今日は「蜂、働き者の壮絶な生涯の話」です。
蜂の巣がなぜ六角形をしているかということは数学の問題である。同じ多角形をもって平面を埋めつくすとき、多角形の面積が同じならば、辺の和がもっとも短くてすむのは正六角形であることが証明できる。つまり、材料がもっとも少なくて経済的にできるが六角形の巣だ。蜂は実は数学者であった。
また蜂は、花を発見すると複雑な飛び方をしてその情報を仲間に伝達する。方向だけでなく目標までの距離も教える。北北東300Mのところにレンゲの花園があるぜ、みたいに教える。蜂は、実は測量士であり報道人であった。
そして「働き蜂」の名に違わず。それはそれはよく働く、羽化してしばらくは卵の世話や、巣内の清掃などの内勤。それから外に出かけて朝から晩まで蜜集めの外勤。巣内の温度が上がると人間扇風機いや蜂扇風機となって巣内に風を送り、冷やす。ほとんど眠らないらしい。そして四十日ばかりで疲労困憊し、ばたばたとみな死んでしまう。
なんと壮絶な生涯であることよ。脱帽するよりない。
「うたの動物記」小池光著より転載
「働き蜂」という言葉はまさに蜂のbehaviorそのものを表しているのですね。何だかビジネスマンに似ているというか我が身をみているようで嫌です。金曜日は0時前まで会社にいて最終電車になんとか飛び乗り帰宅です。あまりにお腹が空きすぎたので、何も食べずに焼酎ロックを胃に流し込んでの就寝です。おかげ体重がBestの頃に戻りました(笑)

今日は英会話の後独り飯だったので、大泉学園での行列鮨店「まる辰」さんの暖簾をくぐりました。

住所: 東京都練馬区東大泉4-2-2
電話:03-3921-4316
定休日:月曜日

まる辰1
お店の外観です。ここのお店「イカげそのスタミナ炒め」が美味しくそれが食べたいがために入店したのですが、メニューから外されていました(残念)

まる辰2
突き出しの「あさりしぐれ」です。砂がよくとりきれてなくて食感最高です(悲)

まる辰3
「真鱈の白子ポンズ」@600です。これはイケます、クリーミーによく炊けていました

まる辰4
「赤貝ひも」@150×2=300です。これは安不味(ヤスマズ)です、すこし磯臭いですね。「赤貝ひも」好きな私としてはかなり残念です。

まる辰5
「青柳」@100です。これは普通ですか…

まる辰6
「殻つき生牡蠣酢」@200×2=400です。これ完璧にペケポンです。牡蠣はプリンプリンしていなくヘコヘコしています、鮮度の落ちた匂いも漂わせています。こんな牡蠣だしてはいけませんネビックリマーク

このBlogを書いていて、領収書と自分の計算を比べていたら何と1,000円程安かったというか、お店の方が私の注文を2〜3点つけ忘れていたようです。こういうのって嫌ですよね、間違えて安くなったということは間違って高くなるということですから、損得の問題ではありません。支払いでの「禍福は糾える縄の如し」は飲食店では絶対にやってはいけないことだと思います(怒)
私が住んでいた下町では「新築すると味が落ちる」という与太噺がありますが、これは経験則から来ていることであながち間違っているとも思えません。あくまでも個人的な感想ですが、このお店この喩えが当てはまるよう気がします。店内は老朽していましたが、清潔で、坐ると窮屈でしたが和みが感じられた前のお店の方が美味しかったように思えます。

それでは(^_-)


すし処 まる辰 ( 大泉学園 / 寿司 )
★★★☆☆3.0
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