今日は「Bさんの話(改定ver.) 前編」です。

前回停酒して、思ったよりたいしたことありません、と書きましたが、実は功罪相半ばで負の側面もあるのです。
それはあれだけ行っていた飲屋さんとの会話が無くなってしまったのです。
特に地元・・・
全く飲みにいっていません。
正直すこし淋しいです。
そんなことを思って歩いていたら以下の書き下ろしのAさんに偶然にあいました。
お互いに、長い無沙汰を侘びながら、必然的に昔の飲み仲間のBさんの話しになったのです。
実はこの話、私の書き下ろしではあるのですが、Bさんが殺されて幽霊になったくだり以外は実話なのです。
勿論奥様の事故の話もです。
Bさんは殺されたのではなく、鯨飲からきた肝硬変で亡くなられました。
享年58歳でした。
最後のほうは自分の死期が近いのが分かっていて、ほんとうに薄い水割りで付き合ってくれていました。
私とAさんが、顔が土みたいな色になっているから、マジに医者行きなよというと、Bさんは、行ったら、生きては帰ってこられないよ、と寂しげに話すので、いつもそこで話題を変えていたのです。
結局、薬局、放送局で奥さんが見かねて医者に連れていったのですが、本人の自己申告のとおり、半年後に冷たい体になって帰宅されました。
Aさんの話では、Bさんの息子さんも無事大学をでられ、この春から総合商社に勤められたそうです。良かったです。
その後取りとめない話の後、Aさんからは、停酒がとけたらmailしてね、と言われて別れたのです。
そういう意味では色々なところで不義理しているみたいですね・・・
ということで今日はBさんの安らかなるご冥福(死者が行く先である冥界での幸福)を祈って「Bさんの話(改定ver.)」です。既に読まれた方もよろしかったらお付き合いください。
私が地元で飲み倒していた頃、AさんとBさんとよく飲んでいました。
飲む場所はたいがいBさんの姪御さんがやっている小さな居酒屋です。
私はこのお店に会社が終わってから立ち寄っていました。
時間にすればだいたい23時から24時頃でしょうか。
そこで22時頃から既に飲み始めていたAさんとBさんに合流していました。
姪御さんが24時にお店を締めると、さらにこの三人はテーブル席から店のカウンターに移り飲み続けていました。
その時は、板前のAさんが簡単な賄い料理を作ってくれるので、それを肴に1時くらいまで飲んでから別れていたのです。Bさんは、自分の経営するレストランがこのお店から近いので二階にある和室によく泊まっていました。
まったく結びつくところがない三人ですが、なぜか気が合い、多い時には週に3〜4回は飲んでいました。
正直、この飲み会は私の楽しみの一つだったのです。
仕事とはまったく関係ない話でいつも盛り上がっていましたので、仕事に忙殺されている私としては、まさに一服の清涼剤的飲み会だったのです。
しかしこの楽しい飲み会がある日突然終止符が打たれたのです。
それは・・・
あまり思い出したくもないですが、この居酒屋で泊まっていたBさんが、何者かの手によって不幸な亡くなり方をしたからです。それ以来、Aさんとも合わないようになったというか、お互い心に深い傷ができたものですので自然と没交流となったのです。
それから半年くらいたってから、Aさんから私の携帯にメールが入りました。
そのメールの内容は、くだんの居酒屋の前でBさんを見かけたというのです。
この居酒屋は、あの忌まわしい事件以後店を閉じており、今や廃屋と化していました。
メールの内容は、Aさんがチャリで自宅に帰る途中に、居酒屋の前を通るとBさんがそのお店の中を覗き込んでいるように見えたとの事です。
Aさんは恐怖のために心が粟立ち、気のせい気のせい、お化けなんか見ていない、と言い聞かせて、即座に踵(きびす)を返して、その場所から逃げ去った、と書かれていました。
しかしこの光景は繰り返されたようです。
そして次のメールには私に信用してもらうために、ご丁寧にもBさんの写メが添付されておりました。
私は恐る恐るその写メを見てみました。すると、その送られてきた写メにはまごう事なきBさんが写っていたのです。全くもって信じられません。
皆さんご承知の通り、私はこのような怪奇現象は一切信じない性格(たち)なのですが、この写メを見る限り、その信念を変えなければいけないようです。
そして私の頭の中では、Bさんの葬式にはAさんと間違いなく行ったし、そこで突然の不幸に嗚咽をこらえることのできない奥さんにも挨拶したし、と自分の記憶を再確認するためにその光景を何度も反芻していたのです。
このメールから一週間くらいして、Aさんから再度メールが入り、この不思議な出来事を一緒に確認しよう、という内容だったのです。Bさんに会う確率には金曜日の24時頃が多いので、来週の金曜日にしようと、結んであったのです。私は正直腰が引けるところもあったのですが・・・
恐怖よりも私の生来の好奇心がそれを凌駕したことから、来週の金曜日にAさん、それに加えて足のあるBさんに会うことにしたのです。
To be continued later
この落差、すごすぎます!







今日のお店は訪問宣言店です。
今回は画像を多用して行く道筋を分かりやすくしました。
今日のお店は「牛○」有楽町店さんです。
住所: 東京都千代田区有楽町2-1-1 有楽町産直飲食街
電話:03-5510-1488
定休日:年中 無休

お店の外観です。


店内の雰囲気です。

このお店の社長兼プロデューサーです。
「商いと笑顔の舞台店」=「笑店」のトータルプロデュースを行う商店製作創造集団かつ「浜倉的な商店を空気感まで製作していく創造集団」がこの会社のmissionだそうです。
この浜倉社長を偶然「TOKYOディープ!(恵比寿 おしゃれなレトロ編)」でお見かけしました。
外見とは裏腹にon-air中に話している内容は極めてまともでした。
人は「外相整えば自ずと内相整う」との故事は真実であると思っています。
したがいまして個人的には浜倉社長の髪型と服装は損をしていると思います。

メニューです。
今日のオーダー「和牛サシトロ丼(牛骨スープ・ライス・サラダ・漬物付)」@1,200円です。
それにしてもアバンギャルドというかキッチュというか昭和ノスタルジックというか結局、薬局、放送局でハッチポッチなしつらえなのですね。
好きですこの雰囲気・・・

待つこと3分で「はじめてのアコム水」がきました。
最初はチューハイかと思って驚きましたが、正真正銘の「お冷」でした。

待つこと7分で「和牛サシトロ丼(牛骨スープ・ライス・サラダ・漬物付)」の到着です。
見た感じ合宿飯みたいです。
そうそうお店呼称は「和牛サシトロ丼」ではなく「炙り丼」でした。


函館の大沼牛の炙りには醤油をかけていだきます。
それでは実食です。
美味しい牛肉を食べているような心もちです。
味ですか、なにか獣になったような感じです。
答えになっていませんね、味ですよね。
大沼牛は脂がのっていておいしいのですが、あまりにも情緒がなくてコメントしにくいのです。
生卵と大沼牛のコラボはいけますし、牛骨スープは濃厚で美味しいです。
で〜もここはヘベレケになって締めで食べるノリでしょう。
素面で食べているとこのお店の醸しだす雰囲気にあいません。
そのような私の心を見透かしたのか、冷たい粘りけを持った風がお店と街路を仕切っているビニールシートの隙間から私を追い立てます。
結論、夜いくお店です。
昼間では心が折れます、ハイ。


それはあれだけ行っていた飲屋さんとの会話が無くなってしまったのです。
特に地元・・・
全く飲みにいっていません。
正直すこし淋しいです。
そんなことを思って歩いていたら以下の書き下ろしのAさんに偶然にあいました。
お互いに、長い無沙汰を侘びながら、必然的に昔の飲み仲間のBさんの話しになったのです。
実はこの話、私の書き下ろしではあるのですが、Bさんが殺されて幽霊になったくだり以外は実話なのです。
勿論奥様の事故の話もです。
Bさんは殺されたのではなく、鯨飲からきた肝硬変で亡くなられました。
享年58歳でした。
最後のほうは自分の死期が近いのが分かっていて、ほんとうに薄い水割りで付き合ってくれていました。
私とAさんが、顔が土みたいな色になっているから、マジに医者行きなよというと、Bさんは、行ったら、生きては帰ってこられないよ、と寂しげに話すので、いつもそこで話題を変えていたのです。
結局、薬局、放送局で奥さんが見かねて医者に連れていったのですが、本人の自己申告のとおり、半年後に冷たい体になって帰宅されました。
Aさんの話では、Bさんの息子さんも無事大学をでられ、この春から総合商社に勤められたそうです。良かったです。
その後取りとめない話の後、Aさんからは、停酒がとけたらmailしてね、と言われて別れたのです。
そういう意味では色々なところで不義理しているみたいですね・・・
ということで今日はBさんの安らかなるご冥福(死者が行く先である冥界での幸福)を祈って「Bさんの話(改定ver.)」です。既に読まれた方もよろしかったらお付き合いください。
私が地元で飲み倒していた頃、AさんとBさんとよく飲んでいました。
飲む場所はたいがいBさんの姪御さんがやっている小さな居酒屋です。
私はこのお店に会社が終わってから立ち寄っていました。
時間にすればだいたい23時から24時頃でしょうか。
そこで22時頃から既に飲み始めていたAさんとBさんに合流していました。
姪御さんが24時にお店を締めると、さらにこの三人はテーブル席から店のカウンターに移り飲み続けていました。
その時は、板前のAさんが簡単な賄い料理を作ってくれるので、それを肴に1時くらいまで飲んでから別れていたのです。Bさんは、自分の経営するレストランがこのお店から近いので二階にある和室によく泊まっていました。
まったく結びつくところがない三人ですが、なぜか気が合い、多い時には週に3〜4回は飲んでいました。
正直、この飲み会は私の楽しみの一つだったのです。
仕事とはまったく関係ない話でいつも盛り上がっていましたので、仕事に忙殺されている私としては、まさに一服の清涼剤的飲み会だったのです。
しかしこの楽しい飲み会がある日突然終止符が打たれたのです。
それは・・・
あまり思い出したくもないですが、この居酒屋で泊まっていたBさんが、何者かの手によって不幸な亡くなり方をしたからです。それ以来、Aさんとも合わないようになったというか、お互い心に深い傷ができたものですので自然と没交流となったのです。
それから半年くらいたってから、Aさんから私の携帯にメールが入りました。
そのメールの内容は、くだんの居酒屋の前でBさんを見かけたというのです。
この居酒屋は、あの忌まわしい事件以後店を閉じており、今や廃屋と化していました。
メールの内容は、Aさんがチャリで自宅に帰る途中に、居酒屋の前を通るとBさんがそのお店の中を覗き込んでいるように見えたとの事です。
Aさんは恐怖のために心が粟立ち、気のせい気のせい、お化けなんか見ていない、と言い聞かせて、即座に踵(きびす)を返して、その場所から逃げ去った、と書かれていました。
しかしこの光景は繰り返されたようです。
そして次のメールには私に信用してもらうために、ご丁寧にもBさんの写メが添付されておりました。
私は恐る恐るその写メを見てみました。すると、その送られてきた写メにはまごう事なきBさんが写っていたのです。全くもって信じられません。
皆さんご承知の通り、私はこのような怪奇現象は一切信じない性格(たち)なのですが、この写メを見る限り、その信念を変えなければいけないようです。
そして私の頭の中では、Bさんの葬式にはAさんと間違いなく行ったし、そこで突然の不幸に嗚咽をこらえることのできない奥さんにも挨拶したし、と自分の記憶を再確認するためにその光景を何度も反芻していたのです。
このメールから一週間くらいして、Aさんから再度メールが入り、この不思議な出来事を一緒に確認しよう、という内容だったのです。Bさんに会う確率には金曜日の24時頃が多いので、来週の金曜日にしようと、結んであったのです。私は正直腰が引けるところもあったのですが・・・
恐怖よりも私の生来の好奇心がそれを凌駕したことから、来週の金曜日にAさん、それに加えて足のあるBさんに会うことにしたのです。
To be continued later
この落差、すごすぎます!







今日のお店は訪問宣言店です。
今回は画像を多用して行く道筋を分かりやすくしました。
今日のお店は「牛○」有楽町店さんです。
住所: 東京都千代田区有楽町2-1-1 有楽町産直飲食街
電話:03-5510-1488
定休日:年中 無休

お店の外観です。


店内の雰囲気です。

このお店の社長兼プロデューサーです。
「商いと笑顔の舞台店」=「笑店」のトータルプロデュースを行う商店製作創造集団かつ「浜倉的な商店を空気感まで製作していく創造集団」がこの会社のmissionだそうです。
この浜倉社長を偶然「TOKYOディープ!(恵比寿 おしゃれなレトロ編)」でお見かけしました。
外見とは裏腹にon-air中に話している内容は極めてまともでした。
人は「外相整えば自ずと内相整う」との故事は真実であると思っています。
したがいまして個人的には浜倉社長の髪型と服装は損をしていると思います。

メニューです。
今日のオーダー「和牛サシトロ丼(牛骨スープ・ライス・サラダ・漬物付)」@1,200円です。
それにしてもアバンギャルドというかキッチュというか昭和ノスタルジックというか結局、薬局、放送局でハッチポッチなしつらえなのですね。
好きですこの雰囲気・・・

待つこと3分で「はじめてのアコム水」がきました。
最初はチューハイかと思って驚きましたが、正真正銘の「お冷」でした。

待つこと7分で「和牛サシトロ丼(牛骨スープ・ライス・サラダ・漬物付)」の到着です。
見た感じ合宿飯みたいです。
そうそうお店呼称は「和牛サシトロ丼」ではなく「炙り丼」でした。


函館の大沼牛の炙りには醤油をかけていだきます。
それでは実食です。
美味しい牛肉を食べているような心もちです。
味ですか、なにか獣になったような感じです。
答えになっていませんね、味ですよね。
大沼牛は脂がのっていておいしいのですが、あまりにも情緒がなくてコメントしにくいのです。
生卵と大沼牛のコラボはいけますし、牛骨スープは濃厚で美味しいです。
で〜もここはヘベレケになって締めで食べるノリでしょう。
素面で食べているとこのお店の醸しだす雰囲気にあいません。
そのような私の心を見透かしたのか、冷たい粘りけを持った風がお店と街路を仕切っているビニールシートの隙間から私を追い立てます。
結論、夜いくお店です。
昼間では心が折れます、ハイ。