今日は「真剣勝負」です。
先祖返りではないのですが最近藤沢周平さんの時代小説にはまっています。
彼の小説には生死をかけた切り合いの場面が多く出てきます。
中学から20歳まで剣道をやっていたので切り合いの場面はよくよく理解できます。
先ず一刀両断という場面は余程の技量の差がないとできないと思います。
Street fightでもそうですが、普通は自分より強い人とは闘いません。
卑近の例で申せば京都在住の浪士を恐怖の奈落に落とし込んだ新撰組ですが、いくら腕に覚えがある浪士だからといって通りすがりの沖田総司に会った際に、これ幸いとばかり勝負を挑む人はいないと思います。
要は人が生死を賭けて闘う場合は五分五分か多少なりとも勝っている場合に限ると思います。
下町の古老がまたその古老から聞いた上野戦争で彰義隊の隊士と官軍の兵士との切り合いの話です。
二人の兵士が対峙し微動だにせず小一時間真剣を構えたまま睨みあっていて、ある時裂帛の気合一閃でお互いに打ちこんだのですが血飛沫をあげて倒れたのは官軍の兵士でした。
ほんの一瞬の出来事でした。
彰義隊の隊士は相手の兵士の鼻の息をさぐり、生がないことを確かめてから亡骸に軽く手を合わせて立ち去ったのを自分の母親が見ていたという話を聞いたことがあります。
要は時代劇のチャンバラの様な切り合いは、このように力が拮抗している場合はなかったのでしょう。
真剣の重さはその所有者の好みにもよりますが、おおよそ1kg〜1.5kgですので竹刀の倍です。
結構重いのです、それを一時間近く緊張の中で構えて持っているというのはかなりの筋力が必要なのです。
若しくはですよ、このような一撃必殺にはならないけれど、数多くの切り傷を負わせて、相手を出血多量で戦闘不能状態にするというのが実際の斬り合いなのでしょうね。
よく任侠映画でみかけるドスでの乱闘シーンです。
ちょこちょこ切り傷を負わせて相手の体力が消耗した時に、急所目がけてその刃(やいば)と共に一気に体ごと突っ込んで息の根を止めるという戦法です。
戦闘不能状態にする例として、実際北辰一刀流では「親指切り」等という技がありました。
これなんか小技ですが効果的ですよね。
この技が決まれば相手の戦闘能力は極端に落ちてしまうこと必定です。
古武術でみられる「脛切り」なんかもこれに似ています。
元々は相手が甲冑を着用していたら切る場所がないのでその対応策として編み出された技ですが、甲冑を着用していない幕末の平服での乱闘場面ではさぞかし効果的だったことでしょう。
私達が学んだ竹刀剣道は今ではスポーツ剣道に遷移していっていますが、昔は、刀は腰で切れ、手先で切ったら人は殺せん、などと言われ打突が甘いとこっぴどく怒られていました。
肉を切らせて骨を断つ、などからしても剣道はやはり一撃必殺が基本なのでしょう。
個人的には小太刀が一番強いと思います。
ドスですと間合いを詰めるのに大変ですが、小太刀ですとある程度の間合いが測れます。
さらに間合いに入りさえすれば、受け太刀ができますし、連続攻撃などは長刀よりはるかに容易ですので有利な展開になったでしょう。
屋内乱闘では他の追随を許さなかなかったのではないかと思います。
私は得意先との剣道の稽古で準備運動不足からアキレス腱を裂断していまい、爾来剣道はしていませんが、やはり時代劇の切り合いの場面などを読んでいますと、アドレナリンが沸沸と湧きあがってくるのが分かります。
血が騒ぐのですね(笑)
元祖・孤独のグルメ・ロボット
今日は住吉に出没です。
何ですかこのお年寄りの行列は・・・
今日のお店は「ティアラこうとう」にあります「レストランモア」さんです。
住所: 東京都江東区住吉2-28-36 ティアラこうとう
電話:03-3635-5651
定休日:不定休(ティアラこうとうに準ずる)
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「フランス風のハンバーグ(サラダ・ライス・スープ・珈琲付)」@670です。
住吉って本当に食事するところがありません。
従いまして「ティアラこうとう」内にはなにかあるだろうと見当をつけてお訪(とない)を入れたのです。
店内は清潔感あふれ結構です。
待つこと5分でサラダが到着しました。
見た目の通りのサラダです。
まずからずさりとて美味しからずです。
まつこと6分で「フランス風のハンバーグ」の到着です。
「フランス風のハンバーグ」というのは多分シャンピニオンソースがかかったハンバーグの事をいうのでしょう。
見た目迫力不足です。
それでは実食です。
シャンピニオンソースはほのかに甘く結構です。
肉は弾力があり口内で弾みます。
で〜も如何せん線が細いですね。
そうそう付け合わせのポテトがなぜかカラッとしているのではなくシンナリとしています。
このポテトに何がおこったのでしょうか、くたっと完璧に体の力が抜けていました。
妙に気になったフライドポテトでした。
味ですか・・・
このお店はコスパのみでしょう、ハイ。
先祖返りではないのですが最近藤沢周平さんの時代小説にはまっています。
彼の小説には生死をかけた切り合いの場面が多く出てきます。
中学から20歳まで剣道をやっていたので切り合いの場面はよくよく理解できます。
先ず一刀両断という場面は余程の技量の差がないとできないと思います。
Street fightでもそうですが、普通は自分より強い人とは闘いません。
卑近の例で申せば京都在住の浪士を恐怖の奈落に落とし込んだ新撰組ですが、いくら腕に覚えがある浪士だからといって通りすがりの沖田総司に会った際に、これ幸いとばかり勝負を挑む人はいないと思います。
要は人が生死を賭けて闘う場合は五分五分か多少なりとも勝っている場合に限ると思います。
下町の古老がまたその古老から聞いた上野戦争で彰義隊の隊士と官軍の兵士との切り合いの話です。
二人の兵士が対峙し微動だにせず小一時間真剣を構えたまま睨みあっていて、ある時裂帛の気合一閃でお互いに打ちこんだのですが血飛沫をあげて倒れたのは官軍の兵士でした。
ほんの一瞬の出来事でした。
彰義隊の隊士は相手の兵士の鼻の息をさぐり、生がないことを確かめてから亡骸に軽く手を合わせて立ち去ったのを自分の母親が見ていたという話を聞いたことがあります。
要は時代劇のチャンバラの様な切り合いは、このように力が拮抗している場合はなかったのでしょう。
真剣の重さはその所有者の好みにもよりますが、おおよそ1kg〜1.5kgですので竹刀の倍です。
結構重いのです、それを一時間近く緊張の中で構えて持っているというのはかなりの筋力が必要なのです。
若しくはですよ、このような一撃必殺にはならないけれど、数多くの切り傷を負わせて、相手を出血多量で戦闘不能状態にするというのが実際の斬り合いなのでしょうね。
よく任侠映画でみかけるドスでの乱闘シーンです。
ちょこちょこ切り傷を負わせて相手の体力が消耗した時に、急所目がけてその刃(やいば)と共に一気に体ごと突っ込んで息の根を止めるという戦法です。
戦闘不能状態にする例として、実際北辰一刀流では「親指切り」等という技がありました。
これなんか小技ですが効果的ですよね。
この技が決まれば相手の戦闘能力は極端に落ちてしまうこと必定です。
古武術でみられる「脛切り」なんかもこれに似ています。
元々は相手が甲冑を着用していたら切る場所がないのでその対応策として編み出された技ですが、甲冑を着用していない幕末の平服での乱闘場面ではさぞかし効果的だったことでしょう。
私達が学んだ竹刀剣道は今ではスポーツ剣道に遷移していっていますが、昔は、刀は腰で切れ、手先で切ったら人は殺せん、などと言われ打突が甘いとこっぴどく怒られていました。
肉を切らせて骨を断つ、などからしても剣道はやはり一撃必殺が基本なのでしょう。
個人的には小太刀が一番強いと思います。
ドスですと間合いを詰めるのに大変ですが、小太刀ですとある程度の間合いが測れます。
さらに間合いに入りさえすれば、受け太刀ができますし、連続攻撃などは長刀よりはるかに容易ですので有利な展開になったでしょう。
屋内乱闘では他の追随を許さなかなかったのではないかと思います。
私は得意先との剣道の稽古で準備運動不足からアキレス腱を裂断していまい、爾来剣道はしていませんが、やはり時代劇の切り合いの場面などを読んでいますと、アドレナリンが沸沸と湧きあがってくるのが分かります。
血が騒ぐのですね(笑)
元祖・孤独のグルメ・ロボット
今日は住吉に出没です。
何ですかこのお年寄りの行列は・・・
今日のお店は「ティアラこうとう」にあります「レストランモア」さんです。
住所: 東京都江東区住吉2-28-36 ティアラこうとう
電話:03-3635-5651
定休日:不定休(ティアラこうとうに準ずる)
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「フランス風のハンバーグ(サラダ・ライス・スープ・珈琲付)」@670です。
住吉って本当に食事するところがありません。
従いまして「ティアラこうとう」内にはなにかあるだろうと見当をつけてお訪(とない)を入れたのです。
店内は清潔感あふれ結構です。
待つこと5分でサラダが到着しました。
見た目の通りのサラダです。
まずからずさりとて美味しからずです。
まつこと6分で「フランス風のハンバーグ」の到着です。
「フランス風のハンバーグ」というのは多分シャンピニオンソースがかかったハンバーグの事をいうのでしょう。
見た目迫力不足です。
それでは実食です。
シャンピニオンソースはほのかに甘く結構です。
肉は弾力があり口内で弾みます。
で〜も如何せん線が細いですね。
そうそう付け合わせのポテトがなぜかカラッとしているのではなくシンナリとしています。
このポテトに何がおこったのでしょうか、くたっと完璧に体の力が抜けていました。
妙に気になったフライドポテトでした。
味ですか・・・
このお店はコスパのみでしょう、ハイ。