今日は「キラキラ橘商店街(旧橘銀座)」の話です。
キラキラ橘商店街
昔々東京の下町、京島に華やかな大商店街がありました。
奇跡的にも戦災にもあわなかったため昭和の息吹を完璧に残していました。
どうでしょう通算1,000回以上はこの商店街には訪れています。
平成になって札幌転勤から戻ってきたら、すっかり寂れてシャッター通りになっていたのは、驚いたのと同時にとても寂しく感じました。

今日はこの商店街に次男ともに訪れました。
宜しかったらお付き合いください。

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まずはマンモス公園です。
高さ6m滑り台は城東地区最大だと記憶していました。
でもこのようにあらためて訪れるとあまり大きくないなぁっていう感じですかね。
当り前ですよね、子供だったので背も低かったし、それに滑り台を仰角で見上げていましたもの。
でもこの急角度の滑り台は、手を放して滑り降りると真中の段差のところで大きく弾んで滑り台から飛び出てしまうので、それはそれは命がけで滑っていたものです。
そうそう弟が幼稚園の年中になると、弟はこの公園がお気に入りとなり、よく連れて行って、と哀願されました。するとまだオシメがとれそうでとれない妹がそれを聞き付けて、一緒に行きたい、と駄々をこねるのです。
正直オシメを変えるところを友人に見られるのが恥ずかしくて、私は妹を置いていこうとするのですが、感がいいというのか必ずそれを察知して母親に聞こえるように大泣きをします。すると母親がえらく怒って、長男だからしっかりと妹の面倒見なさいと、叱られて仕方なく、お豆だからね、といって連れて行ったのですが、何故かそういう時には必ず持っていったオシメが役にたったのでした・・・

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キラキラ橘商店街入口です。

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キラキラ橘商店街案内板です。

それではお店の紹介です。お店によって知悉の浅深があります。

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「一五八青果店」さんです。
あまり記憶にはありませんね・・・

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タコ焼き・鯛焼「こんこん」さんです。
ここもあまり記憶にはありませんね・・・

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「大国屋」さんです。
ここのおでん種は我が家ではおでんを作るとときにはここの種ものは必須でした。
私はここのウィンナー揚げはが大好物でした。
ここのスリ身は魚を築地で仕入れて、店内にて石臼で挽いてつくるというコダワリのものです。このお店は次男の竜太さんが跡をつぐようで、私の未来の孫もここの味が楽しめることができそうです。

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「鳥よし」さんでも総菜は良く買いましたね。
揚げたてのものはその場でたべると、美味しかったように記憶しています。
特に唐揚げは美味しかったなぁ!

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「ハト屋パン店」さんです。
TVでこの商店街をとりあげると必ず出演するという、そういう意味でTV局側としてはイジリ易いパン屋さんのようです。個人的にはなにもここでわざわざ買わなくてはという感じのお店でしたね。パン屋さんにしてはちょっと衛生面では?マークがついてしまいます。
たまに猫がショウケースの中で寝ていましたもの・・

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「ぺロケ」さんです。
母親の休憩所でした。
甘味が美味しかったですね。

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「くるみ」さんです。
「鳥正」京島店さんの戦略的な橋頭堡(きょうとうほ)店さんです。
実は「鳥正」京島店さんは全く知りませんでした。
というのも我が家はいつも「キラキラ橘商店街」の錦糸町口から入るのでグルメシティ京島店(旧ダイエー)まで来ると引きかえしていました。そのために我が家にとって「鳥正」さんとのお付き合いは錦糸町口の入口近くにある本店だけでだったのです。今日「鳥正」京島店さんは「キラキラ橘商店街」の惣菜の頂点らしいですね。
メニューは50種類以上で、特に「チキン餃子」は一日に150個も売り上げるメガヒット品になっているようです。
ちなみにご主人は墨田区のカラオケチャンピオンだったそうですよ。
長男亮さん、次男夏樹さんともども跡を継ぐようなので、私の未来の孫もこのお店(「鳥正」京島店&「くるみ」)の味は楽しめることができそうです。その前に私が食べてみなくては・・・

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最後はモツ焼「きくのや」さんです。
ここでは結構飲んでいます。当時のモツ焼きは安いことは安かったのですが、味もそれなりのものでした。最近では塾帰りの子供達が買い食いにくるそうで、味も変わったのかもしれませんネ?

ということで「キラキラ橘商店街」のプチ紹介でした。
全国の商店街はここ同様にシャッター通りに変貌していますが、「キラキラ橘商店街」だけは下町のド根性で何とか再生してほしいものです。そして昔みたいにワクワクしながら買い物できる日が来ることを切望しています。
頑張れ「キラキラ橘商店街」、「スカイツリータウン」なんかに負けるな!です。


今日のお店は飛び抜けて美味しいケーキ屋さんが「キラキラ橘商店街」にできたというので折角ですので立ち寄りました。今日のお店は「オー・デリス・ドゥ・ケンジ(AUX DELICE DE KENJI)」さんです。

住所: 墨田区京島3−19−4
電話:03−3612−4679
定休日:水曜日(不定休有り)

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お店の外観です。
「オー・デリス・ドゥ・ケンジ(AUX DELICE DE KENJI)」というのは日本語で「健志のおいしいもの」という意味だそうです。
ご主人の堀健志さんは仏蘭西で厳しい修行をつんだ本格派パティシエだそうです。
その実力は如何?

店内は写真撮影禁止でしたので店内画像はありません。
でも店内では、このお店のdouble angel、とても可愛い湖麦(こむぎ)ちゃん、藍月(あずき)ちゃんの両娘さん達には会うことができましたので、はるばる遠方から来た甲斐がありました。

今日の買い求め品です。

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#フロマージュ@380円です
これはマイルド感が横溢していて美味しいですね。

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#ティラミス@4000円です
濃厚な味です。ティラミスはかなり食べ歩いていますがこの味はtop-levelです。
ほのかなリキュールが味を深めています。全般的に味が深くて食後の余韻が長く続く優れもののケーキです。

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#サラバン@420円です
これは新商品です。生クリームもよし、アルコールシロップによる濡れ具合もよし、パンもよしで、いうことのない美味しさですが、ご主人がいっていたとおりアルコール、多分ブランデーがかなり入っており驚きました。
仏蘭西人ってこのようなサラバンを毎日たべているのかなと遥か遠く仏蘭西に思いを馳せるとともに羨ましさを感じました。

それでは(^_-)