今日は「四谷から紀尾井坂まで歩く」の話です。
今日は所用で四ツ谷に出没です。
折角四ツ谷に来たのなら、大久保利通の暗殺現場、紀尾井坂まで行ってみようかなと思っていたら自然と足がその方向に向かっていました。
為念、紀尾井坂までの行き方をnetで調べたら四ツ谷駅から上智大学、ニューオータニと行ったrouteが迷うことがないみたいなのでそのrouteをtraceしてみることにしました。

IMG_5613

IMG_5614

IMG_5612

IMG_5615
四ツ谷から上智大学脇の遊歩道です。
私が大学生の頃は上智大学を“鷲の大学(校章が鷲の為)”といって小馬鹿にしていたのですが、いまじゃ“Sophia(知恵の大学)”ですからね、隔世の感があります・・・

IMG_5617
ホテルニューオータニです。
私ども夫婦が華燭の典をあげたホテルでもあります。

さら〜に個人的には『007は二度死ぬ』でジェームス・ボンドがトヨタ2000GTでホテルニューオータニの構内を疾走したsceneが鮮烈な思い出となっています。


IMG_5621

IMG_5623

IMG_5622
大久保利通公哀悼碑です。

IMG_5620
午前8時、家族・書生に見送られて裏霞ヶ関の私邸を出発する時、いつもは大人しい娘がぐずってなかなか出発できなかったと言われていますが、そんな娘を落ち着かせて二頭立て馬車に乗り込んで赤坂仮御所を目指したのです。
この先はいつも通っている通勤コースを進みました。
その途中に紀尾井坂があったのです。
本来なら紀尾井坂を進まない方が近道なのですが、その為には赤坂見附を通る事になります。
利通は「赤坂見附付近は人が多くて危険だ」と言うことで人通りの少ない紀尾井坂を選んでいたのですが、逆にこれが仇となったのでした。

午前8時30分頃、紀尾井町一丁目(清水谷)に差し掛かった時、書生姿の男が二人、摘んだ様な花を持って道に出てきました。
この二人をやり過ごした後、また別の二人(長漣豪と脇田巧一)が同じ様に花を持って馬車の前に姿を現したのです。
利通の馬車の芳松は馬車から降りて前の二人に道を開けるように言いますが、それを無視して片方が隠していた長刀で馬に斬り付けますが失敗。
驚いた馬が走り去ろうとし、それをもう一度刀を使って馬車を止めました。

その騒ぎが起った直後に馬車の後方から島田一郎・杉村文一ら四人の男が馬車を襲います。この四人は手に短刀を持っていました。
まずは芳松が四人に襲われ二度斬り付けられますが、すぐに逃亡し、近くの北白川宮邸に助けを求めに行きます。
御者・中村太朗が異変に驚きながらも馬を走らせようとするのですが、斬り付けられた馬が進まず馬車から飛び降りた所を肩から斬られて絶命。

その直前まで書類を読んでいた利通は異変に気が付いて逃れようとして左の扉を開けました。そこにはこの襲撃のリーダー・島田一郎が立っていたのです。
一郎は開いた扉に手を掛けて素早くこじ開けます。利通が「無礼者!」と叫ぶと同時くらいに利通の右腕を左手で掴み、右手に持った短刀でその眉間から目に至る部分に斬りかかりました。
そして振り下ろした短刀を素早く腰に突き刺したのです。

その直後、右の扉から他の暗殺者たちが利通に斬りかかり、身体を馬車の外に引きずり出したのでした。
それでも利通は立ち上がります、しかしメッタ斬りにされて最後は喉に短刀が突き刺されたのでした。この短刀は地面にまで達していたそうです。大久保利通47歳。
御者・中村太朗の喉にも同じ様に短刀が突き刺さっていたのでした。

しばらくして助けを求めに行った芳松の報告で警官が現場に駆けつけると、島田ら六人はそのまま赤坂仮御所に出頭し自首したのです。
彦根の歴史ブログ(『どんつき瓦版』記者ブログ)より転載

紀尾井坂の変
大久保といえば冷酷な独裁者、陰険な策謀家のイメージが強くいわゆる典型的なmachiavellist(目的達成のためには手段を選ばない人)と見られていました。
したがいましてこの遭難の報に接した郷里鹿児島では心ない反大久保の人達が赤飯を炊いて喜んだというような異聞もあります。

大久保は非常に泰然とした極めて常識人でかつ清貧な政治家でした。
大久保の死後、明治政府の頂点に立ち、権力をほしいままにしていた人の財産だから、さぞかし大層なものだろう、と誰もが予想していました。
ところが、あったのは現金がたったの500円(現在の金額で約2千万円)。それどころか借金が6,000円(現在の金額で約2億4千万円)もあったといいいます。
それもすべて不足した公金を補うための自分名義の借金だったということでした。
その残財の為に、遺族は路頭に迷うことになりかけたのですが、さすがにその借金を請求するものはいなかったそうです。
思うに舌鋒するどすぎる論理的な口跡が世の中の人々に大きな誤解をあたえていたのでしょう。

当時この付近は寂寥を極め、坂の両側には夏草が茫々と繁っていたそうですが、大久保はどのような思いで自分の最後と向き合ったのでしょうか・・・
史跡を訪ねる楽しさはこのような過去と現実の交錯の世界に浸れることなのです。


実写スト供船汽ット編〜
ストリートファイター2のパロディ。世界にあるゲーム内ステージと同じような場所で撮影しているのがすごい!



今日は神田に出没です。
神田っていえば最近行っていないなぁ、と私がいえば、皆様ご存じ、当ブログ最多出場の「石川亭」さんです。

住所: 東京都千代田区内神田1-5-6 小山第二ビル1F
電話:03-3291-3158
定休日:日曜・祝日(ランチ予約不可)

IMG_5630
お店の外観です。

IMG_5637
店内の雰囲気です。

IMG_5631
メニューです。

本日のオーダーは「本日のランチ」@1,100円です。
内容は前菜、ミックスフルーツのサラダ仕立て、主菜、牛・豚・春キャベツのハンバーグ デミグラソースです。

IMG_5632

IMG_5633
前菜のミックスフルーツのサラダ仕立てです。
フルーツはバナナ、キウイ、ピーチです。
これを絶妙のドレッシングで和えています。
これはフルーツのorchestrationです。
それぞれのフルーツの美味しさを最大かつ効果的に引き出すことを突き詰めた一品です。
付け合わせの野菜もよく冷えていてedgeが立っていて結構ですね。
とても美味しいです。

IMG_5635
主菜の牛・豚・春キャベツのハンバーグ デミグラソースです。
この料理はこのお店で一番好きな料理です。
まずこの肉は味わいが深くとても美味しいです。
とくにハンバーグ内部の随所にあらわれる春キャベツが程よく甘いのでふくよかな味わいになっています。
今日のデミグラソースはシャープです。
春キャベツの甘さを際立てるためでしょうか、このようなせめぎ合いはwelcomeですね。
大満足の一品でした。

それでは(^_-)