今日は「経営者の力量」の話です。
富山、福井の両県で相次いで発覚した焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」での集団食中毒事件では、これまでにチェーン店が非生食用の牛肉を、生で食べるユッケにして客に提供していたことが分かっている。しかし、国内では現在、国の衛生基準を通った生食用の牛肉は流通していない。厚生労働省は「店が自らの責任で生肉を出している状態」としており、基準は形骸化している。
厚労省によると、食肉用の牛の5〜10%は、腸内に「O157」や「O111」などの腸管出血性大腸菌が潜んでいる。厚労省は生食牛レバーによる食中毒の多発などを受けて平成10年、「生食用食肉の衛生基準」を全国に通知。生食用の食肉は、糞便(ふんべん)系大腸菌群とサルモネラ属菌が検出されてはいけないなどの条件や、専門設備での解体、細かい消毒法などを定め、基準に適合した食肉処理場は承認登録している。
現在全国で基準適合の登録食肉処理場は13カ所。しかし平成21年以降、いずれの施設も出荷実績は馬レバーか馬肉のみで、牛肉は出荷されていない。
厚労省は「現在、店で出されている牛の生肉は、厚労省の衛生基準に適合しているものはなく、非生食用を店の判断で提供している」と説明。一方で「基準に罰則規定はない。指導は可能だが販売停止にはできない」という。
では、店はどうやって非生食用の肉を生で提供しているのか。
食肉関係者によると、食中毒になる腸管出血性大腸菌は肉の表面に存在するため、消毒されたナイフで表面をはぎ取る「トリミング」を行えば、菌を取り除くことが可能という。ある加工業者は「しっかり衛生管理した店で丁寧にトリミングすれば、子供や高齢者以外が食中毒症状を起こすことはほとんどない」と主張する。
厚労省担当者も「消毒されたナイフでしっかりトリミングすることが食肉処理場の適合基準の一つになっている」と説明。ただし「店でどのようにトリミングしているかは分からない。国としては、加熱用の肉は加熱して食べるようにとしか言えない」とも話している。
「産経新聞 5月3日(火)21時33分配信記事」より転載
久々の逆切れ謝罪会見でした。
過去の上場企業の社長もなかにもひどい謝罪会見が多々あり、特段勘坂社長のものが特筆するものではないのですが、やはり思慮の浅い経営者として捉えた方が多かったと思います。
言い換えれば経営者の鼎の軽重が問われるのは謝罪会見につきるのです。
勘坂社長の言っている安全が担保された生食用の肉はどこでも調達することができない、よって加熱用肉を調理して食中毒をおこした自分の会社はある種のscapegoatだという論調です。
しかし厚労省担当者も言っているように“消毒されたナイフでしっかりトリミングすること”さえしっかりと守られていればこの様な不測の事態は回避できたはずです。
確かに言っていることの一部には論理性はありますが、二人の将来ある男児と一人の働き盛りの女性が(2011年5月4日)亡くなっているのですから、あくまでも自らの正当性は抑えて話すべきだったのです。
このフーズ・フォーラスの勘坂社長は苦労人です。
まだ42歳という若さで北陸3県と神奈川県に「焼肉酒家えびす」20店舗展開するという実力の持ち主。
この会社を始めるときの資金調達1,000万円も派遣労働で2年半かけて働いて作ったという伝説も残っています。
焼肉の低価格路線を推し進めながら、店内は黒を基調とした高級志向、接客は徹底した顧客目線で行うなど独特のbusiness designは評価の高い所でもあります。
これだけの能力を有している方なので、本件でツブレルことなくこれを自らの節とし不撓不屈の決意で食の安全の推進にその生涯をかけて下さい。それが亡くなった方々に対する責務です。
さて、個人的にはこれで好きなユッケ、レバー刺しは当面食べられないことが確定しました。
ある意味残念です、ハイ。
広大な土地を持つオーストラリアでは、スカイダイビングが盛んです。そこで紹介したいのがこの動画です。
「スカイダイビング」と銘打ちつつ、スタート地点が雲のはるか上、「ほぼ宇宙」と言っても過言ではない凄まじい高さからの落下となっております。
本物のスカイダイビングはれっきとしたスポーツ、ダイバーはアスリートなのだ、ということがハッキリわかると思います。
ちなみにこの動画はスカイダイビングの競技人口増、エリートアスリート養成を目的に制作された動画だそうで、参加しているダイバーも5回の世界チャンピオン経験があるFred Fugenをはじめとした猛者たち。なので、今からスカイダイビングを始めても、いきなりこのレベルのダイブができるワケではなさそうです。
それにしても景色の美しさに圧倒されてしまいますね。
今日はGWなので奥様と都内を出没しています。
なんと最近下町で発見されたpower spotの画像を奇跡的に撮影することができました。その詳細は後日Upします。
浜松町に出没です。
今日のお店は雰囲気で入店した「東京らあめんタワー」さんです。
住所: 東京都港区浜松町1-27-4
:03-3459-8139
定休日:日曜日
お店の外観です。
このお店2009年7月31日にopenしたそうですが、かなり浜松町に来ていた割には全く気がつきませんでした。
メニューです。
サービスの「こむすび」です。チャーシューが入っていてほのかな塩味です。こういうサービスはうれしいですネ。
奥様のオーダー「醤油ラーメン」@700円です。
具は、タップリのみつば、きざみネギ、柚子皮、メンマ、チャーシューです。
スープは元ダレに甘露醤油を加えているようでやさしい甘さが特徴です。
さらにスープの温度は超熱々です。
スープ表面に、多めのラードの層があり、このラードがシールの役目を担(にな)っており丼から一切湯気が立っていません。
スープの味は煮干し主体でこれに甘露醤油が合わさっていえも言われぬ美味しい味わいになっています。
麺は丸太ストレート麺です。
香ばしいジューシーチャーシューは奥様大絶賛です。
このラーメンとても美味しいですね、瞠目に値する味です。
感動しました。
私のオーダー「和えそば」@700円です。
これは前述のジューシーチャーシューを大量に使用した一品ですが、ショッパすぎます。
例えていえば、濃いオカカご飯のラーメン版です。
卓上の調味料を手変え品変え加えてみてもベースのショッパさの呪縛から解き放されることはかないませんでした。
どうしたのだろう、ラーメンはあんなに美味しかったのに、多分塩加減を少し減らせばとても美味しく生まれ変わるのだろうなと思わせるのですが、残念な一杯でした。
富山、福井の両県で相次いで発覚した焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」での集団食中毒事件では、これまでにチェーン店が非生食用の牛肉を、生で食べるユッケにして客に提供していたことが分かっている。しかし、国内では現在、国の衛生基準を通った生食用の牛肉は流通していない。厚生労働省は「店が自らの責任で生肉を出している状態」としており、基準は形骸化している。
厚労省によると、食肉用の牛の5〜10%は、腸内に「O157」や「O111」などの腸管出血性大腸菌が潜んでいる。厚労省は生食牛レバーによる食中毒の多発などを受けて平成10年、「生食用食肉の衛生基準」を全国に通知。生食用の食肉は、糞便(ふんべん)系大腸菌群とサルモネラ属菌が検出されてはいけないなどの条件や、専門設備での解体、細かい消毒法などを定め、基準に適合した食肉処理場は承認登録している。
現在全国で基準適合の登録食肉処理場は13カ所。しかし平成21年以降、いずれの施設も出荷実績は馬レバーか馬肉のみで、牛肉は出荷されていない。
厚労省は「現在、店で出されている牛の生肉は、厚労省の衛生基準に適合しているものはなく、非生食用を店の判断で提供している」と説明。一方で「基準に罰則規定はない。指導は可能だが販売停止にはできない」という。
では、店はどうやって非生食用の肉を生で提供しているのか。
食肉関係者によると、食中毒になる腸管出血性大腸菌は肉の表面に存在するため、消毒されたナイフで表面をはぎ取る「トリミング」を行えば、菌を取り除くことが可能という。ある加工業者は「しっかり衛生管理した店で丁寧にトリミングすれば、子供や高齢者以外が食中毒症状を起こすことはほとんどない」と主張する。
厚労省担当者も「消毒されたナイフでしっかりトリミングすることが食肉処理場の適合基準の一つになっている」と説明。ただし「店でどのようにトリミングしているかは分からない。国としては、加熱用の肉は加熱して食べるようにとしか言えない」とも話している。
「産経新聞 5月3日(火)21時33分配信記事」より転載
久々の逆切れ謝罪会見でした。
過去の上場企業の社長もなかにもひどい謝罪会見が多々あり、特段勘坂社長のものが特筆するものではないのですが、やはり思慮の浅い経営者として捉えた方が多かったと思います。
言い換えれば経営者の鼎の軽重が問われるのは謝罪会見につきるのです。
勘坂社長の言っている安全が担保された生食用の肉はどこでも調達することができない、よって加熱用肉を調理して食中毒をおこした自分の会社はある種のscapegoatだという論調です。
しかし厚労省担当者も言っているように“消毒されたナイフでしっかりトリミングすること”さえしっかりと守られていればこの様な不測の事態は回避できたはずです。
確かに言っていることの一部には論理性はありますが、二人の将来ある男児と一人の働き盛りの女性が(2011年5月4日)亡くなっているのですから、あくまでも自らの正当性は抑えて話すべきだったのです。
このフーズ・フォーラスの勘坂社長は苦労人です。
まだ42歳という若さで北陸3県と神奈川県に「焼肉酒家えびす」20店舗展開するという実力の持ち主。
この会社を始めるときの資金調達1,000万円も派遣労働で2年半かけて働いて作ったという伝説も残っています。
焼肉の低価格路線を推し進めながら、店内は黒を基調とした高級志向、接客は徹底した顧客目線で行うなど独特のbusiness designは評価の高い所でもあります。
これだけの能力を有している方なので、本件でツブレルことなくこれを自らの節とし不撓不屈の決意で食の安全の推進にその生涯をかけて下さい。それが亡くなった方々に対する責務です。
さて、個人的にはこれで好きなユッケ、レバー刺しは当面食べられないことが確定しました。
ある意味残念です、ハイ。
広大な土地を持つオーストラリアでは、スカイダイビングが盛んです。そこで紹介したいのがこの動画です。
「スカイダイビング」と銘打ちつつ、スタート地点が雲のはるか上、「ほぼ宇宙」と言っても過言ではない凄まじい高さからの落下となっております。
本物のスカイダイビングはれっきとしたスポーツ、ダイバーはアスリートなのだ、ということがハッキリわかると思います。
ちなみにこの動画はスカイダイビングの競技人口増、エリートアスリート養成を目的に制作された動画だそうで、参加しているダイバーも5回の世界チャンピオン経験があるFred Fugenをはじめとした猛者たち。なので、今からスカイダイビングを始めても、いきなりこのレベルのダイブができるワケではなさそうです。
それにしても景色の美しさに圧倒されてしまいますね。
今日はGWなので奥様と都内を出没しています。
なんと最近下町で発見されたpower spotの画像を奇跡的に撮影することができました。その詳細は後日Upします。
浜松町に出没です。
今日のお店は雰囲気で入店した「東京らあめんタワー」さんです。
住所: 東京都港区浜松町1-27-4
:03-3459-8139
定休日:日曜日
お店の外観です。
このお店2009年7月31日にopenしたそうですが、かなり浜松町に来ていた割には全く気がつきませんでした。
メニューです。
サービスの「こむすび」です。チャーシューが入っていてほのかな塩味です。こういうサービスはうれしいですネ。
奥様のオーダー「醤油ラーメン」@700円です。
具は、タップリのみつば、きざみネギ、柚子皮、メンマ、チャーシューです。
スープは元ダレに甘露醤油を加えているようでやさしい甘さが特徴です。
さらにスープの温度は超熱々です。
スープ表面に、多めのラードの層があり、このラードがシールの役目を担(にな)っており丼から一切湯気が立っていません。
スープの味は煮干し主体でこれに甘露醤油が合わさっていえも言われぬ美味しい味わいになっています。
麺は丸太ストレート麺です。
香ばしいジューシーチャーシューは奥様大絶賛です。
このラーメンとても美味しいですね、瞠目に値する味です。
感動しました。
私のオーダー「和えそば」@700円です。
これは前述のジューシーチャーシューを大量に使用した一品ですが、ショッパすぎます。
例えていえば、濃いオカカご飯のラーメン版です。
卓上の調味料を手変え品変え加えてみてもベースのショッパさの呪縛から解き放されることはかないませんでした。
どうしたのだろう、ラーメンはあんなに美味しかったのに、多分塩加減を少し減らせばとても美味しく生まれ変わるのだろうなと思わせるのですが、残念な一杯でした。