天璋院のイチニチ

今日は天璋院(篤姫)の一日です。
天璋院の起床は六つ半時(午前7時)です。
それから御年寄(表向きの老中に匹敵する役職)がお目覚めを触れると、それからお三の間(雑用係=>器量の良いものしかなれない)の9人から、六つ半時御目覚、御目出とうございます、と言って大奥中に触れ回るのです。
それで大奥のみんなが起床します。
御台様(将軍夫人)は、御嗽(口すすぎ)があって、お風呂に入ります。
特に天璋院は毎日朝湯を召したそうです。
自分の身体は自分で洗います。
しかしながら身体にかける湯はお三のものが天璋院に渡していました。
その後、髪の毛を整えて、それから朝御飯になります。
その時間は五つ(午前8時)です。
それからお召替えがあり、それが済んで奥の御仏前に御拝があります。
それが済みますとお昼のお召替えがあります。
御拝が済のむは早くて11時頃です。

お昼のお召替えは御掻取(打掛小袖)ではなく略したようです。
12時にはお昼を頂きます。
その後は御机(読書)になります。
天璋院の御付きは、年寄が5人、中年寄が3人、中臈が1人の計9人です。
御付の召物は掻取(打掛小袖)です。
御机で読まれる本は「千字文」及び「伊勢物語」でたまには「百人一首」もなされます。
夕飯は夕六つ半(19時)です。
オカズは魚が多く、肉も食べますが、ほとんどは鳥肉です。鳥肉と言いますと鶏を連想されるでしょうが鶴が多かったようです。
公方様の召し上がりものは自ら手を付けて食べる事はなく、中臈が一箸、二箸などむしってさしあげていました。
公方様の料理は美味しいものではなかったようです。
公方様はあったかいものが食べられないという風評がありますが、御膳所には火鉢があって、汁物などは終始温めていたようです。
総じて食事は公方様といえども粗食であったようです。
夕食にはお酒がつきますが必ずではありません。
公方様のお酒は御膳酒という真っ赤な酒です。
匂いがキツクてあまり美味しくないようです。
普通のお酒を飲んだのは慶喜だけらしいです。
公方様のお泊りは人それぞれですが、家定(天璋院夫)は月に一度か二度程度でした。
この引用した文献は「旧事諮問録」というかつて古老の旧幕勤仕を招いて行った質疑の記録です。
従いまして、その信用度は高いものです。
どうですか、あの天璋院といえども、その日常は「判で押した」ような毎日を紡いでいたのでした。
あまりに質素なせいかつに驚きを禁じ得ません。
明治になって、独り身の天璋院は江戸市中を勝海舟に案内させて色々な処に廻ったそうです。
さぞかし楽しかった事でしょう。


今日は浅草に出没です。
浅草で「精養軒」の食事が食べらるというのでおっとり刀で行ってまいりました。
今日のお店は「上野精養軒」浅草店さんです。
住所: 東京都台東区花川戸2-6-5 区立台東区民会館 8F
電話:03-3842-0771
定休日:月曜日


お店の外観です。

店内の雰囲気です。

メニューです。
今日のオーダー「ハンバーグステーキ」@1,000円です。
店内は見た感じ社員食堂です。
偏屈な固陋な昭和なボーイさんがいて、お客の一挙手一投足に対してゴチャゴチャ言っていて極めて感じが悪いです。あたかもここが自分のお店のような発言をしています。

お水と珈琲はセルフサービスです。

待つこと10分で「ハンバーグステーキ」が到着です。
見た目、学食の定食です。

それでは実食です。
肉がパリンとしています。
肉汁もプシュッとでてきません。
もしかして電チンかもしれませんね。
食べれることは食べれますが美味しくは感じません。
珈琲だけはお替わり自由でうれしいのですが、それとて3杯も飲めません。
ここは二度とくることはないでしょう・・・

今日は天璋院(篤姫)の一日です。
天璋院の起床は六つ半時(午前7時)です。
それから御年寄(表向きの老中に匹敵する役職)がお目覚めを触れると、それからお三の間(雑用係=>器量の良いものしかなれない)の9人から、六つ半時御目覚、御目出とうございます、と言って大奥中に触れ回るのです。
それで大奥のみんなが起床します。
御台様(将軍夫人)は、御嗽(口すすぎ)があって、お風呂に入ります。
特に天璋院は毎日朝湯を召したそうです。
自分の身体は自分で洗います。
しかしながら身体にかける湯はお三のものが天璋院に渡していました。
その後、髪の毛を整えて、それから朝御飯になります。
その時間は五つ(午前8時)です。
それからお召替えがあり、それが済んで奥の御仏前に御拝があります。
それが済みますとお昼のお召替えがあります。
御拝が済のむは早くて11時頃です。

お昼のお召替えは御掻取(打掛小袖)ではなく略したようです。
12時にはお昼を頂きます。
その後は御机(読書)になります。
天璋院の御付きは、年寄が5人、中年寄が3人、中臈が1人の計9人です。
御付の召物は掻取(打掛小袖)です。
御机で読まれる本は「千字文」及び「伊勢物語」でたまには「百人一首」もなされます。
夕飯は夕六つ半(19時)です。
オカズは魚が多く、肉も食べますが、ほとんどは鳥肉です。鳥肉と言いますと鶏を連想されるでしょうが鶴が多かったようです。
公方様の召し上がりものは自ら手を付けて食べる事はなく、中臈が一箸、二箸などむしってさしあげていました。
公方様の料理は美味しいものではなかったようです。
公方様はあったかいものが食べられないという風評がありますが、御膳所には火鉢があって、汁物などは終始温めていたようです。
総じて食事は公方様といえども粗食であったようです。
夕食にはお酒がつきますが必ずではありません。
公方様のお酒は御膳酒という真っ赤な酒です。
匂いがキツクてあまり美味しくないようです。
普通のお酒を飲んだのは慶喜だけらしいです。
公方様のお泊りは人それぞれですが、家定(天璋院夫)は月に一度か二度程度でした。
この引用した文献は「旧事諮問録」というかつて古老の旧幕勤仕を招いて行った質疑の記録です。
従いまして、その信用度は高いものです。
どうですか、あの天璋院といえども、その日常は「判で押した」ような毎日を紡いでいたのでした。
あまりに質素なせいかつに驚きを禁じ得ません。
明治になって、独り身の天璋院は江戸市中を勝海舟に案内させて色々な処に廻ったそうです。
さぞかし楽しかった事でしょう。


今日は浅草に出没です。
浅草で「精養軒」の食事が食べらるというのでおっとり刀で行ってまいりました。
今日のお店は「上野精養軒」浅草店さんです。
住所: 東京都台東区花川戸2-6-5 区立台東区民会館 8F
電話:03-3842-0771
定休日:月曜日


お店の外観です。

店内の雰囲気です。

メニューです。
今日のオーダー「ハンバーグステーキ」@1,000円です。
店内は見た感じ社員食堂です。
偏屈な固陋な昭和なボーイさんがいて、お客の一挙手一投足に対してゴチャゴチャ言っていて極めて感じが悪いです。あたかもここが自分のお店のような発言をしています。

お水と珈琲はセルフサービスです。

待つこと10分で「ハンバーグステーキ」が到着です。
見た目、学食の定食です。

それでは実食です。
肉がパリンとしています。
肉汁もプシュッとでてきません。
もしかして電チンかもしれませんね。
食べれることは食べれますが美味しくは感じません。
珈琲だけはお替わり自由でうれしいのですが、それとて3杯も飲めません。
ここは二度とくることはないでしょう・・・