものがほとんどでした。
従って、私の「いいね!」で10個以上超えたものは、それに倣って自虐的なものでした。
私にとっての川柳は、身近な人間模様や世の中のサムスイングニューを題材にして、ユーモアを感じさせる作品というものでした。
お互いの心の傷の舐めいの川柳は私の好みではありませんでした。
その為に私の川柳は人気がありませんでした。
要はトマトが嫌いな人は、トマトを食べないことと同じだったのです。
この事に気が付いた時点で、私は、川柳をやめればよかったのでした。
あまりにも川柳が受けなかったので、古典芸能に造詣の深い大学の先輩に相談しました。
先輩曰く、勉強のように努力したら伸びるものは挑戦した方が良いが、芸術のように本人のもっている才能によって伸びるものは努力しても伸びないのでやめた方がよいと言われました。
そういわれると、私の川柳は、青年の主張みたいなものが多く、冷静に自分の川柳を見なおすと、明るくて面白くありません。
川柳の才能がないのかもしれません。
もともと未来は明るくあるべきだと考えている私には、自虐的な川柳そのものが向いてなかったのかもしれいません。
私は趣味の選択を間違えたみたいです。
この3か月半、最初は、自分の作りたい川柳を作っていたのですが、1月くらいすぎると、大多数を占める75歳以降の女性に媚びる川柳になっていました。
これでは面白くありませんし、ストレスがたまるだけでした。
今日でやめて二日ですが、川柳グループのサイトを見なくなりました。
今までは、自らの「いいね!」の増加が気になり、絶え間なく見ていました。
この川柳の不干渉のおかげで、明るくなりました。
どうやらかなりのストレスをため込んでいたみたいです。
正直の話、この3カ月半は抜けることができない森に入り込んでいたようです。


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今日は渋谷に出没です。
今日は会社の元部下との飲み会です。
今日のお店は「もつやき婁熊東京(ルクマトウキョウ)」さんです。

住所: 東京都渋谷区渋谷3-15-2 住報渋谷ビル 2F
電話:050-5869-4857
定休日:日曜・祝日 不定休有

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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まずは「お疲れ様、乾杯」です。

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突き出しです。
白菜のミルク和えですか。
まったりした味です。

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もつ煮込み豆腐@800円です。
この店のモツはふわっとしていて好きな味わいです。
濃くない味噌味も好評化です。

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たんもと@450円です。
これだけ脂がのっているのはすごいです。
その為にとてもジューシーです。
東京でイチバン美味しいでしょう。

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しいたけ@350円です。
しいたけは噛みしだくと美味しいエキスが噴き出ます。
塩味も程よいしとても美味しいです。

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さがり@250円です。
柔らかくて脂ののりもいです。
美味しいです。

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たん@250円です。
ジューシーです。
噛む楽しみが味わえます。
美味しいです。

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ハツ@250円です。
肉に弾力があります。
好きな味わいです。
美味しいです。

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自家製のキムチの浅漬け@700円です。
辛さ控えめで野菜の甘さが際立ちます。
美味しいです。

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月の絹とうふ@650円です。
千葉県は神崎にある地大豆と神崎の地下水にこだわって作られた豆腐です。
ちなみに現地で求めると@250円です。
甘みがすごいですね。
体が浄化するよう感じです。
美味しいです。

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月のとうふの厚揚げ@700円です。
甘みと香りが秀逸です。
良い味わいです。
美味しいです。

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締めのまかないミニカレー@650円です。
肉がゴロゴロ入っていてたまりません。
辛さ控えめなのでズンズンと胃に落ちていきます。
美味しいです。
今日も満足な料理の連続でした。
コスパは東京イチだと思います。

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飲み足りない人がいたので百軒店をブラブラしながら沢山の外国人とすれ違って二次会のバーに向かいました。

それでは(^_-)

あきる野市 「YOSHIZO」増戸本店

蛍鑑賞会
English tour guide clubの蛍鑑賞会に奥様を帯同して参加しました。
アメリカ人、ドイツ人、カナダ人、トルコ人、韓国人、中国人、インドネシア人等他国籍のツアーでした。私は、ドイツ人、カナダ人、韓国人、中国人を案内しました。
ドイツ人とは最初の1〜2分は簡単なドイツ語で話しましたらとても喜んでくれました。
奥様はあまり英語が得意でないので、最初は大人しくしていました。
それではつまらないので、私が通訳して会話の中に入れました。
ドイツ人が日本でお勧めの食べ物を教えてくれといいましたら、思い切りからんできました。奥様は、その質問に対して、お好み焼き、もんじゃ焼きがおススメです、と訳してといいました。しか〜し、このような日本語は訳するのは難しいのです。
とりあえずお好み焼きは、Japanese pizzaと説明したらなんとなくわかったみたいです。
これに味をしめて、もんじゃ焼きはMonjayaki is a watery version of okonomiyaki.というとこれもなんとなく分かったみたいです。
このような日本特有の言葉はあらかじめ下調べしておくのですが、このような難しい日本語を英語に変えるのが外国人との会話の楽しみでもあります。
このような取り留めない話をしながら歩いていますと15分位で蛍鑑賞会の目的地の横沢入里山保全地域に着きました。

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里山の入口にはお巡りさんが二人立っていました。
私が、何か事件が有ったのですか、と聞きますと、ここのところ熊が出ているので、見回っているのです、というではありませんか、それを聞いていた奥様が悲鳴を上げました。
彼女は熊が大嫌いなのです。
もう少し詳しく聞きますと、昨日も熊が出没したとか、東京でも熊が人里に現れることに驚きました。
入り口から5分位のところに蛍がたくさん見えるそうです。


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そこで立ち止まって写真撮影が始まりました。
沢山の蛍が群生しているのではなく5〜6匹の蛍が飛んでいます。
ナマ蛍を観るのが初めての二人はこれに大満足していました。
日本人は闇夜に輝くホタルの光を人間の魂と重ねてきました。
眩い光を放っている蛍を観ていましたら亡くなった母の顔が浮かんできて久々に母の事を思い出していました。
熊に会うこともなく、奥様も異文化交流ができ、思い出深いイチニチとなりました。


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今日は蛍鑑賞会に参加するために夕食は会場近くで取ることにしました。
今日のお店はEnglish tour guide clubのリーダーの紹介のお店です。
今日のお店は「YOSHIZO」増戸本店さんです。

住所: 東京都あきる野市伊奈808-13
電話番号:050-5868-3512
定休日:木曜日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー、クワトロフォルマッジ@2,398円、牛挽肉と香味野菜をじっくり煮込んだボロネーゼ@1,628、プレミアムコーヒー@528円、辛口ウィルキンソンジンジャーエール@473円です。

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ここのバイトさん不慣れなのかやることがおかしいです。
料理と同時にと頼んだ飲み物をすぐに持ってきました。
水の方が先だと思います。

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オーナーシェフは歌いながら作っています。
待つこと7分、ボロネーゼが到着しました。
見た目、美味しそうです。
赤ワインのこくも感じられるボロネーゼソースは、アルデンテのタリアテッレパスタによく合います。挽肉の焦がし方もいいですね。
これは美味しいです。

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待つこと18分でクワトロフォルマッジが到着しました。
見た目、美味しそうです。
チーズは、ゴルゴンゾーラ、タレッジョ、カマンベール、パルミジャーノです。
ここのピザはコルニチョーネ(pizzaの縁)が高く、dough(生地)が薄いのです。
変わっていますね。
乳化もよく味わいも結構です。
美味しいですね。
ご機嫌です、
美味しく食べていると、くだんのバイトさんが、すみません、出すのを忘れていましたと言って、水とオシボリをもってきました。

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これだとサスガにお腹がイッパイにならなかたのでティラミス@530円を頼みました。
これは見た目も味も結構でした。
雛にもまれと言っては失礼ですが、よくもこんな過疎の待に、このレベルのイタリアンがあったものです。紹介してくれたリーダーに感謝しました。

それでは(^_-)

大久保 でじにらんど

能楽鑑賞教室
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前回、能「松原」を見に行きましたら、あまりにも退屈で寝てしまいました。
そのことを先輩に申しましたら「能楽鑑賞教室」に行って勉強したらと言われました。
大学の悪友にその旨をいいますと是非同行したいと言ったので二人分を予約しました。

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当日はなんと都内の高校生が大挙して訪れており、入口は大混雑していました。

当日の演目は以下の通りです。
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解説 能楽のたのしみ  寺井美喜  
    
柿山伏
狂言 柿山伏(かきやまぶし) 大藏 彌太郎 他(大蔵流)

安達ケ原
能  安達原(あだちがはら) 山階彌右衛門 他(観世流)

寺井さんの説明は分かり易いものでした。
あらためて能楽の楽しみ方がわかりました。
狂言は分かり易くて高校生にも大ウケでした。
私達も笑いながら見ていました。
能の安達原は分かり易い筋書きだったのでじっくり見ました。
しか〜し、能は難しいと思います。
特に地謡の言葉が難解です。

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その為にパーソナルタイプの座席字幕システムが導入されています
前の座席の背面に小型液晶画面を設置し、タッチパネルで日本語が表示できますが、それでも難解です。
英語版にしたらよくわかりました。
狂言はいいですが、能はちょっとねです。
しか〜し、狂言だけという公演は少ないので能と狂言の抱き合わせ観劇は考えてしまいます。

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能楽鑑賞教室が13時に終了したのでランチです。
私達は千駄ヶ谷にいましたので近場のコリアンタウンの大久保に行くことにしました。
千駄ヶ谷から中央線にのれば3駅です。
大久保駅に着きました。
ここからコリアンタウンがある新大久保まで400mです。
プラプラと歩いていきました。
今日のお店は「でじにらんど」さんです。

住所: 東京都新宿区百人町1-17-6 東都ビル 1F
電話番号:050-5868-3512
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

TVで紹介されたお店でしょうね。
店内は女性しかいません。
男性は私達二人だけです。

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まずはバンチャ(韓国の突き出し)@330円がでてきました。
これだけでお腹が膨れます。

待つこと4分で「キムチ盛り合わせ」@748円が到着しました。
あまり辛くもなく食べやすいです。
白菜キムチが野菜の芯ばかりだったので好きではありませんでした。IMG_8597


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待つこと10分で「チャプチエ」@1,208円が到着しました。
ほのかな甘さがあって美味しいです。
本場の味です。

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待つこと11分で「海鮮チヂミ」@1,408円が到着しました。
薄いチヂミでした。
具材が少ないですね。
これなら自分で作った「海鮮チヂミ」の方が数倍美味しいです。

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待つこと14分で「チーズトッポギ」@1,298円が到着しました。
これもモッツァレラチーズがイマイチでそれなりのお味でした。
総じて食べ物は高くて美味しくありません。
それに対してアルコールは中ナマ@217円と安いのでここは居酒屋さんなのでしょう。
確かに昼間だというのに女性はみなグイグイとカクテルドリンクを飲んでいました。

食後はコリアンタウンを歩きましたのでその画像を一挙に公開します。
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ここは2回はいいですね・・・

それでは(^_-)

上野 すしざんまい

ナマ桂文枝を観た
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桂文枝(元桂三枝)が18年ぶりに東京で落語協会百周年興行にトリで出るという情報を入手しました。
なんと木戸銭は3,000円です。これは見に行くしかありません。
期間は6月の中席(6月11日〜20日)の昼の部だけです。
落語未体験の奥様を伴って上野は鈴本演芸場に向かいました。

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開場が12時なので11時に行けばいいかなと思って鈴本演芸場に着きました。
するとこんなに大勢の人が並んでいました。
さすが文枝です。

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行列の後ろにつくと11時半になりましたら入場が始まりました。
しばらくしますと私たちの列の入場の番になりました。

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切符を買って劇場に入りますと運が良いことに前から3番目の席に座ることができました。
隣の席の人に、席のお願いをして、昼食を取りにいきました。
ということで今日のお店は鈴本演芸場の隣の「すしざんまい」上野店さんです。

住所: 東京都台東区上野2-7-12 鈴本ビル1階
電話番号:050-5869-1773
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

今日のオーダー、私は、技あり五貫にぎり@1,408円、奥様は、彩り五貫にぎり@1,518円、二人でシェア、とろたく細巻@660円です。

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座るやいなやテーブルセットが用意されました。

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待つこと2分で「技あり五貫にぎり」が到着しました。
2分とは出来合いでしょう、多分。
ネタは、づけ鮪、 平目昆布締め 、小肌、 玉子、サーモンアボガドオニオンです。
シャリもネタも痩せていて言葉もありません。
不味くも美味しくもありません。

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待つこと6分で「彩り五貫にぎり」が到着しました。
ネタは、本鮪中とろ、たい、あじ、いかのいくらのせ、甘えびです。
私の寿司と比べても五十歩百歩ですが、多少良いでしょうか。
同様に不味くも美味しくもありません。
円安の影響を寿司業界は思い切り受けているのがわかりました。

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これでは物足りないので「とろたく細巻」を頼みました。
これくらいですね、往時の「すしざんまい」さんを感じたの寿司は。
それ以外はとても残念なお寿司でした。

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食後、鈴本演芸場に戻りました。
今日の演目は画像のとおりです。
鈴々舎美馬「転失気(てんしき)」=>ハナなので気合充分、美人です。
アサダ二世「奇術」=>無気力奇術は大爆笑
林家たけ平「死ぬなら今」=>贋金使いはみな地獄警察に逮捕され、役人がいなくなったので死ぬなら今というオチ、オーバーアクションと、切れのいいツッコミは高評価。
林家三三「たけのこ」=>オチの「可愛いや」と「皮嫌や」の絶妙な具合が最高でした。
橘家橋之助「両国」=>世界に2人しかいない女流三味線漫談家、両国の早廻しの語りは圧倒されました。
蝶花楼桃花「湯屋番」=>彼女も美人、古典を上手く演じていた
柳家権太楼「代書屋」=>めちゃくちゃな履歴の記載に代書人がテンテコ舞いを上手く語っていました、ウマいね
林家正蔵「一目国」=>両国の見世物小屋の主人が、諸国を巡っている旅の人に道中の不思議な体験を尋ねると、なんと「一つ目に逢った」と言います。
早速、主人がその地を尋ねてみるという話ですが、正蔵は全く面白くありませんでした。
大神楽曲芸「翁屋社中」=>安定した古典芸能
春風亭小朝
「みかん」=>小朝は前半に5個も台詞を噛んでいたが後半盛り返しました。
林家ぺー「漫談」=>パー子が大ホテル「パークホテル」の娘というネタは笑えました。
この人はウマイですね。
林家彦いち「熱血怪談部」=>最後まで飽きずに笑わせてくれました。
林家木久扇「新作落語」=>キョウイチでした。もしかしたら天才なのかもしれません。
ロケット団「漫才」=>それなりでした
桂文枝「別れ話は突然に…」=>名人芸でした。
です。

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私の高評価は赤線で引いています。
文枝を除けばイチバン笑ったのは林家木久扇の「新作落語」でした。
この噺家は笑点ではアホキャラを演じていますが、木久扇は無茶苦茶面白いですね。
先代の林家三平みたいに観客がどのようにすれば笑うのか心得ています。
笑点との落差に本当に驚きました。
桂文枝「別れ話は突然に…」は、 噺の筋には、熟年離婚がテーマに据えられています。
大阪に住む76歳の父親が、仕事の都合で二年前から韓国のソウルにいる息子に電話をかけるところから、話が始まります。
64歳になる母親と離婚すると言う父親の話に、息子はいささかうろたえます。
離婚のわけは、定年退職後の夫と妻のいさかいの果てといったところです。
定年してからは一日中家にいる夫の存在そのものが、妻にとっては疎ましい。
いうなら、「過労死」と並ぶ日本の特産品「粗大ゴミ」です。
妻は自分一人で出かけたいところが、夫が付いてくるとか、車で送り迎えするとか言い出す、朝昼晩の献立をしょっちゅう尋ねてくる、韓流ドラマを妻が観ている最中に夫は居眠りをはじめて大きないびきをかくなど、一部始終が目障りで、耐えられない。
64歳になる母親も、結婚して北海道の帯広にいる娘と電話で話をします。
両親と息子・娘の会話はすべて電話での長話ですから、文枝さんは受話器に見立てた扇子を耳につけた格好のまま噺を進めます。
受話器で会話しないのは、両親の家の飼い犬ジョンだけです。しかし、哀れにも、ジョンはいさかいの絶えない飼い主夫婦によるストレスで死んでしまうという設定になっています。
もし両親が離婚するとなると、息子・娘のそれぞれの家に父親と母親が交代で転がり込むようになるかもしれないことを恐れ、息子と娘は何とか離婚を止めさせようと共謀します。
そして、両親の住む実家には何年も顔を出してこなかったにも拘らず、背に腹は代えられないとばかりに、それぞれの家族全員で実家に集まることになるのです。
息子から妹と一緒に家族全員で帰省すると電話で伝えられた父親は、母に「全員が集まるよ」と喜んで話し、ストレスで死んだはずの犬のジョンにも「みんな帰ってくるで」と言うのです。
これで実家の両親はしめしめですが、「この手は、もう次には使えませんな」でおしまいになります。
年老いた両親が、実家から遠く離れてしまった子どもたちに会いたくて、実家に帰ってこさせる騒動をでっち上げたという落ちですね。
この粗筋は「宗澤忠雄の福祉の世界に夢うつつ」より転載
会話のすべてが電話だというところも、古典落語ではありえません。
日常を共にする親子が対面して会話する噺の運びではなく、遠く離れてご無沙汰して日常の様子が分からなくなっている実家の親から突然電話で離婚を切り出されることから話が展開します。
この話は夫が弱いという事は妻から見ると強く、妻が弱いという事は夫からみると強いという、まさに「強いは弱い、弱いは強い」という事が夫婦の視点の切り替えでよく分かり身につまされました。
よくできた新作落語だと思います。

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ということで、一日の興行の終わりを告げるための打出し太鼓に背中を押されて鈴本演芸場をでました。
骨の髄まで落語を楽しめた日になりました。

それでは(^_-)
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