ああ勘違い
駐輪場の話です。
朝8時にウクレレ漫談家ピロキさんのような中年のオジが目の前の歯医者のドアを力ずくでこじ開けようとそしています。
私はその蛮行をみて、歯医者さんは9時始まりですよ、と言うと、今日、ここで研修がありますので来たのです。
初めてなので早めに来たのですが、まだですよね、と言うので、状況はわかりましたが、ドアをこじ開けようとするのはいただけまませんね、というと、そうですね、待っています、と言って私の駐輪場の前で立って待っていました。それにしても歯科医で研修って何をするのでしょうかね、と思いながらピロキさん事をよくみましたら、アロハシャツです。
研修なのにアロハシャツなのですか、最近の歯科医院はおおらかですね。
8時半になりますと、歯医者の先生がきましたので、ピロキさんに、先生がきましたよ、というと歯科医院の奥まで突き刺さりそうな大声で、お・早・う・ご・ざ・い・ま・す、と挨拶をしましたので先生はのけ反っていました。
しかしすぐに普通の姿に戻り彼には目をくれず歯科医院にはいっていきました。
その時に、駐車場のオジさんがやってきました。
ピロキさんを見とがめて、誰、あの変なの、と小声で聞くので、先生のところに研修を受けにきたそうですよ。
もう少しでドアを壊すとこでしたよ、というとオジサンは、彼の店子である歯科医院のドアを点検しにいきました。
それからしばらくして、ピロキさんから、ここの自動蕃売機を使ってもいいですか、と聞かれたので、これは私の会社の自販機ですから1缶といわず2缶でも飲んでください、とチャカしましたら、折角のご提案ですが、今日のところはコーヒー×1缶で失礼します、と丁寧に断ってきました。
この当たりで私はこの人が気味悪くなってきました。
歩き回られると又話しかけるので、構内にあったパイプ椅子を渡して駐輪場の前に座らせました。
それから15分位経ちますと、歯科医院のスタッフが出社してまいりました。
そこでスタッフさんが来ましたよ、というと、座っていたパイプ椅子を、これまた馬鹿丁寧な挨拶を添えて私に戻してから歯科医院の前に立っている駐車場のオジのところに行き二言三言話して、歯科医院の右横の通りに入っていきました。
彼がいなくなったのを確認してから、私は駐車場のオジに彼は何を聞いていたのですか、と確認すると、研修会場にはどのように入るのですか、と聞くので、ああ、警備会社の研修ね。そこの脇の道を入ってすぐにエントランスがあるからそこから入るとそのビルの3階に警備会社はあるよ、と教えてやったんだよ、というので私は歯科医院の研修ではなかったのですね、というとオジは笑いながら、最初からおかしいと思ったよ。
あんなアンポンタンな人には歯の仕事なんかできるわけないよ、と言ったのです。
それもそうだなと思いながら、今日初めて会った時に、歯医者を指さしてここで研修があります、と言ってドアをこじ開けて入ろうとしたのですよ、というと、馬鹿だね、少し上を見れば警備会社の看板がデカデカと書いてあるのにね、と言って笑っていました。
職業に貴賤はないといいますが、あんなピロキさんみたいなオジでも研修を受ければガードマンになれるのだなと妙な感心をしたのであります。
いつも何度でも -Nataliya Gudziy-
今日は豊川稲荷に白蓮と美音の千本幟を奥様と奉納にきました。
当然のことながらランチはこちらのお店です。
今日のお店は「虎屋茶菓」赤坂店です。
住所: 東京都港区赤坂4-9-22
電話:03-3408-2331
定休日:毎月6日(12月を除く)
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「赤坂 季節の料理」@3,850円です。
座るやいなやテーブルセットが用意されました。
待つこと27分で「赤坂 季節の料理」が到着しました。
見た目、京懐石ですね。
まずは「がんもどき クレソンの餡」を頂きました。
これは根菜のきんぴらをがんもどきに仕立て、旬のクレソンを刻み入れた餡をしいたものです。
想像を超える熱さに驚きました。
よくこんな大きさのがんもどきをムラなく揚げるものです。
カラッと揚がった根菜のがんもどきはとても美味しいです。
クレソンの餡との相性もとても良いです。
キョウイチですね。
初夏の野菜椀は目で楽しめます。
これは6種類の野菜に糸寒天を添えた涼やかなお椀です。
トマトが甘くて高評価です。
アスパラも同じく甘くて楽しめました。
自家製胡麻豆腐は見た目の10倍は美味しいです。
これは丁寧に炒った胡麻を葛で練り上げた胡麻豆腐です。
さすが豆腐王国京都のお店ですね。
胡麻豆腐がこんなにも味わいが深いものだとは想像だにありませんでした。
さてお楽しみの季節の生菓子です。
私は6月15日迄限定の「葛焼」です。
前回お邪魔した時には売切れでした。
食べるのが楽しみです。
さて前置きは別にして実食です。
表面の皮のコリコリが良い食感です。
中の粒餡はしっとりしています。
甘さは過不足なく噛みしだくと豆の香りもたってきます。
さすが「虎屋」さんですね。
美味しいです。
奥様は「竹の緑」です。
黄餡を羊羹製で包み燻製の葉をのせ生き生きとした青竹を表現しています。
食べるのがもったいない気持ちになります。
これは黄餡が秀逸です。
カスタード似ていますがカスタードの味を遥かに凌駕しています。
さすが「虎屋」さんですね。
これも美味しいです。
今日の目的の豊川稲荷の千本幟の奉納は待ち時間を利用して行いました。
私は、幟の名前は神社の巫女さんが書いてくれるのかと思いきや自筆でした。
筆字は何十年も書いた事がありません、というと、一生懸命に一言一句のお願いを書くことが大事なのです、と言われれば書くしかありません。
苦戦しながら書きあげました。
心身堅固の娘になってくれれば幸甚です。
額から流れ落ちる汗をぬぐっていますと虎屋さんから「用意が整いましたメール」がとどき先ほどのランチとなった次第です。
こんな日もあります・・・
駐輪場の話です。
朝8時にウクレレ漫談家ピロキさんのような中年のオジが目の前の歯医者のドアを力ずくでこじ開けようとそしています。
私はその蛮行をみて、歯医者さんは9時始まりですよ、と言うと、今日、ここで研修がありますので来たのです。
初めてなので早めに来たのですが、まだですよね、と言うので、状況はわかりましたが、ドアをこじ開けようとするのはいただけまませんね、というと、そうですね、待っています、と言って私の駐輪場の前で立って待っていました。それにしても歯科医で研修って何をするのでしょうかね、と思いながらピロキさん事をよくみましたら、アロハシャツです。
研修なのにアロハシャツなのですか、最近の歯科医院はおおらかですね。
8時半になりますと、歯医者の先生がきましたので、ピロキさんに、先生がきましたよ、というと歯科医院の奥まで突き刺さりそうな大声で、お・早・う・ご・ざ・い・ま・す、と挨拶をしましたので先生はのけ反っていました。
しかしすぐに普通の姿に戻り彼には目をくれず歯科医院にはいっていきました。
その時に、駐車場のオジさんがやってきました。
ピロキさんを見とがめて、誰、あの変なの、と小声で聞くので、先生のところに研修を受けにきたそうですよ。
もう少しでドアを壊すとこでしたよ、というとオジサンは、彼の店子である歯科医院のドアを点検しにいきました。
それからしばらくして、ピロキさんから、ここの自動蕃売機を使ってもいいですか、と聞かれたので、これは私の会社の自販機ですから1缶といわず2缶でも飲んでください、とチャカしましたら、折角のご提案ですが、今日のところはコーヒー×1缶で失礼します、と丁寧に断ってきました。
この当たりで私はこの人が気味悪くなってきました。
歩き回られると又話しかけるので、構内にあったパイプ椅子を渡して駐輪場の前に座らせました。
それから15分位経ちますと、歯科医院のスタッフが出社してまいりました。
そこでスタッフさんが来ましたよ、というと、座っていたパイプ椅子を、これまた馬鹿丁寧な挨拶を添えて私に戻してから歯科医院の前に立っている駐車場のオジのところに行き二言三言話して、歯科医院の右横の通りに入っていきました。
彼がいなくなったのを確認してから、私は駐車場のオジに彼は何を聞いていたのですか、と確認すると、研修会場にはどのように入るのですか、と聞くので、ああ、警備会社の研修ね。そこの脇の道を入ってすぐにエントランスがあるからそこから入るとそのビルの3階に警備会社はあるよ、と教えてやったんだよ、というので私は歯科医院の研修ではなかったのですね、というとオジは笑いながら、最初からおかしいと思ったよ。
あんなアンポンタンな人には歯の仕事なんかできるわけないよ、と言ったのです。
それもそうだなと思いながら、今日初めて会った時に、歯医者を指さしてここで研修があります、と言ってドアをこじ開けて入ろうとしたのですよ、というと、馬鹿だね、少し上を見れば警備会社の看板がデカデカと書いてあるのにね、と言って笑っていました。
職業に貴賤はないといいますが、あんなピロキさんみたいなオジでも研修を受ければガードマンになれるのだなと妙な感心をしたのであります。
いつも何度でも -Nataliya Gudziy-
今日は豊川稲荷に白蓮と美音の千本幟を奥様と奉納にきました。
当然のことながらランチはこちらのお店です。
今日のお店は「虎屋茶菓」赤坂店です。
住所: 東京都港区赤坂4-9-22
電話:03-3408-2331
定休日:毎月6日(12月を除く)
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
メニューです。
今日のオーダー「赤坂 季節の料理」@3,850円です。
座るやいなやテーブルセットが用意されました。
待つこと27分で「赤坂 季節の料理」が到着しました。
見た目、京懐石ですね。
まずは「がんもどき クレソンの餡」を頂きました。
これは根菜のきんぴらをがんもどきに仕立て、旬のクレソンを刻み入れた餡をしいたものです。
想像を超える熱さに驚きました。
よくこんな大きさのがんもどきをムラなく揚げるものです。
カラッと揚がった根菜のがんもどきはとても美味しいです。
クレソンの餡との相性もとても良いです。
キョウイチですね。
初夏の野菜椀は目で楽しめます。
これは6種類の野菜に糸寒天を添えた涼やかなお椀です。
トマトが甘くて高評価です。
アスパラも同じく甘くて楽しめました。
自家製胡麻豆腐は見た目の10倍は美味しいです。
これは丁寧に炒った胡麻を葛で練り上げた胡麻豆腐です。
さすが豆腐王国京都のお店ですね。
胡麻豆腐がこんなにも味わいが深いものだとは想像だにありませんでした。
さてお楽しみの季節の生菓子です。
私は6月15日迄限定の「葛焼」です。
前回お邪魔した時には売切れでした。
食べるのが楽しみです。
さて前置きは別にして実食です。
表面の皮のコリコリが良い食感です。
中の粒餡はしっとりしています。
甘さは過不足なく噛みしだくと豆の香りもたってきます。
さすが「虎屋」さんですね。
美味しいです。
奥様は「竹の緑」です。
黄餡を羊羹製で包み燻製の葉をのせ生き生きとした青竹を表現しています。
食べるのがもったいない気持ちになります。
これは黄餡が秀逸です。
カスタード似ていますがカスタードの味を遥かに凌駕しています。
さすが「虎屋」さんですね。
これも美味しいです。
今日の目的の豊川稲荷の千本幟の奉納は待ち時間を利用して行いました。
私は、幟の名前は神社の巫女さんが書いてくれるのかと思いきや自筆でした。
筆字は何十年も書いた事がありません、というと、一生懸命に一言一句のお願いを書くことが大事なのです、と言われれば書くしかありません。
苦戦しながら書きあげました。
心身堅固の娘になってくれれば幸甚です。
額から流れ落ちる汗をぬぐっていますと虎屋さんから「用意が整いましたメール」がとどき先ほどのランチとなった次第です。
こんな日もあります・・・