下町っ子の上の空

好奇心が人一倍強く、見栄っ張りで、お人好しの下町っ子のBlogです。 ウンチクネタがくどいのがたまに傷ですが、お気軽にお立ち寄り下さい。

2012年11月

東池袋 グングン

今日は「刷毛に毛があり、禿げに毛がなし」の話です。 
この間担当役員と長野の取引先に同行しました。
ここの取引先の社長は役員、私ともども旧知な方で、久々の往訪だったこともあり、ながながと話しこみました。
帰り際に、その社長が私の耳元でぼそぼそっと「神(かみ)ちゃん、頭のてっぺんの薄かったところ、増毛したね。まだまだ色気が残っているんだ」と笑いながら言ってくれたのです。
帰りの新幹線でその社長の言われた部分を慎重かつ大胆にcheckしたところ、確かに担当役員の髪は増えていました。
最近は新しい髪の毛を自前の髪の毛に結(ゆ)いつける増毛が流行っているらしく、それも長期間に結いつける毛を少しずつ増やしていくのだそうですね。
だから分からなかったのでしょうか。
よくも謀(たばか)ってくれたなと思って、次の日に部下の女性に得意げに話したところ、そんなの周知の事実ですよ、と一笑に付されました。
どうやら知らなかったのは、私だけの様でした(笑)

ということで今日はかつらの話です。
べつに髪の毛少ない人に対して嫌みでもないのですが、私は髪の毛だけはフサフサしています。
これだけは両親に感謝しています。
最初両親のどちらにも似ていないと思っていた弟がここ数年髪の毛が薄くなってきたら亡父に似てきました。
さらに顔が亡父に似ていた妹は、性格も父親似だと思っていたのですが、それは大きな間違いで大酒をのむところだけが似ていて、実は性格は母親似だったことに最近気がつきました。
Agingによるものなのかもしれませんが遺伝って面白いものですね。

閑話休題おはなしはもどりまして
最近のかつらってすごいですね。


これだと分りませんよね。しか〜しこういうかつらが似合うのはO型はげのひとだと思うのです。O型はげとは頭頂部あたりが薄くなる禿げ方です。つむじ付近がOの形に薄くなる傾向があることからO型はげと呼ばれています。日本人に一番多い禿げ方らしいですよ。

無題
これはU型はげ用のかつらです、U型はげとは生え際が後退して額がどんどんと広くなる禿げ方です。頭頂部が薄くなる「O型」と同じく、かなり多くの人がこのタイプに該当すると思います。また、O型と同時に進行することも少なくありません。同時に進行した場合は危険です。前と後ろから禿げが勢力を広げて、あっというまに天下統一という悲しいことになりかねませんので対策が必要です。
しか〜し20cm×15cmで175,000円ですか。平米単価に換算すると約5.8百万円/屬任后D擺校擦垢襪19百万円/坪ですか(笑)
この約5.8百万円/屬辰董東京都の地価表示で調べてみますと東京都豊島区池袋1丁目10-7の地面に相当するわけです。結構高いかつらと言い換えることができます。
こんな値付けを当り前のようにしている、かつらメーカーって儲かりますよネ。

かつら
これは増毛です。
これも同様に計算してみます。
人間の髪の毛の太さを0.08mmとしますとその面積は0.04mm×0.04mm×3.14=0.005m屬任后
増毛の場合は髪の地毛1本に2〜3本つけるといわれていますので3本と設定します。
増毛面積はU型はげ用のかつらの数字を転用して20cm×15cmを使用します。
そうしますと20cm×15cm=300c屐0.00005 c屐6,000,000本になります。
これに髪の毛1本当たりに3本必要ですから、6,000,000本×3本=18,000,000本となります。
この画像によりますと1本が@20円/本ですから、18,000,000本×@20円/本=360百万円です。増毛の間引き歩留まり▲5%でみても342百万円です。これって@20円/本の安さにつられて求める人もあろうかと思いますが、この値段なら金満家の方しか検討できませんネ。
それに結わえつけ増毛って、根元に結わえつけた髪が伸びてくると、また根元に結わえなおさなければなりません。このメンテ費用もかなりの金額と聞いています。
書いているだけでめまいがしてきました。
良かったです、このような心配をしないで・・・

なおかつらの素人がこの計算をしていますので、流し読み程度にして、決して参考資料とはしないでください。


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今日は東池袋に出没です。
なにやら通りの角に忽然とイタ飯屋さんが出現していました。
それでは早速挨拶代わりにお訪(とな)いを入れてみました。
ということで今日のお店は「グングン(GunGun)」さんです。

住所: 東京都豊島区東池袋4-41-27 小原ビル1F
電話番号:03-3987-6141
定休日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)(加えて年末年始・お盆期間休み)

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「限定裏メニュー ナスとカッテージチーズのトマトパスタ(大盛)」@650円です。

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オーダーを頼んだら即にでてきましたサラダです。
野菜はedgeが立っていて結構です。さらに酸味をおさえた和風ドレッシングがイケます。
美味しいですね。

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待つこと9分で到着しました「ナスとカッテージチーズのトマトパスタ(大盛)」です。
見た目、真っ白のカッテージチーズが山頂の冠雪のように見えます。
それでは実食です。
パスタはモチモチしていてプラ〜ス熱々でいけます。
しか〜しトマトの味わいにパンチがありません。
カッテージチーズにも負けています。
茄子はホッコリと炒めてあって美味しいのに、この点だけが瑕瑾でしょうか。
大盛が120gあるとstaffさんはいっていましたが、気分は180g的な量でした。
コスパがよいのでsecond tryしてみますか。

それでは(^_-)


神保町 ラーメン二郎 神田神保町店

今日は「虎姫一座」の話です。
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今日は浅草に虎姫一座を観に浅草ROX4階にあるコシダカシアターやってまいりました。
虎姫一座とは、日本のエンターテインメント発祥の地、浅草で古きよき昭和歌謡のリバイバルをコンセプトに練り上げた期待のスーパーユニットです。

Netでの評価もかなりのものです。
“芸能の聖地”浅草でロングラン公演を続ける虎姫一座に、現在リピーターが続出中。
彼らは、昭和歌謡が持つ色あせない魅力を今に伝えている。外国人客も魅了する浅草発のエンタメグループ

高くそびえる東京スカイツリーの下、浅草の街は年齢層も国籍も多様な人々でごった返し、大変な賑わいを見せる。東京の中心に返り咲き、芸能の聖地としても注目を浴びる浅草に、新たな名所が登場した。「昭和歌謡コシダカシアター」だ。このステージで繰り広げられるのは、『エノケン、笠置のヒットソングレヴュー』『シャボン玉だよ!牛乳石鹸!!』というふたつの演目。それぞれの題目名を見るだけで、青春の日々が蘇る方もいるだろう。

講師役の小倉久寛によるVTRを交えて進む『シャボン玉だよ!牛乳石鹸!!』は、高度成長期の原動力になった歌の数々で彩られている。『カステラ一番♪』など、一度は聴いたことのあるCM曲集には思わず笑みがこぼれ、終盤の『銀色の道』の叙情には、今でも胸を締め付けられる。そしてラストを飾る『恋人よ我に帰れ』のグルーヴは特筆すべきで、惜しみなく披露されるアクロバットは見事と言う他ない。これ以外にも和太鼓や民謡といった日本文化も盛り込まれ、飽きさせない趣向でいっぱいだ。
2012年6月24日「EXCITEニュース」より転載


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虎姫一座のメンバーは総勢9名です。
座長のゆきさんと元民謡歌手のあゆみさんのダブルボーカルでショーはすすめられます。
値段は入場料@3,000円プラスワンドリンク@500(アルコール等)です。
なおこの画像ポスターは現状のものと差し替えてないので旧料金です。
お酒もちろん食事もとりながらショーを楽しむことができます。
すご〜く良かったですよ。
特にあゆみさんの民謡(小原節?)は魂が震えました、民謡ってこんなにすごいものだなと慄然としました。

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会場内の雰囲気です。
なお許可のない方の顔の画像は原則黒枠で目を隠すのですが、動画での処理のしかたが分りません。
露出した方ごめんなさい、許してくださいm(__)m

ということで一気に動画で紹介します。


オープニングです。


「恋のフーガ」です。


「ウナセラディ東京」です。


「Lover comes back tome」です。
この曲は本場アメリカの「エド・サリヴァン・ショー」でザ・ピーナッツが熱唱したものです。


フィナーレです。最後は虎姫一座が客席に降りてきての大合唱です。
如何でしたか?

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今日は神保町に出没です。
全く食べる気なかったのですが、行列をみると並びたくなってしまい並んでしまいました。
ということで今日のお店は、「ラーメン二郎 」神田神保町店さんです。
しかし待ちました、食事をするのに36分もかかってしまいました。

住所: 東京都千代田区神田神保町2-4-11 松好ビル1F
電話番号:非公開
定休日:日曜・祝日・不定休

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お店の外観です。

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今日のオーダーは「小豚(麺少なめ&麺カタ)」@750円です。
トッピングは野菜、ちょいニンニクです。
見た目きれいな二郎ですね。

スープは非乳化スープでほんのり生姜の味わいがしますが、かなりショッパイですね。
麺はカタメですので、丁度よい感触です。
野菜はシャキシャキ感が残ったしかも野菜の甘さを感じるスグレものです。
ブタはホクホクして美味しくてプラ〜スみっしり感があります。
今まで食べた二郎の中では一番美味しかったですね。
これなら行列する価値はあります。

それでは(^_-)

両国 梁山泊

今日は「ウェディングドレスはなぜ白いのか?」の話です。
ウェディングドレス
ウェディングドレスはなぜ白いのか?
結婚式で花嫁の着るウェディングドレスといえば白、純白である。
招待された側も白いドレスを着ていってはいけないというのは当然のマナーである。

さて、なぜ純白のドレスなのかというと『穢れのない清純・純潔』を連想する人が多いと思うが、出来ちゃった婚なども珍しくないこの時代にその理由はどうなのだろうか。

事の起こりは16世紀のイギリス、白いウェディングドレスを考案したのはとある服飾屋の店主。
「白は花嫁の純潔を表している」と大々的に宣伝したものの、「表現が露骨すぎる!」と評判は散々なもの。

加えてブチ切れたのは教会、「花嫁は純潔なのが当たり前だろ!そんな事強調するまでもない、いい加減にしろ!」とオカンムリ。(そもそも純白のドレスとヴェールの着用は、男性を知らない女性にしか許されていなかった)

このため白いウェディングドレスはまったく人気が出ずに消滅してしまったという。
そんな白いウェディングドレスが再び脚光を浴びたのは1800年代初めのパリ。
当時パリの社交界では白いドレスが大流行し、一転して白いドレスは庶民の憧れとなったわけだ。

パリの庶民層は「生涯一度(のはず)の結婚式の時ぐらい上流階級の女性と同じ白いドレスを着たい!」ということで白いウェディングドレスを着ることが大流行することに。
同時期にヴィクトリア女王の結婚衣裳にも採用された事もあって急速に広まっていき、それがそのまま世界的にも定着していったという事だ。

たしかに白を初めとする淡い色を基調にした色のイメージは『清純さ』なのだがウェディングドレスには+女性の『見栄』という意味合いもあるようだ。
ちなみに日本では白は元々死に装束の色だったが、これはまあ西洋かぶれとしか言い様がない(笑)
「【今日の雑学ねた】ウェディングドレスはなぜ白いのか?」より転載


阪急電車
私にとってウェディングドレスといえば、半年くらい前に映画(DVD)で観た「阪急電車」で中谷美紀さんが演じていたOLの祥子でしょう。
祥子はかわいがっていた後輩に婚約者を寝取られてしまった上に、その後輩から妊娠を告げられた婚約者は、祥子に別れ話を切り出してきたのです。想像しただけでつらいですよね。
そんな最悪の状況の中で、祥子は毅然とした態度で、ある条件を出したのです。
それは二人の結婚式への出席でした。
結婚式の当日、祥子は純白のウェディングドレスでこれ以上ないという最高の髪型、最高のアクセサリー、最高の化粧をして出席し、寝取った後輩を完膚なきまで顔色を失くさせたというのが大まかな粗筋です。

元婚約者の結婚式に、純白のドレスを着て“討ち入り”を果たす翔子を見ていたら、私は女性の怖さを感じました。
まぁ中谷美紀さんの素の様な演技もよかったのでしょうが。
感情のおもむくままの行動ができる女性はこのような事ができるのでしょうね・・・
男性は絶対にこのような感情に走った仕返しはしないでしょう。
感情に走る前に恥ずかしさが先だってしまうと思いますので。
そういう意味で、今でも思い出だすと戦慄してしまう映画でした。

阪急電車といえば神戸松陰高等学校の夏季の真っ白い制服 が思い出されます。
下町っ子なので神戸の女子高はよくしらないのですが、多分名のあるお嬢さん高校だと思っていました。
私はいつも彼女達を見る度に、清らかな心を持った女性に育ってほしいと願っていたのですが、ある程度の年になってくるとやはりこれは難しいのでしょうね・・・
勿論男性もですがね、ハイ。


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今日は両国に出没です
この街って弁当屋さんは多いのですが、食べるところは少ないのです。
相撲部屋は多いのですがね、そうかお相撲さんは部屋でチャンコを食べるからか(笑)
ということで探して探してたどり着いた今日のお店は匠味「梁山泊」さんです。

住所: 東京都墨田区緑2-14-3
電話:03-3635-8220
定休日:日曜日

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お店の外観です。

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メニューです。

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今日のオーダー「肉豆腐(国産豚)」@700円です。
待つこと11分で到着です。

見た目盛りだくさんですね。
それでは玉子をおもむろに割って軽めに溶いてからから実食です。

ウン、これは美味しいですね。
豚肉が甘いです。
お約束の熱々も充分に守られています。
白眉はサバとかサンマとか色々な魚で煮込んだしぐれ煮です。
これは程良く魚の脂がのっていてとてもイケます。

この内容で@700円ではよいコスパだと思います。
下町ならではのお店でした。
ごちそうさまでした

それでは(^_-)

神田 ビーバー リターンズ

今日は「人工知能の大胆な挑戦」の話です。
無題
富士通研究所(川崎市)の穴井宏和ITシステム研究所主管研究員は最近、大学入試の数学問題と格闘中だ。「大学入試センター試験の50〜60%は答えられるようになった」。上達ぶりを褒められたのは、同社が開発する人工知能ソフト。独自の情報処理技術を惜しげもなくつぎ込む。  
富士通研を本気にさせたのが「ロボットは東大に入れるか」と問いかけた国立情報学研究所のプロジェクト。人工知能を究め、2016年までに大学入試センター試験で高得点を獲得、21年の東大合格を目指す。  
人工知能は着実に進化してきた。1956年に米国で開かれた「ダートマス会議」には科学者らが集まり、「知能ロボットを労働力に」との期待が高まった。だが玩具の域を抜け出せず、70年代には研究が停滞。転機となったのは97年だ。米IBMのコンピューター「ディープ・ブルー」がチェス王者に勝ち、11年には同社の「ワトソン」が米クイズ番組で歴代王者を下した。日本では10年に将棋ソフトがプロ棋士に勝った。  
それでも今のままでは、東大入試の数学問題には太刀打ちできない。人間は問題文を読んだら記憶を頼りにすぐに計算に入る。だが人工知能は言語や数式のある問題文の意味がまず理解できない。数式ならば「ソルバー」と呼ぶプログラムを幾つも作り、対応はできる。
「方程式や三角関数などはソルバーの拡張などで解ける。だが数列や確率の問題は、意味の解析がまだ難しい」 
SUNDAY NIKKEI「人工知能、東大合格に挑戦」より転載


2021年に人工知能は東大に合格できるよう進化していくのだそうです。
ついに人口知能が人間と同等になる日が近未来的になってきました。
将棋の世界ではプロの棋士に勝利するなどlogicで組み立ていく世界はもともと得意だったのが、さらに進化しているわけですよね。特に将棋では後半の詰めにはいると、幾通りの詰めの手口を検証しながら、コンピューターですから全く疲れることを知らずに最適手で攻め込んでくるのでその強さは盤石の様です。
英会話もコンピューターがしてくれる日も近未来です。
そうなってくると人間は単純な計算・検討・検証はすべてコンピューターが担ってくれるので、独創的な分野を磨いていかないと、人間としてのレーゾン‐デートル(存在価値)はなくなってしまうのでしょうね。
私が苦手だった、というか着目するところが変わっていたので、先生からの評価が低かった読書感想文ですが、近未来の小学生は、すべてコンピューターに読ませて書かせてのおまかせ君でいいわけですから、こりゃ楽ですね・・・

そんな人工知能でも、今でも相似形でも微妙に形が異なると戸惑いますし、常識や暗黙知、意味の深い理解は依然苦手なようですよ。
やはり距離を置いて向き合いませんとなりませんね。


YouTubeID「melodysheep」の最新作。たった1分37秒にまとめられているので、この手の動画の中では少し物足りないくらい見易い仕上がりとなっていると思います。ビッグバンから宇宙と地球と生物と人類のあゆみのメタファとなっている動画です。



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今日は東京駅に出没後神田に移動しました。
実は多忙でお昼を食べ損ねたので、late lunchです。
今日は大人のお子ちゃまランチみたいなものを食べたかったのです。
ということで今日のお店は「ビーバー」さんです。

住所: 東京都千代田区神田紺屋町46
電話:03-3254-1746
定休日:日曜・祝日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「B(ハンバーグ、海老フライ、目玉、ライス付)」@1,000円です。
待つこと9分で料理は到着です。

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見た目、美プレートです。
それでは実食です。
ハンーグ、海老フライともども安定した味です。
特に海老フライはからっと揚がっていてとても美味しいです。
ハンバーグ、海老フライ、目玉と何を食べようかなと考えながら食べるのは楽しいですね。
独りでにこにこしながらいただいていました。
こんなにまったりと時間をかけながら食べられるlate lunchはたまにはいいものです。

それでは(^_-)

浜松町 三和

今日は「神谷バー異聞(rewrite edition)」の話です。
前回の続きです。
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浅草1丁目1番1号って何処なのか即答できる人はかなりの浅草(エンコ)通です。
答えは「神谷バー」です。
さらに、「神谷バー」は当て字で「鍛バー」が正しい字だよ、と言いきれる人にいたっては、ほとんど土地っ子と言い換えても良いでしょう。

実は神谷バーの歩道の前にはあたかも鏡面仕上げをした様なピカピカに光った電信柱がありました。
この柱はもともとコンクリートの電信柱だったのです。
何でコンクリートの電信柱が鏡面仕上げをした様な電信柱になったのかをご説明いたします。
そもそも神谷バーの名物電気ブランはアルコール度数45度(現在は電気ブランオールドで40度)と、かなりキツイ飲み物であります。そのアルコール度数の強い電気ブランをついつい調子にのり飲みすぎた酔客は、店を出てから夜風にふかれると、急にその酔いが足にくるみたいで腰をとられてしまうのですね。そしてその腰をとられて酔客がふらふらっとヨロメクと、うまい具合にそこに電信柱があるのです。腰がとられているものですから、勿怪の幸い(もっけのさいわい)とばかり、その電信柱にしがみつくのです。ところがそんな状態ですから、ズルズルってずり落ちてしまうのです。そうすると酔っていますのでまた体勢を立て直そうとして、尺取り虫のようにして柱の上部にしがみつくのです。しがみつくとすぐにまたズルズルってずり落ちてしまうのです。そしてまた体勢を立て直そうとして柱の上部にしがみつくという循環行為が連綿と続くのです。

明治15年から平成13年までの120年という永きに亘ってまるで駅伝のようにこの行為が引き継がれたわけですから、必然ピカピカになりますよね。
ですから私達が中学校の時は、髪が乱れた時はおもむろに胸ポケットから櫛を出してその電信柱の前で髪型をととのえていたものです。
残念なことに現在は老朽化の為にその電信柱は、上述の通り平成13年に撤去されてありません。

この話は下町に伝統的に残っている都市伝説の一つです。
実際に現地にいってみるとその電信柱がないわけですので、あらためて信じてしまうというわけですね。
浅草観光の際のブラフ(bluff)にご使用ください。


来集軒38
折角ですから私の神谷バーでの最強伝説をご披露します。
新入社員のときに直属の上司が明治大学の体育会の主将だった人で、かなりの酒豪でした。
三社祭の宵宮にチームの全員で訪れた時に、私がその上司を無謀にも挑発してサシで飲み比べをしました。
その上司は私の10歳年上だったので、完璧に安く見ていたのですね。
勿論勝負酒は電気ブランオールド(40度)です。
15杯位まではsame paceだったのですが、最後は若さで逃げ切り私が23杯、上司が21杯と、流石にその上司は日夜接待酒で鍛えていたので、僅差の2杯aheadでかろうじて私は勝利したのです。
勿論勝利したからといってもご褒美があるわけもありません。

これってビール換算してみますと、電気ブランオールドが60ml/グラスでアルコール度数が40度ですから、アルコール量は60ml×0.4=24mlです。それが24杯ですから総アルコール量は24ml×24杯=576mlになります。ビールのアルコール度数が5%ですからビールで換算しますと576ml÷5%=11,520mlになります。
缶ビール350mlで換算しますと、11,520ml÷350ml≒33缶分になります。ちなみにビールの大ジョッキを700mlで換算しますと17杯分ですか、こりゃ酔うわ(笑)
でも上司との飲み比べということと新入社員でもあったので、実は緊張していて酔わなかったのです、ちがうか酔えなかったのです。
This was an old story!


今日は浜松町に出没です。
以前ANAに乗った時に機内screenで海鮮丼の穴場で、築地の仲卸人が経営しているという、ランチ営業のみの海鮮丼専門店というのが紹介されていました
食い入るようにその内容をみていると、オテル・ドゥ・ミクニ(自然派創作フランス料理)の三國シェフはこの仲卸人に鮮魚の仕入れをまかせているとかで、その仲卸人は多忙なのでたしか甥っ子に切り盛りを任せているようなことでした。
三國シェフ御用達の仲卸人がmanageしているお店なのかと色めきだって訪れました。
ということで今日のお店は、イタリア街の三井ガーデンホテルそばにある高級鮮魚卸「三和」さんです。

住所: 東京都港区浜松町1-5-10
電話:090-7637-7579
定休日:土曜・日曜・祝日 (11:00〜14:00 ランチ営業)

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お店の外観です。
結構浜松町から歩きますネ。
私は良くいく三井ガーデンホテルをひたすら目指していきましたら、そこからはこのお店を簡単にみつけることができました。

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メニューです。

今日のオーダー「特上ちらし丼」@1,200円です。
厨房の中では、店主の甥っ子?夫婦のお嬢さんが静かに遊んでいて微笑ましいかぎりでした。

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待つこと2分で付出しの登場です。
これは野菜のあんかけとガリの煮付けです。
どちらも冷えていてコメントする様なものではありません。

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付出しから遅れること7分後に「特上ちらし丼」の着丼です。
Toppingは、イカ、いくら、タコ、海老、帆立、ハマチ、トロ、かんぴょう、穴子、玉子です。
シャリが冷たくてボソボソ感があります。
酢の利き具合は宜しかったのですが、素人のお店ではないと聞いていましたが、何でこのようなシャリだすのですかね・・・

刺身はイカが硬くて如何なものですかねと与太を飛ばしてもしょうがないのですが、いくらも美味しいくないし、他のネタも同様に特筆するものはありません。
唯一の白眉はトロです。これは流石に美味しいとうなりました。
ちみに特上ちらしと上ちらしの刺身のちがいは、いくら、穴子、トロ×1切れの差でした。

ご主人夫婦は仕事にひた向きだし、接客もすごくよかったのに、ちょっと辛口の食評になってしまい申し訳ないのですが、多分食べた私の体調に問題があったのかもしれません・・・

それでは(^_-)


浅草 神谷バー

今日は「お風呂の思い出」の話です。
小鳥の村
札幌に住んでいた頃、札幌市南区藤野にあった小鳥の森スキー場によく家族でスキーに行っていました。
そしてその帰りはかならず天然温泉ACB(アシベ)さんにおじゃましていたのです。

この温泉には塩サウナというものがあります。
塩サウナは、体に塩を塗り込むことで発汗作用をますのと美肌効果もあるので利用していました。
このサウナではサウナ利用客同士がお互いの背中に塩を塗り込むのです。
最初はこの約束がわからず、サウナに入って熱さにボーとしていたら、サウナの木製のすのこの上に座っている方から、お願いします、といわれ、何をしたらいいんだろう、と戸惑っていたのですが、右顧左眄(うこさべん)していたら様子が分かり、すぐに頼まれた方の背中に大量の塩を塗り込みました。
それが終わると返礼ではないのですが、今度は私が背中に塩を塗り込んだ方が、私の背中に塩を塗り込んでくれるのです。
お互いに塩を塗り込む時に交わす色々な世間話は、ほんとうにあずましく感じたものです。
それと別れ際には、またね、といってくれます。これには本当に身も心もほっこりとします。
いいですね、こういう裸の付き合いって・・・
これは私の大好きな札幌の懐かしい思い出の一つです。


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今日は浅草に出没です。

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最初は浅草地下街にあるタイ屋台飯「MONTEE」さんにうかがいましたら長期の臨時休業に入っていました。
浅草地下街は何回来ても異臭がします。
こんなところで飲食店やっても、あくまでもいろんな意味でよいのかしらんと思っています。
ということで仕方なく踵をかえして浅草一丁目一番一号に戻ってきました。
浅草一丁目一番地でピンときた方は浅草通です。
今日のお店は、浅草といえばこちら「神谷バー」さんです。

住所: 東京都台東区浅草1-1-1 1F・2F・3F
電話:03-3841-5400
定休日:火曜日

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お店の外観です。

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メニューです。

今日のオーダーは「チキンカツ、玉子のココット」@650円です。

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待つこと12分で食前酒のワインが登場です。
私は現在断酒中で、連続断酒日361日を更新中でありますので、このワインは目で楽しむだけです。

もう少しで断酒をして一年になろうかというのですが、今でも酒に酔って大失態をした夢をたまに見ます。
体から酒は抜けても精神(こころ)からはなかなか抜けないものですね。
私はアル中とか健康問題とか酒の上で取り返しのつかないことをしたとかいうことではなくて、やることが有ったので断酒したのですが、断酒しようとしてなかなかできないアルコール中毒患者の人達の大変さがよくよく理解できます。

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しか〜し、この間の人間ドックの検査結果が却ってきたのですが、この一年間一滴もお酒を飲まなかったのに、不定期ではありましたが、かなりお酒を飲んでいたその一年前の数値の方が良いというのは考え込んでしまいます。

閑話休題おはなしはもどりまして
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目で観るワインの到着から9分後にmain dishの到着です。
見た目美ランチです。

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それでは実食です。
チキンカツです。
下町っ子ならご存知の通り、神谷バーの揚物は浅草一です。
ここの揚物はすご〜く美味しいのです。
お財布が暖かったら「海老フライ」をお薦めします、マジにくりびつてんぎょのいたおどろ!のこと請け合いです。
ということで今日のチキンカツは衣が香ばしくほのかに甘くしかも肉は柔らかいという優れものです。
美味しいです。

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ココットです。
ココットとは、小さな耐熱性の陶器製焼き型のことで、スフレ皿やスフレ型とも呼ばれます。
ココットは卵料理やスフレ、プリンなどを作る時に使われます。
要は玉子料理です。
この見目麗しき玉子の下には、湯むきしたトマトをニンニクのあらみじん切り、粗塩、オリーブオイル、胡椒で味付けをしながら火で炒めて煮詰めたソースが入っていました。
ウン、これも美味しいですね。

ご飯が少なく感じたので、大盛にしてもらうようにお願いしましたら、こころよく対応してくれました。
ここら辺りも下町のレストランですね。

美味しゅうございました合格合格合格

それでは(^_-)

神田 ど丼がぁドン リターンズ

今日は「ソラチカカード」の話です。
かなり頻繁に有楽町に行く用事があります。
有楽町線の地下通路では、毎日「ソラチカカード」の勧誘がされていて、私にとってその光景は地下通路の景色の一つとなっていました。
勧誘員方達の惹句は以下の通りです。

ANAカード、東京メトロTo Me CARD PASMO、JCBカードの機能が一体化になったカードが登場しました。
「マイル」、「メトロポイント」、「Oki Dokiポイント」がたまります!!

TMC7

TMC8
 

さすがに来るたびに聞いているものですから、耳についてきて、ある日試しに説明を聞いてみましたら、日ごろ煩わしいと感じていたPASMOのチャージが自動的にできるそうです。
さらに電車に乗る度にメトロポイントがつき、ある一定のポイントがたまるとPASMOに移行できます。
さらに今年に限って初年度はJCBの入会金は0円とのことでした。
これは便利でお得だということで入会したのですが、本当にお得だったのかな?と気になったのです。
今日は比較的時間に余裕が有ったので検証してみました。
宜しかったらお付き合いください。
なお私はこのようなカード関係はウトイので錯誤等あろうかと思いますのでマニュアルの類(たぐい)として読まないようにお願いいたします。

◆入会金
初年度は@2,000円は無償です。
ただ次年度からはANAより毎年継続時のボーナス1,000メトロポイントが付与されるので実質年会費は半額になります。これはお得ですね。

◆オートチャージ
TMC1
これは本当に便利です。
しかしこれはdefaultの設定が3,000円です。従って残金が2,000円以下になったら自動的に3,000円が加算されますので、最大約5,000円のお金が退蔵されますので少し損した気になります。
でも私みたいに2,000円で残額1,000円になったら、オートチャージをするように設定すれば、最大約3,000円の退蔵となりますので損した感は希釈されます。
さらにこのオートチャージをするたびにJCBポイントが1,000円に付1ポイント付与されます。
私の設定では、2,000円毎ですので2ポイントが付きます。
でもこれがPASMOに移行するためには200ポイント必要なので、累計200,000円をオートチャージしないとなりません。私が月に大体6,000円(3回)位オートチャージするので、200,000円÷6,000円/月≒33カ月≒1.4年後に200ポイントが溜まります。
ここで初めてPASMOに移行でき 200ポイントが使えるようになりますので、かなり気が遠くなりますかね。
ただしheavy userはこの限りではありません。

◆乗車ポイント
TMC2

TMC9

TMC3
 
ソラチカカードですと 平日=5ポイント、土休日=15ポイントの乗車ポイントがつきます。ですから電車に乗るたびにお得な気分になります。
しかしこのポイント加算は東京メトロ線のみですので都営地下鉄は含まれていません。
ソラチカカード利用者として互換性を高める為には、早期の東京メトロと都営地下鉄の経営統合を望むところであります。
しかしこの経営統合の前には大きな壁が立ふさがっているのですね。
それは両者の財務内容の差です。
毎年500億円以上の経常利益を計上する東京メトロに比べて、都営地下鉄が単年度黒字を達成するようになったのは2006年度からなのです。
都営地下鉄は2012年3月期で約4,000億円もの累積損失を抱えており、国は「現状のままで経営統合すれば、メトロの株主価値を損ねる」とこの経営統合に反発しています。したがいまして今後の新都知事の大英断がなければ実現はかなり難しそうですね。

閑話休題おはなしはもどりまして
PASMOに移行するのは500ポイントが必要ですので、かりに平日一回東京メトロに乗るとすると、500ポイント÷5ポイント/日=100日≒3ヵ月ですので、東京メトロの最低料金@160円を乗じて計算しますと@160円×100日=16,000円の投資で500円がgetできます。投資効率を計算しますと500円÷15,000円≒3.1%となります。
個人的にはこの投資効率3.1%という数字は悪くないとは思いますが、普通のビジネスマンはそれほど頻繁に東京メトロにはのらないので、乗車ポイントで500円をPASMOへ移行するのにはオートチャージ同様にかなり気が遠くなりますね。

それ以外にもメトロポイントからANAのマイルに移行、メトロポイントから楽天スーパーポイントに移行、及びメトロポイントからnanacoポイントに移行のようなポイント移行サービスやショッピングでメトロポイントがたまるという副次的な提携サービスもあります。
TMC4
TMC5
TMC6
 

この「ソラチカカード」は、私の好きなチリツモでポイントがたまっていくのでお気に入りのカードであります。
何か趣味のマラソンレースに似ているので好感も持っています。
セッカチな方には不向きでしょう。

実はこのフリネタを取り上げたのは「ソラチカカード」の紹介もあったのですが、個人的にはこの仕組みを考えた人を尊敬しているからなのです。
オートチャージで発生する巨額な退蔵金の資産運用、またオートチャージ時の際に発生する東京メトロへの金額回収代行手数料(2〜3%?)などなど、巨万のbenefit&profitが運営企業体におちる仕組みを作ったのですよね。
すごいものです・・・
このような事を企画・立案・推進・実行・開始した方に衷心より敬意を表します。
貴方は目の付けどころがsharp!でした


これは感動です!



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今日は神田に出没です。
たまにはほっこりとしたランチでも食べるかと訪れたのがこちらのお店です。
ということで今日のお店は「ど丼がぁドン」さんです。

住所: 東京都千代田区内神田1-5-7 村瀬ビル 1F
電話:03-3293-1010
定休日:日曜日

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お店の外観です。

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メニューです。

今日のオーダーは「チーズとハンバーグがぁドン」@850円です。

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まずはポテトサラダの到着です。
奥様の実家の十勝のポテトです。
不味いわけがありません。とても美味しく頂きました。

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待つこと4分で「チーズとハンバーグがぁドン」が着丼です。
見た目美丼です。
それでは実食です。
特製ホワイトソースが美味しいです。
ハンバーグはナツメグ等の香辛料がよく効いたパンチのある味付けです。
肉は弾力があり、口内感触は良いです。
ウン、これはいけますね。
相も変わらず元気一杯のご主人と、気配り抜群の奥様のもてなしは、まるで実家で食べているかのような錯覚に陥ります。
とても美味しゅうございました合格合格合格合格

それでは(^_-)

続 岩本町 おやじ

今日は「宮本武蔵考」の話です。
宮本武蔵
江戸時代において、武蔵という人物がどのような存在であったのかを考えてみたいと思います。
たとえば、いまの軍隊のなかに空手の達人がいたとします。その道においては右に出る者は誰もいません。
しかし、彼が実際の戦場でも最優秀の兵士であるとは限らない。いまの戦争においては、兵士はみな高性能の銃を持っているのですし、闇の中でもものが見えるゴーグルといったものもあります。何百メートルの海底の敵を探せるソナーなどというハイテク兵器も開発されています。こうしたさまざまな兵器を駆使するのですから、必ずしも空手の技は役に立たないのです。

しかし、それとは別問題として、やはり周囲の人間は彼の強さを認めるに違いありませんご江戸時代における武蔵もこのような存在であったのではないでしょうか。
彼のほんの三十年前頃までは、誰々の槍がすさまじいとか、誰々は敵の首をとる名人だとか、今度は誰々がいまの領主にとって代わるだろうといった話題が、現実問題として人々の口に上りました。

しかし、徳川幕府が政権を握ってからは、人々の関心はもっぱら治世、行政の話題に移り、個人個人の武勇などは現実味のない絵空事になってしまいました。
われわれもいま、日常生活で、たとえば「いまのプロレスラーのなかで最強の人物は誰か」といったことを話し合い、「彼こそは」「いやあいつこそは」と蘊蓄を傾け合うことがあります。しかし、それを軍人、兵士として戦場で働いた場合の強さに結びつけて考えることはありません。
そのように、武蔵も一人の「タレント」としてしかとらえられなくなっていたのではないかということです。
「宮本武蔵最強伝説の真実」井沢元彦著より転載


仮に宮本武蔵が戦国時代に生まれたならば栄達を遂げたかといいますと、それはそれで難しかったようです。
と申しますのは「剣術」自体が戦国時代では有効な殺戮手段にはならなかったからです。
基本的に刀は一対一の戦いに用いるものであり、何百何千という人間が相乱れて闘う戦場には向きません。
刀は血糊がつくとすぐ切れなくなるので、多数の敵を相手にする場合は不利です。また当然のことながら、当時は皆鎧を着けていますから、切れる場所は限られています。要するに刀は戦場ではあまり効率のよい武器ではないのです。

戦場で有効な武器は槍です。槍なら刀と比べて長いので有利ですし、馬に乗りながらでも相手を狙えます。
また、本当に相手を殺戮するのであれば、「斬る」動作よりも「突く」動作の方が有効です。
それに火器のまえでは、刀がなんら役に立たない事は日露戦争の203高地の戦いでも証明されております。

そうなのですね、武術最強の武蔵は当時無用の長物だったのです。
しかし敵を倒すことをまっすぐに追求し、自分の信念に対しての揺らぎのなさ、激変する世の中に流されない精神力、独自の個性、それに立脚する戦法は、古今無双の剣豪であったと断言していいでしょう。
多分その振舞いは現代でも通用すると思います・・・
と申したいところでありますが、実際に武蔵が現代に出現したら、生涯風呂に入らなかったと(行水して濡れた手拭で体を拭く程度)いう性癖から、行く先々でファブられて大嫌われされたことと思います。


I would of been like "come back after the cop leaves".



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今日は岩本町に出没です。
今日は無性にお刺身が食べたくて食べたくて仕方がありませんでした。
そういう時はここでしょう。
ということで今日のお店は刺身の絶巓「おやじ」さんです。

住所: 東京都千代田区岩本町3-7-5
TEL:03-3866-9906
定休:土曜日・日曜日・祝日

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お店の外観です。

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メニューです。

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今日のオーダー「中トロ鉄火丼頭でっかち(大盛)」@900+@100=1,000円です。
注文してから秒殺でこの「中トロ鉄火丼頭でっかち」は運ばれてきやした。
しかし相も変わらず電光石火の早業ですな。
おそれ入谷の鬼子母神てぇのはこのことでしょう。

見た目美丼です。
ちなみに頭でっかちとは築地の河岸符牒でとっぴんぐ部分の大盛のことです。

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築地で吟味して仕入れてくるマグロは光輝いてぃやす。山葵は本山葵。
私は山葵を醤油にちょいグズに溶いていただく派です。
上品に山葵を刺身へのせていただくてぇのもありなぁんですが、この所作がまどろっこしくていけやせん。
やはり下町っ子はテキパキと頂きやせんと。

味ですか、マジにアタボーの美味しさです。
赤身と中トロのはーもにぃがたまりやせん。
酢飯もおつです。

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途中運ばれてきた蜆のおつけです。
蜆のエキスがてぇっぷりへぇっておりやす。
愚図ついていた肝臓が生きけぇりやした。
あまりの美味しさに、おもわず、シジミはしみじみ、というあほ与太も口からこぼれてきやす。

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箸休めの唐辛子で和えた大根の漬物もおつです。
たまりやせんね。

本当にこの店は、見上げたもんだよ、屋根屋のふんどし、です。
でぇ満足のらんちでした。

それでは(^_-)






本郷 ビアンタ本郷 リターンズ

今日は「本郷散策」の話です。
今日は年に一回の人間ドックの日です。
いつもは午前中に人間ドックを終わらせてから会社に戻るのですが、この日は午後から他用もあり有休をとり終日休みにしました。
人間ドックが終わった後は奥様と合流して本郷に参りました。
ということで私達夫婦の本郷散策ですが、宜しかったらお付き合いください。

まずは母校東大に出向きました。
最近このナリスマシネタを多用しているので、一部の方から評判が悪いのです。
これでこのナリスマシネタの使用は封印します。

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東大の淡青祭です。

高校の剣道部の友人が東大の剣道部に入りました。
彼は中学の時に江東区の個人戦で優勝した経歴をもっており、私の高校でも先鋒をしていて剣道は中々強かったのですが、しかしその彼を以ってしても東大では最終的にレギュラーになれませんでした。
ちなみに剣道は、先鋒−次鋒−中堅−副将−大将という順番で試合を行います。
試合に強いものは一般的に、先鋒、中堅、大将におきます。
特に大将はチームの顔ですので、不沈艦の選手がその責を担います。
ちなみに私は大将でした・・・単なる自慢です。

閑話休題おはなしはもどりまして
東大の体育会って剣道部は中々強かったのですが、それ以外は余り名を馳せた運動部は知りません。
私の部門の役員は東大の野球部で三塁手でした。
その当時は法政の田淵幸一、山本浩二、富田勝の三羽烏やら、明治は漢(おとこ)星野仙一等の多士済々でしたので、レベルが違いすぎたそうですよ。
特に法政戦はあまりにも法政バッターの打球が早いのであえて、カーンという打球音に対して球筋とは違うほうに踏み出してから捕球していたと言っていました。
こうすると失策ではなくヒットになるので自分の成績に汚点がつかないからだそうです。
そんな感じですからね、推して知るべしでしょう・・・

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赤門です。
ちなみに白門は中央大学です。
黒門は上野ABAB前にありました。黄門は助さん、格さんです。

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東大のコミュケーションセンターです。

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なぜかお酒を売っていました。
酔うと理屈っぽくなりそうですね(笑)

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本郷湯島絵図(@1,000)です。
ちょっと食指が動いたのですが買いませんでした。

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東京大学ノートです。
これもちょっと食指が動いたのですが買いませんでした。
ちなみに浪人の時には中央大学の図書館で勉強していたので、中央大学ノートが必須でした。

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正門から安田講堂に続く街路です。

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ご存じ安田講堂です。
たまさかここで自分の祖父が英語を教えていたので、日本観光のついでにわざわざ立ち寄ったというイギリス人夫婦と雑談していました。
そのお祖父さんの昔話をきいていますと、さすがに東大は歴史があるなぁと感じいりました。

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東大の中央食堂です。

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ここでメニューの値段をみて驚いたのです。
タンメンが@330円ですと。
私がかねてより安いと思っていた、明治大学の学食「スカイラウンジ暁」ではタンメンが
@410円です。それより安いなんて・・・
子供を東大にいかせている親御さんは楽ですね(笑)

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東大をでた後は菊坂に向かいました。

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井戸があるところが樋口一葉菊坂旧居跡です。
一葉もこの井戸で水を汲んだそうです。観光で訪れた人は何故かここで手を濯ぎます。近隣の人は観光の人達がしょっちゅうギコギコと水を汲むので五月蠅(うるさ)いと思うのですが・・・

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樋口一葉住居跡から菊坂をはさんで反対側に一葉が通った伊勢屋質店があります。
樋口一葉は度々この伊勢屋質店に通い、苦しい家計をやりくりしていたそうです。一葉がこの地から転居した後も伊勢屋質店との縁は続いたようです。土蔵の外壁は関東大震災後塗りなおしましたが、内部は当時のままだそうですよ。内部は一般公開していませんが、樋口一葉の命日の11月23日には無料で見学できるそうです。

ちょっとbreakで立ち寄った「ゑちごや」さんです。
「ゑちごや」もまた創業は明治10年と古く大正末期に甘味処になったのだそうです
本当に東京はこのような甘辛屋さんって少なくなりましたね。

住所: 東京都文京区本郷4-28-9
電話: 03-3812-7490
定休日:水曜日

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お店の外観です。

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メニューです。

小倉あんみつ
奥様のオーダー「小倉あんみつ」@550円です。
なおこの画像は「和菓子wagasi―東京のお菓子・菓子パンを歩く」さんよりの転載です。

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私のオーダー「アズキアイス」@240円です。

味は両方とも取り立てて美味しいというわけではないのですが、懐かしさをそそる味です。
オジサンがとても親切です。
ほっこりさせていただきました。


ということで本日のランチは最近はまっている「ビアンタ本郷」さんです。
ちなみに本日の逍遥は「ビアンタ本郷」さんで食事をすませてからのものです。

住所: 東京都文京区本郷4-2-1 芙蓉堂ビル2F
電話:03-3816-5466
定休日:無休

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お店の外観です。

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「オジさんだヨ、全員集合!!」です。
Staffさんがこのチラシの中に一文字書き忘れたといわれたので即座に、“イ”ではと言いました。
するとStaffさんが何で“イ”なのですかときかれたので「オジイさんだヨ、全員集合!!」と返したら大笑いしていました。ところで書き忘れた一文字とは一体な何だったのでしょうか、聞き忘れてしまいました。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

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今日の私のオーダー「青じそと明太子+ドリンク」@750円です。
待つこと13分で着皿です。
見た目美バスタです。
それでは実食です。

アレィ、この一皿はパンチがないですね。
極めて平板です。
不味くはありませんが、美味しくもありません。
ちょっとクリビツです。

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奥様のオーダー「ベーコンときのこのペペロンチーの+ドリンク」@750円です。
アレィ、この一皿もパンチがないですね。
なんだろうこの一皿は「青じそと明太子」より充分美味しいのですが、この味のlevelなら
他のイタリアン店でも巡りあえます。
もしかして、このお店はクリーム系のパスタだけ群を抜いていて他のパスタは普通なのかもしれません。
しかしそれを割引いてもこのコスパは魅力あります。

それでは(^_-)

続 銀座 スパッソ

今日は「文化祭の思い出」の話です。
高校一年時の話です。
中学三年生の時に好きだった女子がいて思いを告げつることができず、別々の高校に進学しました。
私は中学の時やっていた剣道を高校に進学しても続けていました。

秋の文化祭で他校との新人戦がありました。
それも好きだった女子が進学した高校とです。
私は思い切って彼女に試合に見に来ないかと誘ったのです。
すると彼女は二つ返事で見に来ると言ったのです。

それから試合までの間、猛稽古をして鍛錬に鍛錬を重ねました。
対戦するのは、中学校の時に何度も城東地区の個人戦で戦った西村です。
対戦成績は7対3で私の方が有利だったのです。

とうとう試合の日が来ました。
私は家族全員をよんで不退転の状態に追い込みました。
私と西村はともに大将だったので最終戦です。

副将まで2対2でしたので大将戦で雌雄が決します。
私といえば好きだった彼女が最前列に座ってじっと私の方を見ていてくれていたのですごく緊張してしまい、体全体が強張(こわば)ってカチンコチンになってしまいました。
駄目だ、試合の前に自分に負けている、と気がついたのですが、もうどうにもなりません。

試合の結果ですか、厳しい稽古は裏切りませんでした。
私が2−0で一方的に快勝しました。
最後の1本はすごく余裕ができたのでかなり西村をいたぶり、頃良しとなった時に、これで負けたら恥ずかしいという引き面を使って西村を完膚なきまでたたきのめしました。
こういうのをカタルシスというのでしょうね。

試合のあと彼女のところに飛んでいき、試合見てくれた、と息を弾ませて聞いたところ、西村くんのこと楽勝だと思って最後は見世物にしたでしょう、貴方って最低ね!っと剣突をくわされたのです。
そしてその後、彼女は私にさようならも言わずそそくさと帰ったのです。

私の頭はマークが噴き上がり、結局意味が分からず悶々としていました。
その後、彼女の高校に行っていた同級生から、彼女はいま西村とつきあっているんだぜ、といわれ全てが氷解したのです。
要は私の応援にきたのではなく端(はな)から西村の応援にきていたのですね。
そんなことありなのと思った15歳の秋でした。

実はこの話は私の青春の蹉跌であり加えてトラウマなのであります。
というのもこの話はほとんど正しいのですが、唯一異なっているのは、私が勝ったのではなく、この試合に勝利したのは忌々しくも西村でした。
ですのでこの話はず〜っと今日の今日まで封印していたのです。

こんなに格好悪いことが世の中にあっていいのでしょうか。
結論から申せば、私は西村の単なる引立て役だったのです。
さらに試合が終わった後、母親からは、折角応援にきたのになんで負けたんだ、とブチブチと小言を言われるし、小学校低学年だった妹からも、お兄ちゃん、格好悪い!と揶揄されるし本当に踏んだり蹴ったりだったのです。

かつて剣豪武蔵が主君から達磨の絵を描いてくれと依頼を受けました。
達磨大師とは、禅宗でいう「解(げ)」、即ち悟りに至った仏にもっとも近い人物で、描くのは非常に難しいとされていました。
武蔵は主君の御前で何度も描きましたが、どうしてもうまくいきませんでした。
ところが、帰宅したのちにもう一度描いたところ、みごとなできばえで描けたのです。
そこで武蔵は反省してこう言います。
主君の御前ということで、つい「うまく描こう」と考えてしまった。
本来なら無念夢想の境地で描かなければならないのに、うまく描こうと思う心が邪魔になった。

でしょう・・・
剣豪武蔵でも良い格好しようとして失敗しているのですから、安(いずく)んぞ15歳の私では、当然のことながら陥る青春の陥穽(かんせい)だったのであります。
ちょっと今日のオチはこじつけの様な気がします・・・


実は私、コニーのファンなのです・・・



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今日は銀座に出没です。
今日のお店は、松坂屋の地下で行列ができているパスタ屋さん「パスタカフェ スパッソ」銀座店さんです。

住所: 東京都中央区銀座6-10-1 銀座松坂屋B1F
電話:03-5537-3001
定休日:不定休(銀座松坂屋の休館日に準ずる)

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お店の外観です。

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メニューです。

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本当はパスタよりアメリカンパンケーキが食べたかったのですが、さすがにランチで食べるのはなぁ、とヘジったのです。

本日のオーダー「うに風味のカルボナーラLサイズ(180g)+ドリンクセット」@810円です。

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待つこと5分でコーヒーの到着です。

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それから遅れること3分で「うに風味のカルボナーラ」の着皿です。
見た目美パスタですね。
それでは実食です。

ウン、これは美味しいです。
うにのカルボナーラなのでくどいのかなと思ったのですが、たしかに濃厚なソースではありますが、それは気にせずにいただけます。
紫色の布海苔が箸休め的な役割を果たしていて濃厚なソースを飽きさせません。
量も180gもあり、それなのに値段が変わらずは高評価です。
Staffさんの接客も良いのでホッコリとした気分で食事が楽しみます。
銀座でお財布の中身が寂しい時にお薦めのお店です。
是非お立ち寄りください。

それでは(^_-)

交通会館 大正軒 リターンズ

今日は「目のつけどころがシャープだね!」の話です。
シャープといえば再生シナリオが不透明という事で株価が続落していますネ。
中小型液晶パネル事業で業績の回復を狙っていますが市場での評価は冷ややかで、ハッキリ申して再建は厳しいとされています。頑張ってほしいものです、
やはりこれは事業範囲が多岐にわたり、投資を継続できなかったシャープに限らず国内電気メーカーのデパート経営が破綻したことを表しています。
台韓メーカーのように、事業の絞り込み、意思決定の迅速化、国家保護という点で微差だった差が市況の激変により大差になったのでしょう。

閑話休題おはなしはもどりまして
シケタン
今日のフリネタは「試験に出る英単語」です。
関東では「しけ単」、関西では「でる単」と略され受験生のバイブル的存在となりました。

以前の受験用英単語集(旺文社の「豆単」など)は、「ソーンダイク式英単語統計表」に基づいて、米国の新聞(英語)などで使われる頻度の高い単語が掲載されていたそうです
また、「豆単」がそうであったように、収録語はアルファベット順で掲載されることが常でした。
日常生活で求められる語彙には隔たりがあり、また学習効率からすればアルファベット順ではなく出題頻度順(ないしは受験における重要度の順)に掲載するほうが望ましいことから、それらの点をふまえ、過去の試験問題を徹底調査し、「最も重要な単語から順番に配列」して出版されたのがこの「試験に出る英単語」だったのです。

同書によれば 「明治35年以降、大正時代を経て 昭和50年の現在に至る約 70 年間の新制大学・旧制大学・旧制高等学校・旧制高等専門学校の入学試験問題を手元に揃え、十数年間にわたって独自の方法で分析調査し整理した結果でき上がったもの」ということです。また執筆当時コンピューターが日常的に使える時代ではなく、著者はこのデータ整理を全て手作業で行われた力技でもあります。

のちに、多くの出版社から、同じような英単語集が多数出版されましたが、この本は受験参考書界のベストセラーとして長く君臨し続けています。著者没後も改訂が続けられ、人気は衰えつつも、いまだに版を重ねていると仄聞しています。

私が思うにこの本は“コロンブスの卵”と同様です。
確かに出題頻度順に英単語集を作ろうという発想は余人ももったのでしょうが、しかしこれって“知ってやらざるは知らぬに及ばず”だと思います。
即ち、「何が問題であるのかと認識している、理解しているのに行動を起こさないということは、それを知らない人よりも劣る」ということです。
そういう点では著者の森先生は、のつけどころがシャープだったのですね!
そしてその行動力に拍手です

ちなみに私の同級生は、大学の英語の試験の出題者の目にこの「試験に出る英単語」が目に留まれば、出題者はその裏をかくはずだ、と言ってこの本を全く無視していました。
でもその同級生の大学進学の結果は惨憺たるものです。
私はいまでも90%以上は大丈夫でしょう、自信あり!


LOVE! Of course, now I'm really craving some sushi・・・.



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今日は有楽町に出没です。

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ところでこの芸人さんは誰でしょう。

という事で今日はガッツリしたもの食べたい日です。
今日のお店は私にとってtoo much for me every timeな「大正軒」さんです。

住所: 東京都千代田区有楽町2-10-1東京交通会館地下1階
電話:03-3201-0147
定休:日曜日

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お店の外観です。

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メニューです。

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本日のオーダー「豚ロース生姜焼き+鶏からあげ定食」@950円です。
待つこと2分で到着です。
いくらなんでも早すぎませんか。

見た目volumyです。
なお私はよくこのvolumy多用しますが、これは英語ではありませんから、念の為申し添えます。
正しくはvoluminousですが、あまりこのような事例では使われていません。

閑話休題おはなしはもどりまして
作りおきかと思いきやそうではないようでした。
それでは実食です。
生姜焼きは、ウ〜ン、味が濃いですね。それに火が通り過ぎています。
唐揚げは、衣が香ばしくて美味しいですが、それ以上の称賛のコメントはありません。

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でもこのキザミ沢庵をご飯の上にのせて、生姜焼きと唐揚げをワシワシと食べるとイケル
のです。これは漢(おとこ)の昼食でしょう。
たまにはこのように腹にガシッとくるものを食べないと弱肉強食の世を亘ってイケません。
こんなに熱く食べる日もあります・・・

それでは(^_-)

続 本郷 ビアンタ本郷

今日は「お岩さん異聞」の話です。
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次男が卒論で「東海道四谷怪談」を書くというので四谷左門町にある「於岩稲荷田宮神社」に付き合いで一緒に行ってきました。正しく申せば次男のゼミでは「東海道四谷怪談」を卒論で取り上げる時には、この神社にお参りに行き、不吉なことがおこらないようにするのが不文律というと大仰ですが、要は暗黙の約束なのです。

私はこのblogで何度でも取り上げている通り筋金入りの墓マイラ―であります。
従ってお岩さんの墓がある妙行寺(みょうぎょうじ)にはすでに2回ほど訪れています。
妙行寺は都電荒川線(ちんちん電車)の新庚申塚駅と西ヶ原4丁目駅の間にある東京都豊島区西巣鴨四丁目にお墓があります。

さらにいえば作者の鶴屋南北の墓は実家の前にあります。それこそ1,000回以上は鶴屋南北の墓は見ています。
これも正しく言えば鶴屋南北の墓があった春慶寺は私の遊び場であり、地元の先輩の元巨人軍の王選手はこの境内にあった珠算塾に通っていたそうですよ。

今回訪れた「於岩稲荷田宮神社」は、鶴屋南北の傑作「東海道四谷怪談」の主人公、お岩さんゆかりの神社として知られています。
歌舞伎や演劇で四谷怪談を演じるときには、於岩稲荷に参拝しなければ祟りがあるという俗信は有名ですが、於岩稲荷に伝わる話はずいぶん違っています。

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このお寺では、寺の境内の縁側にA4版の「お岩稲荷」の資料(copy)がおいてあります。
それによれば、お岩さんというのは怨霊とは無縁であるどころか、非常に健気な女性で、しかも夫婦仲は非常に円満であったとこのお寺の資料に書かれていました。

お岩さんという女性は幕府の御家人、田宮又左衛門の娘で、夫、田宮伊右衛門とは人もうらやむ仲のよい夫婦だったそうです。しかし、家は大変貧しかったので、家計を支えるため商家に奉公に出ました。お岩は日頃から田宮家の屋敷社(やしきがみ)を熱心に信仰しており、その甲斐あって、夫婦の蓄えも増え、田宮家はかつての盛んな時代に戻ることができたそうです。ということでお岩さんは貞女だったのですね。

寛永13年(1636)にお岩さんは亡くなりましたが、お岩さんの信仰によって田宮家が復活したという話は評判となり、近隣の人々は田宮家の屋敷社(やしきがみ)を於岩稲荷と呼んで信仰したのです。享保2年(1717)田宮家は屋敷神の隣に稲荷祠を建立しました。参拝を求める人が増えたので、屋敷を開放して参拝を許可することになり、以来、「於岩稲荷」、「大巌明神」、「四谷稲荷」、「左門町稲荷」などと呼ばれて、家内安全、無病息災、開運、さらに悪事や災難除けの神としてますます江戸の人気を集めるようになったのです。
つまりお岩さんという女性は怨霊のかけらもない人なのですね。

鶴屋南北はかねてから、「於岩稲荷」のことを聞いて知っていました。
お岩さんという女性が死んでからもう二百年がたっています。それなのに今でも江戸で根強い人気かあることに注目したのですね。人気のある「お岩」という名前を使って歌舞伎にすれば、大当たりは間違いない、と見当をつけた南北は台本書きに入ったのです。
お岩さんが皆が信心する様な善人では面白くありません。刺激の強い江戸の人間を呼ぶにはどぎついまでの脚色が必要だったのです。
鶴屋南北は「お岩稲荷」からは「お岩」の名前だけを拝借して、江戸で評判になったいろいろな事件を組み込みました。密通のため戸板に釘付けされた男女の死体が神田川に浮かんだことがあったので。よし、これを使おう。
主人殺しの罪で処刑された事件もあったので、あれも使える。
姦通の相手にはめられて殺された俳優がいたので、それも入れよう。
四谷左門町の田宮家には怨霊がいたことにしようと、江戸の人間なら、だれでも記憶にある事件を鶴屋南北の空想力で操り、脚本はできあがったのです。
しかし、四谷が舞台では露骨すぎます。「お岩」の名前だけ借りれば十分なので南北が付けた題名は「東海道四谷怪談」でした。
この題名で四谷の於岩稲荷とは無関係な創作であることを示すことにしたのです。
天才的な劇作家が虚実取り混ぜて創作したのが、お岩の怨霊劇だったのですね。

文政八年(1825)。江戸文化が最も華やかで、文化爛熟といわれた時代です。
寛政から始まった幽霊物の読み本が最盛期を迎えていました。
果たせるかな、歌舞伎は大当たりしました。お岩は三代目尾上菊五郎、伊右衛門は七代目市川団十郎の「東海道四谷怪談」は江戸中の話題をさらい、以来、お岩の役は尾上家の「お家芸」になったほどでした。歌舞伎がますます於岩稲荷に人気を煽ったのですね。
さらに、「東海道四谷怪談」に出演する役者は於岩稲荷に参拝していましたが、そのうちに上演前に参拝しなければ、病気になったり事故に遭ったりするという話になり、祟りだという話にまでなったのです。しかし、これは「東海道四谷怪談」は暗い場所で演じる上に、大がかりなからくりなどが用いられるので、怪我が多く、それが祟りと結びつけられたのだとされています。

「東海道四谷怪談」を手掛けては天下一品といわれた市川左団次から、「四谷まで毎度出かけていくのでは遠すぎる。是非とも新富座などの芝居小屋のそばに移転してほしい」という要望もあり、明治十二年(1879)の四谷左門町の火事で社殿が焼失したのを機会に、隅田川の畔にあった田宮家の屋敷内に移転しました。それが現在の中央区新川にある於岩稲荷神社で、四谷の於岩稲荷とまったく同体の神社です。その新川の社殿は昭和二十年(1945)の戦災で焼失しましたが、戦後、四谷の於岩稲荷ともども復活して、現在は二つの於岩稲荷があるのです

今回訪れた四谷の神社は、昭和27年(1952)四谷の旧社地に飛地境内社として再興されたものです。したがって、新川の社のほうが本社になるのですが、宮司さんも平素は四谷の社のほうにいらっしゃるようで、事実上、四谷のほうが本社のような感じになっています。
この四谷の神社は、田宮伊右衛門・お岩夫妻の子孫が代々の宮司を務めているとのことです。
現在は、十一代目の田宮均さんだそうです。

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サービス精神が旺盛なために本当に大変長い前フリになりましてすみません。
如何ですか前述の通りお岩さんは貞女の鑑だったのですね。
これにはくりびつてんぎょのいたおどろ!でした。

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今回訪問して別の意味で驚いたのは「於岩稲荷田宮神社」の宮司さんがとても親切だったことです。
次男がお守りを買いたいと申し入れたところ、本殿内部まで入れてくれてご神体へのお参りまでさせていただきました。
そこには「東海道四谷怪談」を上演する前の安全祈願に訪れた数多くの芸能人のお供え物が櫛比していました。
したがってそこで同様にお参りした私達の気分は、芸能人そのものでした(笑)

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さらにお言葉までいただきありがとうございました。
一応この4枚を選びその内一枚を自分用、内一枚を奥様用に選び持って帰りました。
という事で今日から我が家は、家内安全、無病息災、開運の日々が続くという薔薇色の暮らしが始まります、ご利益(りやく)、ご利益(りやく)・・・

その後所用があり次男と別れた私は本郷に現れました。
という事で今日は前回年中無休だったのに社内研修で臨時休業だった「ビアンタ本郷」さんに再訪です。

住所: 東京都文京区本郷4-2-1 芙蓉堂ビル2F
電話:03-3816-5466
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

本日のオーダー「渡り蟹のスパイシートマトソース+ケーキセット」@1,020+@520=1,540円です。

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待つこと14分で到着です。
見た目美スパです。

それでは実食です。
ウン、これは美味しいですね。
渡り蟹のダシがしっかりと効いていています。
ちょっとhotな味わいも高評価です。
食べ進んでいくほどに渡り蟹のエッセンスがしっかり感じられて美味しさが増してきます。
折角ですので、上に乗っている渡り蟹を食して見ました。
意外でした、肉がギュッと詰まっています。
これはイケますネ。
大満足の一品です。

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食後のティラミスです。
これはなんとvolumyな一品です。
マスカルポーネチーズは美味しいのですが、私の好みはもっとリキュールが効いたティラミスです。
ティラミスは大人のドルチェなので宜しくお願いしたいものです。
ということでマスカルポーネチーズの独壇場のティラミスでした。
でもそれなりに美味しかったですよ。

それでは(^_-)

日本橋 つじ半

今日は「本当にクリビツ」の話です。
実は私のblogは纏め書きです。
普段の帰宅は、ほとんど0時過ぎです。さすがに疲れているので帰宅してからblogを書く気にはなれません。
したがって週末の土曜日に一気に書き上げるのです。
ちなみにある週のblogの内容が暗いとか面白くない(いつもかも?)という時は、私のtensionが低いためです。
これは纏め書きの弊害です。

大体4時に起床して書き始めます。6時過ぎには一話の前半部(蘊蓄part)を書き終わります。その頃になるとお腹が空いてくるので、近所のファミレスに出向きます。
そこではその週の一週間の日経新聞の気になったスクラップ記事の纏め読みをします。
さらに今週の仕事の懸案事項の整理や来週の仕事の段取りの再確認をします。その後にはFBや私的mailのチエックをしたりしていて結構あわただしく過ごしているのです。

ファミレスは当初は▲▲▲さんにしていたのですが、そこは早朝だというのにグループ客が多くてうるさいので△△△さんに変えたのです。
ここは100%個人客なので落ち着いて上述の仕事?作業ができるのです。
しかしこのファミレスはホールスタッフさんがピリッとしていなく、しかも店内に不潔感があります。
新人スタッフさんならピリッとしていないのは仕方がないなと思うところなのですが、残念なことにここは全員がベテランさんなのですね。多分低位安住してしまったのでしょう。店内の不潔感は食事をするところですので好ましく思っていませでした。

そんなファミレスがつい最近アンケートキャンペーンを始めました。
アンケートキャンペーンの手順は次のようなものです。
まずその日に会計をすると、その会計の際のレシートにアンケートキャンペーン用のID numberが印刷されています。自宅でPCからファミレスのアンケートwebに入りID number を打ちこむと、アンケートコーナーが起動しますので、そこに書かれている30位の質問に答え、最後にお客様の声コーナーを書き込みそこで終了です。そして送信ボタンを押下します。すると間髪いれずに食事が割引になる番号がweb上で付与されるのです。
その番号をその日のレシートに書き写して、次回来店時に持っていくとその割引サービスが受けられるのです。
なんてたって20%割引ですからこれは魅力です。
私はケチではないのですが、このようなちょっとした努力で安くなるのは大好きなのです。具体的に言えばマイレ―ジの類(たぐい)の様なものですね。

とある日、特にお店の不潔が目に付いたので、以下の様なお客様の声を書きこみました。
なお私はclaimerみたいな粘着質な暇人ではありませんので、そのことを念頭においてお読みください。

前文略 

大事なことはこのような瑣末なことに店長にはとことんこだわって欲しいのです。
staffは、清潔な職場で、よい仕事をして、よいサービスをして、お客様のCSをあげることで職場がよくなる、待遇もよくなる、そうなってくると自分の仕事に生きがいもてるようになり、副次的にprideも育ってきます。
そういう意味で清潔はstaffとお客様とのラポールの嚆矢だと思います。
職場を清潔にすることは、精神を鼓舞するときています。
さらに申せば清潔にするという行為は集中力を生みます。

私は△△△さんのような飲食業界とはまったく関係ない人間です。
ただ休日の朝は△△△さんで朝食をとりながら、懸案事項のモヤモヤを整理しているだけです。
そのためにはこの△△△さんのサービスが良くなることを望んでいます。
それ以上それ以下ではありません。

そういう意味では、私が頻繁に訪れる◆◆◆の店長にはもっともっと、いかにすれば◆◆◆店が良くなることを考えて改善してほしいのです。
冗談でなく、それこそ24時間、寝ている間も、ひたすら◆◆◆店を良くすることだけ考えていて欲しいのです。
改善のノリシロはたくさんあると思います。

Hope warm service reaches every guest!


というような内容です。ちょっと最終paragraphは突っこんでしまいましたが・・・
このアンケートをだした翌週にいつも通りに出向くと、なな何と半日臨時休業のお知らせがありました。
よくよく眼を凝らすと店内清掃の為の休業のようです。
スタッフさんに事情を聞いてみますと、本部からの緊急指令とのことです。
まさかとは思うのですが、偶然の一致ではないでしょう。
これは必然ですよね。

そして店内清掃の行われた翌週に件(くだん)のファミレスに出向きますと、店内は見違えるように綺麗に変貌していました。さらに私が今までお客様の声で提案していた改善案が全部、本当に全部採用されていたのです。
何という実行力なのでしょうか、これには本当にくりびつしました。
このファミレスの本部はすごいですね。
私は今後 “ファミレスはこの△△△さんしか行かない事”を本日高らかに宣言致します。

久々にスッキリしました。こういうのをまさにcatharsis(精神の浄化作用)っていうのでしょうね。しかしMBSは何でこのような愚鈍な記者に質問させたのでしょうかね?



今日は日本橋に出没です。
歩いていたら行列ができていたお店がありました。
日本橋ではめずらしいなと思っていたら、気がついたら行列の最後部に並んでいました。
ということで今日のお店は日本橋海鮮丼「つじ半」さんです。

住所: 東京都中央区日本橋3-1-15 久栄ビル1F
電話:03-6262-0823
定休日:日曜日

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お店の外観です。

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メニューです。

本日のオーダー「ぜいたく丼」@980円です。
このお店は今年の9月にできたばかりのお店で、行列のラーメン店チェーンの「つじ田」と、これまた行列の天丼店の「金子半之助」がコラボして作ったどんぶり専門店だそうです。だから店名が「つじ半」ですか納得です。

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しかし久々に並びました。
行列の最後尾についてからこの丼を頂くまで40分ですか、疲れますネ。

店内は薄暗くspot照明を効果的に使って高級感を醸成しています。
本当に気分は高級割烹です。
板場にはいかにも寿司職人というオーラを前面にだしている店長さんが、まるで能役者の所作のような立ち振舞いで、調理をしています。
といっても予め作りおきしてある海鮮バクダンを椀に盛るだけですがね。

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まず最初に卵黄入りの醤油とガリが出されます。

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そしてしばらくしてから鯛の刺身と海鮮丼の着丼です。
丼の中身は、鮪、烏賊、ハマチのぶつ切り、小海老、ホッキ貝、ホタテ、数の子、いくらですか、正直中身は良く分かりませんでした。

味ですか海鮮バクダン=Hotchpotch(ごった混ぜ)ですから良くつかめません。
全体に不味くはないと思いますが美味しくもありません。
さらに正直に申せばdefaultの醤油が少なすぎます。
そのために魚貝類の脂のくどさが全面にですぎて後半は食傷気味になりました。

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海鮮丼を食べ終わると店内の食べ方解説の通りに「鯛茶漬け」が供されます。
私は食べ方の解説(鯛の刺身は2切れ残し)から少し逸脱して、鯛の刺身を3切れ残して、ご飯を少なめにしてもらい出汁をもらいました。柚子をすって香り付けしてくれるあたりは手が込んでいます。この鯛茶漬けは美味しいですね。これは高評価です。

全般を通してですが、このお店のような妙な緊張感の中で食事をするのは好きではありません。
特にこの店長が自己顕示のためか店員さんにぞんざいに指示するのは“お里が知れるよ”的な感覚で、見ていて心地よいものではありませんでした。

このようなお店は私の様なガサツな下町っ子にはあいません。
多分お店の方も、私の様な味音痴には来て欲しくないと思っているでしょう。
@980円もだすなら、もっとほっこりする様なお店で食事をしたいものです。
このお店は、一度だけならでせう・・・

それでは(^_-)


続 本郷 せんごく

今日は「ご近所の有名人」の話です。
大貫さん
ご近所の有名人と言えば一億円拾得事件の大貫久男さんでしょう。
この事件は、1980年4月25日、トラック運転手である大貫久男さんが東京都中央区銀座3丁目の道路脇で現金1億円入りの風呂敷包みを発見し、拾得物として警察に届け出ました。
しかし落とし主が現れなくて、最後には自らのものになりました。
所得税3,400万円は差し引かれたものの最終的に6,600万円を受け取ったという昭和の下町のlucky manです。

そうなのです、当時大貫さんの住んでいたアパートは、小学校の友人のアパートと一緒でしたので、この事件報道を知るやいなや見に行ったのです。
現場は犯罪を犯した人の家かと思えるくらい騒然としており、とても近くまで行ける様な雰囲気ではありませんでした。しかしその当時一番hotな話題の現場に触れることができた喜びで満足して帰ってきたのです。

この事件が世間から忘れ去られた頃、どこで読んだかは正確には思い出せませんが、どこかの病院の待合室に置いてあった「アサヒ芸能」か何かに、この一億円の落とし主のinterviewが載っていました。
落とし主は裏街道の人でこの事件の熱(ほとぼ)りがさめたという但し書きで始まる顛末話でした。
さすがに完璧には覚えてないのですが、かいつまんで記してみます。

まず当該の一億円は不正なお金でmoney launderingする必要があったという、お金に色は付かないのですが、いわゆるblack moneyだったとのことです。
早朝この風呂敷に入った大金を持って新橋方向に歩いていたら、尿意を感じたので風呂敷を道路際のゴミの山の上において露地で放尿していました。
すると落とし主にとって運が悪いことに、この風呂敷目がけて走って来た人がいました。
まさか持っていくことはないよな、と気にしながらも放尿していたところ、その走って来た人はその風呂敷の中身を一瞥するやいなや手に抱えて、速度をあげて走り去ったそうです。
それをみていた落とし主は、放尿の途中ではあったのですが、一物をズボンにいれジッパーも締めずに、その走り去った人を追いかけたのです。
しかし手に抱えて持っていった人は、はるかかなたに行ってしまいどうすることもできなかったそうです。
地団太を踏んで悔しがったのですが後の祭りでした。
その夜TVを見て、その走り去った人が大貫さんだったということがわかったのでした。

この落とし主は、大貫さんがmediaに対して拾った拾った、というけれど、ゴミの山の中から一億円の風呂敷を見つけるのは、走ってきた人にはできないだろう。それも瞬時にだぜ。要は遠くから一部始終を見ていたんだよ。だから正しくは拾ったのではなく、置き引きなんだ。大貫さんがしたことは、犯罪行為だ。
世が世なら出るとこ出て訴えたいところなんだけど、こっちだって訳ありなので、出れないものは出れないという事で、仕方なく目をつぶったのさ、と語っていました。

私はこの記事を見て、彼の顛末話の嘘真実は別にしても説得力あるなぁ、と思ったものです。
依然この事件の真相は、藪の中ですので宜しくお取り計らい下さい。

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今日の私は、法的な打合せがあって下町にまいりました。
それに便乗して東京スカイツリーにshopping行きたいというので、奥様と次男も車中の人となりました。
要は私は運転手です・・・
その後本郷に移動しました。

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折角ですので本郷散策です。

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東大赤門です。
東大の合格発表だけですね、発表の帰り路に全身で喜怒哀楽を表すことができるのって。
いつか東大の合格発表の日に、人目も憚らず号泣しながら歩いていた女子学生をみかけました。
合格の紙袋を持ってなかったので多分不合格だったのでしょう。
私の大学で同様のことをしたら、石をなげつけられるかもしれません・・・

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樋口一葉がこのお寺の脇にすんでいたという法真寺さんです。
お寺の説明文です。
明治9年(1876年)、樋口家は当山の東隣に越してきました。現在は境内地手前の駐車場になっている場所に「桜木の宿」はありました。木造倉庫がついていた45坪もあった家でした。この時は、姉のふじも最初の嫁ぎ先から戻ってきており、両親、二人の兄、そして妹と、家族全員がそろっていて、父親の則義の事業も順調で、経済的にも家庭的にも最も恵まれていた時代だったのです。

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落第横町通りです。
「落第」の名前がどうにも気になって仕方が無いので入ってみましたが、何の変哲もない寂れた路地に古びた店がしょんぼり残っているだけでした。
この通りそのものが「商店街」として文字通り落第したのでしょう。

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東京都指定文化財の求道会館です。
洋風建築かと思いましたら内部は和風のお寺だそうです。
設計は京都大学建築学科の創設者「武田五一」先生です。

本郷館

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本郷館さん跡です。
東大生の下宿屋さんでしたが、裁判の結果、取り壊しが決まったそうで、なにかマンションのようなものが建築中でした。


今日は前回お邪魔した「ピアンタ本郷」さんに伺いました。
ところが「ピアンタ本郷」さんは年中無休なお店なのですが、この日だけは社員の研修旅行で臨時休業でした。
これは珍しいですね、私はこういう日は逆についていると決めつけるので、全然落ち込まず、次の候補店に踵を返したのです。
ということで、今日のお店は、な何と7年ぶりの再訪の洋食屋「せんごく」本郷店さんです。

住所: 東京都文京区本郷4-2-1 芙蓉堂ビル2F
電話:03-3816-5466
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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私のオーダー「ビーフシチュー」@980円です。
湯気を汽車のように立てながらグツグツと運ばれてきました。
デミグラを前面に出していてまずくはないですが、お肉がすくないですかね。
最後に残ったソースをご飯にかけていただいたらしっくりときました。
まずまずです。

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奥さんのオーダー「ステーキハンバーグ@200g」@980円です。
このハンバーグの肉の粒は、通常のハンバーグよりも大きいのです。
したがって肉の味が濃く感じられます。
絶賛するほどの美味しさではないのですが、イケました。

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次男のオーダー「トロトロオムライス」@850円です。
濃厚でなくサラサラなデミグラスソースなのでさっぱりとした感じです。
卵はトロトロですが硬めのところもあります。
ご飯はバターライスなので味が淡白です、これは後半に飽きてきます。
今一ですね。

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デザートの「焼き立てワッフル」@380円と「ジェラート」@380円です。
これは特筆するものはありません。

どうでしょう、全体を敷衍していいますと、コスパ相応だといってよいでしょうか。
ちょっと奥歯に物がはさまったような言いかたになってごめんなさい。
後は行間を読んでください。

それでは(^_-)
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