今日は「危機一髪」です。
危機一髪とはひとつ間違えば、非常な危険に陥ろうとする瀬戸際の事です。
髪の毛一本ほどのわずかな違いで険や困難に陥るかどうかの、きわめて危ない瀬戸際をいいます。
Do you understand?

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前回の東京オリンピックの時にイギリスのスパイ映画が大ヒットしました。
その映画とはショーン・コネリーが演じるジェームズ・ボンドがイスタンブールとベニスをまたにかけて、犯罪組織スペクターの殺し屋達と戦い、最後はお約束の美女とねんごろになります。この映画ではロシア人の美女でしたね。
そのラストシーンに朗々と流れるのがマット・モンローの歌う「ロシアより愛をこめて」でした。
この曲は、激しい戦いの末にたどり着いた美しい水の都の風景と見事にマッチして世界的な大ヒットとなったのです。この映画の題名は「ロシアより愛をこめて」ではありません。
正しくは「007/危機一発」です。ここでハタと手を打った貴方は極めて優秀です。
そうなのです。ここで始めてふりネタにつながるのです。

実はこの邦題は正しくは「007/危機一髪」なのですがユナイト映画の宣伝部の錯誤で「007/危機一発」としてしまい、今更変えられないのでそのままにしたようです。
しか〜し私はそうは見ていません。
実はユナイト映画の宣伝部は番宣できたジェームズ・ボンドがヅラだった事を偶然にも知ってしまい、そのために敢えて「一発」ではなく「本当は一本の髪の毛もありませんよ」と言う意味で「一髪」にしたのに違いありません。
多分、この経緯はユナイト映画間内での極秘事項ではないかと臆断しております。

「刷毛に毛があり、禿げに毛がなし」と昔の江戸っ子は禿頭を茶化していました。
実は私の家系は禿頭の血筋なのです。ちなみに両祖父はツルッ禿げでした。
父は若いころは毛がふさふさとありましたが、晩年はススキの草原が頭一面に広がり爽やかな高原の雰囲気を醸していましたのでこれまた遺伝のなせる業(わざ)です。
私は大台が見えてきましたが、今のところはその心配は無用の様です。
しか〜しあんで男性はハゲを嫌がるのでしょうか。
ソフトバンクの孫社長のように、髪の毛が後退しているのではない。 私が前進しているのである。
ハゲは、病気ではなく、男の主張である。
ジョブズさんみたいに、死んで神にならず、生きて髪になってください、みたいな「ハゲの切り替えし」にセンスは感じますが、所詮負け犬の遠吠えであります。
で〜もたまにハゲになって笑われる夢を私も見ます。
「我が髪よ、我が髪よ、どうして私をお見棄てになったのか?」はマタイ伝ではなく、昭和の爆笑王名人林家三平師匠のネタでした。
ハゲのメリットは毛がないだけに怪我ない、は私のつぶやきです。
皆様も「危機一髪」にならないよう、ヘアケアには充分に注意しませう。

締めはやはりこの曲です。



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今日は打合せがありアサヒビールタワーに参りました。

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打合せが終わり、いい時間になりましたので浅草で夕食をとりました。
今日のお店は「餃子の王様」さんです。

住所: 東京都台東区浅草1-30-8
電話番号:03-3841-2552
定休日:火曜日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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お店の惹句です。

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メニューです。

今日のオーダー「餃子+半ライス+ザーサイ」@400+@200+@350=970円です。
下町っ子ですからこのお店にもかなり来ています。
しか〜し来ていたのは不純な動機だったのです。
当時大学生だった私はたらふく飲んだ後に、このお店に来ては餃子ではなく白乾(パイカル)で締めていたのです。アテはザーサイでした。
当時の白乾はアルコール度数が40度近くあり、これをカポンカポンと飲んでいますと、まさに奈落の底に落ちていくような感じになるのです。
まさに「カ・イ・カ・ン」なのでした

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与太話はほどほどにしましてまずは調味料の面々のご紹介です。
ここらへんの景色は昔と変わりません。

待つこと10分で今日のオーダーが全部そろいました。
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まずは名物の餃子です。
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表面パリパリで具がたっぷり入っています。
特に焼き目が付いている部分は画像の通り硬めです。
いわゆる外硬内柔であります。
そして、中の餡はニラなどの野菜のみです。
それが細かく刻まれており、噛むと野菜の甘みがあふれでてきます。
しか〜しそれは熱々の状態の時だけです。
今日みたいにすこし置き冷ましの状態になりますと、その味は半減します。
「焼いたら即出す」を励行していただきたいものであります。

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ザーサイは浅くつかっていて私の好きな味です。
昔はこれさえあれば白乾を鯨のように飲めたのです。
いわば私の青春の蹉跌の味なのです。
プチ恥ずかしい・・・

そうそう私の前の中年カップルが怪しいのです。
話しぶりから金融関係の会社の同僚の様ですが、その実「不倫」でしょう。
男性の落ち着きのない事ない事笑えました。
私と目が合っている女性が、私のことを誰かに似ている、とその男性に言ったみたいで、言われたその男性は慌てて私の方を振り返りました。私は間髪入れずに睨み付けましたら、その顔にまぎれもない驚愕の色が浮かんでいました。
多分会社の誰それと錯覚したのでしょう。
帰りしなに壁にかけてあった傘を落としましたら、思いのほか大きな音がしました。
するとくだんの男性は椅子から飛び上がって大いに驚いていました。
そんなにビビって浮気してどうするのでしょう。
このようなナヨナヨしている男性をみていますと、背中に思いきりケリをいれたくなります。勿論していませんから。
なにか浅草に来ますと、気持ちが若いころに戻るようです。
で〜もこの不倫カップルにはかなり楽しめました、ハイ。

それでは(^_-)