今日は「江戸っ子の戒め」です
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植月真澄著の「江戸の粋」を読んでいましたら、昔、地元の古老の人に言われていました色々な事を思い出してきました。
その中でも良く言われたていたのは、江戸っ子は、初対面の人には、年齢、職業、地位を聞いてはいけないと戒められていました。
もともと江戸っ子は、人間は誰も「仏の分身」だと考え、身分の上下や富める者、貧しい者の違いはあっても、人としてはみな互角、対等だという考えを持っていました。
お互い様の考えもここからきているのです。
従いまして、初対面の人に何かと根ほり葉ほり聞きますと、どうしても相手が世間で通用している価値観のフィルターがかかってしまい、相手の本当の人間性を見る目が曇るのを避けていたのです。
さら〜に「水かけ言葉」を使わない事も教えられました。
これは相手がいい気分で話しているのに「それがどうしたの」みたいな、相手の興をそぐような言葉を差し挟むことは厳禁なのです。
江戸っ子はいつも威勢がよくなくてはいけなく、相手の話にも「そいつぁすげえな」とか「あたぼうよ、そうこなくちゃ」みたいなノリの良い言葉をはさみ、相手の話を盛り上していくことが必定であるとも教えられていました。
江戸っ子からノリをとったら面白くもありません。
まさに海苔のないのり巻きみたいなものです。

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私が子供の頃、この言葉を浴びせられたら最大の屈辱でした。
その言葉はとは「カッペ」でした。
もし友達からこの言葉を言われたら、悔しくて眠れません。
要は野暮天のことですが、この言葉の意味の出所は「田舎っぺい」から来ているとおもっていました。
実は田舎者から来ていたのではなく「井中っぺい」即ち「井の中の蛙(かわず)」からできていたのです。
要は、江戸のしきたり知らずの意味だったようです。
例えば、格好良く決めても、まわりに目配り、心配りのできない奴は「格好いいいとはいわせないぜ」みたいな江戸っ子の心意気をあらわしていたので、けっしてout of towner(地方出身者)を揶揄した言葉ではなかったのですね。
大大大勘違いしていました。
このような振る舞いを、下町の人は「江戸っ子の面汚し」というのでした。


シング・シング・シング 私立大西学園中学校高校吹奏楽部:第10回銀座柳まつり



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今日は神田に出没です。
今日は激辛のラーメンを食べたいと思いとあるお店に行きました。
今日のお店は「神田雲林(カンダユンリン)」さんです。

住所: 東京都千代田区神田須田町1-17 第2F&Fロイヤルビル2F
電話:03-3252-3226
定休日:日曜日 (貸切宴会等のご予約は承ります)

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「激辛麻辣担々麺セット」@1,050円です。
今日の列の順番は3番目ですが、途中から予約の客が大挙して入店してきたので、席に着いたのは20分後でした。
ランチタイムは予約の客は取らないで欲しいのですが・・・
それと注文は前もって取らないで頼んでから作って欲しいのですが・・・

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座るやいなやお水が到着しました。

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待つこと3分で「激辛麻辣担々麺セット」が到着しました。
見た目、辛そうです。

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それでは実食です。
真っ赤なスープにうず高く積まれたひき肉と白ねぎ、ニラ、高菜と彩り鮮やかな担々麺です。
胡麻の風味というよりは花椒(ホアジャオ)の風味が強い担々麺です。
担々麺に使う麺は全粒粉を使用しているので麺の色は麦色です。
味ですが、先に予約を取っているので、少し作り置きの感があります。
どうですかね、熱々なら美味しいのでしょうが、かなり興ざめです。
おまけに激辛を頼んだものですから花椒の量が多く、その副作用で花椒の粉が喉に入りむせてしまいました。
今日の感想としてはこのお店は、美味しいお店から、たんに有名なお店に変じたようです。
とても美味しい時を知っておりますので、残念に感じています。
最後に重複しますが以下の言葉で締めさせていただきます。
ランチタイムは予約の客は取らないで欲しいのですが・・・
それと注文は前もって取らないで頼んでから作って欲しいのですが・・・

それでは(^_-)