今日は「2018年京都・丹後半島の絶景めぐりの 其の壱」です
IMG_6161
今年も桃色の櫻のたわわな花弁が爛漫となる春がやってきました。
私たち夫婦もそれに合わせて胎動しはじめました。
京都に行かなくちゃです。
とうとう京都訪問も数えること今回で23回目になりました。
2007年から行き始めたのでこの往訪も12年間の永きに亘ります。
今回の企画は初めての夫婦コラボです。
京都AGENDA
といいましても企画書を作るのはいつも通りわたくしめであます。
今回の目玉は祇園での昼食と丹後半島の絶景めぐりのです。
画像主体ですが宜しかったらお付き合いください。

#祇園界隈
IMG_6157

IMG_6158

IMG_6160

IMG_6164
京都に着きました。
いつもの通りレンタルチャリを借りまして一路祇園にむかいました。
今日はウィークデイなので祇園は閑散としていましたがそれでもこの賑わいです。

#鳥居本
今回、私の希望は祇園の老舗料亭で和食を食べたかったのです。
数ある中で「鳥居本」さんを選んだのはいつもこのお店の前の喫茶店でお茶しているのでいつかは行こうと思っていたのでした。
まずは京都料理組合のHPからの紹介をご覧ください。
今から約250年前、初代が八坂神社の大鳥居前に店を構える。「鳥居本」の名もそこに由来する。
創業以来伝わる祇園料理とは、中国料理をルーツに持つ長崎の卓袱料理を京都風に洗練させたもの。
その伝統に加えて、八代目の田畑義規さんは現代の感覚を盛り込んだ懐石料理に力を入れる。
「正味を食べていただきたい」という主人の言葉通り、見た目に飾り気はないが、素材に息づく季節感はしっかり届く。塩出しの後に蜜煮した甘く柔らかな南高梅の天ぷら「隠し梅」は代々伝わる名物だ。
カウンターもあり、板前料理を楽しむこともできる。

日本料理は料理から器、しつらい、作法まで伝統を踏まえた目配りがあり、日常では味わいがたい上質のお料理を堪能できます。
日本料理は、日本の食文化の凝縮された空間で、食と伝統のテーマパークでもあります。
加えて、日本料理店の和室なら他の目を気にせず、ゆったりとくつろぎながら食事を楽しめるので私は好きなのです。今日のお店は田畑智子さんの実家でもあります「鳥居本」さんです。

住所: 京都市東山区祇園町南側570-8
電話番号:075-525-2810
定休日: 月曜休、第2・最終日曜は夜のみ休み(要予約)

IMG_6163

IMG_6167

IMG_6168

IMG_6209

IMG_6210
お店の雰囲気です。

IMG_6208

IMG_6211
庭園の雰囲気です。

IMG_6169

IMG_6173

IMG_6180

IMG_6188
室内の雰囲気です。

IMG_6196
お品書きです。
但し別途料金がかかります(笑)

IMG_6184
ニャンコが二匹います。
一匹は飼い猫でもう一匹は野良ちゃんです。

IMG_6175

IMG_6176
まずはほうじ茶で口をぬめらして料理を待っています。

今日のオーダー「おまかせ(懐石風)、ミニ懐石」@19,870円です。

#付出し 黒ごま万十 
IMG_6185

IMG_6186
黒ごま万十は中にオレンジ色の雲丹が入っています。
食感がシュワシュワしています。
美味しいです。
牛むしうずら玉子も美味しいです。
那辺が美味しいのはご主人の技量を表しています。
換言しますと凡事徹底(当たり前のことを徹底的に行うこと)であります。
さすが老舗の八代目であります。

#吸物 揚真上粕仕立 蛤しめじ
IMG_6189

IMG_6190

IMG_6191
極上の酒粕と、これまた極上の味噌のコラボレーションです。
馥郁たる薫りが食欲をかき立てます。
奥様がリフティングしている肉厚の厚い大黒シメジと大ぶりの蛤はふくよかな味わいです。
これまた美味しであります。

#向付 鮪、平目
IMG_6192

IMG_6193
鮪、平目共々美味しです。
身が厚い平目は奥様が高評価です。
私はとろける鮪に座布団一枚です。

#焼物 川ます粕漬け
IMG_6194

IMG_6195
川ますは粕の味がしっかりと付いています。
ますはもともと美味いのですが、このような調理でだされますと味が倍加します。
美味しいです。

#お凌ぎ むし寿司
IMG_6197
ビジュアルが美しいです。
むし寿司は熱々で供されました。
海老が良く炊けています。
美味しいです。

#揚物 白身魚あられ 海老色どり
IMG_6198
揚物は目でも楽しめます。
個人的には空心大根(紫色の三角形)に春の爽やかさを感じました。
これ以外は平板の味でした。

#炊合  御飯 香の物
IMG_6201

IMG_6202

IMG_6203

IMG_6204
筍、ひろうす(がんも)、海老のあわ麩はよくお出汁がしみていて美味しいです。
お腹がくちてきましたがピリッとしたちりめんじゃこの味わいで締めを楽しめました。
香の物は流石京都の老舗料亭ですね、とても美味しゅうございました。

#水物 ミックスジュースのアイスクリーム オレンジと苺のゼリー はったい粉の羊羹
IMG_6205

IMG_6206
ミックスジュースのアイスクリームとオレンジと苺のゼリー は残念でした、ハイ。
はったい粉の羊羹はもったりして私の好みではありません。

IMG_6215

IMG_6216
約2時間の昼食でした。
2人だけの空間が美味しい料理で包まれたのは幸せでした。
最後は田畑智子さんのお姉さんが門までお送りいただき十分なオモテナシをいただきました。
ありがとうございました。
そしてごちそうさまでした。


IMG_6217

IMG_6218

IMG_6219

IMG_6220

IMG_6223

IMG_6224
この後は「祇園祭ギャラリー」に向かい櫓の仕組みをスタッフの方から懇切丁寧に教えていただき「祇園祭」についての理解が深まりました。

IMG_6222
ご参考までに最後にこの樽巻は蝶々を表しています。
京都人の雅な遊び心に脱帽しました。

それでは(^_-)