今日は「新幹線での会話」です。
この間、新幹線で静岡に行った時の車中の話です。
その時の席の位置状態を説明します。
上りですから海側のA席に初老の女性がいて、一つ間をおいてC席にエリートっとぽい目から鼻に抜けるスキのない30歳前後のリーマンが座っていて、通路を挟んで山側のD席に私が座っていました。
この初老の女性は熱海で誰かと待ち合わせしているみたいで、その方と連絡を取りたいみたいです。
しか〜しこの女性は携帯電話を持っていません。
多分ですよ、本当はこのリーマンの携帯を借りたいのですが、直截にはいえず、すみませんが新幹線には電話がありますか、とくだんのリーマンに聞いたのです。

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そのリーマンはPCをせわしなく叩いた手を止めて、隣の車両に公衆電話がありますよ。そこでかけられたらどうですか、と冷たく突き放したのです。
そこでこの女性は公衆電話に出向きしばらくして帰ってきました。
席についてしばらくして、公衆電話をかけにいったんだけどテレカしか使えないみたいで、私はテレカ持っていないのです。すみませんがお兄さんの携帯をちょっとだけ貸してくれませんか。勿論お金は払いますよ、とそのリーマンに言ったのです。
私は、困っているのですね。そのくらいはいいですよ。それとお金は要りませんよ、と言うのかと思っていましたら、なななんと私の想像を超えた答えだったのです。
彼は、お金は1,000円いただきます。公衆電話には必ずテレカの販売機がありますので、テレカは1,000円で買えます。従いまして、貴女は公衆電話のテレカ代をケチったみたいですが、私も同じ金額です。どちらを選びますか、と切り返したのです。
するとその女性は、お金をとるのですか、とムッとして聞き返したのです。
それを聞いた彼は、もともとお金を払いますといったのは貴女です。何故、私が見ず知らずの貴女のために、新幹線のサービスより安い料金で電話を貸さなければならないのですか、と言い切ったのです。
その後しばらく二人の間には緊張した空気が支配していました。
時間にして5秒くらいですか、いいですよ。亡くなった祖母に雰囲気が似ているのでお金はいいですよ。
かける番号を言ってください、といいますとその女性は、で〜も1,000円払わないといけないんでしよ、と言ったのです。もともとお金を払う気は、なかったのでしょう。お金はいいですよ。
但し一回だけです、とキメたのです。
女性はどうしても待ち合わせの女性と連絡を取り合わなければならないみたいで、財布の中から待ち合わせの女性の電話番語を書いたメモを取り出して、電話番号を読み上げたのです。
それを受けて彼はその電話番号を打ち込み、電話をつなぎ、コール音がしてから、電話を女性に渡しました。
電話の内容は、熱海駅のどこで待っているのかの確認でしたのですぐに終わって、その電話をくだんのリーマンに戻しました。
そのリーマンは携帯を受け取ってから、こんな若輩者に言いたい事をいわれ心穏やかではないでしょう。
ご安心ください。私はこれから他の車両に移ります。良き熱海旅行になる事をお祈りしますと、言ってから席をシュッと立ち次の車両に向かって歩き始めました。
その一部始終を見ていた私は、世の中には何ともキレのよい若者もいるのだなぁと感心していたのであります。

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私は静岡駅で下車するときに、為念、新幹線の公衆電話をのぞきましたら、彼の言うとおりのテレカの自動販売機がおかれていました。
で〜も、彼は新幹線の公衆電話のかけ方をなんで知悉しいたのでしょう。
私は、ここ5年くらいはテレカで電話をかけた事がありせんので、その点だけが不思議に思えました、ハイ。


伝説の「空気投げ」です。
生まれて初めて見ました。



という事で今日は静岡に出没です。
地元に美味しい蕎麦屋さんがあるとの紹介をいただきました。
今日のお店は「蕎麦屋八兵衛」静岡店さんです。

住所: 静岡県静岡市駿河区小黒1-7-14 ドミ−ルビル 1F
電話:054-284-1331
定休日:正月

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お店の外観です。

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順番待ちが当たり前みたいです。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「かきそば」1,674円です。
このお店は、味 雰囲気 サービスと3拍子揃った名店だそうです。
確かに店員さんはキビキビしていて小気味いいですね。

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薬味の面々です。

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待つこと14分で「かきそば」の着丼です。
見た目重厚です。

それでは実食です。
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まずは牡蠣からいただきました。
大ぶりの牡蠣が5個入っています。
噛みしだくと海の香りが立ちます。
うん、これは美味しです。
蕎麦つゆは少し味醂が強めで甘いですが馥郁たる柚子の香りがそれを補っていて絶妙な味わいです。
特筆するのはつゆの熱さです。最後まで冷めませんでした。
麺はコシがあって且つ香りが高くこれまた美味しです。
これで1,674円は高いような気もしましたが、満足な昼蕎麦でした。

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「蕎麦屋八兵衛」さんから5時間後、至急の資料を纏めなければならなく、資料を大きく広がられるお店にきました。静岡でそのようなお店といえばこちらです。
そのお店は「キル フェ ボン 静岡 」さんです。

住所: 静岡県静岡市葵区両替町2-4-15
電話:054-205-5678
定休日: 年中無休

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お店の外観です。

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店内は早くもクリスマス一色です。

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今日のオーダー「サツマイモと小豆のケーキ&珈琲」@594+@378=972円です。
サツマイモの甘さが上品です。
小豆のツブツブ感もよいですね。
甘さ控え目の美味しいケーキです。

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夜のとばりが降りた頃、仕事も片付き静岡駅に戻りました。
会社に着いたら20時でした。
これからひと仕事です。
忙しいのは結構なことです・・・

それでは(^_-)