今日は「2019年春 京都観桜旅行 其の弐」の話です
恒例の京都観桜旅行です。
今回で京都は23回目の往訪です。
よく続いています。
さて今回はどのような旅になったのでしょうか。
画像主体ですが宜しかったらお付き合いください。
#祇園で雨が落ちてきました
花見小路を散策していた辺りで顔に冷たいものが当たってきました。
待ちかねていた雨の出番です。
次の目的地までの時間に余裕があったので雨宿りです。
雨宿りのお店は「辻利」京都店さんです。
住所: 京都府京都市東山区四条通大和大路西入中之町215
電話:075-551-0220
定休日:無休
お店の外観です。
一階の雰囲気です。
二階の雰囲気です。
このお店の前は数え切れないくらい通りましたが、この階段に人の気配がないのを見るのは初めてです・・・・
メニューです。
今日のオーダー
奥様は「春のパルフェ ワッフルコーン」@670円
私は「今日パルフェ ワッフルコーン」@648円
です。
このスィーツは一階で創ってくれたものを2階にまで運びそこで頂くものです。
味ですが、奥様は苺が美味しいとご機嫌でしたが、私は中国人ではないのであまり抹茶が好きではありません。
所謂観光甘味であります。
その心は「一度で結構」で「二度は要りません」なのでした。
#重森三玲庭園
祇園四条駅から電車に乗って向かった先は「重森三玲庭園」です。
時間厳守ですので最寄り駅の出町柳駅からはタクシーで向かいました。
この庭園を申し込むに当たり、あるブログを見ましたら悪評でした。
完全予約制の為、電話で申し込みをしましたら想定内の突っ慳貪(つっけんどん)な応対でした。
やはりこのブログは正しいと思い且つ私はこの電話の主が頭の先から足の先まで京都でできている鼻持ちならない老人を想像していました。
タクシーで向かった為、定刻より10分前に着きました。
すると庭園の門は固く閉ざされており園内から葉の落ちる音さえも聞こえてきません。
定刻14時になっても締め切られた門は微動だにしません。
14時00分42秒、開かずの門は錆びついた丁番をギシギシと鳴らしながら開門となったのです。
すると開いた扉から顔を出したのは、老人ではなくて草食系の中年の男性でした。
豊富な髪の毛のナチュラルウェーブがその相貌を柔らかくさせています。
前フリが長くなりました。
この美術館は、昭和の庭と茶室と、江戸時代の書院を公開している美術館です。
庭と茶室は重森三玲氏の手によるものです。
茶室の灯具はノグチイサムさんの作品です。
書院風の住宅は、その昔は、近くにある吉田神社の宮司居宅で、昭和期に重森三玲が譲り受けたというものです。
ここは過去にシャープの液晶TVのCMでもロケ地にもなっています。
オタク系にみえる方の実態は重森三玲さんの姻戚のようですがもしかしたらお孫さんかもしれません。
この方が園内の説明をしてくれました。
このような歴史のある文化施設ですが、意外にも維持管理が大変なようです。
茶室の障子の貼り替え、庭園の杉苔の手入れなどはすべて自前で行われているようです。
不測の事態の対応はALSOKのような警備会社には頼まず、自らが併設している家屋で起居する事で備えているようです。
この庭園及び家屋を維持管理する事があたかも重い十字架を背負っているように聞こえました。
それはそれで興味深いものであります。
ということで昭和を代表する枯山水庭園をご堪能ください。
雨に濡れた庭園は見応えがあります。
老婆心ながらこの紐で結ばれた石は「ここから先は立ち入るな」という印なのであります。
#雨宝院
重森三玲庭園から雨宝院へはタクシー移動しました。
この画像はネットより転載
雨宝院は西陣の聖天さんとして、親しまれているお寺です。
こぢんまりとした境内ながら、多くの桜を見られるのが魅力です。
本堂前に咲く八重桜の歓喜桜や、珍しい黄緑色の花を咲かせる御衣黄桜、しだれ桜などが見られるのですが、今回は訪れる時期が早かったみたいです。
ここはNHKの人気ドラマ「京都人の密かなら愉しみ」のロケ地でもあります。
小糠雨に濡れるお寺はとても風情があってよいですね。
このようなお寺を巡るのが京都旅行の楽しみであります。
奥様が御朱印帳を書いてもらった後、ご住職と少し会話しました。
このお寺は檀家制を引いておらず信者のお布施で繰り回しているのでその経営は不芳のようであります。
その一方でこのような素適な景観と四季の花々が愛でられるので訪れる方も多く、信者の方々からは最近観光寺の様相を呈しているので本業回帰の声が高まっているみたいです。
従いまして、この古木の櫻も寿命がきたら植え替えないで切り倒してしまうとの事でした。
京都は清水寺みたいに法人格にして隆盛を極め続けているお寺とこの雨宝院みたいに四苦八苦しながら永い伝統を維持しているお寺とまさに光と影が共存しているのであります。
#わら天神宮
小糠雨が下火になってきたので雨宝院からわら天神宮まで二人で歩いて向かいました。
わら天神宮には以前祈願していました白蓮の安産御礼です。
おかげさまで元気な子供が生まれました。
本当に感謝至極であります。
わら天満宮の後は、少し休憩をとりました。
本当は携帯の電池が無くなったので心優しいお店でその充電をお願いしようと思ったのです。
わら天満宮側のコジャレタお店です。
そのお店は「タンタシオン・ダンジュ」わら天神前店さんです。
住所: 京都府京都市北区平野桜木町36-1
電話:075-463-8666
定休日:木曜日
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
ミシンのテーブルです。
ここでのオーダー
奥様「ホットティー」@480円
私は「冷やし生姜水」@500円です
このお店の名前の「タンタシオン・ダンジュ」はフランス語で「天使の誘惑」という意味です。
みなさまの心をお菓子で誘惑したいという意味が含まれています。
肝心の携帯電話の充電は快諾していただきましたのでそのご好意に甘えさせてもらいました。
40分位、2人はこのお店の雰囲気に溶け込んでおりました。
恒例の京都観桜旅行です。
今回で京都は23回目の往訪です。
よく続いています。
さて今回はどのような旅になったのでしょうか。
画像主体ですが宜しかったらお付き合いください。
#祇園で雨が落ちてきました
花見小路を散策していた辺りで顔に冷たいものが当たってきました。
待ちかねていた雨の出番です。
次の目的地までの時間に余裕があったので雨宿りです。
雨宿りのお店は「辻利」京都店さんです。
住所: 京都府京都市東山区四条通大和大路西入中之町215
電話:075-551-0220
定休日:無休
お店の外観です。
一階の雰囲気です。
二階の雰囲気です。
このお店の前は数え切れないくらい通りましたが、この階段に人の気配がないのを見るのは初めてです・・・・
メニューです。
今日のオーダー
奥様は「春のパルフェ ワッフルコーン」@670円
私は「今日パルフェ ワッフルコーン」@648円
です。
このスィーツは一階で創ってくれたものを2階にまで運びそこで頂くものです。
味ですが、奥様は苺が美味しいとご機嫌でしたが、私は中国人ではないのであまり抹茶が好きではありません。
所謂観光甘味であります。
その心は「一度で結構」で「二度は要りません」なのでした。
#重森三玲庭園
祇園四条駅から電車に乗って向かった先は「重森三玲庭園」です。
時間厳守ですので最寄り駅の出町柳駅からはタクシーで向かいました。
この庭園を申し込むに当たり、あるブログを見ましたら悪評でした。
完全予約制の為、電話で申し込みをしましたら想定内の突っ慳貪(つっけんどん)な応対でした。
やはりこのブログは正しいと思い且つ私はこの電話の主が頭の先から足の先まで京都でできている鼻持ちならない老人を想像していました。
タクシーで向かった為、定刻より10分前に着きました。
すると庭園の門は固く閉ざされており園内から葉の落ちる音さえも聞こえてきません。
定刻14時になっても締め切られた門は微動だにしません。
14時00分42秒、開かずの門は錆びついた丁番をギシギシと鳴らしながら開門となったのです。
すると開いた扉から顔を出したのは、老人ではなくて草食系の中年の男性でした。
豊富な髪の毛のナチュラルウェーブがその相貌を柔らかくさせています。
前フリが長くなりました。
この美術館は、昭和の庭と茶室と、江戸時代の書院を公開している美術館です。
庭と茶室は重森三玲氏の手によるものです。
茶室の灯具はノグチイサムさんの作品です。
書院風の住宅は、その昔は、近くにある吉田神社の宮司居宅で、昭和期に重森三玲が譲り受けたというものです。
ここは過去にシャープの液晶TVのCMでもロケ地にもなっています。
オタク系にみえる方の実態は重森三玲さんの姻戚のようですがもしかしたらお孫さんかもしれません。
この方が園内の説明をしてくれました。
このような歴史のある文化施設ですが、意外にも維持管理が大変なようです。
茶室の障子の貼り替え、庭園の杉苔の手入れなどはすべて自前で行われているようです。
不測の事態の対応はALSOKのような警備会社には頼まず、自らが併設している家屋で起居する事で備えているようです。
この庭園及び家屋を維持管理する事があたかも重い十字架を背負っているように聞こえました。
それはそれで興味深いものであります。
ということで昭和を代表する枯山水庭園をご堪能ください。
雨に濡れた庭園は見応えがあります。
老婆心ながらこの紐で結ばれた石は「ここから先は立ち入るな」という印なのであります。
#雨宝院
重森三玲庭園から雨宝院へはタクシー移動しました。
この画像はネットより転載
雨宝院は西陣の聖天さんとして、親しまれているお寺です。
こぢんまりとした境内ながら、多くの桜を見られるのが魅力です。
本堂前に咲く八重桜の歓喜桜や、珍しい黄緑色の花を咲かせる御衣黄桜、しだれ桜などが見られるのですが、今回は訪れる時期が早かったみたいです。
ここはNHKの人気ドラマ「京都人の密かなら愉しみ」のロケ地でもあります。
小糠雨に濡れるお寺はとても風情があってよいですね。
このようなお寺を巡るのが京都旅行の楽しみであります。
奥様が御朱印帳を書いてもらった後、ご住職と少し会話しました。
このお寺は檀家制を引いておらず信者のお布施で繰り回しているのでその経営は不芳のようであります。
その一方でこのような素適な景観と四季の花々が愛でられるので訪れる方も多く、信者の方々からは最近観光寺の様相を呈しているので本業回帰の声が高まっているみたいです。
従いまして、この古木の櫻も寿命がきたら植え替えないで切り倒してしまうとの事でした。
京都は清水寺みたいに法人格にして隆盛を極め続けているお寺とこの雨宝院みたいに四苦八苦しながら永い伝統を維持しているお寺とまさに光と影が共存しているのであります。
#わら天神宮
小糠雨が下火になってきたので雨宝院からわら天神宮まで二人で歩いて向かいました。
わら天神宮には以前祈願していました白蓮の安産御礼です。
おかげさまで元気な子供が生まれました。
本当に感謝至極であります。
わら天満宮の後は、少し休憩をとりました。
本当は携帯の電池が無くなったので心優しいお店でその充電をお願いしようと思ったのです。
わら天満宮側のコジャレタお店です。
そのお店は「タンタシオン・ダンジュ」わら天神前店さんです。
住所: 京都府京都市北区平野桜木町36-1
電話:075-463-8666
定休日:木曜日
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
ミシンのテーブルです。
ここでのオーダー
奥様「ホットティー」@480円
私は「冷やし生姜水」@500円です
このお店の名前の「タンタシオン・ダンジュ」はフランス語で「天使の誘惑」という意味です。
みなさまの心をお菓子で誘惑したいという意味が含まれています。
肝心の携帯電話の充電は快諾していただきましたのでそのご好意に甘えさせてもらいました。
40分位、2人はこのお店の雰囲気に溶け込んでおりました。