下町っ子の上の空

好奇心が人一倍強く、見栄っ張りで、お人好しの下町っ子のBlogです。 ウンチクネタがくどいのがたまに傷ですが、お気軽にお立ち寄り下さい。

熱海五郎一座

銀座 東方一角

今日は「熱海五郎一座」です。
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新橋演舞場で公演中の熱海五郎一座の「消えた目撃者と悩ましい遺産」を奥様と見てまいりました。

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熱海五郎一座の観劇は「ヒミツの仲居と曲者たち」に続いて二回目であります。
今回は片岡愛之助の妻でそのために梨園の妻も演じている藤原紀香さんがゲスト出演されています。
紀香さんの梨園での評判は悪いですよね。
紀香さんは、着物姿の時は、胸を強調しすぎてして不評をかうし、私服の時は、土足厳禁の楽屋前の廊下をブーツでズカズカ歩くし、且つ愛之助の弟子を呼びつけ注意をするし、舞台の間はスマホをいじるし、といった傍若無人なふるまいで梨園関係者はあきれ果てられている逸人でもあります。

まずは「消えた目撃者と悩ましい遺産」のあらすじの紹介です。
夫婦デュオのボーカルとして活動していた安藤京香(藤原紀香)は類まれなる美貌の持ち主で、相方・原中イクラ(小倉久寛)の痴漢の容疑という不祥事で芸能界を引退し、今は銀座の高級クラブで働く身である。
原中の裁判は絶対的に不利な状況であるものの、弁護士・橋上通(三宅裕司)は無罪を勝ち取ろうと躍起になる。
だが、彼らの前には腕利きの検察官・木曽賢治(東貴博&深沢邦之)が立ちはだかり、裁判の行方は混迷を極める。 一方で、京香の元夫で医者の藪診誤(渡辺正行)は京香を諦めきれず、京香と交際中の資産家の弁護士事務所代表、黒伊賀護(ラサール石井)との間を引き裂くため、黒伊賀の担当医という立場を利用し何とか二人を別れさせようとする。
さらに、藪は黒伊賀の全ての遺産を京香に残させようと画策する。
だが、絶縁された黒伊賀の息子・六法禅宗(春風亭昇太)が突如現れ、遺産の相続人として名乗りをあげたことから、激しい遺産相続争いの火蓋が切られることになる。
欲にまみれたアホな男たちの狭間で、京香の心は揺れ動く・・・
絡み合うそれぞれの思惑…そして、全員を巻き込んでいよいよ法廷闘争に❓❢
冤罪は晴らされるのか❣❓
遺産の行方はいかに❣❓
芸能界、仏教界、法曹界、サービス業界を舞台に
歌あり、ダンスあり、ミステリーありの大爆笑エンターテインメント作品❣
ラストまで目が離せないミステリアス大爆笑東京喜劇❣
というものです。

今回の劇は落語家関係者が多いですね。
まず、藤原紀香さんは、高校で落研にいましたし、三宅さん、リーダー(渡辺正行)は明治大学の落研ですし、ラサール石井さんや小倉さんもいろんな落語会をやっています。
加えて昇太さんは新作を得意とする落語家というか笑点の迷司会者であります。
落語の笑いというのは、いろんなものがそぎ落とされていいものだけを残した無理のない笑いですから、そういう笑いとこの一座の笑いが共通しているのかもしれません。
感想ですか、面白かったですよ。
上映時間の2時間40分はあっという間に過ぎ去りました。
しか〜し、脚本家の吉高寿男さんですが、芸能界、仏教界、法曹界、サービス業界という多方面を描いたものですから、広範囲すぎて消化不足ですね。
結果、ドリルダウンに深浅がありすぎて、雑駁な感じになってしまいました。
ストーリーテーラーとしては今ひとつでしょうか。
さら〜に、演出の三宅裕司さんは、楽屋落ちを多発しすぎです。
具体的には、小倉久寛さんの低身長、春風亭昇太の滑舌の悪さ、SETメンバーの若ハゲ、藤原紀香さんのスケバン等あまりにもいじりすぎです。
特に、低身長とか若ハゲとかで、笑いをとるのは、落語でいうバレネタ(下ネタ)と同じで、やはり工夫がないというか、安直すぎますよね。
もう少し、何気ない日常会話で笑いを取ってもらいたいものでした。
全体を通してはかなり面白かったので、あえて画竜点睛を欠くという意味で辛口で述べさせてもらいました。

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藤原紀香

SET
最後に、ナマ藤原紀香さんは綺麗でしたよ・・・


こりゃ強いわ!



20時半に公演がはねたのですが、この時間でしかも演舞場からの近隣では多分このお店しかないでしょう。
私は普段使いのお店として来ています。
今日のお店は「東方一角」銀座さんです。

住所: 東京都中央区銀座5-15-18 銀座東新ビル1F
電話:050-5589-5036
定休日:年中無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です

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メニューです。

今日のオーダー
私は「茄子と豚肉細切辛み炒めかけご飯」@800円。
奥様は「海鮮中華丼」@800円。
二人でシェアした「焼き餃子」@449円。
です。
このお店は中国人が経営しています。
個人的には、中国人は電気代に細かいと思います。
多分、お国柄でしょう。
入店していた頃には、それなりの人がいたので店内の明かりは煌煌と輝いていました。
それが櫛の歯が欠けるように、二人抜け、四人抜けと客が退店しますと、客のいないところの明かりを消していきます。那辺は日本人には理解しがたいところであります。

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待つこと8分で奥様の「海鮮中華丼」の到着です。
餡がどんよりとか輝いています。
味ですか、具、トロミともどもそこそこの味ですが、すこし塩味がたりないですね。
でもそれなりにご機嫌ですよ。

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待つこと11分で「茄子と豚肉細切辛み炒めかけご飯」の到着です。
見た目、メニューと盛り付けが違うぞ!であります。
これは、うまく纏めたなという一品です。
美味からず不味からずです。
無難な味です。

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待つこと13分で「焼き餃子」の到着です。
焼き加減はまずまずです。
餡がインパクトないすが美味しく食べられます。
どうでしょう、銀座においては「コスパ良し」といえると思います。
やはり特別な日ではなく普段使いでのご利用をお勧めします。

それでは(^_-)

銀座 俺の揚子江

今日は「軽演劇鑑賞の巻」です。
久々に軽演劇を観に奥様と新橋演舞場へ行って参りました。
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今回観に行ったのは、熱海五郎一座の新作「ヒミツの仲居と曲者たち」でした。
熱海五郎一座とは、伊東四朗さんを座長とする2004年旗揚げの「伊東四朗一座」をもとに、伊東さんがどうしても参加できない場合に、三宅裕司さんが座長として公演する際の劇団名です。
判じ物みたいですが、劇団名は、伊豆の伊東の隣にあるので熱海、四朗に対するリスペクトで五郎という二つをつなぎ合せて熱海五郎一座となったようです。
あらすじは、神奈川県内のリゾート地にある老舗高級旅館「ふじみ楼」が舞台です。
閑散としたその宿に住み込み希望の女性(松下由樹さん)がやってきて、仲居として働き始めます。
懸命な働きぶりですこぶる評判は良いでのすが彼女の素性は謎だらけです。
一方、その旅館の隣には神奈川県知事の息がかかったリゾートホテルが建っています。
ある日、そのホテルの不祥事が週刊誌にすっぱ抜かれてしまい奇想天外な展開になっていき最後は意外な結末に・・・

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特に今回は、シリアスからコメディまでこなす演技派女優・松下由樹さんと、ピーターパンとして舞台に舞い降りて今やミュージカル界のスター・鈴本玲奈さんが加わったものですから、壮観極大捧腹絶倒波乱万丈的ハリウッドスーパーグレートエンターテインメント大爆笑喜劇となったのです。息が切れた・・・
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特に愛人を連れて温泉に泊まる知事(ラサール石井さん)が偶然にも前東京都知事のふるまいにかぶっており、随所に、非常に政治的な機微に関わることでありますし、相手方の プライバシーもありますから、これはお答えを差し控えさせていただきたいと思います、等の知事答弁ネタを連発させて笑いを取っていました。
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これはアンコールの時に演出担当の三宅裕司さんが、このような僥倖は生まれて初めてです。毎日、前知事がネタを提供していただくので、台本を書き換える苦労はあったものの、こんなに知事ネタで受けた事はありませんでした、と正直にウレシイ悲鳴を披露していました。
できれば千秋楽が終わった後に辞任してほしかった、と笑いながら結んでいました。
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さらに笑点の新司会者となった春風亭昇太さんは、局側の強い要請で、新司会者の発表当日の生放送まで、三か月間の箝口令がひかれていた裏話をしていて、プロデューサーから、いいですか、家族といえども話してはいけませんよ、と言われ、俺一人暮らしなの知っていて言ってんだから、独り言もしちゃいけないのかい、と言って笑いを取っていました。
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さら〜にさらに、共演者のリーダーこと渡辺正行さんからは、昇太ちゃん、俺、口固いので有名なんだ。
絶対に言わないから、新司会者教えて、教えて、と言われ続けたそうです。
自分で口固いという人に「秘密を漏らさない人」がいるワケもなく無視し続けていたのですが、この口固い人は、ひつこい人でもあったようです。
それこそトイレでふんばっている時でもトイレの外から、絶対にいわないから教えて、という執拗な質問攻めに根を上げ、とうとう、ここまでで勘弁してください、と前フリをしてから次のようにリークしたのでした。
新司会者は・・・、実は笑点メンバーの中から決めるようですよ、と言いましたら、そうか、昇太ちゃん以外の人か。わかった、わかった。絶対他人にはいわないよ。約束する、と言ったので、家族には、言うつもりだな、と思ったのと同時に軽い殺意が湧き上がってきた、と言っていました。
まぁ役者がそろっていましたね。脇を固めていたスーパー・エキセントリックシアターの演技は安定感あり、構成も良く、お蔭様で半年間溜まっていた「笑いの在庫」を全部放出しました。
心の底から笑うという事は良いことですね。




ということで今日は奥様とザギンで夕食です。
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今日のお店は「俺の揚子江」さんです。

住所: 東京都中央区銀座4-10-10
電話:03-6264-3390
定休日:不定休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。
このお店は現役音大生のピアノ生演奏が楽しめます。
案内された席がなぜかカップル席だったので妙に緊張しました。

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メニューです。

まずは「お疲れさま乾杯」です。
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私は「生姜ジンジャーエール(@480)」で奥様は「ジンジャーエール(@380)」を頼みました。
これは意外にキレ味がよかったですね。
まずは喉の渇きを癒しました。

そして手始めは「空芯菜の炒め(@680)」です。
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実はこのような炒めたソースが多い「空芯菜の炒め」は好みではありません。
シャキシャキ感がないのでいきおいソースの味が全体を支配してしまいます。
味が良いだけに残念です。

そして「牛肉のブラックペッパー炒め(@980)」です。
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うん、これは安定感ありますね。
牛肉美味し、ソース美味しです。
ブラックペッパーが味を引き締めています。
これは高評価です。

締めは「エビマヨ10尾(@980)」です。
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あれ、今日の油場さんどうしたのでしょう。
揚げが良くないですね。
普段はもっとカラッと揚っていますのに。
これはこのカラッがなければ味は半減です。
で〜もこのお店「初見参」の奥様は舌鼓を打っていましたので、私の不満はこのエビマヨと一緒に飲みこんでしまいました。

このお店はよく接待メシで使っていますので私の好きな銀座のお店の一つです。
今日はディナーショーの時間に合わせてきたので奥様もご機嫌だったようです。
たまにくるならこんなお店です。
そうそういい忘れていました。
このお店のレギュラーポーション(盛り付け)は多いのであまり一気に頼まない方が宜しいですよ・・・

それでは(^_-)
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