今日は「方言考」の話です。 
「安住伸一郎の日曜天国」を聞いていましたらラジオ沖縄で40年以上続いている人気番組「方言ニュース」を取り上げていました。
この番組は沖縄の文化、芸能、社会、政治、経済を味のある沖縄方言 には定評がある小那覇全人(おなは・ぜんじん)さん((1925年生まれ)と方言を通して沖縄の平和の心を伝える講演活動も精力的に行っている伊狩典子(いかり・ふみこ)さん(1931年生まれ)が月曜から金曜まで毎日放送しているものです。

次のURLがその番組の一部です。
音楽系データの加工技術がなくそのまま貼り付けますが、開始から23分8秒位からが方言ニュースです。お時間がありましたら聞いてください。画面の下段についているTime scaleをdragすれば簡単に聞けます。
如何ですかウチナーヤマトゥーグチ(沖縄弁)は。私は全く何を言っているのか分りません。いつも行くお寿司屋さんのお姉さんが沖縄出身だったで、たまさかiPODに録音したものが有ったので何を言っているのかを確認してもらいました。
お姉さんの解説では、最近の沖縄では沖縄弁で喋れない若者が増えているので、今の人達は沖縄弁を大事にして沖縄弁を残していかなければいけない、というようなことを言っているそうです。
当たり前なのですが、このお姉さんはこの難解な沖縄弁を完璧に聞きとれていました。これまた驚きです。さらに驚いたのは沖縄弁の文法は標準語と同じだそうで、語彙とアクセントが違うだけなのです。要は日本語なのですネ。
お姉さん曰く、沖縄でも最近核家族が増えてきて沖縄弁が話せない子供が増えてきているそうです。特に祖母、祖父がいない家庭ではその傾向が顕著のようです。沖縄県人としては寂しい限りだそうです。
私の奥様の実家、方言のきつい栃木でも最近若い人達は標準語を喋っており、栃木弁を喋っている若者は漫才のU字工事だけとか、勿論これは冗談ですが。
一昨年観光で行った高知でも土佐弁を喋れない若者が増えていると土地の古老が嘆いていました。そう言えば私の故郷、下町でも下町言葉=江戸弁を喋る人が少なくなってきており、最近では耳にするのは落語の世界だけです。
最近私のハマっている、大阪、船場はかつてこのような言い回しで喋っていたそうです。
「女かて、大阪の女(おなご)は昔から見よう見真似で、根性ある商いでけるもんだす、根性さえあったら、どんな小さなことでも目が通って才覚の利くもんや、あんたかて、お茶子頭なら、お茶子頭なりの才覚いうもんがおまっしゃろ、女同士でええ商いやりまひょな」
このような船場言葉(多分?)を話す大阪人もいなくなってきているのでしょうね。
時代の趨勢でしょうか・・・


須藤元気(Genki Sudo)「WORLD ORDER」の "2012"です。Performanceがまた進化しましたね!


今日は神田に出没です。
今日のお店は本場四川料理「神田天府」さんです。

住所: 東京都千代田区内神田2-11-1 島田ビルB1F
電話:03-6206-9008
定休日:日曜日

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お店の外観です。

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メニューです。

今日のオーダーは「牛肉の四川煮定食(ライス、スープ、ザーサイ、杏仁豆腐、ライスお代り無料)」@780円です。
神田天府
実はこのお店は時間限定(12:45〜14:30)の4点セットがお得なのですが、多忙のビジネスマンには無理でありこのお店の好餌にはありつけないのです。

閑話休題おはなしはもどりまして
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待つこと10分で着皿です。
見た目、美味しそうではないですか。それでは実食です。
四川料理の醍醐味は麻辣=マーラーと呼ばれる辛さです。麻は痺れるような花椒(ホワジャオ)と呼ばれる中国山椒の味、辣は唐辛子の辛い味のことです。
果たして四川の麻辣は再現されているのでしょうか。
辛いっ!すごいです花椒(ホワジャオ)の辛さが・・・
でも美味しい、特に牛肉が柔らかいのです。こりイケますね。
辛さが胃酸を刺激するのか、箸がすすみます。
辛さというのはそもそも調味料でなく熱量(hot)です、よって料理の美味さを倍加させる役割を担っているのです。従って料理が美味くなければ、どんなに辛くしても美味しくないのです。という意味でもここの料理は合格です。
次は時間をみつけて、4点セットにchallengeしたいものです、ハイ。

それでは(^_-)