今日は「人はなぜ血を見て失神するのか?」の話です。
他者の血を見て気が遠くなるのは、進化論的にはふさわしい反応ではないようだ。しとめたバッファローを解体しようとしているときに、いちいち気を失っていては困るだろう。ごく普通に3〜4パーセントくらいの割合の人が血液恐怖症、あるいは同様の障害をもっているが、この症状はその他の恐怖症とはまったく違う。

血液恐怖症の人は、血を見ると血圧と心拍が急に上がり、そのあと下がる。ほとんどの恐怖症は心拍が上がるだけなのとは対照的だ。これはいったいどういうことなのだろう?

スタンフォード大医学部のジョン・サンフォードは、極度の血液恐怖症を抱えていて、失神、吐き気、めまいなどの症状が出る。これは、血管迷走神経性の反応だ。副交感神経を構成している迷走神経は、脳幹から出て、首、胸、腹を縦横無尽に通っている。休息と消化の機能を制御していて、無意識のうちに心拍を鎮めたり、胃液の分泌を促進したりする働きがある。

しかし、これが空腹、脱水症状、急に立ち上がる、長時間立ちっぱなし、爆笑、突然の恐怖、激しい咳き込み、痛み、嘔吐、もちろん血液などが引き金になって、過剰に反応すると起こる。普通はほかの恐怖症と併発することはない。

なぜ血をみると失神する人がいるのか?(血液恐怖症の人閲覧注意)

なぜ、こんな症状を示すのかについては、危険な状況で身体を仮死状態にするため、血圧を低くして、出血しても血液が大量に失われるのを抑えるためと、防衛本能説がいくつかある。

サンフォードもそうだが、恐怖症を取り除こうと自ら献身している専門家たちがいる。刺激にさらされている間、筋肉を強張らせることによって、恐怖症の患者はその症状をなんとかしようと学ぶ。患者を緊張させ、最初はただの点、それから赤い点、次は血の写真を見せて、気を失わずに血を直視できるまで、ゆっくりと少しずつ現実の血に慣れさせる。あえて恐怖の対象にさらすこの方法は、クモ恐怖症の治療にも使われるが、特に血圧の下降が中和され、驚くほど即効性のある効果的な治療法であることがわかった。献血したい人、狩りに行きたい人、恋人の鼻血の手当をしてあげたいと思っている人なら試す価値はあるかもしれない。

恐怖症の中でも、恐怖の対象を容易に作り出せるもの(高所、暗所などの場所由来のものや特定の動植物など)については、徐々にその状況に慣れさせることで克服させるという手段はやはり有効のようだね。血液恐怖症の人はもちろん、恐怖症を克服したくて、その恐怖の対象が身近にあるものだった場合には、徐々に慣れるように訓練するのもいいかもしれない。例えば昆虫なら、まずは写真、次は動画、そして本体という具合に。幸いなことにネットでは、あらゆる種類の画像や動画を見ることができるしね
カラパイア「不思議と謎の大冒険」より転載

いわゆるphobia(恐怖症)ですね。
Netで調べたらphobia(恐怖症)ってこんなにもあるんですね。
高所恐怖症(こうしょ-)
歯科治療恐怖症 (しかちりょう-)
先端恐怖症(せんたん-)
単一恐怖症 (たんいつ-)
単純恐怖症 (たんじゅん-)
動物恐怖症 (どうぶつ-)
閉所恐怖症(へいしょ-)
暗所恐怖症(あんしょ-)
飛行機恐怖症(ひこうき-)
赤面恐怖症 (せきめん-)
雷恐怖症(かみなり-)
地震恐怖症(じしん)
効果音恐怖症(こうかおん-)風船などの破裂音や金属音

多分このようなものは気質的なものではないので、気になさらなれければよろしいのでしょう。
しか〜しこれらが気になって気になって社会的生活がおろそかになる人がいます。
私の知り合いで戸締り恐怖症の女性がいました。
この女性は家を出た後に戸締りしたかどうかが病的に気になります。
2〜3回施錠したかどうか確認に家に戻ります。
そして外出した後も施錠が気になって気もそぞろです。
折角の楽しい行楽もその施錠が気になって楽しめません。
その女性と行楽に一緒に行っている家族も大変です。
一度泊まりがけの旅行に行った時に施錠が気になって気になって旅行を取りやめ帰ってきたこともあったそうです。
こうなってくると日常の社会的生活にも影響がでてきます。
私は医療従事者ではないので専門的なことはわかりません。
しかしこの女性の場合はやはり異常です。
人間だれしも外出時の施錠が気になります。
一種のrisk managementであり、万が一不要不急の高価・高額のもの家の中にあればdamage controlにも連関しますので当り前のことです。

多分ですよ、この女性の場合は何か心理的stressを内包しており、それがtriggerになって施錠依存に繋がっているのです。
所謂一種の恐怖の回避行動なのです
当り前の恐怖的性癖がstressによって恐怖の喫水線さがってしまうので恐怖sensorが過剰に反応してしまうのです。
したがってこの場合は自分のstressの内容の棚卸をしてそれを解決することでしょう。

ところがこのような人はその異常な性癖を嫌悪しています。
そしてその異常さを直そうとしてさらに異常行動にはしっていくのです。
行くつくところは無間地獄です。
そしてその代償は自らが奈落の底に落ちたような感じすらする粘着質な疲労です。
こうなったらdoctorに相談するのも一つの解決策でしょうね。

でもこれって本人の持って生まれた性格なのです。
治そうとしても治せません。
このような性格は人生の悪友みたいなものです。
付き合いながらも、日常生活に専念することです。
仲良く付き合う事をお薦めします、ハイ。


今日は勝どきに出没です。
今日のお店は今から3年前に月島にあった「築島鮮魚店」が移転して勝どきで「勝どき鮮魚店」となり現在にいたるです。相も変わらずの行列店です。

住所: 東京都中央区勝どき2-5-10
電話:03-6228-2630
定休日:日曜日・祝日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

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今日のオーダー「地鶏の半熟親子丼」@1,000円です。
待つこと7分で着膳です。
見た目鮮やかですね。
副菜は里芋と烏賊の煮物、レッドピーマンと厚揚げ酢の物、サラダです。

それでは実食です。
副菜は光るものはありません。
主菜の「地鶏の半熟親子丼」は玉子がvolumyです。
味ですか、意外と平板です。
白眉は鶏肉です。
弾力があり、滋味あふれています。
出汁(だし)にもう少しimpactがあればなと思います。
to be honest コスパはいま一つですね、但し勝ちどき限定ですが・・・

それでは(^_-)