今日は「野口英世」の話です。
「ロックフェラーの創世記である二十世紀初頭の二十三年間を過ごした野口英世は、今日、キャンパスではほとんどその名を記憶するものはない。彼の業績、すなわち梅毒、ポリオ、狂犬病、あるいは黄熱病の研究成果は当時こそ賞賛を受けたが、多くの結果は矛盾と混乱に満ちたものだった、その後、間違いだったことが判明したものもある。彼はむしろヘビィ・ドリンカーおよびプレイボーイとして評判だった。結局野口の名は、ロックフェラーの歴史においてはメインチャプターというより脚注に相当するのでしかない」「生物と無生物のあいだ」 福岡伸一著より転載。
そうだったのか・・・(残念

私は野口英世の歴史書から伺う彼の破天荒の性格は一種の病的な気質だと思っていました。
一番すごいのは赤貧にあえいだ生い立ちからか纏まったお金を持つと、持つこと自体が不安で使ってしまうという性癖です。たしかアメリカに留学するのに必要なお金を無理矢理大恩人の血脇守ノ助に作ってもらいながら、件(くだん)の性癖が首をもたげ留学の直前に大宴会で浪費してしまい再度血脇守之助に無心したのは有名な話です。
でもこの様な性格は下町っ子は好きです

樋口一葉も赤貧に苦しんだあげく結核で早世したのですが、その人生の過半はお金の遣り繰りに終始しています。現在のお札仲間の二人がお金に執着した青春時代であったというのは偶然の奇貨といえるでしょうか。

さて今日も忙しくB級グルメに程遠くパチリでご案内します。
最初は今日のお昼です。
焼きそばハムカツウィンナーハムパン@120です。
これ不味すぎます。揚げ物は添加物の味強く、パンもパサパサです。これは買った私が悪いのでしょうね(笑)
和風ツナマヨおにぎり@120です。
これは美味しゅうございました・・・しかしイズレモ貧しい



これは谷中の老舗洋食「マロ」のポークソテー@850です。
肉も柔らかく美味しく、人参のグラッセもいけました。デミグラソースも一週間煮込んだ上での仕事をしておりほのかの甘さがタマリマセン。



最後少し聞こし召した後で入った谷中の中華料理店です。お店の人に頼まれ?通訳をしました。
何と彼らはフランス人で、観光で日本に来ているようです。
妙に箸の使い方が上手いので聞きましたら、日本のガイドブックのマニュアル通りとのことです。
下手なコギャルよりはお上手でしたね(笑)



それでは(^_-)