今日は「野次馬」です。
「野次馬」とは自分に関係のないことに、興味本位で騒ぎ立て、見物する人の事をいうそうです。
告白します。私は典型的な「野次馬」人間です。
個人的には好奇心が異常に強いだけなのではと思っているのですが、そういう人を「野次馬」人間というのだよ、と切り返されれば言葉の接ぎ穂(つぎほ)がありません。
行列があれば必ずなんの行列なのかを聞きますし、場合によってはその行列に並びます。
交通事故であれば救急車がくるまで見ています。
近所に火事があれば見にいきます。小さい頃は火事見物にいったのはよかったのですが、燃えているところに行く事ばかりに注意を払いすぎて、帰路がおろそかになり交番に迷子として保護された事もあります。
要は落ち着きがないというか、好奇心のおもむくままに行動する人間なのであります。
ある日録画していました「ガイアの夜明け」の次週の予告をみていましたら以下のナレーションが流れてきたのです。
「昔ながらの個人経営の喫茶店。いわゆる『純喫茶』は、大手カフェチェーンやコンビニのコーヒーなどにおされ、およそ30年前の半分以下にまで減っているという。
実は、「ネスレ日本」はこうした喫茶店を支援するという新たな戦略に乗り出していた。
14種類ものコーヒーを作ることができるマシンを喫茶店に貸し出し、経営支援などもしようというのだ。果たして、ネスレによって昔ながらの『純喫茶」は復活するのだろうか?」
実は私、ネスレが好きなのです。
正しくはネスレ日本社長である高岡浩三氏が好きなのです。
高岡氏の名著「ゲームのルールを変えろ」は何回も熟読しました。
特に同社の「ネスカフェアンバサダー」の大成功は、視点の切り替えをうまく行った事例として高く評価しています。
ちなみに「ネスカフェアンバサダー」とはアンバサダーになりますと、無料でコーヒーマシンを職場に設置しもらい、その後本格的なコーヒーメニューが楽しめるもので、支払うのはコーヒーの粉代等という荒唐無稽のビジネスモデルなのです。
今回はネスレがフルサポートしてじり貧だった喫茶店を再生させるようです。
これまた録画して見たのです。
2015年2月17日(火曜日)放送の番組タイトルは「ニッポンの"カフェ" 新時代!」という内容でした。これは「ネスカフェアンバサダー」同様のビジネスモデルで「ネスカフェミラノ」というマシンの設置(2百万円相当)、メンテナンス費用を無料で行ってくれます。
今回取り上げられたお店においては、一階のパン売り場のリニューアルも無料で行ってくれるという破格な対応です。なんとも太っ腹の椀飯振舞(おうばんふるまい)であります。
要は「損して得とれ商法」なのですが、ここまでやってしまうのはすごいものです。
やるなネスレであります。
具体的には以下の動画でご確認ください。
この番組を見ていた私と奥様はこのお店に行ってみようということになり出向きました。
ちなみに奥様は「野次馬」ではありません。
しか〜し夫唱婦随なので、このような場合はついてくるのです。
今回の「ガイアの夜明け」でfeatureされたお店はこちらです。
ちなみにこのお店はパン屋さんではありません、地元で評判のパティスリーさんです。
今日のお店は「ナカタヤ」さんです。
住所: 東京都練馬区大泉学園町7-19-11
電話:03-3924-8102
定休日:無休
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー
私は「バレンシアケーキセット(珈琲付)」@750円
奥様は「スペシャルショートケーキ(ココア付)」@850円です。
ここからは「ナカタヤ」さんの蘊蓄です。
この「ナカタヤ」さんは自由が丘「モンサンクレール」の有名パティシェである辻口博啓さんが、若いとき修行したお店です。辻口さんの母親は、大泉のお店のご主人がいい人でね「厨房(ちゅうぼう)の材料でも道具でも、なにを使ってもいいから、修業してりっぱな菓子職人になれ」と言ってくれたらしいです、とこのお店に対して感謝をしておりました。というのが今日まで信じていた話だったのですが、実は違うようです。
辻口博啓さんは石神井公園〜大泉学園の間にあった名店「ら・利す帆ん」にて修行されていて、「ナカタヤ」さんは辻口博啓さんが知り合う前若しくはお付き合いしていた頃の奥様が働いていたお店、というのが正しいようです。
さら〜に今回のネスレの件は、このお店の中田社長の友人がネスレにいて、そこからの提案だったそうです。
そこに「ガイアの夜明け」のproducerが食いつきfeatureするに至ったようです。
さらにさら〜に今回は13分27秒の放映ですが、お店の拘束時間は7日間とか、いかにTVが長時間に亘ってテープを回し、その中で「撮れ高」のよいものだけを選りすぐっているかの証明となりました。
さらにさらにさら〜にTV放映後、ネスレに問合せのあった全国の喫茶店、その数200店ですと、これまたTVの影響力のすごさの証明となりました。
いずれにしてもテレビ東京、ネスレ、ナカタヤさん間でのwin-win-winというtriple winの大団円となったようです。
如何ですか、ここまで調べ上げたのはかなりの野次馬根性でせう・・・
閑話休題
ケーキのお味ですが、まずは私の「バレンシアケーキ」です。
ベースの上にオレンジをおきカステラ?パウンドケーキ?でくるみそこにチョコレートコーテイングをしたものです。
見た目gorgeousですし、味もgorgeousでした。
なかなかのケーキです。
奥様の「スペシャルショートケーキ」は糖度の高い、大ぶりの「とちおとめ」を大量に使用し、甘さ控えめの生クリームで仕上げています。
これは王道の味です。
とても美味しいです。
そうそうネスレさんの珈琲とココアは過不足ない味わいです。
所謂優等生的な飲み心地です。
感動はなかったものの美味しかったですよ。
「野次馬」とは自分に関係のないことに、興味本位で騒ぎ立て、見物する人の事をいうそうです。
告白します。私は典型的な「野次馬」人間です。
個人的には好奇心が異常に強いだけなのではと思っているのですが、そういう人を「野次馬」人間というのだよ、と切り返されれば言葉の接ぎ穂(つぎほ)がありません。
行列があれば必ずなんの行列なのかを聞きますし、場合によってはその行列に並びます。
交通事故であれば救急車がくるまで見ています。
近所に火事があれば見にいきます。小さい頃は火事見物にいったのはよかったのですが、燃えているところに行く事ばかりに注意を払いすぎて、帰路がおろそかになり交番に迷子として保護された事もあります。
要は落ち着きがないというか、好奇心のおもむくままに行動する人間なのであります。
ある日録画していました「ガイアの夜明け」の次週の予告をみていましたら以下のナレーションが流れてきたのです。
「昔ながらの個人経営の喫茶店。いわゆる『純喫茶』は、大手カフェチェーンやコンビニのコーヒーなどにおされ、およそ30年前の半分以下にまで減っているという。
実は、「ネスレ日本」はこうした喫茶店を支援するという新たな戦略に乗り出していた。
14種類ものコーヒーを作ることができるマシンを喫茶店に貸し出し、経営支援などもしようというのだ。果たして、ネスレによって昔ながらの『純喫茶」は復活するのだろうか?」
実は私、ネスレが好きなのです。
正しくはネスレ日本社長である高岡浩三氏が好きなのです。
高岡氏の名著「ゲームのルールを変えろ」は何回も熟読しました。
特に同社の「ネスカフェアンバサダー」の大成功は、視点の切り替えをうまく行った事例として高く評価しています。
ちなみに「ネスカフェアンバサダー」とはアンバサダーになりますと、無料でコーヒーマシンを職場に設置しもらい、その後本格的なコーヒーメニューが楽しめるもので、支払うのはコーヒーの粉代等という荒唐無稽のビジネスモデルなのです。
今回はネスレがフルサポートしてじり貧だった喫茶店を再生させるようです。
これまた録画して見たのです。
2015年2月17日(火曜日)放送の番組タイトルは「ニッポンの"カフェ" 新時代!」という内容でした。これは「ネスカフェアンバサダー」同様のビジネスモデルで「ネスカフェミラノ」というマシンの設置(2百万円相当)、メンテナンス費用を無料で行ってくれます。
今回取り上げられたお店においては、一階のパン売り場のリニューアルも無料で行ってくれるという破格な対応です。なんとも太っ腹の椀飯振舞(おうばんふるまい)であります。
要は「損して得とれ商法」なのですが、ここまでやってしまうのはすごいものです。
やるなネスレであります。
具体的には以下の動画でご確認ください。
この番組を見ていた私と奥様はこのお店に行ってみようということになり出向きました。
ちなみに奥様は「野次馬」ではありません。
しか〜し夫唱婦随なので、このような場合はついてくるのです。
今回の「ガイアの夜明け」でfeatureされたお店はこちらです。
ちなみにこのお店はパン屋さんではありません、地元で評判のパティスリーさんです。
今日のお店は「ナカタヤ」さんです。
住所: 東京都練馬区大泉学園町7-19-11
電話:03-3924-8102
定休日:無休
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー
私は「バレンシアケーキセット(珈琲付)」@750円
奥様は「スペシャルショートケーキ(ココア付)」@850円です。
ここからは「ナカタヤ」さんの蘊蓄です。
この「ナカタヤ」さんは自由が丘「モンサンクレール」の有名パティシェである辻口博啓さんが、若いとき修行したお店です。辻口さんの母親は、大泉のお店のご主人がいい人でね「厨房(ちゅうぼう)の材料でも道具でも、なにを使ってもいいから、修業してりっぱな菓子職人になれ」と言ってくれたらしいです、とこのお店に対して感謝をしておりました。というのが今日まで信じていた話だったのですが、実は違うようです。
辻口博啓さんは石神井公園〜大泉学園の間にあった名店「ら・利す帆ん」にて修行されていて、「ナカタヤ」さんは辻口博啓さんが知り合う前若しくはお付き合いしていた頃の奥様が働いていたお店、というのが正しいようです。
さら〜に今回のネスレの件は、このお店の中田社長の友人がネスレにいて、そこからの提案だったそうです。
そこに「ガイアの夜明け」のproducerが食いつきfeatureするに至ったようです。
さらにさら〜に今回は13分27秒の放映ですが、お店の拘束時間は7日間とか、いかにTVが長時間に亘ってテープを回し、その中で「撮れ高」のよいものだけを選りすぐっているかの証明となりました。
さらにさらにさら〜にTV放映後、ネスレに問合せのあった全国の喫茶店、その数200店ですと、これまたTVの影響力のすごさの証明となりました。
いずれにしてもテレビ東京、ネスレ、ナカタヤさん間でのwin-win-winというtriple winの大団円となったようです。
如何ですか、ここまで調べ上げたのはかなりの野次馬根性でせう・・・
閑話休題
ケーキのお味ですが、まずは私の「バレンシアケーキ」です。
ベースの上にオレンジをおきカステラ?パウンドケーキ?でくるみそこにチョコレートコーテイングをしたものです。
見た目gorgeousですし、味もgorgeousでした。
なかなかのケーキです。
奥様の「スペシャルショートケーキ」は糖度の高い、大ぶりの「とちおとめ」を大量に使用し、甘さ控えめの生クリームで仕上げています。
これは王道の味です。
とても美味しいです。
そうそうネスレさんの珈琲とココアは過不足ない味わいです。
所謂優等生的な飲み心地です。
感動はなかったものの美味しかったですよ。