今日は「そうだったんだ其の九」の話です。
#モンゴル人はジンギスカンを食べない。
北海道では三人集まるとジンギスカン、と言われている。羊の肉を特製のタレに漬けて帽子のような形をした鉄の鍋で焼く。モンゴル料理といわれているが、モンゴルにはこんな肉料理はない。ありえないのだ。何故なら遊牧民は肉を焼いて食うことはない。
モンゴル人の羊の食い方で一番有名なのはジュースという羊鍋で、これは肉も臓物も血も一緒に煮る。味は岩塩のひとかたまり。シンプルだけど草原の草だけ食べて成長した羊だからとにかく肉そのものがうまい。いや内臓もうまいし血もうまい。
遊牧民にとって羊などの家畜は財産でもあるから乳加工製品(ミルクやバター、チーズなど)はいっぱい作っているが動物の肉はそんなに食べない。家畜を殺して食べてしまっては自分の財産を減らしていくことになるからだ。この考えは徹底していて肉を焼くと油が火に流れて落ちてしまうので鍋にして逃がさず人間の栄養にしようと考える。だから「ジンギスカン」料理の発想はない。あの「ジンギスカン」は日本人だけが食っているモンゴル料理というわけのわからないものになる。
#中国人は焼き餃子を食べない。
あるときそういう高級レストランで怒っている日本の親父を見た。日本の親父というのはパリやニューヨークではそんなことはしないが、中国や韓国などではよくえばっているのを見る。何を怒っているのかと思ったら「焼きギョーザがなぜないのだ!」と怒っているのであった。何度か行っているうちに知ったのだが、中国におけるギョーザはがギョーザか蒸しギョーザが普通で、焼きギョーザを店で出すことはまずない。
なぜかというとスープにしたり蒸して出すギョーザの余ったやつを翌日焼いて「まかない食」のようにして食ったのが焼きギョーザであったからだ。つまりは焼きギョーザは残り物の処理料理ということになる。しかも中国の人にとってギョーザは主食の範躊に入るから、焼きギョーザをオカズにしてゴハンを食べる日本人は「うどんをオカズにしてソバを食っている」ようなものらしい。なにごとも文化が違うところではそこのやりかたに従っておいたほうが無難のようである。
「玉ねぎフライパン作戦」椎名誠著より転載
なるほどですね。
Netで調べてみたら日本に水餃子より焼き餃子が広まったのは、終戦時、満州から日本に引きあげていった日本人が餃子を焼いて食べていたからだそうです。
だから、餃子は焼く食べ物という観念が定着したとされています。 その引きあげていった日本人も満州にいた頃は水餃子を食べるのが一般的だったそうです。
そう言う意味で、 満州から引きあげていった日本人が、水餃子を焼くようになった理由は、多分ですよご飯が主食だったので、水餃子も食べていたらW主食になるので、焼いたのではと思うのですがね。違いますかね・・・
話は飛びますが関西の方はうどん玉自体がおかずで汁がお吸物なのですね。
即ちご飯が主食でうどん玉がおかず、汁がお吸い物という構成です。だからうどん定食が定着しているのでしょう。
関東でのうどん定食はご飯とうどんというW主食の構成です。したがってうどんではお腹が物足りない時にご飯も一緒に食べているのです。
このように主食とおかずの関係は日本国内でも地域性があるので、海外ともなればさらにその違いが際立ってくるのでしょうね。
ちなみに私が高校の時、剣道をやっていたせいかいつも似非飢餓状態でして、良く頼んでいた昼食は、チャーハン(ご飯)、勝丼(オカズ)、味噌ラーメン(お吸い物)でしたので主食、おかず、お吸い物と明確に分けていました(笑)
プロ野球珍プレー・好プレー集(10月編)です。お楽しみください。
今日はお茶の水に出没です。
たまには美味しいメンチカツでも食べるかと思い訪れたのは「風夢堂」さんです。
住所: 東京都千代田区外神田2-1-6
電話:03-3252-7278
定休日:土曜・日曜
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
本日のオーダー「メンチカツ+サラダ+ライス」@800円です。
今日も風夢堂さんは超満員でした。人気店ですね、待つこと13分で待望のメンチカツが出てまいりました。
見た目「美メンチ」です。
それでは実食です。
よくカラッとあがっています。
衣はすこし硬めです。
ミンチ肉がすごく弾力があり口内で爆(は)ぜています。
ミンチ肉はあまりジューシーではありませんが香辛料が適度にきいており美味しく頂けます。
しいて瑕瑾をもうせば量が少ないことでしょう。
最後までメンチが熱々であったのには驚かされました。
個人的には美味しくいただけましたが、少しメンチそのものが全体に重いですね。
あえて言わせてもらいますと「風夢堂」さんは、メンチカツより秘伝の唐揚げの方がお勧めです。
#モンゴル人はジンギスカンを食べない。
北海道では三人集まるとジンギスカン、と言われている。羊の肉を特製のタレに漬けて帽子のような形をした鉄の鍋で焼く。モンゴル料理といわれているが、モンゴルにはこんな肉料理はない。ありえないのだ。何故なら遊牧民は肉を焼いて食うことはない。
モンゴル人の羊の食い方で一番有名なのはジュースという羊鍋で、これは肉も臓物も血も一緒に煮る。味は岩塩のひとかたまり。シンプルだけど草原の草だけ食べて成長した羊だからとにかく肉そのものがうまい。いや内臓もうまいし血もうまい。
遊牧民にとって羊などの家畜は財産でもあるから乳加工製品(ミルクやバター、チーズなど)はいっぱい作っているが動物の肉はそんなに食べない。家畜を殺して食べてしまっては自分の財産を減らしていくことになるからだ。この考えは徹底していて肉を焼くと油が火に流れて落ちてしまうので鍋にして逃がさず人間の栄養にしようと考える。だから「ジンギスカン」料理の発想はない。あの「ジンギスカン」は日本人だけが食っているモンゴル料理というわけのわからないものになる。
#中国人は焼き餃子を食べない。
あるときそういう高級レストランで怒っている日本の親父を見た。日本の親父というのはパリやニューヨークではそんなことはしないが、中国や韓国などではよくえばっているのを見る。何を怒っているのかと思ったら「焼きギョーザがなぜないのだ!」と怒っているのであった。何度か行っているうちに知ったのだが、中国におけるギョーザはがギョーザか蒸しギョーザが普通で、焼きギョーザを店で出すことはまずない。
なぜかというとスープにしたり蒸して出すギョーザの余ったやつを翌日焼いて「まかない食」のようにして食ったのが焼きギョーザであったからだ。つまりは焼きギョーザは残り物の処理料理ということになる。しかも中国の人にとってギョーザは主食の範躊に入るから、焼きギョーザをオカズにしてゴハンを食べる日本人は「うどんをオカズにしてソバを食っている」ようなものらしい。なにごとも文化が違うところではそこのやりかたに従っておいたほうが無難のようである。
「玉ねぎフライパン作戦」椎名誠著より転載
なるほどですね。
Netで調べてみたら日本に水餃子より焼き餃子が広まったのは、終戦時、満州から日本に引きあげていった日本人が餃子を焼いて食べていたからだそうです。
だから、餃子は焼く食べ物という観念が定着したとされています。 その引きあげていった日本人も満州にいた頃は水餃子を食べるのが一般的だったそうです。
そう言う意味で、 満州から引きあげていった日本人が、水餃子を焼くようになった理由は、多分ですよご飯が主食だったので、水餃子も食べていたらW主食になるので、焼いたのではと思うのですがね。違いますかね・・・
話は飛びますが関西の方はうどん玉自体がおかずで汁がお吸物なのですね。
即ちご飯が主食でうどん玉がおかず、汁がお吸い物という構成です。だからうどん定食が定着しているのでしょう。
関東でのうどん定食はご飯とうどんというW主食の構成です。したがってうどんではお腹が物足りない時にご飯も一緒に食べているのです。
このように主食とおかずの関係は日本国内でも地域性があるので、海外ともなればさらにその違いが際立ってくるのでしょうね。
ちなみに私が高校の時、剣道をやっていたせいかいつも似非飢餓状態でして、良く頼んでいた昼食は、チャーハン(ご飯)、勝丼(オカズ)、味噌ラーメン(お吸い物)でしたので主食、おかず、お吸い物と明確に分けていました(笑)
プロ野球珍プレー・好プレー集(10月編)です。お楽しみください。
今日はお茶の水に出没です。
たまには美味しいメンチカツでも食べるかと思い訪れたのは「風夢堂」さんです。
住所: 東京都千代田区外神田2-1-6
電話:03-3252-7278
定休日:土曜・日曜
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
本日のオーダー「メンチカツ+サラダ+ライス」@800円です。
今日も風夢堂さんは超満員でした。人気店ですね、待つこと13分で待望のメンチカツが出てまいりました。
見た目「美メンチ」です。
それでは実食です。
よくカラッとあがっています。
衣はすこし硬めです。
ミンチ肉がすごく弾力があり口内で爆(は)ぜています。
ミンチ肉はあまりジューシーではありませんが香辛料が適度にきいており美味しく頂けます。
しいて瑕瑾をもうせば量が少ないことでしょう。
最後までメンチが熱々であったのには驚かされました。
個人的には美味しくいただけましたが、少しメンチそのものが全体に重いですね。
あえて言わせてもらいますと「風夢堂」さんは、メンチカツより秘伝の唐揚げの方がお勧めです。