下町っ子の上の空

好奇心が人一倍強く、見栄っ張りで、お人好しの下町っ子のBlogです。 ウンチクネタがくどいのがたまに傷ですが、お気軽にお立ち寄り下さい。

2016年04月

池袋 香家

今日は「涙は心の汗だ!」です
青春時代、欧米の小説ばかり読んでいた。
日本の小説は貧乏臭くて読む気が失(う)せた。
自分の家が貧乏で苦労しているのに、他人の家の貧乏まで心配したくなかったのだ。
そんなわけで、いい年になって名作と言われる作品を読んだら、これがもう、驚いたのなんのって。
まず『坊っちゃん』。ドラマなどを見る限り、“熱血教師が活躍する青春学園物語で、マドンナとラブラブ”というイメージだった。ところが漱石の書いた『坊っちゃん』は、熱血ではあっても青春でも学園でもラブラブでもなかった。

坊っちゃんにとって教職は単に一番給料の高い仕事であって、学校はただの職場でしかない。
学校に対する理想も教育に対する情熱も生徒に対する愛情も、何一つ持ち合わせていないのである。
生徒のことは“田舎者”と、ひたすら嫌悪し、軽蔑している。
この人が教職に就いたのは、学校にも生徒にも本人にも、不幸なことだったと思う。
そして“チッチとサリー”“ヒデとロザンナ”“白子とポン酢”の如く、坊っちゃんと言えばマドンナがセットだと思っていたら、実は2人は何の関係もない間柄で、言葉を交わすことさえないのだった。
坊っちゃんはマドンナの美しさに感心しているが、感動はしていない。
そしてマドンナの境遇に同情したり、行く末を案じたり、幸せを願ったり、一肌脱いでやろうと思ったりは全然していない。そのような感情は、彼女の婚約者であったうらなり君に対して抱いているのだ。

坊っちゃんの心を常に占めている女性は、年老いた乳母の清である。
美しい景色を見れば「こんな所に清と一緒に来たらどんなに楽しいだろう」と思い、腹黒い人間に会えば「清は教育はないが、人間としてはずっと上等だ」と思い、下宿でショボいお菜を出されれば「清なら俺の好きなマグロの刺身か蒲鉾(かまぼこ)の付け焼きを出してくれるのに」と思うのだ。
虚心に読めば『坊っちゃん』は「親譲りの無鉄砲が災いして負け組街道を突っ走った青年と、彼に無償の愛を捧(ささ)げた孤独な老女の純愛物語」である。
この話を「青春学園ラブラブ物語」に改変した脚本家の手腕には、敬意を表する他あるまい。

わずか一月あまりで教職を辞した坊っちゃんは東京へ戻り、まっすぐ清の元へ行き、ポロポロと涙を流して喜ぶ清に「もうどこにも行かない。清と一緒にいる」と誓う。
以後、死が2人を分かつまで、坊っちゃんと清は同じ屋根の下に暮らす。
私はこのシーンを涙無くしては読めない。無償の愛は裏切られると相場が決まっているのに、この青年は真心で応えてくれたのである。
古今の小説の中で清ほど幸せな女性はいないと思う。
私は清になりたい。
ある冬の日、清は肺炎で亡くなる。死の間際「坊ちゃんと同じお墓に入れてください。
清はそこで坊ちゃんが来るのを楽しみに待っています」と頼み、坊っちゃんは快くその願いを聞き入れて菩提寺に葬る。物語はそこで終わっている。

トーマス・マンは「より多く愛した者が敗者である」と言った。
しかし清の如く無私に徹した純真な愛の前で、勝敗は意味をなさない。
さてこの様に『野菊の墓』『源氏物語』『こころ』等々、いい年して読んでみたらイメージと違った名作は色々あるのだが、今日はこの辺でお終(しま)いにしましょう。
読んでびっくり『坊っちゃん』山口恵以子著より転載

このエッセイを読んで驚いた事があります。
それは私も「坊ちゃん」を読んで号泣したのです。
ただし小学生の頃です。
そして私が号泣したくだりというのは以下のくだりです。
ある冬の日、清は肺炎で亡くなる。死の間際「坊ちゃんと同じお墓に入れてください。清はそこで坊ちゃんが来るのを楽しみに待っています」と頼み、坊っちゃんは快くその願いを聞き入れて菩提寺に葬る
これにはjust burst out cryingになってしまったのです。
感動した理由はよく分りませんが、いまでもこの一文にはウルットきます。

私は涙もろいのです。
涙もろい
感情量が多いと言えば格好いいのですが・・・
涙もろいと言う意味にはもうひとつ情に弱い、情にもろいという側面もあるようです。
従いまして、親しい間柄でなくても苦労した話や感動的な話を聞いただけでも感情が揺さぶられ涙してしまいます。
辛い経験をして強くなる人は多くいますが、私の場合は強くはなりません。
その為か、似たような辛い経験を乗り越えた境遇の人の話を聞くと考えるよりも先に感情があふれてきます。

涙は心の汗だ、って昔誰かが言っていました。
身体が熱くなると汗をかくように、胸が熱くなると涙が出るのです。
人生は感動です。
どんどん感動して泣きましょう。


This video make me cry.
It’s so touching!



今日は池袋に出没です。
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美味しい「担々麺」のお店があるとお邪魔しました。
今日のお店は「香家ラーメン」エソラ池袋店さんです。

住所: 東京都豊島区西池袋1-12-1 Esola池袋 6F
電話:03-5944-9158
休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「担々麺とご飯セット」@1,000円です。
実はこのお店は再訪店です。
前回の辛さはデフォルトにしたのですが今回はワンランク上の「鬼もっと」にしました。

待つこと6分で「担々麺とご飯セット」の到着です。
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麺は香家オリジナルの細くストレートな 香港麺です。
それでは、胡麻・唐辛子・花椒・陳皮・八角などさまざまな漢方素材のスパイスが生み出す絶妙な味わいのスープをいただきましょう。
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うん、これは美味しいですね。
味噌が美味しいのです。
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辛さは私が丁度良いので、普通の舌なら少し辛いかもしれません。

白眉はザーサイです。
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今回珍しくご飯セットにしたのはこのザーサイの味を高菜とブレンドしていただきたかったのです。
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このザーサイ・・・多分池袋一番でしょう。
このザーサイを食べたら桃屋のザーサイは銀河の果てまで飛んで行ってしまいます。

BGMはデイズニーのしっとりしたものですし、女性客が多いことも理解できます。
要はオサレな香港料理屋さんなのでした。

それでは(^_-)

浜松 八百徳

今日は「吉野家を変えた男」です
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吉野家における全国売り上げ第1位の店舗は「有楽町店」です。
2007年11月時点で通常時1日3,000食の売り上げがあるという吉野家のフラッグシップ店でもあります。
そのお店が移転しました。
と申しましても50m新橋よりになっただけです。
吉野家ホールディングスは今春から主力の牛丼店「吉野家」の店舗設計を見直しています。
即ち客席の配置や厨房の設備を変え、店員の負担を軽くするのです。
これまでは若い男性が働くことを前提としていましたが、女性やシニア層の店員が働きやすい店にするのです。
外食業界は人手不足が強まっています。
大手チェーンで働き手の変化にあわせて店づくりを変える動きが出てきています。
忖度するにこの流れでの移転ではないかなと思っています。

吉野家ですが、若い頃の私とは切っても切れないお店でした。
そんな私のあるふるまいが吉野家に衝撃を与えたのです。
という事で今日のフリネタは「吉野家を変えた男」リメーク版です。
Let’s get started!

丁度20歳頃の話です。
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浅草の先輩から、ちょいと話してえことがあるから雷門脇の吉野家で待ってろよ。
仕事が終わりしでぃ直ぐにへえるから、との電話がありました。
おっとり刀で夕方の6時頃、吉野家さんの暖簾をくぐったのです。
この日は手元不如意でして、たしか3千円位しか財布に入っていませんでした。
先輩のすぐ来るはあまりあてにしない方がいいなぁ、とつぶやきながら「取りあえずビール」を頼みました。
長期戦になるのかなぁと思ったので、財布の中身を考えてツマミをとることは止めにしました。
30分位でビール×3本を片付けました。
ツマミは紅生姜です。

4本目からはツマミを紅生姜に醤油をタラタラってかけていただきました。
時計をみると7時15分です。ビールは6本目の底が見え始めました。
途中白髪頭のオジイサンが入ってきて、おもむろに白いご飯を一つ頼んだのです。
私は「生姜友の会」の会員が来たと、喜んでいたのですが、なな何と、このオジイサンは本当に白いご飯のみを美味しそうにゆっくりと頂いてお行儀よく帰られたのです。
ヘン、何でぇ、格好つけやがって。吉野家きたら紅生姜は蒲鉾だよ。
これを食べるから板につくんじゃないか、ケッ、とうそぶいていました。
だいぶ酔ってきたようです。こうなるとこの人はシツッコイのです。
とうとう店員にグダグダと話しかけ始めました。
他愛もないことしか言ってないのですが、店員さんは間違いなく煙ったがっているのはその顔から読み取れます。
しばらくて店員さんが、お客さん、当店は牛丼屋ですので、牛丼は宜しいのですか、とおそるおそるうかがいを立ててきました。
すると私は、上等だよ、牛丼結構、豚よりエライ。でもなぁ兄ちゃん、こちとらオアシがねえの。わかる、オアシ、銭ッコがないの。だから麦カスの水しか飲めないの、とからんできます。
しょうがない人間ですね、まだ二十歳(はたち)になったばかりなのですよ。

そろそろ紅生姜+醤油に飽きた様で、今度は紅生姜+醤油+唐辛子に宗旨を変えた様です。
ビールは7本目に突入しています。だんだん声が大きくなり、店員さんの一挙手一投足に茶々を入れ始めました。
このふるまいで店内の雰囲気もにわかに怪しくなってきました。
そのうち店長がやってきて、他のお客さんもおられますので、もう少しお静かにしていただけませんか、とやんわりと帰ってくれといっています。
すると私は、好きでいるんじゃねぇよ。待ち人来たらずなんだ。だからってチャンネエじゃねえよ。
先輩、専売公社じゃねぇよ、先輩だからな、わかってるよなぁ、もう少しこらえてくれよ。
ともうグダグダの酔っ払いです。
書いている本人も恥ずかしいって・・・

そして9本目に突入したころ、くだんの先輩がやってきました。
時計の針はすでに8時です。
その先輩は、入るやいなやカウンターの上に行列している9本のビール瓶に目がいったみたいです。
そして、いってぇ、オメエ誰と飲んでたんだよ。何一人だって、馬鹿か、オメエ掛け値なしの馬鹿、豆腐の角に頭ぶっけて死んじゃいな、と大笑しています。
するとそれを聞いた私は、先輩が遅いから、吉野家ふぜいでキスグレ(酔っぱらった)たんじゃねぇですか。
この落とし前つけろよ!と今度は先輩にからみ始めました。
先輩は、わかった、わかった、角の神谷バーで死ぬほど電気ブラン飲ましてやっからさ、と言って私の飲んだ分を払ってくれて、私を夜の街に連れだしたのでした。

それからしばらくして先輩の職場(喫茶店)に行くと、先輩が笑いながら新聞を差しだしました。
そして、オメエが吉野家で牛丼も頼まずにビールを9本も飲んだから、吉野家はお酒の制限するようになったそうだぜ。これからは一人3本までだとさ、俺知らねえって、と笑っています。
確かに先輩が手渡してくれた新聞には、吉野家の酒類の数量制限に関するお知らせが黒々と書かれていました。


I hope she got away.



今日は浜松に出没です。
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浜松と申せば「うなぎ」でしょう。
今日のお店は、うなぎ「八百徳」駅南店さんです。

住所: 静岡県浜松市中区砂山町325-7
電話:053-452-5755
休日:月曜、第1火曜

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「うな丼」@3,186円です。
このお店は創業明治42年ですので今年で107年目を迎える老舗です。
地元の取引先からうなぎを駅前で食べるのならこのお店ですよと推奨されていました。
店員さんの顔つきが皆元気印です。
毎日うなぎを食べているからでしょうか・・・

待つこと4分で肝吸いと香の物の到着です。
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この肝吸いは熱湯地獄みたいな熱さで最初は飲めませんでした。
しかし支笏湖のような透明感ある肝吸いは高評価です。
お味も高評価です。


待つこと6分で「うな丼」の到着です。
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この焦げ茶色の鰻はまずいわけがありません。

それでは実食です。
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まずはお手並み拝見で一口いただきます。
すんごくふっくらとしていて且つ柔らかいです。
身も質感があります。
ちなみにこの鰻は浜松産ではなく鹿児島産だそうです。
こんさい、そげんこつはヨかごわす・・
タレはテリがある強い甘辛です。
ふっくらうな丼には強めのタレがあいます。
ご飯はしっかりと立つほど歯応えがあって、これがうなぎとタレに絶妙に合い最高です。
美味しいですね。
ちょっと財布には厳しいもののたまには美味しいもの食べませんと・・・
満足なデイナーでございました。

それでは(^_-)

神楽坂 トレド

今日は「島岡御大」です
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新年度になりどこの会社でも新入社員が配属されます。
私の部にも2名が配属される予定で現在研修中であります。
その内の一人が明治大学卒なのです。
私が新入社員の時の部の上司が明治大学空手部主将だったので、とても厳しく今このように思い返えしても戦慄します。要は私にとって明治大学と申せば、この上司の負の遺産の為に良い思い出がないのです。

そんな私が明治大学OBと言って思い出すのは星野仙一さんです。
くだんの上司から聞く星野さんは無茶苦茶な人でした。
学生運動が華やかし頃の話ですが、くだんの上司とその上司の二年後輩だった星野さんは、バリケード外しの為、それぞれの監督の命令により左翼学生運動家をそれこそ本当にぶっ飛ばし続けていたそうです。
また六大学野球においては史上初ともいえる、自ら投げた渾身の一球の判定がボールだったことから、審判に詰め寄り怒鳴り倒したなど、私が知りうる星野さんの無茶苦茶な愚行は枚挙にいといません。

そんなピカレスク(悪漢)の雄である星野さんですが、この世で唯一無二の恐れた人が島岡御大です。
島岡御大とは元明治大学硬式野球部監督である島岡吉郎さんの事であり、ラグビー部の北島忠治監督と共に、明治大学の名物監督として知られた人物です。
愛称は御大(島岡御大)です。
東京六大学リーグ戦優勝15回は、監督として歴代1位の記録を持たれています。
この御大は明治大学應援團主将で野球経験はありません。
従いまして応援団出身で野球未経験監督の就任は、大学当局と駿台倶楽部(明治大学野球部OB会)の対立や、部員の集団退部という事態を招くこととなったのです。

以下は星野さんがあるTVで語っていた御大の思い出です。
御大は應援團出身だったことから、星野さんがピンチになるとタイムをかけてマウンドに駆け寄ってきて、なんとかせい、命がけでいけ、魂を込めて投げろ、と言ってまたスタスタとベンチに戻っていくそうです。
本当にただそれだけだそうです。
星野さんは、そんなこと言われんでもわかっているわい、と思いながらも、再度気持ちを奮い立たせて渾身の一球をバッターに投げ込んだそうです。

星野さんが、ある早稲田戦で気分がのらず適当に投げていたらノックアウトされました。
不貞腐れて合宿で寝ていたら夜中の1時に御大から起こされ、パンツ一枚で出てこい、と言われて、マウンドで正座させられたそうです。
そしてグラウンドの神様に謝れと言われて、グラウンドの神様、申し訳ございません、と何度も何度も謝り続けて3時間が経ちあたりが少しだけ明るくなってきた頃に、ホームベースのあたりに人影があるような気がしました。
その人影が徐々にはっきりするとその人物がわかりました。
御大が同様に正座していたそうです。
星野さんは、うわぁ〜参った。一生このオヤジには頭があがらない、と思ったそうです。

星野さんが中日の監督になり初優勝した時の話しです。
色々なTV局から優勝インタービューを受けて深夜に帰宅して寝付いた頃、夜中の3時に家の電話が高らかに鳴ったそうです。奥様が何事かと思い慌てて電話にでますと御大からだったそうです。
奥様にその旨を告げられた星野さんはバネ仕掛けの人形のようにガバッと起きて、電話口に出ますと、当然のことながら、仙、よくやったな。おめでとう、と言われると思って息を殺していますと、お前、今調子にのっているだろう。
その気になったらこの世界は終わりだぞ。その気になるんじゃねぇ、と言ってガチャっと電話切られたそうです。
星野さんは、オヤジ独特のよくやったな、だとは思いましたが他の言い方はないのかとも思ったそうです。

これらの話をアナクロの精神論だと捉えるか、ウォームハートの熱い思いやりだと捉えるかは人それぞれでしょうが、私は御大の選手に対する真剣な向きい方が伝わるエピソードとしてこれらの話がとても好きなのです。
明治大学はやはりいいですね・・・


The present



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銀座で打合せがあり、その後飯田橋に所用があり、そこから神楽坂まで歩いてデイナーです。

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今日のお店は攻略店です。
今日のお店は、二丁目食堂「トレド」さんです。

住所: 東京都新宿区神楽坂2-6-7 ポルタ神楽坂 1F
電話:03-6280-7079
定休日:月曜日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「トレドライス」@920円です。
このお店は気になっていました。
多分下町っ子の感性に合っています。
最初はハムエッグライスが食べたかったのですが、ハムがきれたので作れません、ということで悩んでいましたら、ご主人が、スタミナ付けるなら「トレドライス」を食べてください。牛丼の×5倍は美味しいですよ、と奨められたのです。これにしました。

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店名のトレドですが、ご主人がスペインに放浪旅行に行った時に、トレドをとても気にいり一ヶ月滞在していたというご主人の青春の歴史が刻まれた町だそうです。

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待つこと7分で「トレドライス」の到着です。
見た目どこから見ても「他人丼」です。

それでは実食です。
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うん、肉が柔らかくて美味しいです。
所謂B級グルメです。
割下の濃さも私好みでご機嫌な味です。
牛丼の×5倍ほどの美味しさではありませんが×2.5倍という感じでしょうか。
イケました。

それでは(^_-)

銀座東急プラザ 根室花まる

今日は「サバイバルコミュニケーション」です
新年度になりどこの会社でも新入社員が配属されます。
私の部にも2名が配属されました。
私の会社ではイントラネットで配属前の新入社員の研修日誌を読むことができます。
上司、先輩、指導員達は毎日激励のコメントを入れています。
入社して如何許りの頃に、多くの人がその一挙手一投足を注視してくれるのはさぞかし嬉しい事かと思います。
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そのような新人に対して私は、彼等が身につける「サバイバルコミュニケーション」を作ってみました。
宜しかったらお付き合いください。

#経験から学ぶ
新入社員が入社して一番驚くのは多分仕事上での会話ができないという事だと思います。
それは偏に日本語のもつ不思議さにあります。
基本的に日本では、「目を見れば分かる」「阿吽の呼吸」など、一種の精神性に依存することが普通で、細かく説明すると、「やぼったい」とか、「空気が読めない」などと言われてしまいます。
これは日本語が低文脈文化の流れをうけていて、会話にすべての情報を入れなくても通じるからなのです。
さらに常識的なことは説明しないで会話が進行します。
今まで学生だった新入社員にはこれが大事件なのです。
世の中の常識は知っていても?仕事上の常識は知りませんし、加えて英語、ジャングリッシュ、専門用語、会社内での特殊用語が飛び交うのですから、分るわけがないのです。
従いましてこれにつきましては「経験から学ぶ」を励行してもらわなければなりません。

#レトリックが大事
会話の上で重要なのは相手との距離を適切に置くことです。
新人に多いのは一生懸命説明しようとするばかりに、例えて申せば、近い距離なのに思いっきり速い球を投げてしまうことです。
これでは良い会話は成立しません。
加えて申せば人間の記憶は曖昧です。従いまして、相手の印象を良くするには、論理の整合性、まぁこれが一番重要なのですが、それと共にレトリックが必要なのです。
例えば取引先の極めて自己韜晦(本心を隠して決して表に出さない)の強い人とのネゴになったら、間違っても、嘘をつくな、など言ってはいけません。
そういう場合は、お互いに正直にやりましょう、と言えば、言っている事は同じでも穏当な印象を相手に与えます。

#丁寧語が大事
相手との距離感は話し方を含めて会話全体の中で測ります。
分かりやすく申しますと、相手が距離感を感じるのは敬語です。
尊敬語や謙譲語の使い方など難しく考える必要はありません。
現代の日本社会はボーダーレス化しています。
従いまして、謙譲語や尊敬語が使い分けられなくても丁寧語さえ使えればそれで良いのです。
正直、私も謙譲語や尊敬語を正しく駆使できているかと申せば否です。
バターがマーガリンに変わったように謙譲語や尊敬語が丁寧語に変わり始めているのです。
ここは押さえておきましょう。

#日本語を正確に話す
英語は必要且つ重要です。
当社でもTOEICである程度のスコアに達していなければ管理職になれませんが、TOEICみたいなガラパゴス判定は近い将来なくなります。
昨今、私の会社でも帰国子女を代表として流暢な英語を話す新人が増えていますが、そもそも日本語がきちんとできるからこそ英語は付加価値になるのです。
仮に日本人でどんなに英語がうまくても、自国を知らず、自国語を知らない人間は、国際的にみて軽蔑の対象であっても、尊敬の対象にはなりえません。
よく英語ができれば国際人である、という事を言われていますが、大切なのは英会話力の優劣はなく、絶対的に内容なのであります。
これは、片言の英語で話しても尊敬されている日本人はごまんとおり、英語を得意とする英米人の中でも国際人はわずかという事でも自明であります。
要は中途半端な英語よりも、正確な日本語を正しい距離感で話せる事こそ、これからのグローバリゼーションを生き残る秘訣です。


プレイバック、プレイバック♪



今日はザギンに出没です。
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銀座最大級の大型商業施設「東急プラザ銀座」が、2016年3月31日(木)にオープンしましたので早速行って参りました。建物の外観デザインは、「光の器」という建築コンセプトのもと、伝統工芸である「江戸切子」がモチーフだそうです。多様な文化や人・モノ・コトを受け入れ、新しい情報や文化を発信する「器」となろうという想いが込められているそうですよ。

水と緑をテーマにしたオープンテラス「KIRIKO TERRACE」です。
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館内の雰囲気です。
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折角来たのでレートランチをいただきました。
今日のお店は回転寿司「根室花まる」さんです。

住所: 東京都中央区銀座5-2-1東急プラザ銀座10F
電話:03-6264-5735
休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

このお店、昔は道内だけだったので希少価値があったのですが、ちょっと出店しすぎですよね。
という事で東京では初体験であります。

今日のオーダー

まずは「炙りさば」@280円です。
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さば好きなのでいの一番で頼みました。
うん、これは鯖の鯵が違うか味が深いですね。
炙る事でまろやかになっています。
端から満足な一皿した。

そして「根室のさんま」@205円です。
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これは良く脂がのっています。
で〜も北海道ではこの脂ののりは普通です。
ちょっとクレームっぽいコメントみたいですが普通に美味しいです。


そして「サーモン」@205円です。
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これはちょっとガッカリポンです。
もう少し甘さが欲しかったですね。
普通以下のサーモンです。

そして「いかげそ握り」@140円です。
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これげそがコリコリしていて美味しいです。
ちょっと値段が安かったので軽く見ていました。
これはマジにビックリポンです。

締めは「たらこ」@205円です。
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味がはっきりとして美味しいです。
もしかしたら虎杖浜(たらこの名産地)のたらこでしょうか。
実はたらこ好きです。
とても満足な締めの一品でした。

番外編ですがここのガリ美味しいですね。
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ちょっと味はきついのですが、ガリとはこのようなものであると体現したものです。
すんごく美味しかったです。
所謂一つの「白眉」であります。

という事で締めて1,035円のレートランチでした。
コスパ良しでした。
プチ満足で銀座を後にしました。

それでは(^_-)

神田淡路町 かんだやぶそば

今日は「テレビで中国語」です
語学についていえば、私は英語より中国語の方がセンスあるのではと思っています。
それと申しますのも片言の中国語を話している時に中国人の方からよく、発音がいいね、と言われているからです。勿論リップサービスであることは百も承知、二百も合点であります。

そんなものですから不定期に「テレビで中国語」を見て勉強していました。
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正しく申せば、中国語を話す壇蜜さんに興味があったのです。
彼女の四声の発音はとてもきれいですね。
ところがこの番組も開始して一年たったものですから壇蜜さんは卒業と相成ったわけです。
そこで最終回は卒業旅行なのでしょう。
中国は北京にある北京第二外国語学院に出向き、そこの学生さんと懇談をしました。
この北京第二外国語学院は、周恩来さんの提案で1964年に設立されました。
ここでは各種言語の専門学科の他に、旅行者向けホテル・旅行経済管理等の専科を設けています。
言語学科には中国語、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語、日本語、朝鮮語及びアラビア語の九大言語を設定しているという壮大な学院なのです。
ちなみに在校生は10,000人で内日本語を学んでいる学生は500人です。
勿論、中国語習得の海外からの留学生が含まれているにしても日本語専攻は5%ですか、意外に少ないですね。

その番組の中で日本語学科の生徒さんに壇蜜さんが今まで日本語を勉強した中で一番驚いたという「日本語びっくり単語」を聞いていました。
順不同に一気に紹介します。

#娘→中国語の意味=母親
#大丈夫→中国語の意味=立派な男性
#手紙→中国語の意味=トイレットペーパー
#勉強→中国語の意味=能力範囲を超えた事をする
e.g. 不要勉強→中国語の意味=無理をしなくていい

かなりビックリポンの内容でした。
特に娘には驚かされますね。
全く真逆ですから・・・
さらに日本語学科の生徒さんの好きな日本の言葉も紹介します。

#情けは人の為ならず→中国語の訳=好心有好報
#人を信じよ、しかしその百倍自らを信じよ→中国語の訳=相信別人、更要一百倍地相信自己

中国語訳も何となく分るのは日本は中国伝承の漢字の国だからでしょう。最後にこの間台湾に行った時にガイドの張さんに教えてもらった一番好きな中国語を紹介して締めさせていただきます。
それは・・・「加油(ジャンヨ)=頑張れ」でした。


ふなっしーのポルトガルダンス



今日は神田淡路町に出没です。
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神田生まれのくせして一度もこのお店の暖簾をくぐったことがありません。
今日は満を持してお邪魔しました。
今日のお店は「かんだやぶそば」さんです。

住所: 東京都千代田区神田淡路町2-10
電話:03-3251-0287
休日:水曜日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「せいろうそば×2枚」@1,440円です。
火事で焼けた時は即座に火事見舞いに行ったほど思い入れがある店です。
入店しますと、新築の店内はがっしりした格天井を始め黒光りした木の柱等江戸風情が店のいたるところに残っております。ひょっとしてこれらのしつらえが価格にのっているだろうかと思いましたら、がま口が酸欠になりパクパクと音鳴りを始めました。

今回のお訪(とな)いの第一目的である名物女将の詩吟のような通し言葉は聞くことができました。
しばらくしましたら帳場を替わった若女将もその詩吟のような通し言葉も駆使できるみたいで、注文をその言葉で通していました。
この通し言葉は歌舞伎のような伝承芸能化しています。
その一方で花番(できたそばを運んだりする人)さんはパートさんみたいでかなりのギャップがあります。
老舗なのだから浅草の「尾張屋」さんみたいな一体感が欲しいところでもあります。

待つこと7分で「せいろうそば」の到着です。
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見るからに量は少ないですね。
それでは実食です。
蕎麦自体は外一みたいですが特段の感動はありませんでした。
つゆは伝統の甘辛で少しザラメ感は強いものの美味しいですね。

案の定これでは量が足りませんので追加をたのみましたら、待つこと7分でまったく同じ「せいろうそば」が来ました。
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下町っ子の感覚では、このようにせいろを追加で頼みましたら間髪入れずに次のせいろだけを持ってくるものです。
そうしませんと時間差による膨満感で折角の味が落ちてしまうからです。

「創業明治13年、100世年変わる事ない味と技」がキャッチのようですが不易流行(残し伝えるべきものを残し、変えるべきものを変えること)はどうなっているのでしょうか。
明治人の舌と現代の舌では美味しさの感じ方は変わっています。
明治の歌舞伎を現代で上演してもウケないのと同じです。
色々ゴタクを並べて失礼しました。
上述のように思いれがあり過ぎて過剰に反応してしまったようです。
総括しますと「コスパ悪し」です。
要は蕎麦屋へ来たと思うから臍が横を向くので、憧れの観光地に来たと思えばいいのでしょう。
そんな気がします・・・

それでは(^_-)

2016年京都観桜旅行 其の四

今日は「2016年京都観桜旅行 其の四」です
早いもので今日は最終日です。
今日の天気予報は午後から60%という確率です。
早めに廻りませんと雨の観桜になってしまいます。
それではLet’s get started!

#着物DE花見
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和服レンタル

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前々から思っていたのですが京都の街では、和服美女にいたるところでお目にかかります。
どうやら安い(3,000円)和服レンタル屋さんが雨後の筍のように増え始めているのですね。

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加えてこのブームが外国人にも飛び火して多くの外国人も着物で花見をされています。
和服の似合う街京都ですから、本当に和服が街の景観に溶け込んでいます。
東京でも2020年の東京オリンピックに備えて東京都が音頭とって都民の和服着用を推奨すれば良いのです。
これこそが本当のおもてなしだと思うのですが。
京都府の山田府知事はかなりの頻度で和服を着て公式行事に臨んでいます。
舛添知事も和服が似合う相貌ですから、是非であります。

#加野屋
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「あさが来た」の最終回は感動しました。
あのラストシーンは、あの場所にいるはずのない千代や親類がいることに加えて、若かりし頃の新次郎が迎え来たのですから、あさの臨終の場面と見てとれるでしょう。
さらに、あさも若返り娘に戻っていくシーンは、自らの一生にお別れを告げるエンディングロールのように思えてウルットしました。
次の朝ドラは私の大好きな高畑充希さんが主演する「とと姉ちゃん」です。
出だしも良いしこれからに大いに期待しています。

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大阪の取引先から加野屋の前が観光客でごった返しているとの事で奥様と行ってまいりました。
今更なのですが、ここ大同生命さんは私の会社から歩いて数分のところにあったのでした。
まったく知りませんでした。
まぁ「あさが来た」を見ていなければ、ここが「加野屋(正しくは加島屋)」さんだとは知りませんでした。

#醍醐寺の櫻
レンタルサイクル屋の主任と今京都で一番きれいな櫻の名所の打合せをしました。
結論はここ醍醐寺の櫻でした。
醍醐寺は「花の醍醐」といわれるように、桜の花で有名です。
これは,太閤豊臣秀吉が贅を尽くした「醍醐の花見」を、ここ醍醐寺で行なったことによります。
櫻の総本数1,000本は清水寺と双璧です。
それでは一挙に京都一番の櫻を紹介します。
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#京都さくらよさこい
京都滞在中に「京都さくらよさこい」のパフォーマーとやたらすれ違いました。
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実は4月2日から3日までの間、「京都さくらよさこい」が開催されていたのです。
「京都さくらよさこい」とは、華々しい桜の舞う春に京都市内で開催される関西最大のよさこい祭りです。
思わず見とれてしまいました。

#平安神宮 神苑
神苑は京都を代表するベニシダレザクラの名所なのです。
広大な池泉回遊式庭園で、国の名勝に指定されているという著名なところなのですが、食わず嫌いみたいでなぜか行かなかったのです。
レンタルサイクル屋の主任がTop2に押していたので行ったのでした。
ここはすごかったですね。
奥様は醍醐寺の櫻を一押しにしていましたが、私は神苑が一押しでした。
それでは一挙に京都二番の櫻を紹介します。
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時計を見ますと14時を少し回っています。
降雨を恐れて観光をし続けていましたがここらでランチブレークです。
空は少し泣き出しそうな感じですがいまだ雨は落ちてきていません。

十二段屋

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最初はすき焼きの名店「十二段屋」さんにいったのですがすでにデイナーまでの準備中でして、次に行った焼肉の名店「ミートボール」さんもデイナーまでの準備中でした。
そんなこんなしている内に空が泣き出したのでこのお店に入りました。
今日のお店は和食「さと」京都五条店さんです。

住所: 京都府京都市下京区本塩竈町596
電話:075-342-0540
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

私のオーダー「月見とろろそば(1.5盛)」853円
真だこの天麩羅@421円
ミニチョコパフェ@270円です。

奥様のオーダー「和風ステーキ丼」@1,177円
なすの浅漬け@194円
いちご大福@421円です。

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待つこと9分でデザート以外は一挙に来ました。
時計を見ましたら15時28分です。
さすがにお腹が空きましたので二人とも欠食児童みたいにワシワシと食べました。
なかなかイケました。
空腹も味方したみたいで満足のレートランチでした。

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また京都に来てしまいました。
奥様とは19回目の京都です。
私は大阪在勤中にも来ていましたので通算でいえば60回以上来ています。
京都の魅力ってなんだろうと考えますと、来るたびに感動をプレゼントしてくれるところにあります。
今回も沢山のサプライズをいただきました。
京都の名刹の上の空高く、もったりとした乳色の空にひばりが啼いているのを見ていますと、そよかぜに吹かれるタンポポの綿毛のような気分になります。
多分、京都は私の心を無重力にさせてくれるのでしょう。
で〜もそれが帰宅するとそれがしっかりと質量を持って思い出として刻まれています。
そんな京都を私は好きです。
次は20回目のお訪(とな)いになります。

それでは(^_-)

2016年京都観桜旅行 其の参

今日は「2016年京都観桜旅行 其の参」です
祇園白川を後にした私たちは一路花街(かがい)を目指しました。

#京都花街
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現在、京都には祇園甲部、宮川町、先斗町、上七軒、の5つの花街(かがい)があり、これを総称して五花街(ごかがい)と呼んでいます。
私たち夫婦はすでに先斗町と上七軒には行っていますが祇園甲部、宮川町、祇園東は行ったことがありません。
今回の京都旅行の私の最大の目的は「五花街制覇」だったのです。
上から祇園甲部(1〜5枚目)、宮川町(6枚目)、祇園東(7枚目)です。
雰囲気だけでも味わってください。

花街
京都花街の芸舞妓さんは「しきたり」の世界に生きています。
彼女たちは、それぞれの花街のしきたりを受け継ぎながら、その合間をぬって年中行事(都をどり、鴨川をどり、時代まつり等)をこなしていす。
これが花街の伝統文化なのです。
それはなくしてはならない「おもてなしの文化」でもあります。
花街には少女から舞妓へ、そして舞妓から一人前の芸妓へと、この街で生きた数知れぬ女たちの歩んだ歴史が刻まれているのです。
人生を舞のように凛として美しく生きること。
この祇園の夢は今も連綿と引き継がれているのです。
これが京都の街の艶やかさであり、京都の背骨でもあるのです。

#大阪城公園
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次の目的地は奥様の指令です。
大阪城の「夜桜見学」です。
奥様情報では櫻がライトアップされていて綺麗だとのことでしたがライトアップされていたのは大阪城だけでした。

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しか〜しこんな暗闇の中でで花見をしていて興ざめにならないのでしょうか。
プチ心配してしまいました。

#なんば
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大阪城を後にした私はアンチョコに近隣の鶴橋で焼肉とも思ったのですが、今回の私の二番目の目的地へ行くというフラグが力強く立ち上がり、やはり初志貫徹ということでなんばへやってきたのです。
いつ来てもここは、エネルギッシュな街ですね。


今日のデイナーです。
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以前私のブログに書きました通り今日のデイナーは「関東炊き(かんとだき)」です。
「関東煮」とは関東の「煮込みおでん」が関西に伝わり関東煮、と呼ぶようになったのが通説ですが、これにも異説があるそうです。
そもそも1923年に起きた関東大震災で、関東の料理人が関西に避難したり、逆に関西の料理人が復興需要を当て込んで関東に進出したりしました。
東西料理人が行き来したおかげで割り下を使う関東風のすき焼きなどもこの時期に関西に伝わったとされています。関東煮もその1つだったということです。
しか〜し1844年創業の老舗、大阪はナンバにある「たこ梅」さんが関東大震災前から関東煮を看板に掲げていたそうです。くだんの「たこ梅」さんの大将は「堺の浜で中国人の食べていたごった煮をヒントにして、初代が作ったのを広東煮(かんとんだき)としたと伝わっています」と申していますが、真実は「薮の中」であります。

ということでいまだ「関東炊き(かんとだき)」を食べたことがない私たち夫婦がお訪(とな)いを入れたいお店はこちらです。今日のお店は創業弘化元年の老舗「たこ梅」本店さんです。

住所: 大阪府大阪市中央区道頓堀1-1-8
電話:06-6211-6201
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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中国語メニューです。

まずお店に入って驚いたのは、日本人は私たち夫婦だけでした。
これって二週間前に行った台湾の中華料理屋さんと同じです。
そのお店では地元の人間より圧倒的多数で日本人観光客の方が多かったのでした。
これの日本版ですね。

お店の人は、威勢のいい挨拶もなく何となくおざなりで仕事をしています。
そして開口一番言われたのが、なにか飲み物を頼んでください、でした。
私が、お酒は飲まないのでいりません、と申しましたら、それならばソフトドリンクをお願いします、との事でした。
腐っても老舗でしょう、なんでそんな営利主義むき出しな事を申すのでしょうか・・・

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まずはここのお店のお約束の飲み物でのお疲れ様乾杯です。
ノンアルコールビールですが雰囲気は味わえます。

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まず奥様が頼んだものは、玉子、糸蒟蒻、鯨スジ、大根です。

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私が頼んだものは、糸蒟蒻、焼売です。
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そして「もちころ」です。「もちころ」とは、鯨皮を煎り、油抜きをしてもっちりとした食感をだしたものです。
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さらに「ごぼう天」です。
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最後は「ワカメ」です。

二人でシェアした名物「たこ甘露煮」です。
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弘化元年の創業より使い続ける、秘伝のダシで瀬戸内海の真蛸を炊き上げたものです。

味ですか、お出汁は鰹出汁をベースに、みりんと薄口醤油で味を整えて、鯨の身や皮を加えてグツグツと煮立たせて乳化させたものですが、味わいは甘いのです。
みりんが入っていますからね。
私のような濃い醤油出汁でおでんを食べ続けてきたものからしますと、関西人が東京のうどんを食べた時に感じる、真逆のカルチャーギャップを体験したのでした。
従いまして、味に関しましては行間を読んでください。
名物「たこ甘露煮」も巷間で大絶賛するものでもありません、ハイ。
そうそう料金ですが4,266円でした。
I think this charge is a little bit too expensive・・・

ここに来たのはこの男の方(小田原出身)がこのTVで大絶賛したからなのです。
関東炊き
私はこの方を「仕事の為に関東人の魂を売った」と断じさせていただきます。
外国人の方々も下町っ子同様にカルチャーギャップを感じたようで、10分以上このお店で席を温めた人はおりませんでした。こんな日もあります・・・

それでは(^_-)

2016年京都観桜旅行 其の弐

今日は「2016年京都観桜旅行 其の弐」です
石塀小路を後にした私たちは一路円山公園を目指しました。

#円山公園
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やはり京都に来ましたらここは押さえておきませんと。
結構なにぎわいでした。

#京都和婚
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次に訪れましたのは高台寺です。

高台寺で櫻をたのしんでいましたら、寺内で仏蘭西人男性と日本人女性の結婚式が挙げられるようです。IMG_2790

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この画像は誠に失礼ながら控室の様子をパチリさせていただきました。
さすがに仏蘭西人は正座が苦手の様です。

今「京都和婚」が流行っているのです。
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日本の歴史的建造物が景観に溶けこむまち京都には永い歴史とあざやかな四季が織りなす独創的な世界が紡がれています。
ここで一生に一度しかない本物の結婚式を挙げるのです。
例えば挙式会場を「高台寺」にして披露宴会場を南禅寺界隈の「桜鶴苑」にするとかですね。
京都ですから理想の結婚式を自らの手で演出する事ができるのです。
私は気に入りました、私の次の結婚式は「京都和婚」でキメ打ちします。
我が国は言論の自由が保証されておりますので、言ってみただけであります、ハイ。

#長楽館
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長楽館は明治42年(1909年)「煙草王」と呼ばれた実業家村井吉兵衛氏により国内外の賓客をもてなすための迎賓館として建築されたものです。

伊藤博文、大隈重信や山縣有朋など、明治という時代を彩った人々をはじめ、日本のセレビブリティが多数利用したというこの館に行くというのが奥様の次のミッションなのでした。
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住所: 京都府京都市東山区八坂鳥居前東入ル円山町604 長楽館
電話:075-561-0001
定休日:不定休(アフタヌーンティーは要予約)

長楽館といえばアフタヌーンティーです。
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かつて応接室として使われていたロココ様式のお部屋「迎賓の間」は、アフタヌーンティーご利用のお客様専用の部屋なのです。英国式アフタヌーンティースタンドにはスコーンやサンドウィッチが並び、ケーキやお茶とともに優雅な午後を彩るのです。
今回はまさに乾坤一擲の大勝負だったのです。
と申しますのも、予約が取りにくいこのお店を押さえて、且つ訪れる日には京都中の櫻を満開にしておかなければならいないという、まるでディズニー映画の魔法使いのような企てを実行したからです。
その苦労というのは筆舌に尽くし難いものがありました。
特に満開の日をあてる為に、レンタルサイクル屋の主任とは何度も何度も連絡を取っていたのでした・・・

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今日のオーダー「アフタヌーンティー」@4,320円です。

まずはアペリティフです。
私は「コロンラーナ アイスメリー ノンアルコールマンテ」
奥様は「シールドマレイ」です。
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私の「コロンラーナ アイスメリー ノンアルコールマンテ」は甘みと酸味が絶妙なバランスの飲み物です。
これイケますね。
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奥様の「シールドマレイ」は林檎の満艦飾でしたが樹齢300年の林檎だけに深みと酸味が横溢していました。

スウィーツの面々です。
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自家製の焼き菓子、季節のフルーツ、パティシエ特性のスウィーツ3種です。

スコーンの面々です。
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自家製スコーン2種にクロテッドクリームと自家製ジャム

フィンガーフードの面々です。
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ジャガイモのピュレシュー包み春野菜のサラダ仕立て、エンドウ豆のスープ、菜の花のケークサレ、サンドイッチ2種

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ワンスイート アイスクリームのストロベリー添え

味ですか・・・
実はビックリポンの味わいでもなかったのです。
それでも東京の一流ホテルテと比べても遜色はありませんでした。
それよりもここはゴージャスな雰囲気を味わうものだと思います。
まったりとした雰囲気の中でゆっくりと流れていく時間に身をゆだねていくのがここの真骨頂でしょう。

個人的には噂のトイレに圧倒されました。
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特に滝のように流れる手洗い水には感動しました。

#祇園白川
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長楽館を後にして知恩院の前のなだらかな坂を降りると祇園です。
白川沿いの白川南通は、石畳に格子戸のお茶屋が並ぶ祇園特有の風情ある町並みです。
白川の澄んだせせらぎを望める遊歩道に、「染井吉野」を中心とした桜並木が続きます。
ここはやはり押さえておきませんと。

それでは(^_-)

2016年京都観桜旅行 其の壱

今日は「2016年京都観桜旅行 其の壱」です
京都は秋の紅葉を見納めした時に、しばらくは京都にロンググッバイをいわなければなりませんが又いつの日か訪れることでしょう・・・とか言っていませんでしたか。
ハイ、言ったような気がします。
それなのにまた京都に出向いたのですか。
行ってしまったのですからしょうがないじゃないですか。
過去はデリートできません。

京都の夜のにぎはひに
まぎれ入り
まぎれ出で来しさびしき心 

要は京都慕情なのですね。
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という事で二週間前に台湾にいったばかりなのにまたぞろ京都に行ってきたのです。
今回でなな何と19回目です。
もう見るところないのかと思っているでしょう。
そこを探すのが私のお仕事なのです。
という事で私たち夫婦の2016年度京都観桜の旅です。
宜しかったらお付き合いください。

京都駅に着きました。
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何ということでありましょう。
天気が悪いではありませんか。
天気予報では今日はなんとか持ちこたえるのですが明日は雨みたいです。
天気運は台湾で使い切ってしまいましたので今回は雨の京都です。
仕方ないですね。

私たち夫婦が愛用する電チャリです。
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今回もこの電チャリで京都の風になります。
あれ時おりお日様がさしてきました。
また私たち夫婦は奇跡をおこすのでしょうか。
なにか奇跡を起こす宗教ブログみたいになってまいりました。

#鴨川を歩いて渡る
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今回、数ある奥様の希望の中から最初の指令です。
それは「鴨川を歩いて渡る」です。
実は鴨川にはところどころにこの様な歩石があります。
水かさが浅い時はこのような状態ですので川面を渡れるのです
私たち夫婦は生まれて初めて鴨川を歩いて渡りました。

#市比賣神社(いちひめ )神社
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まずは女性の守り神である市比賣神社に参りました。
ここは外せません、ハイ。
皇后陛下様の御用達神社ですから「女人厄」など軽くすっ飛んでいきます。

手水舎「瀞」(すがすがしい)
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「瀞(すがすがしい)」とは「清」・「浄」の文字が組み合わさった文字で「自分の心をすがすがしくしなさい」という意味を表しています。龍神の手水は神々しいですね。

天之真名井(あめのまない)
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ここに絵馬を掛け、「天之真名井」のご神水を飲んで手を合わせると、心よりの願い事が一つだけ叶うと伝えられています。お試しあ〜れであります。

#蹴上〜インクライン
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個人的には京都ではここの櫻が一番好きです。
心なしか花弁が大きいような気がします。
レールの上を歩くのはワクワクします。

#石塀小路
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東山の地、禅刹高台寺に隣接する石塀小路は、重要伝統的建造物保存地区に指定されており、京都でも指折りの風情ある路地として大正時代から粋人が逍遥し、独特の街並みと趣を残す場所です。
京都に数多く来ていたのにこの小路は知りませんでした。
ここでウンチクです。
京都では通り(大路・小路)をつなぐ細い道を「図子(辻子)」と呼び、行き止まりになっている道を「路地」と呼んでいます。以外とこれは知らないと思います。


今日のランチのお店は「丸福」さんです。
京都で一番好きなお蕎麦屋さんです。
今日は観桜シーズンでもあり行列ができていました。
私たち夫婦がお店に入りますと、女将さんが莞爾として笑い出迎えてくれました。
歓迎されるというのは気分が良いものです。

住所: 京都府京都市下京区東洞院通七条下ル塩小路町530-5
電話:075-371-4258
定休日:日曜日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

私のオーダー「カツ丼」@750円です。
奥様のオーダー「天丼こそば(温)」@1,050円です。
待つこと16分で両方とも到着しました。

まずは私の「カツ丼」です。
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揚げたてのカツをハフハフしながらいただきました。
熱々のカツに絡まったトロトロの玉子が絶妙な味です。
濃い目の割り下もこのカツ丼の味わいを引きしめています。
これは絶品です。
美味しすぎます。

奥様の「天丼こそば(温)」です。
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ここは揚げ場の方がいい仕事をしています。
カラッとサクサクと揚がった天麩羅は極上の味わいです。
お出汁の利いたこそばも結構な味わいです。
これまた絶品です。
美味しいです。

それでは(^_-)

台湾に行きタイワン 番外編

今日は「台湾に行きタイワン 番外編」です
実は台湾へは今回を含めて5回目なのです。
で〜も商用でしたので打合せをして、その後現地の業者と飲んで、次の日は早起きして台湾桃園国際空港から関西空港へ戻るという慌ただしいものでした。
今回のような観光は初めてでした。
そこでこの番外編では今回の旅行で私が気になった事を纏めました。
宜しかったらお付き合いください。

#日本人×台湾人×韓国人×中国人
台湾に行って一番驚いたのは色々なお店の前で黙って立っていますと、必ず、こんにちは、とか、いかがですか、と日本語で声掛けされます。
なんで私の事を日本人だとわかるのでしょう?
そこでツアーガイドの張さんに聞いてみました。
基本的には、日本人は雰囲気でわかります、との事でした。
彼女は、正しくないかもしれませんが、と前置きをしてから、日本人は動きが細かいですね。それにすぐ謝ります。
中国人は、話す声が大きいし、話さなくても動きが大きいのでわかります。
韓国人は全般的に尊大というか偉そうですね。
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若い人について申せば、短足なら日本人女性です。
眉毛を整えすぎているのなら日本人男性という区別ができます、と言っていました。
さらに日本人の外見をしていればしているほど、台湾では多くの注目を受けますね。
台湾は平成の日本より昭和の日本にずっと似ているという話がありますが私もそう思います。
実は、私の祖父は流暢な日本語を話せました。
日本と言えば、日本の鰹節は台湾の地方で重要なものであって、今でかなり多く生産され消費されています。
ワサビに限っては、日本より多く消費していますし、日本にもたくさん輸出しています。
味噌、沢庵、餅といった食品も、日本の植民地支配の台湾の名残のある食品としていまでも好まれています。
それと、「おばさん」、「おじさん」という言葉は、老人女性や老人男性を表現するのに使われています。
日本語は台湾では英語の様に使われていますし、日本のポップカルチャーは至るところで見る事ができます。
私は毎日ケーブルテレビでNHKの朝ドラ「あさが来た」を観ています。
来週で終わりますよね、ですって。
いずれにしてもこのような事からも、台湾は日本の大切な隣人、だなと強く思った次第であります。

#台北のセブンイレブン
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台湾のコンビニは圧倒的にセブンイレブン(約5,000店舗)が多いですね。
その次はファミリーマート(約,3000店舗)ですか。
それに次いでドメスティックなOK-MART、Hi-Lifeが続きます。
くだんの張さんは、Hi-Lifeの珈琲がお好きみたいです。
店舗はほとんどがビルイン店舗で、日本でよくみられるようなロードサイド店舗は少ないですね。
店舗の外観は看板だけが統一されていて店舗の内部はそれぞれに違います。

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飲み物コーナーはお茶類、野菜ジュース、果物ジュース、牛乳、飲むヨーグルトなどが置いてあります。
台湾のお茶は砂糖が入っていることが多く、日本人には甘すぎるかもしれません。
苦手な方は、「無糖」と書かれているものを買いましょう。

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おにぎりはかなりの種類があります。
漢字で書いてあるので日本人なら迷わずに変えます。

#台北人のソウルフード
張さんは、台湾に来たら「茶葉蛋(チャーイェーダン)」と「臭豆腐(ツァウタウフー)」を食べて帰ってください、と言われていましたのでトライする事にしました。

まずは「茶葉蛋」です。
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「茶葉蛋」は、醤油、茶汁、漢方、八角などで煮た煮卵です。
味が染みるように殻にひびを入れてから煮ています。
味ですかお茶の香りが高いゆで卵です。
うん、これは美味しいですね。

そして「臭豆腐」です。
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「臭豆腐」は、野菜を発酵させた漬け汁や、納豆菌と酪酸菌によって発酵させた漬け汁に、豆腐を漬け込んだものです。日本人の75%がその匂いにやれてノックアウトされるそうです。

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実はこのお店に三日通ったのですが、営業時間に間に合わなかったり、休日で休みだったり、食べられませんでした。誠に残念至極であります。
食べ方の秘訣は、臭豆腐を空気に触れさせないようにすれば大丈夫みたいです・・・

#台北の交通
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交通整理のオジサンがいました。
昔の日本みたいで懐かしく見ていました。

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出ました3人バイク乗りです。
ベトナムで後部席に板を渡して5人乗りを見ていますのでそんなに驚きませんが記念にパチリしました。
ちなみに3人乗りは違法行為だそうです。

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駐車場が安い!
一時間117円は安いですね。

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信号の切り替え時間が表示されます。
こういうサービスは私みたいなセッカチにはありがたいものです、はい。

という事で「台湾に行きタイワン 番外編」でした。
なお奥様とまた旅行に行きますのでしばらくブログを休みます。
再開は4月12日を予定していますので「暫時お待ちあ〜れ」であります。

それでは(^_-)

台湾に行きタイワン 其の四

今日は「台湾に行きタイワン 其の四」です
今日は最終日です。
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台北滞在中は天気予報ではすべて雨だったのですが、初日、中日と気合で雨から曇りにしました。
しか〜し最終日はその気合も通じず、昨夜からの冷たい雨が路面を叩いています。
さすがに今日は傘が手放せないなとどんよりとした雨空を見上げながら、奥様と身の回り品を買いに行きました。
今日は私が現地法人のリコメンデーションリストから選んだ道行きです。
最初に訪れたのはこちらです。
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当然雨天なので安価なタクシーを利用しました。

#台北霞海城隍廟(シアハイチェンホアンミャオ)」
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ななんと霞海城隍廟に着きましたら雨が嘘のように上がりました。
ここまで天候を思い通りにするとは神がかっているような気がします、
当地、霞海城隍廟は「月下老人」という縁結びの神様が祭られていることから、恋したい男女や結婚したい若い女性が多く参拝する廟(びょう)です。

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私たち夫婦には全く関係ないのですが、いまだ結婚しない子供たちがおりますので、「天公様」にここのルールにのっとって自己紹介をして、その後「月下老人」(画像撮り忘れ)に、子供たちの良縁お願いしました。
できれば年内中にご利益があることを期待しております。

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別室には、義勇公(厄除け)、城隍夫人(家庭円満)、菩薩(平和)がおられ、日々の健やかさを祈念しました。

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私たち夫婦の頼み方が尋常でなかったみたいで、献香した後に神様がヒートアップしてしまい香炉が炎上してしまいました・・・

#迪化街(Dihua Street)」
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19世紀中頃から商店が出来始め、日本統治が始まった20世紀初頭には、台湾随一の商業エリアとして発展した場所です。清時代に台湾で一般的だった長屋式建築で建てられた、レトロな建築が目白押しなので、建築好きにもおすすめのスポットです。
現在でも漢方、乾物、布問屋街として賑わいを見せています。
乾物では、カラスミやドライフルーツ、果物のシロップ煮漬けのお土産が人気です。

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ここでの不思議はレーベンレン(日本人)を見つけますと、売り子さんが、美味しいカラスミありますよ、って声をかけるのですが、日本でカラスミを食べるのは長崎県人だけではないでしょうか?
私生まれてこの方食べたことがありません、ハイ。

#古早味豆花専賣店
「お豆腐プリン」の称号がピッタリな、シンプルでヘルシーなデザート「豆花」は、近ごろ注目が集まる豆乳デザートの一種でもあります。今一番台北でブレークしているこのデザートを食べないわけはありません。
台湾現地法人一押しの豆花店がこちらです。

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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ここも客の大半というか全員が日本人でした。
メディアでもフューチャーされており気分は日本の甘辛屋さんです。

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普通はこのショーケースに並ぶ、見た目も美味しそうな様々なトッピングの数々から選んでコテ盛りにするのがこのお店での日本人観光客のお約束です。

私たち夫婦のオーダー「紅豆豆花(あずき)」@156円です。
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見た目美味しいそうです。
それでは実食です。
うん、これは単なる豆乳と小豆が入った砂糖水菓子です。
値段から鑑みて大きな期待をしてはいけない食べ物なのです。
で〜もランキング一位の豆花を食べる事ができてウレシカッタのでした、ハイ。

#林東芳牛肉麺(リントンファンニューロウミエン)
美味しい小龍包は日本で食べられても、美味しい牛肉麺は日本で食べられないとの現地法人スタッフの助言で、行列必至のこのお店にやってきました。

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ホテルに戻って傘をおいてからすっ飛んできました。
しか〜しすでにこの行列です。
驚いたことにこのお店では日本人は私たち夫婦のみです。
地元の超人気店のようです。

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お店の外観です。

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メニューです。

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OGビーフを使用しているみたいです。

私たちのオーダー「牛肉麺」@585円です。
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待つこと3分で「牛肉麺」の到着です。
見た目ギトギトしています。

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それでは実食です。
肉が美味しいですね。
ほとんどトロケそうなくらい柔々になっています。
しか〜しスープがあっさり味です。

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周りの台湾人をみるとこの調味料、唐辛子と辣油味噌を足しています。
真似してこれらの調味料を加えますと、まるで魔法にかかったみたいに味がしまりました。
とくに辣油味噌は絶品です。
これはマジ美味です。
行列必至になるのは納得です。
満足なランチでした。

ということで3days and 2nightsの短い旅行でしたが中身は満載でした。
特筆すべきは三日間すべて雨の予報でしたが、なぜか観光中は曇りになるという僥倖にも巡り合うこともできました。二人とも毎日一生懸命に働いている事のご褒美のように思います。

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松山空港に着いてぼんやりと到着した帰路便を見ていますと、楽しかった思い出を注ぎ込んだジンジャーエールが泡になっていくような気持ちになりました。
再会台北(さよならたいぺい)です。
またいつか来ます。

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羽田空港についたら高速バスで一路帰宅の途につきました。
明日から頑張って働いてまた旅行にいきますか・・・
四日間のお付き合いありがとうございました。謝謝!

それでは(^_-)
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